WTAがオフシーズンに入っても、ATPの男たちのツアーはまだ終わららない。欧州室内のクライマックスが待っている。

フランスのパリでマスターズシリーズ第九戦パリ大会、BNPパリバマスターズが開催される。第一シードはフェデラー、以下ナダル、ジョコビッチ、マレー、デルポトロ、ダビデンコ、ヴェルダスコ、ツォンガ、ソダーリング、ゴンザレス、シモン、チリッチ、ステパネック、ロブレド、モンフィス、ハースとシード勢が続く。No6ロディックは不在だがそれ以外のトップランカーがそろい踏みした。豪華じゃー。トップ4シードの動向も気になるが、他のシード勢の動向も気になる。この時点でまだマスターズカップに出場するエリート8の内、確定しているのはフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー、デルポトロ、ロディックの六人、残りのイスはあと二つである。この大会直前のランキングではダビデンコとヴェルダスコがNo7、No8につけているが、大会終了後の結果は如何に。また今季限りで引退を表明しているサフィンとサントロがこの大会にエントリーしている。エリート8以外の選手はこの大会が今季ツアー最終戦となるので、自動的に彼らの引退試合はこの大会ということになる。例によってGAORAが決勝・準決勝を生中継してくれる。熱戦を期待しよう。

日本の東京・有明では全日本選手権が行われている。今年は女子の森上選手の引退試合として注目を浴びている。男子の本村選手も今季で引退するそうだ。NHKが例年通り決勝戦を中継してくれる。そこまで勝ち上がって来られるか。こちらも注目である。