「サムライごはん」de自衛自炊

忙しい人こそ自炊しましょう!料理嫌いのための高栄養で無添加な「ケ」の食の技術を研究するブログです。悪食による人格崩壊から辛くも生還したカラスヒコの経験に基づく学生・単身赴任者・シングルマザー向け貧乏自炊教室にお付き合いくだされ!

コメ、ときどきパスタ!

 ベーコン、ブロッコリー、玉ネギを白ワインで軽く蒸し、ゆでたてパスタに載せました。真ん中のソースはレトルト(青の洞窟ボロネーゼ)。パスタを常備しておけば、コメをとぎ忘れた日でもそこそこのメシをちゃちゃっと作れるのがいいですね!

■自炊継続のキー・スキル
 もっとも、ベーコンパスタ2には発色剤(亜硝酸Na)が使われています。また、レトルトには調味料(アミノ酸等)が含まれるので、こんな食事が増えるのはあんまりよろしくありません。

 やはり玄米雑穀メインのコメ食ベースでいくのが本筋です。パスタの麺は精製小麦ですから、ほぼ糖質オンリー。おいしいけれども、まあ、ときどきにしましょう。

 写真の右側はパプリカ浅漬け+デザートのパイナップル。いずれも作り置きアイテムです。パプリカは赤黄各1個を切って塩をまぶすだけ。パイナップルは1個を切り分けて冷蔵するだけです。翌日から5~6日間はただ皿に盛るだけでメニューを増やせる、つまり栄養素のバリエーションを広げられるのです。

 作り置きワザこそ、私たちのような面倒くさがり屋が自炊を続けられるキー・スキルだと思います。自分の定番メニューをいくつか身に着けてしまえば、「おいしく食べて健康に」生きられるわけです。

 例えば大根とニンジンの煮物、小松菜おひたし、カボチャ酒蒸し、キャベツの塩もみなど、「料理」と呼ぶにはおこがましいほどのシンプルなベジ総菜。それらを適当なローテーションで回しましょう。塩やしょうゆ、酢などコンサバな調味料だけを使うのがポイントです。

■競争社会で身を守る
 さポテサラ論争て最近、SNS上で「ポテサラ論争」が話題になりました。総菜売り場でポテトサラダを買おうとした幼児連れの女性が、見知らぬ高齢男性から「ポテサラくらい自分で作れ」と言われたと。主な論点は二つのあると思うです。

 一つ目は、家事を一方的に女性に押し付ける男性の傲慢さ。二つ目は、時間と手間をかけることが愛情だと考える社会通念への批判です。カラスヒコも全く同感。

 ただ、「サムライごはん」的に考えると、三つ目の視点もあるはずです。見知らぬ他人、特に若い女性など弱者に向かって、一般論だけで「けしからん」と怒鳴る、うつっぽい高齢男性たちがなぜ増えたのか、です。

 この記事でも「高齢男性は人間関係が希薄で孤独だから」と分析しています。過度な競争社会の中でコミュニケスキルを失い、学生なら試験の点数、社会人なら組織利益を追うだけの歯車になってしまったせいでしょう。

 その結果、食事の手抜きや運動不足で体がイカれ、ゲーム中毒やSNSでの暴言吐きなど心も歪んでいく。競争社会はすぐには改善されないでしょうから、私たちは正しい食事と運動習慣を身につけて自衛するのが正解です。お手軽さをうたう健食やサプリには頼らない。

 未精製穀物の主食とシンプルな作り置き総菜で栄養を確保し、砂糖や添加物は粛々とオミットしましょうね。運動は、こんな猛暑のうちは休みましょう。でも、涼しくなったら必ず再起動させるべし!

 ではまた。

フェイクな投稿、フェイクでない食事

  トランプ大統領のツイートが差別的でフェイクだらけだとしても、顔と実名をさらしたパブリックな発言である限り、規制には慎重であるべきだとカラスヒコは思います。SNSが思想の善悪や事の真偽を裁くことのほうがもっと怖いからです。

■実名・匿名の功罪
 FacebookSNS ▶92-44では、公正さを欠く投稿を規制しない自社の姿勢に抗議して複数の社員が辞職し、ザッカーバーグCEOが謝罪に追い込まれたようです(日本経済新聞6月7日)。それで当面の批判はかわせるのかも知れません。

 けれども、投稿が公正かどうか、真実かどうかの見極めはSNSプラットフォーマーにはできません。現場で関連情報を拾い、ウラを取る人員もノウハウも持っていないからです。それはマスコミの仕事。

 新聞やテレビなど旧メディアには、今がむしろチャンスなのです。ゴミだらけの情報の山をふるいにかけ、価値あるニュースを選んで伝えられる。私たちはその選別が上手なメディアを買い支えていくべきです。

 SNSは、暴力描写や性描写など良風美俗に反する投稿だけをカットし、ボットによる自動拡散を規制する程度が望ましい。それ以外は「表現の自由」に基づく「公正中立」の立場で全公開していいと思うのです。それが実名投稿である限りは。

 難しいのは、匿名投稿の扱いでしょう。例えば、女子プロレスラーの死をきっかけに、匿名で他人を誹謗中傷する者を特定する動きがありますが、これは別の意味で怖いと思います(同紙6月9日)。

 なぜなら、ストーカーやDV被害などに苦しむ人たちがSOSを発する場所がなくなってしまうからです。企業犯罪や汚職の内部告発もやりにくくなります。

 また、それとは別に、匿名で無責任な罵詈雑言を吐いて、安心してストレスを解消できる場として、匿名の落書き空間はあったほうがいいと思うのです。
 嫌な人はFacebookやLINEグループのように原則実名で、リアルの延長で交流していきましょう。

