一授業に入魂!(残しちゃダメ)ちょっとやったら、すごくやった気になる(釧路の場合)

2014年10月09日

青写真の差(釧路と小樽)

学力向上に向けた青写真、設計図。塾人から見たならば、正直、疑問符がつく個所がいくつかあるものの、それはつまりは立場の違いとか目指す方向性の違いとかでしょうから、そうした部分を差し引いて考えたならば、これははっきり言ってグッド!ですね。というわけで、小樽市教育委員会による設計図、青写真です。当然ながら、市の平均点も、隠すことなくすべて公表しています。

●小樽市教育委員会
平成25年度 全国学力・学習状況調査
調査結果と指導改善のポイント
http://www.city.otaru.lg.jp/simin/kyoiku/gakko_kyoiku/kenkyusyo/tyosa_kekka.data/h25houkokusyo.pdf

例えば、学校改善プラン。我が市にも同じ名称のものがあるようですが、小樽市のそれはまったく違うもの。「目標は数値で計測できるものであること」「方策は実効性のあるものに限ること」「「誰が・いつまで・どのように実施するのかを明確にすること」と、実にまっとうなものです。我が市のそれが、実に実に情けなくなります。

無題



































携10運動なるものを取り入れているそうで、~携帯電話やインターネットは、10時まで(携10運動)とし、就寝時は、自分の部屋に持ち込ませない取組をします~とあります。さらにはこうしたものまで。携帯電話やスマートフォンを持つにあたっての親子の誓約書!すばらしいですね、家庭における生活習慣にまで一歩踏み込んで論じています。

無題
























対する我が市。議会で潤子議員の指摘を受け、今になってやっとこさ携帯電話・スマートフォンの動向調査を開始するということですから、こうした取り組みが公表されるのは早くても年明けになりそうです。嗚呼、よーどん!で一番先に飛び出したものの、どんどんどんどん、抜かれていくんだなぁ…。

さて、小樽市教委。学力向上に向け、5つの柱を置いているんですね。そして、その中に学校改善プランが組み込まれているんです。以下、5つの柱です。

 1.学力の定着状況の把握
 2.教職員の指導力の向上
 3.確かな学力をはぐくむ教育課程及び授業の改善
 4.学習習慣をはぐくむ家庭学習の充実
 5.学校と家庭が一体となった生活習慣の改善


対する我が市。学校改善プランの3つの方向性というものがあるらしく、それは以下の通りです。しかし、そもそも学校改善プランというものの位置づけからして曖昧。小樽市との差は歴然。そもそもの始まり、「学力の定着状況の把握」からして無いのですから。

 1.授業づくり
 2.環境づくり
 3.習慣づくり

こういうことです。小樽市はまず、学力向上に向け5つの柱を定め、その中に学校改善プランを置いています。有用なツールとしての位置づけなのでしょう。ところが我が市は、それが別個のものになっているんです。良し悪しは別にして(笑)、釧路市教育推進基本計画があるわけですから、そこにPDCAサイクルを組み込んで連動させるべきが、そうはなっていないんです。ぶっちゃ言うと、こう。学校に丸投げ。検証など、なし。

多分、我が市においての学校改善プランとは、全国学テの結果分析に特化した計画との位置づけなのでしょうけれど、それより上位施策である釧路市教育推進基本計画と、なぜか連動していないんですね。ここ、ものすごくおかしいって思いますね。(釧路市教育推進基本計画を制定するということになった際、そこに従来からあった学校改善プランを当然に組み込むべき。そう考える事務方が、残念ながらどなたもいらっしゃらなかったというのが実際のところでしょうか)

青写真の精度の差。設計図の精度の差。これは実に大きいですね。十中八九、我が市はまた「後発組」に抜かれることになるでしょう。小樽市教委、いい仕事をしていますね!嗚呼、羨ましい。

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jounetsu_kuukan at 11:48│Comments(2)TrackBack(0) 教育問題 | 雑感

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この記事へのコメント

2. Posted by ZAPPER   2014年10月11日 07:23
無力さん
潮陵がガクンと落ちたこと。
それが象徴的に物語っていました。
たしかに遅まきながらとの感は否めないですが、でも釧路よりも先にV字回復するだろうって思います。
ぜひ、結果を出していただきたいものです。
1. Posted by 無力   2014年10月10日 18:54
 落ちるところまで落ちましたからね。小樽の学力も。

 遅まきながら、危機感を覚えたというところでしょう。
 
 でも、親としては、あまり期待していないかな。
 

 

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