フルーティスト 田中桂子の音楽道

オーケストラのこと、音楽生活を綴ります。 音楽で幸せを届けたい♬

このたびカイロ歌劇場管弦楽団を退団し、ブルガリア・スタラザゴラ国立歌劇場に移籍しました。今後はブルガリア事情を書いていきたいと思います。










先日、子供たちのために「ピーターと狼」の公演がありました。
私のオーケストラでは、大抵、1回のリハーサルに1回の通し稽古(舞台、歌手との最終確認リハーサル)で本番ということが多く、今回も例外にもれず・・・。

しかも、直前まで誰が乗り番か聞かされておらず(あなたじゃない?という牽制球のようなものはあったが)、リハーサルの2日前に「桂子、吹いてね」と。



はい、はい。
ほかの楽器はともかく、フルートは難しいのですよ〜!!!
それを2日前に言うあたり、みんなわかってないのか、それともわかってていってるのか???

こういうこともあろうかと、私は事前に準備していたので、あとはオケのテンポを祈るのみ。
リハ中は良かったのですが、本番、テンポを刻むだけの弦楽器が走り、私は殺意を(笑)


そして、公演前には、舞台上で楽器紹介。
ナレーターが、それぞれの楽器奏者に質問しながら話を進めるのですが、ここでもちょっとした問題が。

当日のオケには、ブルガリア人ばかりで、外国人は、ホルンのアメリカ人と私、日本人。
ナレーターも当然、ブルガリア人。しかし!彼は英語を話すし、むしろ話したいほう。
ホルンの紹介はなんなくスムーズで、彼女の話すネイティヴ英語のかっこよさにほれぼれ。
実際、演奏も素敵なので、彼女がちょっと音を出したら、会場がシーンとなったのです。

私は英語で質問され、英語で返答するのも時間がかかる(楽器のことを紹介するのだから)、思い切って日本語でやり取りしたら?とも思ったのだが、なんとなく、馬鹿にされている感があったので(リハーサルの際、ブルガリア語でジョークを私に言っていたらしいが、当然一切わからず、嫌な空気だけわかった)、わかる範囲、ブルガリア語で返答し、会場の子供たちから笑いを取った!!
この笑い、私の日本での住んでいる街を訊かれ、「千葉」と答えると、ブルガリア語では、犬をあっちいけ、しっし、しっしとするときに使う言葉にそっくりらしく、「CHIBA〜」とみんな笑っていた。

これで、私はひとつ新しい「CHIBA」というブルガリア語を覚えられたし、同僚たちには、私がブルガリア語を使ったことを褒められ、結果オーライ。

語学はトラブルのたびに成長するって本当だなぁ。












先日、ブダペストへ行き、学生時代よりお世話になっている石本裕子先生(ピアニスト)と共演させていただきました。
桐朋時代、副科ピアノといって、専攻のフルート以外にほかの楽器の単位を取らねばならず、その時担当してくださっていたのが、石本先生でした。
私のピアノは大したことがないのですが、卒業してからも何かと気にかけてくださり、このたび、先生の住んでいるブダペストで、先生主催の会に参加させていただきました。


ブダペストは2008年に、デュオSAKURAの演奏(これも石本先生のお力添えで実現)で訪れて以来、11年ぶり。変わらず美しく、素敵な街並みにうっとりしました。


石本先生は、「女性作曲家の作品」を取り上げて演奏し、紹介する活動をされていて、今度、ナクソスよりCDを出されるそうです。
どんな作品がそのCDに入るのか、今から楽しみです。

先生と共演した作品のひとつに、Mel Bonis という作曲家がいます。
今回まで全く知らなかった作曲家で、実はフルートソナタを書いているのです。
オケに入ってから、ソロ曲をやることはほとんどないのですが、今度練習してみようかなと思っています。










3月1日は、「3月のおばあちゃん」という意味のババ・マルタの日。

赤白のマルテニッツァを交換し合うという日でした。

私とっては初めてのことでしたが、事前に話は聞いていたので、マルテニッツァを準備しておきました。
当日は演奏会があり、同僚たちとたくさん交換し合うと予測していたからです。

案の定、朝から「チェスティタ・ババ・マルタ!」と声を掛け合いながら、お互いの手首に巻きあい、(写真左のように、安全ピンでとめるタイプもあります)健康と幸せを願ってお祝いします。
有難いことにたくさん交換したので、本番は黒の衣装に赤白のマルテニッツァがいっぱい(笑)