■最少過熱の温野菜
 さて、SNS投稿と同様に私たちの食卓にも、気を付けないと添加物や遺伝子組み換え食品などが増殖してきます。厚労省や消費者庁が「無害」と太鼓判を押しても、それはフェイクな食品かもしれません。信じるか否かはあくまで自己責任。

 左温野菜はキャベツとピーマンを湯通しして味噌を載せた手抜きの温野菜サラダです。鍋に湯を沸騰させ、適当に切った野菜を一瞬(3秒間くらい)くぐらせ、すぐに取り出します。これだけで十分においしく食べられるのが分かります。

 野菜を一度にたくさん入れてはいけません。湯の温度が下がって野菜が生ゆでになっておいしくない。長時間湯に浸ることでビタミンなどの栄養素が分解または湯に溶け出てしまうからです。
 野菜は箸で1~2切れずつつまみ、ぐらぐら沸騰している湯ですすぐ程度。一食分の湯通しなら1分以内に終わります。

 この瞬間湯通しはブロッコリー、チンゲン菜、きぬさや、パプリカなどでもうまいです。これに生のトマトやキュウリ、玉ネギのスライスを添えれば栄養価も十分。調理済み総菜やレトルトに頼らず、生の野菜を最少加工で食べるワザです。

 味噌にマヨネーズとプレーンヨーグルトを混ぜた自家製ディップや、塩・ブラペ・アマニ油・バルサミコ酢を混ぜた無添加ドレッシングも超お薦め。
 コロナ禍で在宅時間が増えた今こそ、フェイク食品をばっさりと斬る質実なサムライ調理の腕を磨くチャンスです。

 ではまた。

目指せ!ヘルスとエコの両立

 わさびは生魚の味を引き立ててくれる最高の香辛料。便利なチューブ入りには酸味料、ソルビット、増粘多糖類など添加物が多いので、カラスヒコはいつも粉末を水で練って使っています。粉末わさびにも着色料(クチナシ、紅花黄)が添加されていますが、大量に摂らない限り問題はなさそう。

■詰替えわさび的ジレンマ
 さワサビて、しかし、粉末わさびにもエコロジー的な悩ましさがあります。写真左はエスビーのミニ缶で35g入り170円、右の詰替え袋入りは30gで119円です(うちの近所の生協売価)。

 価格のコスパを計算すると詰替えのほうが2割近くもお得なのですが、詰替えを使うとプラごみを継続的に発生させることに。

 だから消費者としては素材再生率の高い缶入りを、コスパの悪さを承知の上で買い続けるのが正しい選択ということになります。

 その一方で、シャンプーやボディーソープの場合は、ポンプ付き容器もプラ製ですから、逆に詰替え袋を買うほうがエコ的にはベターな選択でしょう。すごくミクロな話で、私たちの何人かがポリ製品の消費を切り詰めたところで大勢には影響しないでしょう。単に面倒くさいだけ?

 けれども、地球環境をこれ以上悪化させぬためにはそんな生活をなるべく多くの人が受け入れなければなりません。その上で、各自がエコ基準の買い物消費を心掛けることが大事。

 例えば、セセブンイレブン ▶92-12ブンイレブンが牛丼や親子丼など主力弁当4品目を紙製容器に変更するそうです。それらを買う客が増えれば、他の弁当・総菜容器のエコ化を後押しできるはずです。

 酢やしょうゆもペットボトル入りではなくガラス瓶入りを選んで買う。安さ・便利さを少しだけ我慢して、サステイナブルな価値で商品を選択しましょう。

■高カロリー中食的ジレンマ
 最近は、新型コロナのパンデミックのせいで外食が減り、内食が増えたといわれます。一部には「家で料理する楽しさを再発見した」とか、「自炊の腕を上げた」など前向きな声が聞かれるものの、増えた内食の大半は中食か卓配食のようです。

 外食は、日本では50年ほど前から急拡大した業態です。ずっとオーバーストアの過当競争が続いて単価を上げられず、そのため従業員の待遇も上がらなかった。だから、人口減少に転じた今、淘汰・再編が進むのは必然です。たまたまコロナ禍が引き金を引いただけ。

 一方、中食は外食が工業化し、実店舗の固定費や人件費を切り詰めた業態ですから、外食店よりはタフなはず。ウーバーイーツやドローン配送などの「足」と組んで今後も伸びるでしょう。

 けれども、中食が提供する食事の中身はどんどんシンプル化するはず。カレーやおにぎり、パスタや丼物、あるいはサンドイッチやバーガーなどのスナック系。要するに糖質・脂質・タンパク偏重の高カロリー食です。

 中食依存度を減らすには、20世紀前半型の素朴な自炊スタイルを再構築するしかありません。「お手軽さ」を売るマーケティングに幻惑されないよう注意しましょう。

 例えば、味ぽんシリーズなど酢系の簡単調味料には、残念ながらブトウ糖果糖液糖や調味料(アミノ酸等)などの添加物を多用したアイテムが多いようです。健康もエコもなかなか難しい。でも、両立させるよう頑張りましょうね!

