今季全仏女子単ファイナリストストーサーダウン!サファロバもダウンした。男子はベルダスコとフェレーロ、そしてアルマジロ・・・・・じゃなかったアルマグロらスペイン勢が軒並みダウン、バクダティスも初戦敗退である。昨日のスキアボーネの敗退もそうだが、クレーコートが得意な選手たちにとっては受難が続く、ウィンブルドン二日目。それでも欧州赤土同盟軍の盟主ナダルにとっては、芝は不得手な場所ではないようだ。
2010全英男子単一回戦
ナダル 62 64 64 錦織
ワールドカップに出場しているサッカーの日本代表チームと同様に、日本の期待を一身に背負う男、錦織圭。その彼がウィンブルドンのセンターコートで現世界No1に立ち向かう。日本のテニス界から見れば大いに盛り上がるだろう、この展開。そして錦織は実際にいいテニスを展開した。ストレートで敗れはしたが、その内容は善戦であるし、見事なプレーも多数披露した。けどね・・・・・錦織が素晴らしいテニスをすればするほどに、さらに引き上がるナダルのテニス。ボールのバウンドが低く、球足が速くなるこの芝のコートで、先に錦織に振られながらも、前後左右縦横無尽にコートを走り回り、ボールに追いつき、そして信じられないようなところにボールを切り返す。そしてチャンスボールが来れば構えて終わり、一発でウィナーを決めてしまう。そしてサーブの切れがさらに鋭さを増している。錦織は第一・第二セットではブレークをさせてもらえなかった。第三セットでようやくブレークに成功した。それだけでも見事な抵抗だったといってよい。その直後にナダルはすぐにブレークバックし、そしてさらにもう1ブレーク追加して勝負を決めてしまう。「ほらほら、もっとギアを上げてこいよ、俺はその上にさらにギアを上げて上回ってやるぜ。」とナダルが考えているような、そんな余裕すら感じさせられた。昨日のフェデラー・ジョコビッチ・ダビデンコの苦戦、そして女子全仏ファイナリスト二人の敗退、これらの状況下で、ランキングNo1にして第二シード、そして全仏覇者のナダルの初戦の入り方には大いに注目が集まったことではあろうが、彼は見事に期待に応えて、不安を一掃し、そして今コートの中で自分が一番強い男であることを強烈にアピールした。錦織はその格好の引き立て役になってしまった。
日本勢は他男子で添田がラッキルーザーで出場していたが、初戦を突破できなかった。全仏でサフィーナを破る大殊勲を上げた伊達も敗れた。だが森田がグランドスラム本戦で初勝利を挙げた。そしてあにより、大きなニュースは奈良が初戦を突破したのだ。グランドスラム本戦二回目にしてウィンブルドン本戦初出場の奈良くるみ、彼女のミラクルがまた一つ現実のものとなった。あの小さな体でこの先どこまで行くのだろうか。末恐ろしい。
2010全英男子単一回戦
ナダル 62 64 64 錦織
ワールドカップに出場しているサッカーの日本代表チームと同様に、日本の期待を一身に背負う男、錦織圭。その彼がウィンブルドンのセンターコートで現世界No1に立ち向かう。日本のテニス界から見れば大いに盛り上がるだろう、この展開。そして錦織は実際にいいテニスを展開した。ストレートで敗れはしたが、その内容は善戦であるし、見事なプレーも多数披露した。けどね・・・・・錦織が素晴らしいテニスをすればするほどに、さらに引き上がるナダルのテニス。ボールのバウンドが低く、球足が速くなるこの芝のコートで、先に錦織に振られながらも、前後左右縦横無尽にコートを走り回り、ボールに追いつき、そして信じられないようなところにボールを切り返す。そしてチャンスボールが来れば構えて終わり、一発でウィナーを決めてしまう。そしてサーブの切れがさらに鋭さを増している。錦織は第一・第二セットではブレークをさせてもらえなかった。第三セットでようやくブレークに成功した。それだけでも見事な抵抗だったといってよい。その直後にナダルはすぐにブレークバックし、そしてさらにもう1ブレーク追加して勝負を決めてしまう。「ほらほら、もっとギアを上げてこいよ、俺はその上にさらにギアを上げて上回ってやるぜ。」とナダルが考えているような、そんな余裕すら感じさせられた。昨日のフェデラー・ジョコビッチ・ダビデンコの苦戦、そして女子全仏ファイナリスト二人の敗退、これらの状況下で、ランキングNo1にして第二シード、そして全仏覇者のナダルの初戦の入り方には大いに注目が集まったことではあろうが、彼は見事に期待に応えて、不安を一掃し、そして今コートの中で自分が一番強い男であることを強烈にアピールした。錦織はその格好の引き立て役になってしまった。
日本勢は他男子で添田がラッキルーザーで出場していたが、初戦を突破できなかった。全仏でサフィーナを破る大殊勲を上げた伊達も敗れた。だが森田がグランドスラム本戦で初勝利を挙げた。そしてあにより、大きなニュースは奈良が初戦を突破したのだ。グランドスラム本戦二回目にしてウィンブルドン本戦初出場の奈良くるみ、彼女のミラクルがまた一つ現実のものとなった。あの小さな体でこの先どこまで行くのだろうか。末恐ろしい。