そして3月3日。日本では「雛祭り」ですが、ここブルガリアでは「解放記念日」
141年前にロシア帝国とオスマン帝国の間で休戦講和条約が結ばれ、オスマン帝国の支配からブルガリアが解放された日。ブルガリア人にとって大切な日。

大家のマリアさんから、3日が解放記念日であること、141年前にロシアとオスマンの間で休戦され、ブルガリアが解放されたと教えられました。
ちなみに、マリアさんは元大学の歴史教師。私にすべてブルガリア語で、時折涙を浮かべながら、延々と説明してくれました。
しかし!私がわかったのは、上記のことのみ。マリアさんに申し訳ない・・・。

あとでパソコンで調べたところ、重要な部分は理解していたことに安堵(笑)


エジプト時代もそうでしたが、ここブルガリアでも、本当に人に恵まれているなぁと感じる1日でした。

昨日、室内楽の演奏会がありました。
久しぶりに、Lotを使っての本番、うまく響いてくれるかな?と心配だったのですが、おかげさまで無事に終わりました。このところ、本番続きで体が疲れていたのが、思わぬ効果を発揮したみたいです(笑)

チェロ、ヴァイオリンとのトリオも楽しめました。彼らのボーイングさばき、歌い方、うらやましずぎることがたくさんありますが、私なりに真似して学びました。
ピアニストもフレーズの持っていきかたがうまい!勘もよいから、すぐに反応してる!
みんな、才能ありありの同僚たちで、幸せなひとときを過ごさせてもらいました。

そして翌日の今日は、朝からリハサール。
「アルジェのイタリア女」、ロッシーニのオペラです。
このオペラの序曲は、小学生のころ演奏したことがあります。
そう、海神小学校管弦楽クラブ。
ここが、私のフルート人生の始まりです。
序曲が始まると不思議なことに、数を数えなくても音楽が頭に入っています。
普段の私なら、数を数えないなんてありえないし、わかってても数えるくらい慎重なのですが、今日は全く数えませんでした。
冒頭の弦楽器のピチカート。コンクール会場で私たちが演奏を始めると、ざわついていた会場が、ピチカートの音を聴くためにどんどん静寂に包まれていったのを覚えています。

オーボエのソロ、あれはS君が吹いていたな。S君、どうしてるんだろう???

アレグロの頭、木管みんなで合わせて吹けるように練習したな、などなど思い出がよみがえっていました。


あれからどれだけの月日が経ったのでしょうか?
こうしてプロオケで演奏する日が来るなんて!

嬉しい気持ちになれた1日でした。

先日、2月14日のヴァレンタインの日に、Turandotの公演がありました。

ブルガリア人はプッチーニが好きなようで、オーケストラの同僚も楽しそうだったし、お客様も満員御礼でした。
オペラハウスのホワイエには、このような飾りつけがされていました。









午前中、オペラハウスに用事があり、誰もいなかったので自撮り(笑)

有難いことにずっと乗り番なので、家事がついおろそかになり、玉ねぎにカビが生えていました!!!
たしか、玉ねぎって日持ちするはずなのに・・・。
ということで、大して入っていない冷蔵庫を整理すべく、今日は豪華にカレーです。

このところ、私の住んでいる街はお天気がよく、日中は気持ちの良い日差しで皆、外に繰り出しています。

日本では雪が降るほど寒いようですが、こちらは今日もすこぶる天気がよく、友人からお出かけのお誘いがありました。皆、お日様をみると出かけたくなるようです。私も例外にもれず、友人の誘いに乗りたかったのですが、個人的なリハーサルがあり、断ることに・・・(涙)
ちょっとした遠出だったので、ぜひ連れて行ってもらいたかった・・・。

仕方がないので、ブルガリアの母「マリアさん」と作った、バニッツァとギュベチを投稿します。









バニッツァは、中に白チーズ(塩気有)が入ったパン。ブルガリアでは朝食によく食べられています。
先日作ったのとはまた違うやり方で、薄いパイ生地を使って、ヨーグルト、卵、ベーキングソーダを混ぜ合わせて(あとは忘れてしまった)・・・と全部、教えながらマリアさんが作るので、失敗はなし(笑)


