選挙のせいでせっかくのW杯決勝に集中できないとか言ってはいけない。
こんな日に投票日を持ってきた日本の政治家のセンスのなさを嘆こう。
この辺も世界の壁なのであろう。欧州・南米ではあり得るのだろうか。

知らん。

さて、昨日の三決も面白かったね。
ドイツもそうだが、ウルグアイもすごかった!
それにしても世界のトップというのはプレーが正確で抜け目なく、強くて速いね。
フォルランなんかすばらしいかった。試合後のコメントも爽やかで非常に良い。
日本の目標はこのあたりなんだろうから、大いに参考になるはずだ。
今大会は守備的に過ぎた、などという評論が今頃沸き上がってきたが、まあそりゃそうなのだが、じゃなきゃ
ある程度良い結果が出たのに「あーすりゃこーすりゃもっといいもんが」というプールサイダーのご意見は拝聴するに留めたい。

だが、それにもモチロン一理あって、このまま辛勝を狙い続けていくだけでは一桁台の順位にはいけまい。況やベスト4などとは!

しかし、今回はそのステップの一つ、最初から高く飛べるやつはいないのだし、もしかしたらまた一、二歩下がることもあるかも知れないが、高みを目指して行って欲しい。今回の日本の戦いは私のサッカー観を改めて耕し直す良い機会となった。

それは他の世界最高峰の試合を毎日見られた2010南アワールドカップも同じである。

総括は機会があればまた書くが、どんな強豪も波に乗れなければ惨憺たる結末が待っているし、実績のないチームでも、準備によっては勝ち点を計算してきている相手に泡を吹かせて奈落の底に突き落とすことができるのだ。

それこそがふっとぼー、世界32強の戦い、ワールドカップなのだろう。

スペインのパスワークとここ一番での勝負強さ、得点こそ多くはないが二年前のユーロを制したチームを基本とし、乗り込んできた。スイスに不覚は取ったがその後危なげない戦いで強敵・難敵を葬り去ってきた。
予選はH組、
0-1スイス
2-0ホンジュラス
2-1チリ
決勝T
ポルトガル、パラグアイ、ドイツにそれぞれ1-0で勝利し決勝進出。
ワールドカップでの最高位は1950ブラジル大会での四位だって。あとはベスト8。期待されてもそのうち脆くも崩れるというのがこれまでのスペインの評判であった。だが08ユーロ、またここまで戦いはまさに磐石のそれであった。

一方のオランダ。
E組での予選リーグは、
2-0デンマーク
1-0日本
2-1カメルーン
S
誠に危なげなく首位通過。
スロベキア、ブラジルを2-1にて屠り、準決勝ではウルグアイと壮絶な打ち合いの末3-2で夢のファイナルへ。

1974西ドイツ大会、1978アルゼンチン大会で連続の準優勝。その後ベスト4が4回!
J・Cもレンセンブリンクもファンバステンもフリットもデニス・デルカンプも手の届かなかったワールドカップを目指す。

両チームの対戦は何とワールドカップでは初めて。ユーロ本戦でも一度もないそうだ。双方とも今大会の予選も全勝して乗り込んできた。

お互いものすごい打ち合いをして、それを好守で止めて、すぐさまカウンターという速くて流麗なサッカーを展開する。

この試合には詳細など書く必要がない。どんな書き方をしてもこの試合のすばらしさを表現など出来ないだろう。録画したからあとでまた見る。3回くらいは。

試合は延長後半に116分にイニエスタが決めた。

スペインが世界の頂点に立った。

オランダも強かった。スペインは緒戦で負け、オランダは最後に負けた。しかしその一敗の重みは天と地の差がある。

いつものように内紛を起こすこともなく、オランダが展開したサッカーは世界を魅了した。
攻撃力には定評のある同国だが、いつもかならず何かしらの問題が起きて敗退していったオランダ。
そうなると、悪いのはセードルフとダービッツとクライフェルトとなりそうだが、彼らには彼らの意見があろう。

また次のW杯まで、彼らの活躍を各国リーグやユーロでしっかりと追っていこう。

私に取って鮮明な記憶となった7回目のワールドカップ、毎日良質のサッカーに浸れた一ヶ月は至福の時であった。
次は2014、ブラジル大会。
ブログにて総評を書き連ねるのは今大会で最後であるが、また四年後を楽しみにしたい。
まだまだだと思うだろ?すぐ経つんだって!四年なんか。

ブラジル大会の開幕戦になったら思い出してみよう。
「あっ、あれからもう四年経った!」って。

今から11年前、カシージャスやシャビのいたスペインと世界一を争ったのが日本であることも付け加えておこう。いややっぱやめとこう。

あとあのタコ。ひとつも当たらなかった私としては足の一本でも頂いてあやかりたいものだ。
予想は今回で引退させてレジェンドにしてしまえ。これ以上続けると価値が落ちるだけだ。今後は全人類の科学の粋を集めて大事に育てて永久に生かして欲しい。養殖で増やすとか。世界を救うかも知れんぞ。


それではみなさんさようなら。ありがとう。



MVPはフォルラン!
3位のチームから選ばれた例は記憶にない。
最近は3連続で準優勝のチームから選ばれてきたけどね。
プレーそのものから言って彼が選ばれたことには異論がない。
いろんな意味でサッカーのすばらしさを教えてくれた。
爽やかだったしね、好感持てる選手だね。

W杯歴代MVP
1978ケンペス(優勝)
1982ロッシ(優勝)
1986マラドーナ(優勝)
1990スキラッチ(優勝)
1994ロマーリオ(優勝)
1998ロナウド(準優勝)
2002カーン(準優勝)
2006ジダン(準優勝)