▶ Information
* CO2 in TOKYO'09 7日目レポート at HOGAHOLIC
* インタビュー at 映画芸術
* インタビュー at webDICE
*『 ある光 』評 at web-conte.com
*『 最後の怪獣 』評 at web-conte.com
*『 最後の怪獣 』評 at DOOM!
『 ある光 』
『 最後の怪獣 』
▶ 某日、木村文洋監督&桑原広孝Pにちょっとした相談事。とはいえ、酒席を囲みつつ
ラフにということで、途中から吉岡睦雄さんも交えて。
吉岡さんからの容赦ないツッコミに、甲高い声でヒィヒィたじろいでいる木村君を笑って
(失礼)見ていてしまったけど、いや、木村君は愛されているなあ。
team JUDAS(チーム・ユダ)の皆さん、ありがとうございました。
マンモス勉強になりました(しかし…もろもろ大変だ!)。
そんなきむやんの開設したblog『 A Pluralistic Universe 』はこちら 。
また某日、松永大輔のさそいでお邪魔した戸田昌宏さん主催の宴席においては、ロサでは
諸事情により御挨拶に伺えずじまいだった(楽屋に次々と缶ビールが運び込まれていくの
を見て恐れをなしたのであった)斉藤陽一郎さんと、朝までマンモス語り合うことが出来
たのであった(学生時代からずっと "スクリーンの中のあのひと" なのであった)。
そもそも先日のオールナイト企画のテーマというのは、青山真治監督作品における斉藤陽
一郎さんをジャン=ピエール・レオになぞらえて、というものだったわけで、そうなると
こちらとしては、奇しくも(というか、さそってくれたわけだが)その場にいた松永大輔
と、足立智充のことについて、特に思いをはせざるを得ないのであった。
先の拙作の撮影現場では役者兼車両部として、さらにはロケ地の手配から子役のおもり、
上映にあたっての集客にいたるまで、八面六臂の活躍をしてくれた松永大輔と、先日酒席
を囲んだ折には「高橋、気をつけろ、三十過ぎたら人は(割と)死ぬぞ」と言いながら、
他人の煙草一本一本に延々爪楊枝を差し込んでいた(その直前、彼のはいていたハーパン
の柄を茶化したことへのリベンジだったのか…)足立智充とは、いつのまにやら10年来
のつき合いなのであった。
きっとお互いに胸をはれているということが一番の幸福で、そのためにこそお互い頑張ろ
うと、もう10年後に実現させるべきはきっとそういう光景だろうと、心からそう思うの
であった。
▶ ふと通りがかった杉並区役所前にて、「つくる会」教科書採択阻止 vs「愛国心」をも
う一度、のシュプレヒコール合戦。
以下はどうしようもない大雑把な雑感にすぎないけど、反体制/反権力なだけで国家解体
後の対案(この/今の日本における革命後の具体的ビジョン)の無い左にもただ単にもっ
かい国家を刷り込みなおしましょうという右にもノれない(まあ右とか左ってのも…)。
大いなる反省から「脱国家(主義)」が志向される過程で一応の物語としてすえられたの
が「富」の追求だったとして、でもその「富」が落ち込んでみたらなんでもないただのレ
ジャーランド化した国土だけが残りました、代わりになにか文化的な豊穣さみたいなもの
を一時的にとはいえ手にした「富」の恩恵から作り出せてりゃまだよかったんですけど、
次世代のためのインフラ整備というよりは豪遊することに「富」を使っちゃったんで結局
シーンもなにも残ってません、要するに空っぽになってしまいました、どうしましょう、
次は何を目指しましょう?「もともと」強靱な一神教に裏打ちされた社会ではなく、そこ
はかとない伝聞だけで奇跡的に回っていたにすぎないわたしたちにとっての、じゃあサク
セスって一体なんなんでしょうかね?
…ってのがとあるマクロな空虚さの一例としてあるとして(もちろん世界や/細部はその
ような空虚さとは無縁の輝きで溢れている)きっとあまり前例がないんだろう。そういう
意味では人類史上初/世界最先端の空虚さに向き合ってしまっていると言えるのか。
まあ、いい加減馬鹿をさらしているだけのような気がしてきたので、もうよす。
…ただ、そういうときこそ身近な細部のことをじっくり考えることが大事だ、と思う。
全体を俯瞰してみても(出来ているかどうかはともかく)引き裂かれて疲弊するだけだ。
(故に「趣味の世界」化はすすむのだけど)。
自分の手の届く範囲、自前の小さな共同体、そこからはじめるしかないのだ。
(関係ないけど)椎名嬢『ありあまる富』のアントニオー二『砂丘』的PV↓
▶ 当時リアルタイム(高校生?)で目の当たりにし、ガツーンときたまま再び観る機会
を得なかった映像を、何故かここにきて
みつけたっ!!!
アーカイヴ社会、おそるべし。どんととあともう一人誰だったっけなーと思ったら友部正
人だった。《イージー・ア・ゴーゴー》な。当時のこの手の音楽番組はホント面白かった
気がする、《モグラネグラ》とか。
しかしまああれだ、どんとももうこの世にはいないのだな…。
…いやあダメだダメだ、死んだひとのことばっかり考えてちゃ!
