「ウィンブルドン開幕初日、センターコートの第一試合は芝の王者の指定席です・・・・・・。」NHKのウィンブルドン中継を見始めたころ、アナウンサーが第一試合をこういう言い回しで紹介していたをとてもよく覚えている。その頃の芝の王者はサンプラスのことだった。その数年後、芝の王者はフェデラーに受け継がれる。だが去年は決勝で敗退した。だから今年のウィンブルドンセンターコートの第一試合は前年度覇者のナダルの予定だった。だがナダルはドロー発表直後に欠場表明、よってフェデラーが例年通り指定席につくことになった。
2009全英男子一回戦
フェデラー 75 63 62 イェンスン
台湾のイェンスンは初見だったが、いいテニスをする。特にフォアのクロスが深くて強い。フェデラーが何度も振り切られていた。サーブも強く、ネットへの詰めも早かった。第一セットで先にブレークに成功したのはイェンスンであった。これはフェデラー苦戦するかと思われたが、イェンスンのミスやアンラッキーなポイントが重なり、フェデラーはブレークバックに成功、5-5となってさらにブレークを取り、第一セットを先取、その後は安定したテニスでイェンスンを振り切った。イェンスンはいいテニスを展開していたが、ミスやアンラッキーなポイントが大事なところで出る。そこで、それでも繰り返し攻め続けてポイントを取り返せばもっと競れたと思うのだが、意外と失点が続く場面があり、調子が悪いわけでもないのだが、フェデラーに離されてしまった。一方でフェデラーは序盤で押されながらもあせらず、淡々と自分のテニスをして初戦を突破した。後半はコートの外からバックハンドのポール回しでウィナーを取るなど鮮やかなスーパープレーも見せた。全体的にやや不安定感はあるものの、今季芝のコートは初戦であったわけで、それを鑑みると、まずまずの出来ではなかったかと思う。
曇り空の下、新しいコート編成でウィンブルドン2009は開幕した。初日、ブレークがダウン、シュニーダー・コルネ・オズニアックダウン、シュニーダーを破ったのは杉山である。杉山の鉄人ぶりはある意味クルム伊達以上にすごい。WOWOWの中継はフェデラー・S・ウィリアムズ・レザイVs森田だった。森田は一回戦突破ならなかった。全仏ではインフルエンザの影響で渡仏できなかったWOWOWスタッフ陣も今回は渡英してウィンブルドンに乗り込んでいる。現地からの中継に力も入ることだろう。今後の熱戦に期待しよう。
2009全英男子一回戦
フェデラー 75 63 62 イェンスン
台湾のイェンスンは初見だったが、いいテニスをする。特にフォアのクロスが深くて強い。フェデラーが何度も振り切られていた。サーブも強く、ネットへの詰めも早かった。第一セットで先にブレークに成功したのはイェンスンであった。これはフェデラー苦戦するかと思われたが、イェンスンのミスやアンラッキーなポイントが重なり、フェデラーはブレークバックに成功、5-5となってさらにブレークを取り、第一セットを先取、その後は安定したテニスでイェンスンを振り切った。イェンスンはいいテニスを展開していたが、ミスやアンラッキーなポイントが大事なところで出る。そこで、それでも繰り返し攻め続けてポイントを取り返せばもっと競れたと思うのだが、意外と失点が続く場面があり、調子が悪いわけでもないのだが、フェデラーに離されてしまった。一方でフェデラーは序盤で押されながらもあせらず、淡々と自分のテニスをして初戦を突破した。後半はコートの外からバックハンドのポール回しでウィナーを取るなど鮮やかなスーパープレーも見せた。全体的にやや不安定感はあるものの、今季芝のコートは初戦であったわけで、それを鑑みると、まずまずの出来ではなかったかと思う。
曇り空の下、新しいコート編成でウィンブルドン2009は開幕した。初日、ブレークがダウン、シュニーダー・コルネ・オズニアックダウン、シュニーダーを破ったのは杉山である。杉山の鉄人ぶりはある意味クルム伊達以上にすごい。WOWOWの中継はフェデラー・S・ウィリアムズ・レザイVs森田だった。森田は一回戦突破ならなかった。全仏ではインフルエンザの影響で渡仏できなかったWOWOWスタッフ陣も今回は渡英してウィンブルドンに乗り込んでいる。現地からの中継に力も入ることだろう。今後の熱戦に期待しよう。