(その1はこちら)
その21
「うああぁ……反り返ってるから……変な感じ……」 安田教諭のペニスを味わいながら、堺あかねは騎乗位のまま腰を動かし始めた。 「おおぉっ!」 堺の腰の動かし方がなかなか気持ちよく、安田は喘ぎ声をあげてしまった。堺は腰を前後にくねくねと往復させている。 「無料投稿動画で研究したの」 最近は無料で見られるアダルト動画がインターネット上に蔓延している。ネット環境さえ整っていれば、小中学生でも簡単に見られるのだ。安田が子どものころは、エロ本を手に入れるのに、どれだけ苦労し、どれだけ迷い、どれだけ失敗したか。 堺は、今度は腰を前後左右に回転させ始めた。 「うおおぉ……」 大人顔負けである。少し前まで付き合っていた彼女よりも、腰づかいは上手かもしれない。 「先生、感じてるでしょ。ふふふ」 堺あかねはそう言って、彼の乳首をくすぐり始めた。 「あああぁ……」 安田が快感の吐息を漏らした。その息を飲み込むがごとく、堺あかねは体を倒し、安田にキスをした。2人の体が密着し、重なり合う。堺あかねの体は柔らかかった。確かにもう立派な大人の女性の体だった。 「んんん……あはああん……」 舌を絡み合う。上になっている堺の唾液が、組み伏されている安田教諭の口の中に流れ込む。甘い味がした。安田自身、興奮し始めているのを感じていた。 「ね? 私、もう大人でしょ?」 安田の中で、何かタガが外れた気がした。 「大人をなめるなよ」 安田教諭はそう言うと、堺あかねの腰をがっしりつかみ、高速で腰を動かし始めた。 「あああっ! 何それぇぇっ!」 彼は野球部の連中と一緒に練習をこなし、筋肉は鍛え上げている。どこの筋肉をどう動かせばいいのかよくわかっている。もちろん安田自身、それをいちいち考えて動いているわけではないが。 「だめっ! だめえぇっ!」 堺あかねの発育途中の小ぶりな乳房が、ショートカットとともにぷるぷると揺れている。安田は本能的に、目の前にある小さな乳首を歯で挟んだ。 「ああああぁっ!」 歯で挟んだまま、舌の先で乳首を刺激する。そして、甘噛みをしたり、唇で挟んでみたり、指で回転を加えてみたり、キスしてみたり、愛撫に緩急をつける。 「それぇ……すごい……ですぅ……」 堺あかねは力が入らなくなったらしく、安田教諭に体重を預けた。 「おいおい、もう降参かよ。さっきまでの自信と勢いはどうした?」