[官能小説]ひとり寝の夜のお供に…

こんにちは、一ノ瀬なつみと申します。当ブログでは、オリジナルの官能小説を投稿しています。ひとり寝の夜のお供に、ぜひお楽しみください。(官能小説の内容は、すべてフィクションです。また、当ブログ内容の無断転載・引用は固くお断りします。)

官能小説『寝取られ寝台特急』

寝取られ寝台特急
一ノ瀬なつみ
2016-02-02


こんにちは、一ノ瀬なつみです。
いつも当ブログ『ひとり寝の夜のお供に...』を
お読みくださり、ありがとうございます。

先日発売した新作『寝取られ寝台特急』ですが、
告知してすぐに購入してくださった方もいらっしゃいました。
まことにありがとうございます!
(上の画像と文字をクリックすると、Amazonの購入ページに移動します)

以前にリリースした3作に比べて、
ページ数が増えた(約50000字)ので、
価格は365円に設定しました。

前3作と価格帯が異なるので、読んでもらえないかしら……
と不安に思っていましたが、
読んでいただけたこと、本当に嬉しく思っています。

そして、『寝取られ寝台特急』リリースと同時に、
前3作も購入してくださった方が増えて、とても驚いています。
重ねて感謝申し上げますm(_ _)m

現在投稿中の『快感☆弓道 season2』ですが、
慶安大学vs亜鳴大学の試合が再び始まり、
官能小説ブログでありながら、普通の弓道小説になりつつあります(笑)
それなのに、官能シーンのときよりも
ブログ閲覧数が伸びているのが不思議です(笑)

快感☆弓道 season2』は全編無料公開の予定です。
まだまだ続きますので、ぜひぜひむらむらお楽しみください!


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寝取られ寝台特急
一ノ瀬なつみ
2016-02-02


こんにちは、一ノ瀬なつみです。
2月でブログ『ひとり寝の夜のお供に...』開設2周年となります。
それを(勝手に)記念して、新作官能小説『寝取られ寝台特急』を発売しました!

Kindle版365円で販売中です。
(上の画像とタイトルをクリックすると、アマゾンのページに移動します)

Amazonでの内容紹介は下記の通りです。

 寝台特急「ねとられ」が、闇夜の中を走りだす。
 学部一の美女が、彼氏の知らないところで、獣のような教授に調教され……。
 一方彼氏は、欲情した女車掌に体をおしつけられ……。
 息子が寝ている横で、男たちに犯され、女の悦びに目覚める人妻……。
 初老の紳士が「私の妻を抱いてください」と、若い男に依頼を持ちかけて……。
 寝台特急を舞台にくりひろげられる、寝取られオムニバス!

ホームページの方では「『絶頂ハイスクール2(仮題)』執筆中!」と
書いていましたが、まったく別の物ができあがりました(笑)

今回のテーマは「寝取られ」。
彼氏がいるのに……、彼女がいるのに……、
夫がいるのに……、妻がいるのに……、
登場人物たちがだんだんと快楽の深みにハマッいきます。

お手元に置いて、読んでいただければ幸いです。

また、ブログで公開中の作品も電子書籍化する予定です。
ぜひぜひむらむらご期待ください。

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寝取られ寝台特急
一ノ瀬なつみ
2016-02-02



 D駅に到着するという車内アナウンスで宮本篤志は目が覚めた。昨夜は、女車掌を思い出して、なかなか寝付けなかった。

変だな、と篤志は思った。準備が早い母のことである。車内アナウンスが流れる前に、「そろそろ終点につくわよ」とか「荷造りをそろそろしておきなさい」とか「今のうちにトイレに行っておかなくていいの?」とか、起こしにきそうなものだった。しかし、今日は列車が速度を落とし始めても、母の恵子は篤志に何も言ってこない。

もしかしたらまだ寝ているのかもしれない。それならば自分が母を起こさなければ。

篤志はあくびをしながら、寝台からおり、コンパートメントを出た。恵子の寝台は壁を挟んですぐ隣である。

「母さ……」

声をかけようとして、思わず声を飲み込んだ。見たことがないいがぐり頭の大きな男と、恵子が立って話していたのだ。上目遣いで、少し首を傾げて話している。自分の前でも、父の前でも見せたことのない母の表情だった。