 ではまた。

コロナ明けにはマトリックス

 またも巨大地震が切迫しているそうです。東海から九州まで広域を襲う南海トラフ地震に加え、千島・十勝沖、三陸・日高沖にもマグニチュード9を超える地震が近いと。わずか23年の間に富士山噴火や東日本・西日本が大津波に見舞われた貞観期(平安時代)と似た状況です。

■広域被災を想定する
 私巨大地震「切迫」 ▶92-02たちは第二次大戦や直後の食料難を知りません。朝鮮やベトナムで大きな戦争があっても直接被災したわけではなく、高度成長やバブル時代をぬくぬくと謳歌してきました。
 世界的にもまれに見るラッキー世代ですから、今後は多少ひどい目に遭っても文句は言えない立場。

 95年の阪神淡路、11年の東日本のような「地域限定」の大震災には全国から即日支援が来ました。でも広域にやられたら当てにはできません。家族や職も住居もいっぺんに失い、社会保障や保険も機能しなくなるのかも。

 日本人には、震災でもコロナ禍でも自粛や共助で乗り切ってきた自負があります。でも、それは厳しい飢えに襲われなかったからだと思うのです。昭和21~23年の食料難でも、空襲を受けなかった農地や農家は健在でしたから、食料は物々交換でなんとか行き渡った。

 でも次回は飢えが来ても不思議ではありません。食料自給率が37%しかなく、外国からの支援も、太平洋側の港湾施設が津波で被災すると、航空機による内陸空港への搬入ではとても足りないでしょう。

 行列しても食料にありつけないと知った時にも、規律正しい日本人でいられるのかどうか。SNSでフェイクが飛び交い、瞬間湯沸かし器のようにキレやすい人が増えた昨今では、はなはだ心もとなく思えます。

 パニックを生き抜く体力と判断力を養うには、平時から質実な自炊力をキープすることが超大切。スクワットやジョギングなどの運動習慣も欠かせません。来たるべき社会の大混乱を見据えましょう。

■ノータッチ、ノーストレス
 さて、幸運にも、上記のカタストロフィーがしばらくは起きなかった場合でも、新型コロナのパンデミック明けには、あっと驚くパラダイムシフトが待ち受けているとカラスヒコはみています。

 コロナのせいで、私たちは外出せず、接触しない生活を体験しました。宅配で食事や買い物を済ませ、オンラインで仕事や飲み会もできました。今はかなりのストレスを感じるものの、それはパソコンやスマホの小画面を見ているせいでしょう。

 もしもフルフェイスの360度三次元ディスプレイを装着し、5G技術で手足の動きや皮膚感覚までリアルなVR環境になったら、私たちは今のステイホーム&ノータッチな生活を、ノーストレスで受け入れるはずです。

 家でリクライニングチェアに座ったまま目の前にマトリックス世界が広がり、自分のアバターが仕事や買い物に出掛けて人に会い、旅行も趣味も恋愛もおおかた済ませてしまう。これって、人類が昔から夢見てきた究極の「楽で便利な」生活そのものではありませんか。

 皆がゲーマーになって仮想空間で暮らわけですから、自然の摂理には明らホッキかに反しています。けれども、それで環境破壊は止まり、リアルな戦争(をする必要)もなくなる。
 地球のリソースがAIによって合理的に最適配分されれば、政治・経済の利害対立が起こりにくい世界に変わるからです。 

 そのとき、食事はサプリのカプセルか点滴が普通になっているのかも。嫌ですねー。せいぜい今のうちに自然の肉・魚・野菜料理を心置きなく食べ尽くしておきましょう。今夜はホッキの刺し身をありがたくいただきまーす!

 ではまた。

糖質制限のエースは納豆

 大きな丼に納豆3パックをあけ、ネギ、生ショウガ、オクラ、海苔を刻み入れ、削り節とすりおろした山ワサビを振りかけ、生卵を落としました。これにしょうゆを垂らして箸でぐりぐりと混ぜれば、最強の糖質制限食の出来上がり。おなかもいっぱい!

■糖質制限は「期間限定」で
 カ納豆 (3)ラスヒコは「糖質制限主義者」ではありません。でも、糖質制限食が一定の効果を挙げることは体験的に実感しています。
 例えばブラック職場でコンビニ弁当や菓子パン・カップ麺ライフが続いた後の、短期的なぜい肉落としにはとても有効。

 糖質制限のコアはMEC食といわれます。つまり、ミート・エッグ・チーズというタンパク質オンリー食。上の納豆食では、肉の代わりに大豆を使い、生野菜と海藻を加えてビタミンやミネラルも補っています。

 一日のうち一食をこうした糖質制限食に置き換えると、1~2カ月ほどで体力を落とさずにやせられるのが分かります。
 先日ご紹介した「一人焼肉」でも同じ焼肉効果が得られます。糖質を減らせば太らない。当たり前なのです。

 ただし、やせる目的で糖質制限食を何カ月も続けたり、一日に二食・三食と増やすのは、健康という観点から、カラスヒコはお薦めしません。糖質は、体にとって最も効率よくエネルギー変換できる必須栄養素だからです。

 アスリートが試合直前に白米やパスタでカーボローディングをしたり、エイドステーションでポカリスエットなど「砂糖水」を摂るのは、すぐに燃やしてパワーを得られるからです。

 もっとも、私たち一般人の日常生活では、白米や砂糖などの精製糖類をなるべく減らすのが正解です。糖類は玄米雑穀など未精製穀物から摂れば、ゆっくり分解されるので食後血糖値が上がりにくい。糖質制限食で標準体重近くまで落としたら、直ちに豆ごはんメインの「サムライごはん」に戻しましょう。

■親世代の轍を踏まない食べ方
 さて、認知症歴15年の母カラスが、4月20日に亡くなりました。88歳。死因は肺ガンでした。前月まで元気にお散歩していたのに、食欲が急に衰えて10日間ほど入院。最後は苦しまずに眠ったままスーッと逝ってくれました。

 母の食生活は「高度成長世代」の典型だったと思います。戦後の食料難の惨めさに懲りたせいで、世の中が豊かになるとその反動から二つのトレンドにハマったのでしょう。一つは洋食化。もう一つは食事準備の時短です。

 母は、06年に死んだ父もそうでしたが、とにかくパン食と肉食を好みました。牛乳を一日に3合飲み、生野菜にドレッシングをたっぷりかけるのが大好き。

 もちろん和食も食べましたが、ご飯は白米オンリーです。「雑穀が混じると戦時中を思い出すから嫌」なのだと。みそ汁のだしは、サッと振るだけの化学調味料。野菜は、おひたしや煮物など手のかかる調理は避けて油炒めがメインでした。