「死んだひとのことは忘れましょう」って、あのひとも言っていたじゃないか。
「我々はロメロをこそ目指すべきなのだ」って。
「よみがえり歩き出す死者か、(生きている)人間を描こう」って。
* CO2 in TOKYO'09 7日目レポート at HOGAHOLIC
* インタビュー at 映画芸術
* インタビュー at webDICE
*『 ある光 』評 at web-conte.com
*『 最後の怪獣 』評 at web-conte.com
*『 最後の怪獣 』評 at DOOM!
『 ある光 』
『 最後の怪獣 』
▶ 某日、木村文洋監督&桑原広孝Pにちょっとした相談事。とはいえ、酒席を囲みつつ
ラフにということで、途中から吉岡睦雄さんも交えて。
吉岡さんからの容赦ないツッコミに、甲高い声でヒィヒィたじろいでいる木村君を笑って
(失礼)見ていてしまったけど、いや、木村君は愛されているなあ。
team JUDAS(チーム・ユダ)の皆さん、ありがとうございました。
マンモス勉強になりました(しかし…もろもろ大変だ!)。
そんなきむやんの開設したblog『 A Pluralistic Universe 』はこちら 。
また某日、松永大輔のさそいでお邪魔した戸田昌宏さん主催の宴席においては、ロサでは
諸事情により御挨拶に伺えずじまいだった(楽屋に次々と缶ビールが運び込まれていくの
を見て恐れをなしたのであった)斉藤陽一郎さんと、朝までマンモス語り合うことが出来
たのであった(学生時代からずっと "スクリーンの中のあのひと" なのであった)。
そもそも先日のオールナイト企画のテーマというのは、青山真治監督作品における斉藤陽
一郎さんをジャン=ピエール・レオになぞらえて、というものだったわけで、そうなると
こちらとしては、奇しくも(というか、さそってくれたわけだが)その場にいた松永大輔
と、足立智充のことについて、特に思いをはせざるを得ないのであった。
先の拙作の撮影現場では役者兼車両部として、さらにはロケ地の手配から子役のおもり、
上映にあたっての集客にいたるまで、八面六臂の活躍をしてくれた松永大輔と、先日酒席
を囲んだ折には「高橋、気をつけろ、三十過ぎたら人は(割と)死ぬぞ」と言いながら、
他人の煙草一本一本に延々爪楊枝を差し込んでいた(その直前、彼のはいていたハーパン
の柄を茶化したことへのリベンジだったのか…)足立智充とは、いつのまにやら10年来
のつき合いなのであった。
きっとお互いに胸をはれているということが一番の幸福で、そのためにこそお互い頑張ろ
うと、もう10年後に実現させるべきはきっとそういう光景だろうと、心からそう思うの
であった。
▶ ふと通りがかった杉並区役所前にて、「つくる会」教科書採択阻止 vs「愛国心」をも
う一度、のシュプレヒコール合戦。
以下はどうしようもない大雑把な雑感にすぎないけど、反体制/反権力なだけで国家解体
後の対案(この/今の日本における革命後の具体的ビジョン)の無い左にもただ単にもっ
かい国家を刷り込みなおしましょうという右にもノれない(まあ右とか左ってのも…)。
大いなる反省から「脱国家(主義)」が志向される過程で一応の物語としてすえられたの
が「富」の追求だったとして、でもその「富」が落ち込んでみたらなんでもないただのレ
ジャーランド化した国土だけが残りました、代わりになにか文化的な豊穣さみたいなもの
を一時的にとはいえ手にした「富」の恩恵から作り出せてりゃまだよかったんですけど、
次世代のためのインフラ整備というよりは豪遊することに「富」を使っちゃったんで結局
シーンもなにも残ってません、要するに空っぽになってしまいました、どうしましょう、
次は何を目指しましょう?「もともと」強靱な一神教に裏打ちされた社会ではなく、そこ
はかとない伝聞だけで奇跡的に回っていたにすぎないわたしたちにとっての、じゃあサク
セスって一体なんなんでしょうかね?
…ってのがとあるマクロな空虚さの一例としてあるとして(もちろん世界や/細部はその
ような空虚さとは無縁の輝きで溢れている)きっとあまり前例がないんだろう。そういう
意味では人類史上初/世界最先端の空虚さに向き合ってしまっていると言えるのか。
まあ、いい加減馬鹿をさらしているだけのような気がしてきたので、もうよす。
…ただ、そういうときこそ身近な細部のことをじっくり考えることが大事だ、と思う。
全体を俯瞰してみても(出来ているかどうかはともかく)引き裂かれて疲弊するだけだ。
(故に「趣味の世界」化はすすむのだけど)。
自分の手の届く範囲、自前の小さな共同体、そこからはじめるしかないのだ。
(関係ないけど)椎名嬢『ありあまる富』のアントニオー二『砂丘』的PV↓
▶ 当時リアルタイム(高校生?)で目の当たりにし、ガツーンときたまま再び観る機会
を得なかった映像を、何故かここにきて
みつけたっ!!!
アーカイヴ社会、おそるべし。どんととあともう一人誰だったっけなーと思ったら友部正
人だった。《イージー・ア・ゴーゴー》な。当時のこの手の音楽番組はホント面白かった
気がする、《モグラネグラ》とか。
しかしまああれだ、どんとももうこの世にはいないのだな…。
…いやあダメだダメだ、死んだひとのことばっかり考えてちゃ!
「死んだひとのことは忘れましょう」って、あのひとも言っていたじゃないか。
「我々はロメロをこそ目指すべきなのだ」って。
「よみがえり歩き出す死者か、(生きている)人間を描こう」って。