November 04, 2007

歯抜けキースこのカテゴリへの投稿は久し振り。今日の素敵“boy”は、またまたKeith Moon(キース・ムーン)です。

実は過去にも取り上げた、我らがキース君。改訂版、とまではいきませんが新情報を加えたり、ちょこちょこ直したりした彼の武勇伝をこんな爽やかな日曜日に書き綴ろうかと思います(笑)

キース・ムーン(Keith Moon)。彼の誕生日は1947年8月23日です。(正確な誕生年は1946年のようです。当時の公式プロフでは1947年とされていましたが、これは間違いで、この間違いそのままが広がっていってしまったとのだとか。)血液型は不明です。彼の場合何型でも人物分析には全くもって無効。


ではキースワールドをごゆっくりお楽しみ下さい。



注意:噂やガセネタ情報もあるかもしれません!!(きっとある、と信じたい。)


●あるパーティー会場でキースは、ビートルズのジョン(もしくはポール)に、
 リンゴが居るのにも関わらず「自分をビートルズに入れろ」と真顔で言った。

●自宅からわずか500m先のパブへ行く為にヘリを飛ばした。

●自家用車にドラムを仕込んでたたくこともあった。

●70年代後半のインタビュー映像より。突然彼は靴下を脱ぎ、それを
 インタビュアーに手渡した。その後も、どんどん服を脱いでいき、
 ブリーフ1枚になった。(映画「キッズ・アー・オール・ライト」で確認できます。)

●リムジンでホテル正面玄関のガラスを突き破り、3人轢いてしまう。
 そのままフロントに突っ込み、一言。「俺のスイートの鍵くれる?」

●ツアー先のホテルにて。部屋でガンガン音楽をかけていたら
 「騒音は止めてください」と文句言われたので、そのまま部屋で
 爆竹を破裂させる。それに驚いて駆けつけたホテルのスタッフに一言。
 「これが騒音って言うの。さっきのはwhoの音。」

●誕生日に車をプレゼントされた彼は、喜びのあまりホテルのプールに
 車ごと突っ込んだ。

●彼の家の門を開けるとすぐにプールがある。
 理由は知らないで入ってきた客が困るのを見て笑う為。

●酔っ払い、毎日奇声を発しながら、轟音と共にバイクで隣家の庭に突っ込む。
 勿論塀を越えて。

●この隣人とは、かの有名な映画スター、スティーブ・マックイーンである。
 彼は非常に迷惑していた。

●自分の家に酒が無くなると、隣のマックイーン宅に押しかけ、酒をせびる。
 有名な映画スターはノイローゼ。

●隣家の災難はまだ続く。キースは夜中にマックイーンの宅の塀をジャンプ台を
 使ってモトクロスで爆走するので、これなら飛び越えられないだろうと
 マックイーンは塀を高く作り直した。しかしキースはなぜか自分の家側の塀を
 それよりも高く作り直した。

●レッド・ツェッペリンのコンサートで、酔っぱらったキースは
 コンサートの最中に花火発射管に腰掛ける。花火発射の瞬間、お尻に火傷を負う。

●更に、「キースのお尻が邪魔をしたせいで花火が打ち上がらなかった」と、
 ツェッペリンのマネージャーが激怒。キースを袋叩きに。

●キースに将来の希望を聞くと、「ドラムを100セット壊したいな。」

●映画「トミー」でキースは変態おじさんアーニーを怪演。衣装等はほとんど私物。

●誕生日パーティーにて。キースはいつものように大暴れ。爆竹を仕掛け、
 グランドピアノを粉砕。

●その後着ているものを脱ぎ捨て全裸に。その姿のまま、彼のために作られた
 ドラム型のバースデーケーキに突っ込む。

●ケーキに突っ込んだ勢いか、はたまたクリームのせいか、
 彼は滑って転んでしまう。

●立ち上がったキースの前歯は一本欠けていた。

●追い出しを食らったキースは一言。「パーティーは楽しかったよ。」

●ちなみにこのパーティーは警官が銃声を鳴らすまで終わらなかった。

●とあるレストランに、キースがやってきた。何故かロールスロイスの
 ボンネットに乗って登場。しかもパンツ一丁。

●そのレストランにいたのは、ストーンズのミック・ジャガーとその妻。
 キースを見るや否や、夫妻は逃げ出す。

●西ドイツにて。ヒトラーのコスプレで町を練り歩いて地元民から
 顰蹙(ひんしゅく)を買う。

●オランダのユダヤ人街で、陸軍ロンメル将軍のコスプレ(ユダヤ人殺戮とは
 無関係な熱帯服)を し闊歩。住民に袋叩きにされそうになった、とか。

●隣人の子供にドラッグやらせようとしたが、断られたので喧嘩。

●ライブ中に象に使う麻酔で酒を割り、それを飲み気絶。メンバーが観客に
 「上手いドラマーいないか」と呼びかけ、観客がドラムを担当することに。


●おまけ●
キースの奇行はある事件がひとつのきっかけなのではないかと言われています。
その事件とは、とあるパブで暴行を受け、彼の運転手が自分の車の下に
逃げ込んだのですが、それに気付かずキースは車を発車させ、結果、
故意ではないにしても、その運転手を轢き殺してしまったのです。
それから彼は自暴自棄になり、奇行が目立つようになったそうです。
このことに彼は生涯悩み、そしてドラッグ過剰摂取により31歳(プロフ問題を
考えると32歳)という若さでこの世を去ります(1978年9月7日)。


以上。

(13:23)

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この記事へのコメント

1. Posted by みなぞー   November 05, 2007 19:46
もうこれはギャグ映画よりすごい!
このまま映画になりそうだものね〜

普通ならものすごく腹が立つんだけど、彼の場合はなんか悲しくなる・・・
「おまけ」は以前にもjour ferieさんが書いていたよね。
自暴自棄になったのは、ちょっとわかるような気がするな・・・

本当はいい奴だったんじゃないのかな〜
2. Posted by jour_ferie   November 05, 2007 21:58
●みなぞーさん

確かにギャグ映画よりすごいですよね(笑)公開予定のキース映画が早く観たいです。ギャグっぽい部分もあれば嬉しいのですが…(^v^*)

>彼の場合はなんか悲しくなる・・・

なんだか分かる気がします。本当は絶対に“いい奴”ですよね、キース君…。そんな彼が大好きです。そんなに早く逝かないで、もうちょっとこの世界で暴れてほしかったです。
3. Posted by ミレー   November 11, 2007 01:10
ほんと笑えます。


キースの発言で人間的な部分が垣間見れるので、ただの変なおじさんじゃないんだなと思います。大好きです。
4. Posted by jour_ferie   November 11, 2007 12:33
●ミレーさん

笑えますよね!(笑)

破壊的な笑いの中に味、というか影があって、そこもまた魅力です。

はい♪私も大好きです!

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