 ○○の素など便利な調理済み食品を「賢く」活用し、「お店の味をご家庭でお手軽に」的な合理主義です。その結果、肥満や高血圧、そして、単なるボケとは異質のアルツハイマーを患ったのだと思います。

 息子が同居した最後の6年間は「サムライごはん」に切り換え、肥満と高血圧からはV字回復できました。しかし記憶や意思は全く戻らぬままエンディングを迎えました。

 私たちは高度成長世代の轍を踏まぬよう、日々の食べ方を研究しましょう。ポイントは、①未精製の穀物と油脂にこだわり、②添加物を避け、③まとめ作りで時短を目指す、です。

 ではまた。

手を汚せば体と地球を汚さない

 レタスを冷たい水で洗い、ひと口大にちぎって塩とブラックペッパーとバルサミコ酢をかけて混ぜました。これにアマニ油を垂らしていただきます。塩は食塩ではなく、ハーブが混じったクレイジーソルトがうまいですよ。写真のように玉ネギスライスも混ぜると栄養価もアップ!

■おしゃれサラダ vs ヘルシーサラダ
 他サラダ (7)炊(外食・中食)メインの食生活を送っている人は、サラダといえばコンビニなどで買うパックサラダを愛用している場合が多いかと思います。カラフルな野菜がミックスされ、ドレッシングも付いてお手軽、かつおしゃれ。

 でもカラスヒコのお薦めは自製するヘルシーなサラダです。

 一人暮らしでも、例えばレタス1個は4回で食べ切りましょう。葉を外から3枚剥がして1食分、中心に近くなると小さくなるので5~6枚で1食。計画的に食べ切ればロスも出ません。

 もちろん、山崎製パンパックサラダでも野菜のロスは出ませんが、ああいう便利な形に加工して、全国に5万店以上もあるコンビニに配送するプロセスが、社会的に大きなロスだとカラスヒコは考えています。

 賞味期限を延ばすために使用される殺菌剤は最終商品には残存しないといわれ、ドレッシングに含まれる種々の添加物も無害といわれます。でも、たまに食べるのならともかく、毎日のように食べ続けても本当に大丈夫なのかは疑わしい。

 なぜなら、加工食品の製造現場ではミスが起こりますし、また左の記事のようにミスではなく、「納期を守るため」「効率化のため」として、あえて規定を無視する、改ざんのような事例も起っているわけです。

 パックサラダの場合は、1回きりで廃棄されるプラ容器やビニール袋の末路も気になります。私たちの体を汚さず、地球環境も汚さぬためには他炊を減らし、ナマの野菜を自分で調理する習慣を身につけることが大事。

■夏ミカンはシンクで立ち食い
 せっかく便利な物があるのに、わざわざ古くて面倒なやり方を身に付けるのは不合理なチョイスかもしれません。でも今は、それが後悔しない生き方につながると思うのです。例えば、夏ミカンをもっと積極的に食べましょうという話。

 夏ミカンは、夏ミカンまず皮が厚くてむくのが超大変です。ナイフで十文字に切り込みを入れるとむきやすくなりますが、むけば皮液が染み出し、食べる前からすでに両手の指がべたべたになってしまいます。

 指を布巾やウエットティシュで拭いて、実をひと袋ずつに分けますが、その時に、気を付けないと袋がつぶれて果汁がピュッと顔にかかったりもします。
 この段階で、子供は「夏ミカン、嫌い」と拒否してしまいがち。

 親も、服やテーブルを汚されて滅入ってしまい、次回からはペットボトル入りのグレープフルーツジュースを与えようと思うでしょう。それが楽で合理的な判断で、値段も安くあがるからです。

 けれどもその結果、子供の体にブトウ糖果糖液糖や酸味料、香料や着色料などの添加物が入ってしまう。また、再生率の悪いペットボトルごみを出して、土壌や海洋の汚染に加担することになるのも悩ましいわけです。

 さて、ひと袋に分けたら、袋の上部を歯で食いちぎり、そこから指で皮を左右に開いて実を露出させます。そして種を指ではじき出した後、汁が飛び散らぬよう、すするように食べる。この一連のプロセスに慣れれば、体も地球も大丈夫。

 カラスヒコが夏ミカンを食べるのは台所です。食事の後、食器を洗う前に立ったまま食べます。シンクの上なら汚れても平気で、指や口周りは都度蛇口の水で洗えます。手を汚せば、体と環境を汚さずに済むのです。

 ではまた。

自粛圧力と戦う一人焼肉

 新型コロナウイルスへの対応について、カラスヒコは、日本政府のやり方は、正しくはないけれども、結果オーライなのだとみています。つまり、PCR検査を促進させず、すでに感染爆発している事実を隠匿したまま、重篤患者だけを救うスタンス。

■昔も今も「大本営発表」
 4月7日に「緊急事態宣言」が出ましたが、あまり実効性はなさそうです。パニックを回避するために厳しい現実を覆い隠す、この国の伝統的な手法(大本営発表)です。ミッドウェーで空母4隻がやられたと発表できず、ガダルカナルでも「撤退」と言えずに嘘を流したような。

 90年のバブル崩壊も、08年のリーマンショックも、当初は「影響は限定的」と言っていました。政府は、ぼんくらで事の本質を理解できないのではなく、いつも嘘をつくのです。

 3・11の福島第一原発事故でも、その日の夜には「原発に損傷はないが、半径2㌔の住民は念のために一時的に避難を」と言っていました。
 
 カラスヒコは当時は仙台にいましたが、すぐに嘘だと分かりました。だって地震と津波から数時間しかたっていない時点で、あの巨大で複雑な原発の被害状況を検査できたはずがないからです。案の定、避難対象エリアは半径5㌔、10㌔、30㌔へと広がり、最後には16万人もが避難生活をすることに。

