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聞く力 阿川佐和子

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文藝春秋の新書「聞く力 心をひらく35のヒント」という本を読みました。

年齢不詳な可愛い雰囲気、でも思ったことははっきりと口に出すというイメージの阿川佐和子さん。そんな阿川さんの書いた「聞く力」、ミリオンで売れているそうですね。

本の中では終始「インタビューが苦手」と言っている阿川さん。でも、天真爛漫風でぽんと対談相手の懐に飛び込んでいけるキャラクターは、作ろうと思ってもなかなか作れないものだ、と感じます。対談相手の方々のいいところもストレートに伝わり、相槌の打ち方や、質問の絞り方など普段の会話の中でもためになることがたくさん詰め込まれた「聞く力」。軽いエッセーに近いものなので、さっと読めますよ。

会話がヘタ、続かないと悩んでいる人に、「聞く力」お勧めです。

at 11:19|Permalinkclip!

東野圭吾 短編小説

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今日は東野圭吾さんの短編小説集を紹介します。

集英社から1995年に「快笑小説」の単行本が出てから、1996年に「毒笑小説」、2005年に「黒笑小説」そして2012年に「歪笑小説」と次々に出版された東野さんのユーモア短編集の数々。

実は、最初に歪笑小説を手に取ってしまい、その後も出た順番に読まなかったのですが、それでもとっても楽しめました。ただ、作家シリーズ(と私が勝手に呼んでいる)だけは、順番によむべきだったかなと思います。

じーんとしたり、パロディの元のお話と比べながらニヤニヤしたり、背筋が寒くなったり、編集部の内情に納得したり、実に様々なお話がつまっています。ひとつひとつが短くて読みやすく、お勧めですよ。

at 15:42|Permalinkclip!

東野圭吾 「あの頃ボクらはアホでした」

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東野圭吾作「あの頃ボクらはアホでした」を読みました。

「手紙」では読む人の涙を大いに誘い、「探偵ガリレオ」では科学嫌いでも興味が持てるトリックを次々と繰り出す東野さん。大阪弁で「しゅっとした」と表される外見も素敵。どんな天才少年で、どんなに賢い学生だったんだろうと想像していましたが、この本を読んで、「どこにでもいる、関西の子どもや〜」とびっくり。

年代も同じくらいなので、うちの主人にエピソード(服を着たままで、首の部分を後頭部にかぶり「ジャミラ〜」とやる等)を聞かせると、「当時、ほとんどの男の子がやってたことや」と軽く流されました・・・東野さんが体育会系だったことも意外ですが、作品とのギャップにますます興味が湧いてきました。

「あの頃ボクらはアホでした」面白いですよ、ぜひ読んでみてください。

at 20:51|Permalinkclip!

東野圭吾 名探偵の掟

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東野圭吾作「名探偵の掟」というタイトルの本を読みました。

自称名探偵の天下一大二郎と、警部の私、大河原番三が、密室、アリバイトリックなどのよく知られた謎を次々と解き明かし、華麗に犯人を暴きだしてゆく〜話ではないのがこの本の面白さ。誰に向かってグチグチと独り言を言っているのかと毎回苦笑いしてしまう、天下一の愚痴がシニカルです。

本格的推理小説かと思って読み始めた人には残念ですが、推理小説を読んだことのある人なら一度は疑問に思っていたことを代わりに、それも主人公が指摘するという荒唐無稽さが面白い。最後には「え、そこに手をつけるの?」というところにまで及び・・・と、ここで止めておきます。

軽い短編集なので楽しくてお勧めです。最近まとめて東野作品を読んだので、順に紹介していきますね。



at 08:56|Permalinkclip!

三上延 ビブリア古書堂の事件手帖

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三上延さんの書く「ビブリア古書堂の事件手帖」を読みました。

以前から話題になっていたし、メディアワークス文庫だからきっとすらすら読める、読みたいなあと考えていましたが、読み始める前にテレビドラマが始まってしまいました。本の映像化では、主人公のイメージが引っ張られてしまって後悔することもあるのですが、ビブリア古書堂の事件手帖は表紙の雰囲気が素敵だったので、最後まで栞子さんは本の栞子さんのままで、ほっ。

本の中では、入院中で安楽椅子探偵のような活躍を見せる栞子さんですが、ドラマでは設定が違う。テレビ向けに動きがあるようにということなのでしょうね、これはこれで別のものとして楽しめます。本の中に出てくる古書はすべて実在するとのこと、今度はぜひこちらも読んでみたい。

ビブリア古書堂の事件手帖2と3も読みたいです。

at 18:53|Permalinkclip!

