先週まで怒涛の本番続き、一昨日からすっかりリラックスモードになった、スタラザゴラ在住、フルーティストの田中桂子です。



いつも応援ありがとうございます!!!




5月後半は色々ありすぎて、ブログを書く気持ちにならなかったのですが、ようやく落ち着いたので、色々ご報告させていただきます。

まず、音楽監督、首席指揮者より、正式にフルートセクションのリーダーに任命されました。
喜ばしい事なのですが、より責任ある立場になるので、今まで以上に周りとうまくやっていけるよう、努力していきたいと思います。
私の発言権が増えたことで、改善したい点を同僚に伝えたところ、非常に驚いていました(笑)
「桂子から言われるなんて、初めてだ・・・」と。
これが良い方向に向かうといいのですが。


そして、国際映画祭のオープニングでは、着物で演奏させていただきました。

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ブルガリア人たちは、着付けにどのくらい時間がかかるかわかっていないので、「最低1時間は時間に余裕がないと無理です」と伝えたところ、これも非常に驚いていました。
着付けのプロならともかく、私の様にド素人、かつ練習が必要な人間にとっては、1回でバッチリ着れるかどうか。もちろん、着付けの練習はしましたが、当日、「まだですか?」と控室に数人が訊きに来ました(笑)

この日は、この着物以外に浴衣で演奏する時間もあり、早着替え。
水を飲む余裕もなく本番でした。



そして、6月1日は、ブルガリアの子供の日と言ってよいのでしょうか。

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幼稚園に演奏に行きました。
子供たちの明るく元気なエネルギーは、本当に癒されます。
私は楽器紹介をついにブルガリア語でやりました。うまく伝わったかどうかは別として(笑)



上記以外に、オペラ「椿姫」の公演、本出版記念サイン会での演奏があり、久しぶりにフルで働きました。

今月は、15日にルセ(別の街)にてJAZZ公演、16~26日は指揮者コンクールの演奏、そしてガラコンサートとみんながいつも以上に働きます。
私も例外なく全ての公演に参加予定で、7月、8月頭までは(恐らく)すべて乗り番なので、夏休みを8/3から頂くことになりました。

現在、飛行機を検討中です。
コロナ前と違って、飛行機の便数も少ないし、乗り継ぎもよくありません。
どうやったら一番楽で、安心して帰国できるのでしょうか???
悩ましい・・・。どこでもドアがほしいです。


それでも、夏休みがもらえたというだけで、今からワクワクしています。