ギュベチは、以前、友人の家で食べてすごく美味しかったと伝えておいたところ、マリアさんの母としての対抗意識がやる気となって作ることに。
オーブンで焼くお肉と野菜のシチューのようなもので、10種類近くの野菜が入るため、栄養面からも問題なし!
見ての通り、私一人で到底食べられる量ではないので、友人を呼ぶことに(笑)
それでも余るくらいなので、数日はこのメニューで過ごすことになります。


料理の腕は一向に上がっていませんが、ブルガリアの伝統家庭料理は、着々と私の血となり肉となっています。

1月中旬よりバタバタと働き、あっという間に2月に突入です。

1月は室内楽でオペラ以外の場所で演奏する機会がありました。
その場所での演奏は初めての試みだったようで、公演翌日から、オペラ関係者たちにお褒めのお言葉を頂戴しました。2月からも定期的にその場所で演奏会が行われるようです。
良かった〜。初回の大役、ちゃんと果たせたようです。










この緑のリボンシャツは、母が私の幼稚園の卒園、もしくは小学校入学の時に着たものらしいです。
まだ役に立ってます!



さて、2月の公演はというと、すでに昨日終了した、シンフォニー演奏会以外に、プリミエが2つ。
*Die Herzogin von Chicago
*The classmate marries(これはブルガリア語を英語に翻訳したので、正しいか不明)

みんな大好き*プッチーニ「Turandot 」

*ロックバンドとのコラボ公演(再演)

そして、個人的にまた室内楽。今度は図書館のホールです。

演奏の機会がたくさんあるのは、本当にありがたく、それが仕事になっているというのも、これまた幸せなことです。









お正月休み中にマリアさんから幾度となく御呼ばれし、朝ごはん、夕飯を食べました(笑)
その中のひとつ、朝ごはんに食べるという「メキツァ」と呼ばれるものです。
揚げパンのようなもので、中は空洞。できたてをシレネ(白いチーズ・塩気有)と一緒に食べます。
朝から、マリアさんは私のために3つも揚げてくれ、私は食べながら次の料理を習いました。




「バニチュキ」





近くの大型スーパーで安売りをしていた生地を、マリアさん指示で事前に買いに行っていたので、その生地とシレネを使ってオーブンで焼くだけ。いたってシンプルな朝ごはんです。
なんでも出来立ては美味しいですね(笑)



エジプトの友人から、「なぜエジプトにいるときはやらなかったことをしているの?エジプトに戻ってきて〜」と連絡がありました。
エジプト料理も大変おいしく、私は好きだったのですが、エジプトの母はいなかったのです。
今、ここブルガリアでは、たまにうっとおしく感じることもあるけれど、ブルガリアの母、マリアさんがいます。
朝ごはんのために我が家の玄関を朝早くからノックしに来ます。
もう夕飯を作り終えたと言っているのに、食べに来なさいと私のパスタをのびのびにしてしまうマリアさんです。

今度は何を教えてもらおうかな?









1月6日の朝、外を見ると雪景色!!!

初雪です。

確かに前日の5日は寒かったですが、それだけが雪の原因ではない気がしています。



ジャーン、これ!






マリアさん(大家さん)と作ったパウンドケーキ!

これが原因のひとつかも???(笑)


私の身近な人たちは大抵知っていますが、私は料理ができない&好きではないのです。
美味しいものを食べる専門で生きてきています。
よって、料理をする=知恵熱が出る、といった現象が起きていたのですが、さすがに最近はなくなっていました。
私がよくマリアさんからいただくケーキが(それ以外も)美味しい、美味しいと言っていたので、じゃあ教えるわ!という話になったのですが、私の食べる専門という気持ちはマリアさんに伝わらず・・・。

マリアさんは大学で歴史を教えていた先生。教えるという行為は、当たり前。
できない生徒(私)にもていねいに教えてくれます。
私は、今後、自力で作るかどうかは別として作り方のメモを取りました。
まず、材料の買い出し。スーパーに一人で買いに行きましたが、言われていた材料のひとつが見つからず1時間経過・・・。2軒のスーパーをはしごしましたが、見つからず。

結局、マリアさんの自宅で作ったので、その材料がなくても大丈夫でした。(後日、友達とスーパーに行ったらありました。探す場所を間違えていたようです・・・)

そして、まだできもしないブルガリア語だけで授業スタート!!!

