レポート:テレビとネットの近未来カンファレンス
- author: jolyholy
- 2007年06月09日
第8回「テレビとネットの近未来カンファレンス」に行ってきました。
・2006年は YouTube の年だった。
・2007年は Joost の年となるか?
・前回の予想でもあったが、勝手メタデータ(ニコニコ動画)がきている。
・これは「視聴体験の共有」がいかに大事がを示すものだろう
・コンテンツ提供者→コンテンツ投稿サイト→勝手メタサービス、のフリーライダー問題がある
・とはいえ、全くの一方通行ではなく、なんらかのリターンは発生している(ライドされている方が割りに合うと思うかどうかは別だが)
・映画は創成期、写真→連続写真の流れを汲んだ、装置産業だった
・それが”映画興行”というものが成立することが分かり、興行ビジネスとなった
・そもそもお金持ちはライブで観るので、興行ビジネス当初の映画は庶民の娯楽だった(今でも金持ちの娯楽ではない)
・今、映画というか動画興行(?)は無料ビジネスモデルへ移行しつつあるのではないか(あくまで、最終ユーザーが意識した形ではお金を払わない、ということですが)
・これは、いままで有限だった広告枠が、理論上無限になったことに起因している
・どうして、動画共有するのか?
- 一つには、TVは不自由だから(放送時間に縛られる、RSSなどはない、共有できない、TVの前に拘束される、視聴率に沿った番組作りが前提、などなど)
- ビデオがなかった頃の貴重な映像があったりする
- みんながみてくれている、という数字が名誉による支払いになっているのかも(動画投稿者に対して)
・あえて言えば「ありふれた音楽を落としてくるWinny」と「貴重な映像を共有する YouTube」では構造が違う
・Joost の開発者(二人)は、KaZaA を作っている
・2000年に KaZaA を作り、2年後の2002年に売却
・2002年に PeerEnabler を作る
・2003年に Skype を作り、2年後の2005年に売却
・2006年末に Venice Project として、Joost を開始
・2007年にβ版として公開
・2008年に売却(?)するかも(?)
・Joost はTV を汚すのか?
・コントロール画面に慣れるには時間がかかる
・それは、Joostは既存のTVの範疇に収まっていないため
・TVの概念だけで操作しようとすると、最初面食らう
・Joost + PinP TV + twitter + Second Life + Browser + IM + Text Editor... 日常が多層レイヤー化する
・まさに情報シャワー
・4つ以上音が重なると個別聞き分けが難しくなり、渋谷の雑踏にいるかのような錯覚を味わえる
・とはいえ、我ながらこれはやりすぎかも(神田さん)
・ウィジェットをどんどん追加できる感覚は新しい
・一つのOS?
・Joost のチャンネルの中には丸ごと広告チャンネルもある(Red Bull チャンネル)
・Joost の転送量は 500kbps 程度で、超軽量
・TV は白黒→カラー→リモコン→HD画質と進化してきた
・コンテンツは、編成による時間重畳(?)だけだったのが、スーパーマリオ(ファミコンゲーム)により右スクロールという表現が加わった。→画面が全てではないが、観たい場所を完全にコントロールできるわけではない世界
・ドラクエが人気になり、TVは巨大な世界を垣間見るデバイスになった。→画面に映っているのは世界のごく一部であるが、自分の見たいところを見られる(一部制約はあるが)
・新聞に載っているのは、昨日の情報ですよ
・凸版と松下による、大画面タッチディスプレイ
・ローマ法王の写真を拡大すると、小さなローマ法王の写真をいくつも使ったコラージュになっていたり、動画が埋め込まれていたりする仕掛け
・カタログをモニターでみると、商品が浮かび上がってみえる→ヴァーチャルにこそ真実のある世界が登場しつつある
古株さん曰く
・AppleTV はくる!
・Joost はすげぇけど、映画見る気にはならない
・10年後もTVはお茶の間エンタメの中心ではないか
覚えているところでこんな感じでしょうか。
神田さんのモニター映像は衝撃でした。Joost + PinP TV という発想はなかったわ。

- jolyholy at 01:38
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- [ Webマーケティングコラム ] 2007年06月15日 15:10

この記事へのコメント
Joostですか。パソコンで動画を見るという習慣があまりないのでノーチェックでした。
著作権も考慮されているらしいねぇ。
それにしてもJoost の開発者(二人)はいいビジネスモデルをもっていますね。好きなことをやっては一番値打ちの高そうなところで売却して利益。これこそエンジニアの究極の投資だなぁ、と思いました。
企業の中でも、研究所がこういった仕事で回れば業績もアップするんだろうなぁ。
> 企業の中でも、研究所がこういった仕事で回れば業績もアップするんだろうなぁ。
あ〜、それはアリですね。下手に自社部門だけに閉じて考えるよりいいかもですね。そこまでの研究能力があるかどうかは棚上げしまくりですけど…
あ〜、でも研究というか、ビジネス感覚ないとキツいっすね。