 今回の新型コロナでは、安倍政権や小池都政の名誉を懸けた「五輪のくびき」があったせいで初期対応が遅れました。中国でえらいことになっている現実をよそに、「ヒトヒト感染が起こっている証拠はありません」などと能天気な発表を続けていました。

 やがて「若い人は大丈夫」と言い、その後「無自覚な若者が感染を広めている」みたいな論調に変わって、政府の無策を世代間対立にすり替えました。

 そして最近は、「とにかく動くな、外出するな」です。「自分と大切な人を守るため」だそうです。なつかしい『宇宙戦艦ヤマト』の宣伝コピーのパクリですね。感染拡大が一段落した後には倒産の嵐と失業者の急増、治安の悪化がくるでしょう。

■一人焼肉のススメ
 冒頭に「結果オーライ」と書いたのは、皮肉です。この国の政府はおそらく、今回のコロナ騒動を機に、これまでできなかった構造改革を他力本願で、これ幸いと一気に進めようとしているようです。
 
 つまり、技術は高いけれども生産性の低い中小零細企業の倒産・廃業を促進して、大企業・中堅企業に統合させる。デービッド・アトキンソンさんがよく言っている、英米式の新自由主義的改革みたいな目論見。結構悲惨なことになるかもです。

 さて、外豚肉 (2)出自粛圧力が続くようなら、私たちは家にひきこもって自炊スキルをブラッシュアップしましょう。左の写真は一人焼肉です。
 豚バラ肉を網に並べ、塩とブラックペッパーを振り、生ニンニクと生ショウガを千切りにして載せました。これを、水を張ったグリルで5分間、中火で加熱。

 薄切り肉を伸ばして重ならないよう並べれば、途中でひっくり返す必要がありません。焼けたら、肉でニンニクとショウガを包み込むように丸めて一口で食べます。これはうまい。
 余分な油は下に落ち、タレやソースを使わない肉の素朴なうま味を無添加で味わえます。

 塩は岩塩、あるいはハーブなどをミックスしたクレイジーソルトを使うと、よりおいしくて栄養価も高まります。化学調味料で味付けされた加工食品をなるべく食べず、塩・コショウのみのシンプル味に自分の舌を慣らす。それが中長期的な健康への投資になります。

 新型コロナも、結局は食習慣を崩して免疫力を壊した人が重篤化しているようです。亡くなった志村けんさんを悪く言うのはなんですが、酒やたばこを過度に摂り続けるとやはりヤバいのでしょう。

 コロナの収束後にはブロック経済時代がくるはず。食料自給率を下げ続けてきた政府がどんな嘘でそのミスをごまかすのか。素朴な自炊を続けながら注目しましょう。

 ではまた。

新型コロナが淘汰するもの

 生キャベツを刻んで塩をふってもみ、容器に詰めたところです。冷蔵すれば5日間ほどは鮮度が落ちませんから、毎日小鉢に取ってアマニ油とバルサミコ酢を垂らしていただきます。マヨネーズを絡めてもうまい。キャベツ二分の一個をロスなく食べ切る自炊ワザです。

■他炊ライフはハイリスク
 昨年キャベツ (3)秋に消費税が上がりました。大量出店を続けてきた外食やコンビニチェーンも大きな壁に突き当たり、淘汰が進むのは間違いなさそう。
 こうした経済環境の変化によって、私たちの「食べ方」は今後どんな影響を受けるのか、少しマジに考えてみます。

 例えば、幕の内弁当は、いろんな食材から幅広く栄養が摂れますから、形の上では理想的な食事と言えます。ただし、激安系の幕の内弁当には添加物が多かったり、栄養の抜けた輸入水煮野菜や冷凍食材のオンパレードという問題もあるので要注意です。

 一方、カレーやパスタなど軽食系、あるいはラーメンや牛丼などの丼食には別の問題があります。どうしても糖質・油脂・タンパクが過多になり、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しがちになる。それは、スナックっぽいサンドイッチやハンバーガーでも同じです。

 つまり、他炊(外食・中食)をメインに日々の食事を組み立てるのは、かなりリスキーな選択なのです。不足する栄養素はサプリや健康食品で補えばいいと考えても、実際には何がどれだけ不足しているのか分からぬまま、コマーシャルコピーに振り回されるだけですから。

 結局、自分の将来の健康を守る武器は自炊習慣なのです。ベースは豆ごはんと自製だしのみそ汁。これに肉か魚の主菜、そして上記のような野菜を添えます。キュウリやパプリカの浅漬けでもいいですし、大根やニンジンの煮物もうまいです。

■淘汰に伴う痛み・強制治療
 さて、新型コロナウイルスのまん延が続いています。感染力が強いのに、殺傷力は1類の指定感染症(エボラ出血熱、ラッサ熱など)に比べてかなり弱いと。この国ではPCR検査があまり進んでいないので、私たちもすでに感染しているのかもです。

 ただ、この病気は、基礎疾患がなく免疫力の強い人なら、感染しても無症状または普通の風邪程度で治るともいわれます。それが本当なら、今回のパンデミックは一種の自然淘汰とみるべきでしょう。各自の健康投資や節制の蓄積効果が試されるような。

 一方で、企業も厳しく裁かれそうです。外出自粛による需要急減のダメージがこれから効いてきます。生産性アップやIT化、いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)に真剣に取り組んでこなかった会社は、大企業であれ中小零細であれ淘汰の波にさらされます。

 それは、日本政府にはできない「痛みを伴う構造改革」を一気に進め、アメリカ政府の「金融資産バブル依存症」を強制治療するはずです。グローバルな流通経済は大幅に後退せざるを得ないでしょう。

 下手をすると、また世界規模の戦争が起こるのかもしれません。それを避けるには、皆が少々の非効率を我慢して、低成長のクローズド経済を受け入れることが必要です。

 私たちはせっせと自炊に励んで、おのれの免疫力を鍛えましょう。雑貨やファッションはともかく、食については宅配に頼らず、キャベツ刻みなどハンドスキルを磨く暮らしがとても大事!