さだまさし アントキノイノチ

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さだまさし著の「アントキノイノチ」を読みました。

幻冬舎から出ている「アントキノイノチ」、映画化され、主演の岡田将生くんがいい映画になったと泣いていたのは記憶にあるのですが、ストーリーはよくわかっていませんでした。先に読んだ娘(虫が大の苦手)には「うっ!てなるところがあるから」と先に聞いていたので、主人公の永島杏平が就職するCO-OPERSの人々の働く場面には前もって心構えができました。

「さださん、すごいやん」「CO-OPERSって、佐相さんってモデルがあるんだ」という月並みな感想を抱きつつ、杏平と雪ちゃんの敵、松井にどうにかして仕返ししたい!と思う私は心が狭い?と考えながらあっという間に読み終わりました。

ぜひ映画も見てみたい「アントキノイノチ」です。

at 21:30|Permalinkclip!

「ガリレオの苦悩」 東野圭吾

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「ガリレオの苦悩」を読みました。

東野圭吾さんのガリレオシリーズ、本を読んでいても福山雅治さんが空中や道路にかりかりと数式を書く姿が浮かんできます。「ガリレオの苦悩」からはこれまで本の上では相方だった草薙刑事が、女性の内海薫刑事と交代したため、福山さんに続き柴咲コウさんまで動きだしました。

「探偵ガリレオ」や「予知夢」よりも、湯川先生が人間味を増していると感じられる「ガリレオの苦悩」、とても面白いです!特に最後の「攪乱す(みだす)」は、車を運転する立場からぞーっとしました。書き下ろしの「指標す(しめす)」は、表紙の水晶の振り子が印象的、他にもテレビドラマ化された「操縦る(あやつる)」も読み応えのある作品でした。

「ガリレオの苦悩」、面白いですよ。

at 20:07|Permalinkclip!

池上彰 わかりやすく<伝える>技術

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池上彰さんの本、講談社現代新書「わかりやすく<伝える>技術」を読みました。

これは、難しい事柄をとても分かりやすく説明することで定評のある池上さんが、「自分がテレビで分かりやすさについて心がけてきたことは決して特殊な業界の話ではない」、と説明上手になりたい人のために書いたものです。

池上さんがテレビから学んだ事柄、分かりやすい説明の方法、プレゼンテーションで留意すべきことなどを、経験を交えながら書いてあります。つかみを工夫する、いいたいことは三つにしぼるなど、これから人前で喋ることが増えてくるだろう娘にもためになる事柄がたくさんの「わかりやすく<伝える>技術」、じっくりと読んでもらいたい一冊です。

at 13:58|Permalinkclip!

北尾トロ 裁判長!ここは懲役4年でどうすか

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北尾トロ氏の書いた、文春文庫「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」という本を読みました。

この本は以前深夜放送されていた向井理主演のドラマ「傍聴マニア」の原作です。ドラマは向井君と六角さんのキャラクターが面白く、内容も興味深くて、敷居が高かった裁判の傍聴というものを少し身近にしてくれました。裁判員制度も始まり、いつまでも知らない世界のままにしておくのもどうか、と考え原作も読んでみることにしました。

感想は、女性の立場からすると、作者が好んで傍聴するジャンルに非常に抵抗を覚えました。もちろん、一般の傍聴人が皆、高尚な気持ちを持って傍聴しているとは思っていませんでいたが。

「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」、手放すことに決めた一冊です。

at 16:31|Permalinkclip!

小学館 ドラことば

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小学館の「心に響くドラえもん名言集ドラことば」という本を見つけました。ドラえもんはもっぱらアニメで見ていてコミックスはほとんど読んだことがないため、どんな名言が詰まっているのかわからないままページを開いてみました。

ドラえもんのコミックスを読み終えた後心に残った言葉を、2005年暮れに雑誌と公式サイトで募集し、集まった言葉と寄せられたエピソードが詰まった「ドラことば」。家族編、のび太編、決意編、恋と友情編、お説教と人生編などに分けられたドラことばとエピソード、声優さんたちの選ぶ言葉、作者の藤子・F・不二雄さんの控え目ながらしんの強い言葉などがぎっしり詰まっています。

中でも25巻「のび太の結婚前夜」でのしずちゃんとパパのやりとりには泣かされてしまいました。きっとお気に入りの言葉が見つかる「ドラことば」読んでみませんか?

at 20:23|Permalinkclip!