「卵を割って混ぜる、砂糖を追加して混ぜる」などなどのレクチャーをメモメモしている間に、マリアさんが説明しながら全部混ぜたりして作りました(笑)

ものすご〜く頭を使ったからでしょうか、焼きあがったケーキを手に自宅へ戻り、いつものようにオペラへ行ったものの練習がはかどらない。
そんな翌朝が、雪です。
私の中では「あ〜、ケーキだな」と。

でも、お友達たちにあげたパウンドケーキは喜ばれたので、よしとします!


皆様

新年あけましておめでとうございます!

昨年はいろいろありました。
2018年早々、気が付かないうちに進行していた「貧血」が突然悪さを。しかし、不幸中の幸いで日本の病院に行き、原因と対策がわかりました。それ以来、気を付けているからか、同じ症状は出ません。

3月は、ピラミッド前でオペラ「アイーダ」を上演。一生に一度のことだろうなぁと感慨深かったです。

そして、9月からオーケストラでいうところの新シーズンをエジプトからブルガリアに移し、新たな挑戦を始めました。

おかげさまで、ここブルガリアでもなんとかやっています。
毎日を大切にと思いつつも、あっという間に年末になり、31日の年内最後の演奏会を終えて、さあ1年を静かに振り返ろうにも、街中お祭り感覚で、花火がバンバン。
結局、静かに振り返ることもできず新年になりました。

今年は、オーケストラだけでなく、室内楽の機会も予定していて楽しみです。
やっぱり音楽のことが第一になっているのですが、健康でないと楽器を吹くという行為が大変になるので、サボっていたストレッチくらいはやりたいと思います。


今年も皆様にとって充実した素晴らしい1年になりますように。
よろしくお願い致します。








ヨーロッパ(東欧)で過ごす、初めてのクリスマス。

日本やカイロではクリスマス=仕事でしたが、ここではクリスマス休暇があり、24,25日はものすご〜く静かです。
中央公園にできていたクリスマスマーケットも、夕方には店じまい。
夜8時には、人っ子一人いない、まるで深夜の装い。









素敵なクリスマスをお過ごしください。







先日、スリヴェンという街に公演に行きました。



何で潤っているのかわからないけど、イルミネーションの多さや、ホール内の飾りつけが素敵な街でした。

スタラザゴラからは、車で1時間くらい。

カイロの出張公演は、大抵泊りがけで、時間にも余裕があって観光もちゃっかりできていましたが、ここではタイトスケジュールです。
現地に着くなりすぐリハーサル、そして公演30分前しか時間がなくて、公演が終わるとその足で帰宅・・・。

来週はクリスマスコンサートが4日連続であるのですが、そのうち2日間が出張。
ありがたく働かせていただいています。


ここに来てから4か月。カイロでやってきたオペラレパートリーとはほぼかぶることなく、初体験ばかりでした。
おまけに、1リハ、1GP、そして本番というそのオペラ知らないとえらい目に遭うといったパターン。
楽譜も昔ながらの手書き〜♪ということで、目が泳ぐ泳ぐ(笑)
カイロでは1つのオペラ、もしくはバレエを4〜6日公演で同じものを上演するので、いろいろ試せたし、頭にも入りました。ここは、1発勝負。そしてすぐに違うオペラが来る・・・。

鍛えられますね。

その昔、植村先生が「初見が強いと仕事に有利」とおっしゃっていましたが、その通りだと思います。
初見が苦手な私は、生き残るために事前の準備、準備です。
ちょっとでも準備を怠ると、不安で音を出すのも怖いです。
と同時に、どんなことを準備しておけば自分の不安が軽減するのかもわかってきました。

今年もあと2週間。
良い1年だったと言えるように、毎日を大切に過ごしたいです。








12月に入り、ここスタラザゴラも寒くなりました。朝起きて氷点下なんてことも!
寒さが得意ではないので、対策に困っています。
というのも、冬が厳しいところでは、室内は暖かいというのが定説のようですが、ブルガリアは光熱費が高いので、暮らしに余裕がないと・・・。

我が家は一軒家の一角。当然寒く、暖房器具は与えられた温風ヒーター(小)。
家の中でも洋服を何枚も来ています。

さて、そんな寒さも吹き飛ぶ嬉しい出来事がありました。
それは、「誕生日!」









日本では、家族、友人たちに祝ってもらうことが普通でした。
カイロでも、オーケストラリハーサルと誕生日が重なれば、「Happy birthday」を演奏してもらいました。
在エジプト6年の間で誕生日がリハーサルになったのは、たったの一度!
それくらい貴重な体験だったのですが、ここスタラザゴラでは1年目にして誕生日がきました!!!