 ではまた。

『Fukushima 50』は美談でいいの?

 映画『Fukushima 50』には、あの大事故をビジュアル化して後世に伝える記録性を期待していましたが大はずれ。泣けるヒューマンドラマになっていました。この先はネタバレありです。ぜひ映画を見てからお読みください。

■「自己犠牲」と「家族愛」過多
 カFukushima 50 (3)ラスヒコ的にはこの映画は嫌いです。でも、見てよかったと思いますし、なるべく多くの人たちに見てもらいたい。
 そして、あの事故をこんな感動的なドラマに仕立ててしまって、私たちの社会は大丈夫なのかを考えたいのです。そのためのテキストとして、これは重要な映画作品。

 「泣ける」のは、例えば中央制御室にいた大森(火野正平)の描写。伊崎室長(佐藤浩市)の命を受け、決死隊としてベントに向かうベテラン職員です。危険をかえりみず、MO弁を開く使命を黙々とこなし、その結果、20分間の作業で25シーベルトも被曝します。

 この人の行動は間違いなく立派です。寡黙な技術者が、過酷な使命に志願して身を挺して皆を救う。カラスヒコも泣けました。

 でも、これはステレオタイプ。昔のエモーショナルな戦争悲劇映画と同じです。殉職した現場の兵士らを英雄にまつり上げ、上層部の非道や判断ミスを覆い隠す。観客は主人公の無念・悲哀に感情移入するパターンです。

 それから、娘(吉岡里帆)の結婚に反対していた父・伊崎室長のエピソード。住民が離散して故郷が崩壊するのを見て力を落とした父が、「これからは、おまえの好きなように生きろ」と、結婚を祝福するメールを送ってくるシーン。ここも泣けますね。

 こうやって自己犠牲を美化し、家族愛を礼賛するドラマは確かに面白い。けれども、これではあの事故を娯楽映画のネタにしているだけです。みんな頑張った。あとは一刻も早く忘れたいですね、みたいな人情ドラマ。

■「人情ドラマ」的国民性
 2011年の福島第一原発事故を振り返って、いま私たちが考えるべきことは何か。それは正確な記録の共有だと思います。

 何時何分に誰が何を指示したのか。東京電力本店と現場の対策室や首相官邸との間にどんな議論があったのか。専門家は何を提言したのか。それらをドラマチックな演出を抑え、細大漏らさず盛り込むドキュメンタリー性です。

 悲惨な人災を繰り返さぬためには、「あの指示は適切だったのか」「あの決断をもっと早く下すべきだった」など、記録に基づいた検証が必要なはず。そう考えると、この映画からは、近々確実に来るといわれる南海トラフ地震にどう備えるべきかのヒントすら見えてこないのです。

 これって、私たちの社会の致命的な欠陥かもしれませんね。310万人もの国民が死んだ大東亜戦争をどうすれば避けられたのか。バブル崩壊後の30年不況をかわす手段はなかったのか。それらを議論せずに前だけを見たがる能天気な国民性なのかも。

 さて、健康管理についても、この国には防災・予防という概念が乏しく、病気になった人への補償がメインです。その結果、健康を害する人が夕食 (56)増え過ぎて皆保険など社会保障制度が揺らいできました。

 写真は今夜の夕食です。サケ刺し身、小松菜おひたし、冷ややっこ、キムチ。これに豆ごはん+みそ汁です。
 いつ何が起こっても、過酷な被災生活にも耐え抜ける体力と判断力を担保するため、質実な自炊ワザを磨いていきましょう!

 ではまた。

※『Fukushima 50』 2020年/日本/カラー/122分/若松節朗監督

戦略的みそ汁で健康投資

 ネギ、ニンジン、ゴボウ、生ショウガ・・・。ベストな体調をキープするには、コンサバな野菜を細切りにしてみそ汁に放り込むのが簡単かつ有効です。粉末みそ汁やカップスープに慣れてしまうと、おいしくても必要な栄養を取り逃がし、中長期的には免疫力を下げるリスクがあります。

■にぎやかなみそ汁
 食みそ汁 (14)事はうまくて満腹になればいい、安ければなお良い。食事には手間暇をかけず、浮いた時間を仕事や遊びや趣味に生かしたい・・・。
 そんな「合理的」な割り切りで罠にハマる人が多いのです。20代のカラスヒコもそうでした。

 楽で便利な他炊ライフを10年ほどエンジョイした結果、肥満や高血圧に見舞われ、疲れやすさキレやすさを自覚し、あわてて方向転換しました。
 忙しくて不器用な人は、つい「簡単・便利」に逃げたくなりますが、そこを我慢して最少限度の自炊スキームを構築しないと危ない。

 頼れる「武装」の一つが自製みそ汁です。化学調味料を使わず、昆布とカツオ節でだしを取って高栄養の野菜をどっさり入れたにぎやかなみそ汁。
 細切りにすれば約1分で煮えるので、あとは味噌を溶けば出来上がりです(詳しくはこちらをご参照)。

 慣れない人には最初は大変かもしれません。でも、辛抱して包丁ワザとだし取りスキルに慣れれば、すぐに体調アップが実感できます。
 そうなると、モチベーションがアップして手間が苦にならなくなる。悪食ライフから脱出する突破口になるのです。

■病気にならないみそ汁
 左認知症 (5)のグラフは厚労省による認知症患者の増加予測です。65歳以上の患者が2025年には730万人になると(日本経済新聞1月18日)。
 でも、この数値は2年ほど前には700万人でした。予測値が短期間にぐんと増えたわけです。

