夏休み前の公演、残り2つとなった、スタラザゴラ在住、フルーティストの田中桂子です。



いつも応援ありがとうございます!!!

8月頭が突如休みとなり、黒海沿いのリゾート地、プリモルスコに行ってきました!
同僚夫妻に急に誘われ、まさかの4泊5日。
毎日、一日中ビーチで過ごせるという、最高の休暇でした。
日焼けには気をつけていましたが、自然の中に一日中いたら焼けますね(笑)

すっかり健康的な肌色で、バレエのレコーディングとリハーサルをし、今日がGP、明日が、ワールドプレミアムです。

バレエダンサーたちとは、普段から仲良くさせてもらってるので、演奏も自然と気持ちが入ります。

そんなダンサーたちとお茶をしていた8月15日。
今日、イタリアは祝日だという話になり、日本は終戦記念日だと私が答えると、一緒にいた日本人ダンサーたちが、終戦記念日を知らなかったのです。

えー!!!!!
本当に????忘れてたとかじゃなくて???

20歳の子は全く知らず、かろうじて言われて思い出したという子が1人。。。。。

誤解を恐れずに言うなら、良いことだと思います。
本当に戦争を知らない、平和な日本で生きてきた。日本が77年平和を守ってきた証拠でもあると。


でも、私はショックでした。
もちろん、私も戦争は体験していませんが、毎年8月は広島、長崎の原爆について考え、沖縄のドキュメンタリーや戦争映画などに触れてきました。
子供の頃、祖父母に戦争体験を聞くという夏休みの宿題があったように記憶しています。

だからこそ、絶対に戦争はダメと思っているし、普段から国籍の違う人たちと関わっているので、考え方の違いなど、尊重すること、ケンカにならないようにすること、欲を出しすぎないことなど、何となく気をつけています。

どの国であっても親は自分の子供が死んで良いなんて思ってないはず。

これからも日本が平和を守って、世界のお手本になってほしい。

私にできることは、音楽を通して世界平和に努めること。

そんなことを考えた終戦記念日でした。