官能小説を読んだことがないのに、官能小説が書ける13の方法











【序論2 小説家に求められる適性は何か?】

 

ただ、初めて小説を書くにあたって、次のような不安を感じている方もいるのではないでしょうか? 

 

小説を書いてみたいけど、自分には向いていないんじゃないかな……」

 

このような小説家としての適性についての不安です。

では、小説を書くためには、どんな適性が必要なのか少し考えてみましょう。小説を書くためにどんな能力が必要だと思いますか?

 

・読解力

・語彙力(ボキャブラリー)

・文法力

 

こういった力を思い浮かべたのではないでしょうか。これらの能力は、国語の授業で必要だと考えられているものです。

確かに、読解力があればストーリーの展開が思いつきそうな気もしますし、語彙力があれば適切でしゃれた表現を書けそうな気がします。文法力がなければ、読者に伝わる文章が書けないのも確かだと思います。

しかし、これらの力は、国語のテストで文章を「読み解く」ために訓練されてきました。自分で文を書く「記述問題」でさえ、文章中の言葉を組み合わせて正解を導くための「読み解く」技術でしかありません。また、学校や入試では作文や読書感想文といった課題が出されることもあります。それさえも入試の合格やコンテストの入賞のための、テクニックや「型」を指導することを目的としたものがほとんどです。おそらく国語が苦手だった方で、作文や読書感想文を課されて、ますます国語が嫌いになったという方も多いのではないでしょうか。

学校で、小説を書くためのテクニックや型を教えてもらった記憶はないはずです。そもそも学校は広く子どもたちの興味を引き出し、可能性の芽を作る土台となるべき場所なので、小説の書き方を指南する場所ではありません。だから、学校が悪いわけではありません。(本当に子どもたちの興味を引き出し、可能性の芽を作っているのかは、よくわかりませんが)

 

すみません、話がズレましたね。

私がお伝えしたかったことは、私たちはこれまでの人生で、小説を書くためのテクニックや型を教えてもらう機会がなかったということです。

言いかえると、小説執筆について学ぶ機会がなかったのですから、小説を書けるかどうかという「適性」なんて、自分でわかるわけがないのです

書いてみないとわからない。

書いてみて初めて、次の課題が見つかるのです。

 

そういった国語という教科で求められる力よりも、小説を書くために大切だと私が考える適性があります。

それは「習慣化」する力です。

小説を書き上げるというのは、時間がかかる作業です。1日で10万字の長編作品を書き上げることなどできません。

 

1日2000字しか書けなかった……」

今日は5000字も書けた!」

 

そういう積み重ねで、1つの物語をつむぎ出し、完成させることができます。

つまり、コツコツと途切れることなく書き続けること、また、そのために習慣化する工夫をすること。それらが小説を書くための唯一の「適性」ではないでしょうか。

ただ「習慣化」をそんなに難しく考える必要はありません。あなたも毎日毎週、定期的におこなっている習慣はあるはずです。

 

僕は2年間、好きなアイドルに関するブログを書き続けているんだ

私、料理を作るのが趣味なんです

俺は通勤途中にいつも電車の中で、英語のリスニングをしている

毎朝ラジオ体操に行って、みんなでおしゃべりするのを楽しみにしているの

 

そのように何かを継続している習慣がある方なら、小説を書き上げることができる適性はあるはずです

つまり、恵まれた特別な人だけが小説を書けるのではなく、大学生から、主婦・主夫、会社員、シニアの方まで誰もが、小説を書ける可能性を持っているのです

あとは、実際に小説を書いてみて、書き続ける(習慣化する)工夫をするだけです。

もちろん本書『官能小説を読んだことがないのに、官能小説が書ける13の方法』で、その習慣化の方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

また、実際に小説を書こうとしてみて、挫折してしまった人もいるかもしれません。

 

誰にでも可能性があるって言ったけど、書けなかった僕は才能がないんだ……」

 

きっと途中で行き詰ってしまった方は、落ち込んでしまったり、自信を失ったりしていることでしょう。

ただ書きあげることができなかったのは、方法を誤っていただけかもしれません。

くわしくはあとで詳述しますが、初心者にも書きやすい小説ジャンルと、初心者には書きにくい小説ジャンルというものは存在します。

初心者の方にも書きやすいジャンル、それが「官能小説」なのです。

そんなことを言うと、プロとして食っていける職業的官能小説家の先生方に怒られてしまうかもしれません。

「官能小説の世界を舐めるなよ」と。

もちろんプロ作家の先生方の表現や構成、感情の機微の描写などは、初心者にマネできるものではありません。とても美しく、そして、まさしく官能的。官能小説を読んだ人が、むらむらと興奮し、ぐっと惹きこまれてしまいます。

でも、前述の森博嗣先生の『プロとして食っていくことを度外視すれば、誰でも明日から小説家になれる(今晩、一作書けば良い)』という言葉をお借りするならば、『プロとして食っていくことを度外視すれば、誰でも明日から官能小説家になれる』と私は考えます。

もし官能小説以外のジャンルで書きたいジャンルがある場合にも、短編でもいいので一度官能小説を書きあげてみることをオススメします。

初めて小説を書く人が取り組みやすいジャンルは、「官能小説」なのです!

(森先生、そして、プロの官能小説家の先生方、生意気なことを言って、大変失礼いたしました)



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大幅に加筆修正した改訂版を9月に再リリースしてから、電子書籍『官能小説を読んだことがないのに、官能小説が書ける13の方法』はたくさんの方々に読んでいただけています。

ダウンロードしてみようか迷っている…」

いったいどんな内容なのかな…」

というかたのために、【序論2】を公開しました!

少しでも本書に興味を持ち、官能小説を書いてもらえればと思います(^^)

もちろん執筆のノウハウが書かれた本編(13章分)は無料で公開しませんので、購入してくださった皆様、安心してくださいね。

また、レビューや評価もお待ちしています。

ぜひ秋の夜長に、自分のだけの官能小説を書いてみてください!


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官能小説を読んだことがないのに、官能小説が書ける13の方法










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