 高齢者人口の増加予測は狂いませんから、認知症の発症者数が加齢以外のファクターでも増えると厚労省はみていることになります。
 にもかかわらず、原因は不明のまま棚上げです。認知症は誰もがなって当たり前との告知を広げ、認知症サポーターによる見守りやVR(仮想現実)体験による周囲の理解を勧めるばかりです。

 そんなユルい世の中ですから、病気になりたくなかったら、原因究明と対策は私たち個人が勝手にやるしかないとカラスヒコは思います。
 具体的には、悪食による栄養不足と添加物などの過剰摂取を避ける。薬物やネットへの依存乾物 (16)をやめる。

 そしてジョギング( or 踏み台昇降)や筋トレなど、軽くても日常的な運動習慣を守るなど。重い荷物を持って長い距離を歩くような肉体負荷を嫌がらないことも大事ですね。

 みそ汁用の生の野菜を切らした日には乾物のみそ汁を作ります。切干大根、干しシイタケ、干しワカメなど備蓄食材を使いますが、だし取りだけはちゃんとやる。これもうまくて無添加な武装です。

 ではまた。
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    ■「サムライごはん」とは・・・
     超多忙で料理が嫌いな人が、健康を自衛するためにつくる「最短時間で、栄養十分、かつ無添加」な食事。いまの時代を生き抜くために、男女を問わず一人一人が身に付けるべき「武芸」のようなもの。外食や加工食品がまだほとんどなかった1955年以前の日本の家庭食がモデルです。
    ■「自衛自炊」とは・・・
     趣味やライフスタイル的自炊ではなく、将来病気にならないための先行投資、あるいは保険目的の調理技術です。「忙しい」という理由で食事を外注せず、自炊スキルを身に付けて、自分と子どもの健康を守るのが狙いです。
    ■外食メニューをまねない自炊
     料理本に載っているのはたいてい外食メニューのつくり方です。それを覚えても、味でもコストでも外食にはかないません。「サムライごはん」では、見た目は地味でも、栄養価が高く無添加な、自炊ならではのメニューを研究していきます。
    ■油・糖・添(ゆとうてん)を締め出す自炊
     「サムライごはん」は、余分な油脂・糖分・添加物を極力排除した食事を目指します。 そのために加工食品や調理済み総菜を使わず、生の素材を最少限度の加工で食べることが目標。 成分表示をしっかり見ながら、油・糖・添を慎重に避けていきます。
    ■サトチュー(砂糖中毒)との戦い
     動脈硬化や高血圧などで健康を損ねる人の多くは砂糖を摂り過ぎています。菓子や清涼飲料水ばかりではなく、現代では総菜や加工食品などご飯のおかずにまで砂糖がこっそり使われているからです。サトチューとの戦いも「サムライごはん」の主要なテーマです(▶100918)。
    ■「豆ごはん」は最強の主食
     玄米と等量の白米、そして5種類の豆(大豆、青大豆、ガルバンゾー、金時豆、黒豆)を一緒に炊く「サムライごはん」の主食です。これに押麦、アマランサスも加えると栄養バランスが完璧に近くなります。冷めてから食べても非常においしく、おにぎりにも最適です(▶130409)。
    ■「ニャンコめし」は夕食の定番
     「サムライごはん」夕食の定番。煮干しでだしを取ってみそを溶き、朝の残りの豆ごはんを入れます。煮立ったら生卵を落として火を止め、ふたをして3分蒸らせば出来上がり。煮干しも具としていただく高栄養・無添加で、すぐにできる晩ご飯です。鍋料理の締めの雑炊のようなおいしさです(▶100226)。
    ■日替わりから週替わりへ
     野菜メニューは日替わりでは続きません。浅漬け、ワイン蒸しなどまとめ作りのメニューを取り入れて、週替わりのローテーションに切り替えましょう。材料を無駄なく食べ切り、買い物頻度も減らせる自衛自炊ならではのテクニックです(▶111118)。
    ■おにぎりは自分で握る
     豆ごはんおにぎりを自製する習慣をつけましょう。ランチを無添加で切り抜ける数少ない選択肢だからです。手を濡らして握ればくっ付かず、熱くもありません。コンビニで買うおにぎりは添加物と油脂まみれ。老若男女にかかわらず、おにぎりは自製あるのみ(▶100821)。
    ■我流みそ汁だしのススメ
     昆布と削り節を3分間煮出せば、誰にでもうまいだしが取れます。安易に化学調味料に依存せず、我流の本物だしを研究すべき。それをサボった1、2世代上の年寄りたちが、いま生活習慣病で薬漬けになっている実態をしっかり見ていきましょう(▶100926)。
    ■二十歳を過ぎたらニキビじゃない
     ニキビ世代をとっくに過ぎているのに吹き出物が止まらないのは、体が拒否するものを食べ続けている証拠。油・糖・添を摂り過ぎていないか、食生活を見直すきっかけにしましょう(▶111126)。
    ■エコ&粗野な食習慣へ
     だしを取った後の昆布や削り節は捨てずに、常備菜に加工して食べ切ります。煮干もみそ汁の具としてバリバリ食べる。そんなエコで粗野な食習慣に回帰するのも「サムライごはん」のスタンスです(▶120722)。
    ■「ご飯は太る」は本当か?
     コメ離れが進んでいますが、カラスヒコは「ご飯は太る」という通説はウソだと思っています。むしろ実態は、パン食による油脂、タンパク、精製穀物の過剰、さらに甘い飲料、間食が原因なのでしょう。「サムライごはん」では、玄米や豆類主食への回帰によってビタミン、ミネラルを確保し、スリムで健康的な肉体を取り戻していきます(▶100527)。