ここでは、誕生日の日に本人がみんなに健康と幸せを願ってもらうためにパーティーの準備をします。
何を準備するかというと、飲み物や簡単な食べ物などです。
私は、9月に頑張って運んだ「日本酒と抹茶チョコレート」に加え、現地の人たちがいつも用意する「ウィスキー、コーラ、ナッツなど」も準備しました。
リハーサルでは、コンサートマスターよりアナウンスがあり、「Cdur」の合図で「ド、ミ、ソ」のどれか各々の好きな音をかき鳴らしてお祝いします。

朝から気分よく仕事ができます(笑)
リハーサルが終わると、持参したものを広げて、みんなに振舞います。

「SAKE」という単語はみんなもよく知っていて、ずっと興味があったようなのですが、実際に飲んでみると、水のように飲めてしまう(美味しいお酒はそうですよね?)ので、あんまり人気がなかったです・・・。

抹茶チョコレートのほうは、女性陣に人気でした。

次回はもっとアルコール度の高い焼酎じゃないとだめかなぁ???

雪がちらついている今日、まだ11月なのに?!という気持ちを抑えながら帰宅しました。

子供のころから吹いているフルート、どうやって吹いているか深く考えることもなくやってきたために生じている疑問です。

「口の中を開けろ」「あくびをしているみたいに」などと言われたこともありますが、どうもうまくいきません。
結局、自分のやり方で落ち着いているのですが、アジア人とヨーロッパ人では音が違うように感じるのです。
というより、私の演奏(奏法)、これでいい?と。
自慢でもなんでもなく、普通に指は回るし、音楽的にも演奏できる、でも肝心の音がなんか違う気がする・・・。
息の使い方が下手???
そこで、いろいろ検索したところ、私の舌の位置が悪いのかなと思い、試行錯誤しているところです。
私の舌はやや大きく、舌の輪郭はギザギザになっています(これ、歯医者さんで指摘されたのですが、若いころからなので、フルートが原因?と勝手に思っています)。

フルートを吹いているとき、舌先は下の歯にくっついています。
あれっ?タンギングってどうしてるんだっけ?

舌先を宙に浮かせて吹いてみます。吹けるなぁ。

口の中を広くに対応するために「ま〜」「へ〜」などと言ってみます。
寒い日に手を温める感じ「は〜」もなかなか良いです。

みんな、どんな風に吹いているんだろうか???

シーズン中に奏法を変えるのは、リスキーなのですが、あれこれ試してうまくいけばしめたもの!
なんとか何ステップも上手になりたいのです。早急に!!!










街並みがすっかり秋になったお休みの日に、出かけてみました。
歩いて15分くらいのところにある「動物園」









トラが寝ている・・・・まさに大きなネコです。

以前から動物園があるのは知っていたのですが、あまり期待してなかったので、
思いがけず楽しめました。
また、ブルガリア人の親子連れが、動物を見るたびに「***」と
ブルガリア語で動物の名前を言うので、少し勉強になりました。

このほか、ライオン、くま、ヤギ、たくさんの鳥など園内全部の動物を堪能して、
たったの2Lv!!!
これはオススメスポットですね。










私の住んでいる家にはかわいらしい庭があるのですが、そこには窯があって、先日、大家さんが窯で焼いたお肉を食べさせてくれました。
お庭でParty (笑)

ご近所さんや、窯を作った職人さんなど総勢15人くらい。

お肉以外に窯で温めたスープ、マリアさんお手製のオーブン料理(名前忘れました)、そして、自家製ラキアとワイン。自家製ワイン、美味しかった〜。



遊んでいるばかりではなく、10月もたくさん演奏しました!

日本のオペラ「扇の的」
ニノ・ロータ コンサート
ドンカルロ
パリアッチ(プロブディフ公演)
美しきエレーヌ

2日間のレコーディング 椿姫とこうもりの抜粋

11月はトスカ・トゥーランドット、パリアッチのソフィア公演、そしてバレエ「ドンキホーテ」があります。
今から楽しみ!!