恵子が、篤志の存在に気づいた。阪本と番号を交換したばかりの携帯電話を背中に隠した。しかし、慌てるわけではなく表情はいつもより穏やかだった。

「篤志、準備はできた?」

いつも通りの母にも見えるが、いつもよりもどこか美しい。篤志はそう感じた。そんな恵子に見とれながら、篤志はこくりとうなずいた。

「では」

宮本恵子は阪本一樹ににっこりと笑みを残して、息子を連れて列車から降りていった。

 

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寝取られ寝台特急
一ノ瀬なつみ
2016-02-02



 宮本恵子は土田康太にまたがっていた。

「あああぁ……」

もうすでに阪本一樹に何度もイカされ、頭は朦朧としている。ぼんやりとしながらも、土田の巨根に貫かれる快感を一生懸命に貪っていた。正常位のとき以上に、子宮が突き上げられているのを実感する。

恵子が見下ろすと、目の前にはアメフトで鍛え上げた美しい黒い肉体がある。きれいに割れたシックスパックを目にするだけで、恵子の股間がじわっと濡れる。

土田は肛門括約筋に力を入れた。肛門がしまるのと連動して、ペニスにぐっと力が伝わり、大きく反り返った。

「あんんん……」

膣の中で、ペニスが反り返ったことがわかる。ペットボトルほどのサイズである。根元は少し反り返っただけであっても、亀頭の方は大きく振れることになる。

「はあああん……あああぁ……」

腹で呼吸をすると、へその奥あたりに大きくて熱いものの存在を感じる。土田は横になって、彼女の様子をじっくりと観察しているだけだ。恵子はただただ1人で、喘ぎ、悦び、悶えていた。

「夫のと比べてどう?」

「……全然……ちがうぅ……」

恵子は喘ぎ喘ぎ答えた。

「どう違う?」

「……すっごく……大きいぃ……」

自分の言葉に恵子は身震いした。形のいいDカップがぷるりと揺れる。

「どっちの方が好き?」

「……こっち……」

「どっちの方が気持ちいい?」

「……こっち……」

こんなにも自分が淫らになれるとは思ってもみなかった。言葉で攻められて、悦んでいる自分がいる。

「ケイコさん、自分で腰を動かしてみて」

「……うん……」

狭い寝台である。上下に腰を動かすと、頭を上の寝台にぶつけてしまう。恵子は腰を前後に動かした。

「あはあああぁ……んはああぁ……」

前後に動かしても、巨根の破壊力は凄まじい。膣を押し広げ、子宮を押し上げる。さらに、腰を前後に振ることで、クリトリスを土田の股間に擦りつける快感を覚えた。恵子の口の端からよだれが滴る。

「……ちから……入んないぃ……」

腰の動きがすぐに止まる。体が前に傾き、土田の顔の両横に、恵子は両手をついた。

「さあ、もう一度、腰を動かしてごらん」

「……うん……」

両腕で上体を支えながら、恵子は再び腰を振り始めた。支点ができたぶん、さっきよりもいくぶん腰が振りやすい。

 ぐちょぐちょぐちょ。

 小気味いい愛液の音が、寝台を満たす。目を細めて、巨大なペニスを味わっていると、突然乳首から心地よい快感が全身に広がった。

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寝取られ寝台特急
一ノ瀬なつみ
2016-02-02



 松岡正和はビールを飲み干し、カウンターに置いた。彼は食堂車である5号車にいた。彼の他には、数名の客とバーテンダー風のコスチュームを着たスタッフが1名いるのみであった。

「やれやれ」

松岡は自分の股間を見下ろした。自分のペニスは標準サイズである。セックスの際には、きちんと勃起し、これまで寝た女たちをそれなりに満足させてきた。しかし、阪本一樹と土田康太の巨根コンビには、劣等感を覚えずにはいられなかった。彼ら2人は、いかに自分の巨根で女が乱れ悦ぶかを自慢げに語った。今日も同じコンパートメントの女性に声をかけようという話になったが、松岡は断った。今回の旅行ではナンパに失敗し、不満と性欲が溜まっていたのだが、もし4Pになったところでペニスサイズのコンプレックスにさいなまれるのはイヤだった。

