ロディックダウン、リュビチッチダウン、コリアダウン、ヒューイット棄権、思わず「なんじゃこりゃ」と叫びたくなる。マスターズシリーズ第6戦モントリオール大会は大波乱の幕開けとなっている。第一シードナダルと第四シードアガシが順当に勝ちあがっていることがせめてもの救いか。この二人も途中でこけると一気に週末のTV中継の視聴率は下がるぞ。GAORAも気が気ではあるまい。ナダルとアガシの対戦はぜひ見てみたいところであるし、日曜日の決勝戦でそれが実現することを如空は切に願う。

ところで、カナスが風邪薬を飲んだためにドーピング検査に引っかかり、ATPから二年の出場停止処分を受けた。たかが風邪薬で二年である。どう考えてもおかしい。それも報道によれば大会スタッフから出された薬をスタッフ了解の上で服薬したということらしい。にもかかわらず、この仕打ちである。ドーピングに対して厳しく対処しよとするのが昨今の風潮であるし、その姿勢それ自体は正しいわけだが、その行過ぎた検査により風邪薬を服薬した人間に対してまで厳しい処分がでるのは、これはまた問題だろう。こんなことで選手たちのキャリアに大きな傷を残すことが正義なのか。ファンとしてはとても残念だ。ATPにしてもWTAにしてももう少し考えて欲しいと願う。