私のアパートの大家さん(マリアさん)は、何かとお世話を焼いてくれる頼もしい存在。
これは、休日に教わったズッキーニのオーブン料理で、「ムサカ・ティクビチキ」
ブルガリア語でズッキーニのことをティクビチキと言います。

ムサカというと、ひき肉やじゃがいもで作ることが多いみたいですが、たまたまズッキーニだったようです。

そしてこれにヨーグルトを添えて一緒に食べます。この食べ方がクセになる美味しさです。

オーブン料理、なかなか簡単かも。



マリアさんの作る自家製ヨーグルトも絶品です。
市販のヨーグルト(種類はかなり豊富にあります)にはない味。自分では作ろうと思ってないけど、また食べたい(笑)

そして、旦那様のミトコさんは、現在、ラキアというブルガリアのお酒を造っております。
完成の折にはきっと、私にも振舞われる???


カイロもでしたが、ブルガリアも私の胃袋を満足させてくれる美味しいものばかりです!




これが劇場。
私がいつも使う入り口です。











家を出て、劇場までは徒歩10分くらい。
その間に顔を合わせる子猫たち。




野良猫なのですが、5匹中、2,3匹がいつもひなたぼっこしています。
誰かにもらわれなければ、なんとか自力で生き抜くしかないので、痩せています。。。
時々、誰かが餌をあげているようですが、ちょっと心配。
かといって、我が家では飼えません。お互い頑張ろう!と勝手に話しかけています。








そして、劇場のCafeで見つけたコカ・コーラ




ブルガリア限定 Koka-Kola

あれっ?コーラってColaじゃなかった?
そう、ブルガリアではCはKで書きます。ややこしい・・・。
柄が可愛かったので、普段飲まないコーラを購入。瓶は部屋に飾っています。






少しずつ慣れてきた生活のほんの一部をご紹介しました!

秋晴れで気持ちの良い日々が続いているスタラザゴラ。

今夜は日本のオペラを海外初演します!
平家物語でおなじみの?「扇の的」
学校の古典授業で勉強した「諸行無常の〜」と歌います。
今回のために指揮者、ソリスト、そして数十名の合唱の方々が来てくださっています。

ブルガリア人たちは、初めて日本語で歌うので、歌詞の意味や発音を会うたびに質問する熱心さで、最初の合同リハーサルでは、その完璧なまでの歌い方に感動しました。真面目なんだなぁ。

オーケストラも日本的なフレーズに最初は???だったところも、歌が入ったことですぐに理解する勘の良さ。純日本人の私としては負けていられません。
まして、デュオSAKURAで培った邦楽の響き、歌い方、これを使わずしていつ使う!!!
今夜がとても楽しみです。

もともと親日であるブルガリア人たちですが、この交流をきっかけにますます助け合い発展していくことを願います!しばらくはお互いに口ずさんでしまうであろうフォークソング 「舞え、舞え、かたつむり〜♪」

忘れてしまわないように、ここに書きます。
カイロと違って次々にくるオペラに、2,3日で対応するという、当たり前のようで私にとっては当たり前でなかった経験を今月はしました。

*パリアッチ(ヴァルナ公演)2日間
*オペラガラコンサート
*Triptix(3つの小さいオペラ:ヒンデミット、クルト)指揮者講習会のための本番
*カヴァレリア・ルスティカーナ&パリアッチ 指揮者講習会のための本番
*ルチア 指揮者講習会のための本番
*シンフォニーコンサート(ドビュッシー)

私が降り番だったのは、2演目。 クイーンコンサートと子供たち向けのリトルプリンス。
8公演中、6公演に1番で乗り続けました(カヴァレリアは2番)。

とにかく必死の毎日で、貴重な休日に風邪をひくという、新人のような生活でした。でしたと過去形になっていますが、現在進行形です・・・。
おまけに指揮者講習会のための本番では、数人の指揮者がひとつのオペラを交代で指揮しましたので、なかなかの集中力を要しました。
アイーダならお茶の子さいさいですが(笑)、ルチアに関しては、初めての経験。ソプラノとのカデンツァ絡みを知らない同僚はいないので、次々に「Good Luck!」と声をかけられました。嬉しい反面、みんなからテストされている気分にもなりました。というのも、本番のチューニング後に、コンサートミストレスが私を指さし、「Good Luck」と言ったのです。オケピの中で!!!

おかげさまで、その試練にも耐え抜き、無事今月の任務を終了しました。

10月は、日本のオペラ「扇の的」が海外初演されます。日本から指揮者、ソリストがいらっしゃるそうです。私も日本人の一人として一生懸命頑張りたいと思います。

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