今頃、阪本と土田は、あの着替え中だった女性と何をしているのだろうか。酒を飲んでわいわいやっているか、それともあっさりと断られたか、それとも……。

松岡がビールのおかわりを注文しようと顔を上げたちょうどそのとき、誰かが彼の前にビールのグラスをそっと置いた。

「おかわりをどうぞ」

松岡が振り向くと、白髪の60歳前後の男性が立っていた。上品なジャケットとスラックスのスタイルである。その隣には、30前後、松岡たちと同じくらいの年齢の女性が立っていた。男性の娘だろうか。

「あ、ありがとうございます」

「隣、よろしいですか」

「ええ、どうぞ」

松岡が隣の席をすすめる。男性と、その娘らしい女性はカウンターに並んで腰かけた。

「ご旅行ですか?」

「ええ、友達との旅行の帰りです」

「それなのに、おひとりで飲んでおられる」

「ははは。彼ら2人だけで盛り上がっちゃってね」

松岡正和は笑いながら、新しいビールをごくりと喉に流した。松岡のそんな様子を、男はじっと見つめていた。

「ちょうどいい。あなたにお願いがある」

「お願い?」

松岡は目を細めて、男を見返した。男は松岡に少し顔を近づけて、声をひそめて言う。

「横にいるのは私の妻です」

「え?」

娘ではなかったのか。ショートボブの女はぺこりと頭を下げた。夫婦だと言われても、にわかには信じがたい。彼女は美しいというよりも、どちらかと言うと可愛らしい女性であった。

そして、さらに信じがたい言葉を、男は発した。

「私の妻を抱いてくれませんか」

「……はあ?」

松岡が間抜けな声を出した。ビールを数杯飲んではいるが、シラフであっても同じように聞き返していたことだろう。

「私の妻を抱いてほしいんです」

何を言っているんだ、このおっさんは。

松岡の聞き間違いではなかったらしい。松岡はまゆをひそめた。

「ははは。突然そんなことを言われても戸惑いますよね。私はこの通り、年です。なかなか彼女を思うように満足させてあげることができません」

そう話す男の肩越しに、松岡は女の様子を眺めた。顔はうつむいており、表情はあまり読みとれない。姿勢はよく、青色のワンピース姿はほっそりして見える。松岡はごくりと唾を飲み込んだ。

「私の言っている意味がわかりますか?」

「満足させてあげられない……女性として……」

「そう。しかし、彼女はまだまだ若い。彼女を満たしてくれる男性を探していたんです。見たところ、君は筋肉質で体力もありそうだ。何かスポーツでも?」

「学生時代にアメフトをやっていました。今は夏に波乗り、冬にスノボをやるくらいですが」

松岡はそう答えながら、この依頼に対してどう返答するべきか考えていた。

「なかなかのスポーツマンですな」

「おっしゃっていることはわかりますが、奥さんはそれでいいんですか?」

「妻は君に抱かれてもいいと言っている」

女が答えるかわりに、男が答えた。

「妻はいわゆるマッチョな男が好みでね。良い体の男性に激しく犯されるのが好きなんだ」

夫に性癖を暴露された妻は頬を赤らめた。松岡正和は、彼女が恥じらいながらも快感に頬を赤らめる姿を想像した。血液がどくどくと下半身に集まり始めた。ペニスは硬く勃起し、ハーフパンツを突き上げた。

ごくり。

自分が唾を飲み込む音が、やたら大きく感じられた。男にも聞こえてしまったのではないかと思うほどに。

男はにっこりと笑い、もう一度問いかけた。

「私の妻を抱いてくれますね」

「……ええ」

松岡はかすれた声で答えた。

「では、こちらへ」

「え?」

男は席を立ち、松岡を案内する。松岡たちの寝台とは逆方向に食堂車を抜けていく。

 確か6号車は……。

 食堂車を出ると、そこにはスイートルームがあった。

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