    ■残業食をコントロールしよう
     残業時間中にスナック菓子などで中途半端に空腹を満たす習慣は危険。油・糖・添まみれなのはもちろん、寝る前のドカ食いを招く原因にも。むしろクラコットやドライフルーツなど、きれいな食材をしっかり取るのがお薦めです(▶110609)。
    ■失敗しないゆで卵
     殻がつるりんと気持ち良くむけて、半熟・全熟を自在にコントロールできるようになれば、ゆで卵は頼れる常備菜になります。ポイントは湯が沸騰してから卵を入れ、再沸騰してからのゆで時間。意外に簡単です(▶110130)。
    ■学生・単赴・シンママにチャンス!
     「サムライごはん」の質実剛健な味が家族の反発を招くこともあります。いまや化学調味料や添加物を気にしない人がマジョリティーな時代ですから。むしろ一人暮らしの単身赴任者や、舌が染まっていない幼子を持つシングルマザーにこそ、いろんなトライ&エラーができるチャンスがあります。学生も社会に出る前に自炊技術を身に付けたほうが勝ち(▶120305)。
    ■「ワイン蒸し」で野菜たっぷり自炊
     「あなたは野菜不足」とCMに脅かされてサプリに飛びつく人が多過ぎます。ワイン蒸しや酒蒸しは、数種類の野菜を毎日飽きずに食べ続けられる自炊独自の加工ワザ。油脂も添加物も使わない簡単野菜メニューで武装しましょう(▶120922)。
    ■糖尿病を知り、真剣に予防しよう
     糖尿病や腎不全は「不治の病」です。新しい薬品や治療法が開発されても、高いお金と引き換えに苦痛を和らげる程度。だから発病しないように若いうちから食生活を立て直すのが唯一の正解です。できなければ自己責任で、メディカル資本にたかられる「いいお客さま」になってしまいます(▶111107)。
    ■外食は低加工なそば or 海鮮系を
     朝夕の食事を「サムライ化」すれば、ランチは少々ジャンクなメニューでも大丈夫。でも、可能な限りはそば系・海鮮系など加工度の低い献立を選ぶのが正解。日々の「油・糖・添」締め出しこそ確実な生命保険なのです(▶100326)。
    ■浅漬けが自炊を軌道に
    白菜、キュウリ、大根、パプリカなどを適当に切り、塩をまぶしてタッパーに入れておくだけで自製の浅漬けができます。翌日から5~6日間食べられる常備菜ですから野菜不足はほぼ解消。面倒に思えた自炊が一気に軌道に乗ってきます(▶120608)。
    ■ピクレで自製漬け物を
    乳酸発酵する本物の漬け物を自分で漬けるなど、多くの人にとって想像を絶する事態でしょうが、実は簡単。「ピクレ」があれば、冷蔵庫の中で勝手に発酵してくれるからです。化学物質にまみれた出来合いの漬け物におさらばできます(▶120805)。
    ■ヒジキはそばつゆで煮る
    カルシウム豊富なヒジキを切干大根、こうや豆腐、干しシイタケと一緒にそばつゆで煮てしまう。甘じょっぱくしない、本来の素朴な煮物が素人の手抜きレシピで作れることに驚きます。上の世代が放棄してきた健食習慣を取り戻しましょう(▶121204)。
    ■乾物をだし汁で戻す手抜き
    車麩、こうや豆腐、湯がき大根など乾物は水で戻さず、いきなりだし汁に浸します。戻し工程と味付けをいっぺんに行う手抜きワザ。素朴な味わいの常備菜になります。だし汁が食材に吸われて減ったら、ひたひたまで注ぎ足すのがポイントです(▶130412)。
    ■瞬間加熱の温野菜サラダ
    ブロッコリー、アスパラ、パプリカ、きぬさやなどを100℃のお湯で3~5秒。少量ずつ加熱して網ジャクシでさっと取り出すのがコツ。丸元淑生さん式の温野菜サラダは目からウロコです。自炊が俄然充実してきます(▶ 100307)。
    ■夜食なら粉吹きイモ
    夜におなかが減ったら、即席麺やコンビニおにぎりを食べるより自分でイモをゆでましょう。ジャガイモやサツマイモのおいしさを再発見して感激します。未精製の炭水化物で太らず、もちろん添加物もゼロ(▶ 100104)。
    ■ニンジンの合理的摂取法
    石原結實さん式ジュースなら朝にニンジン、リンゴ、レモンが各1個ずつ摂れてしまいます。そのためだけに1万円以上のジューサーを買う価値もあるでしょう。これを飲む習慣ができれば、合成着色飲料とは永遠におさらばできるからです(▶ 100407)。
    ■ラタトゥイユで自炊に自信
    まさか自分にこんな料理が作れるとは!驚きと感動で自炊に弾みがつく丸元淑生さんのレシピです。野菜6種のシンプルな無水蒸しなのに素人でも絶妙の味が出せて病みつきになります。ポイントはトマトと玉ネギの比率だけ(▶ 101008)。
    ■小型密封容器をそろえよう
    おかかやショウガ酢漬けなどの常備菜を小型の密封容器で冷蔵庫内に整然と積み上げるのが「サムライごはん」の大事なノウハウ。容器は都度バラバラと買い足さず、スタックできる同型をまとめ買いしましょう(▶ 101224)。
    ■自炊 vs 外食、どっちが安い?
     実際の支出額はおそらく同程度で、それなら手間なしの外食が合理的と考えがち。しかし、金額当たりの栄養価に大差があり、外食ライフでは将来の健康崩壊リスクが高まります。自炊食の原価計算から中長期の健康戦略が見えてきます(▶120627)。
    ■ダイエットで感じた10のこと
     本物のダイエットなら、減量よりもまず肌の色つやが良くなり、原因不明のかゆみや爪の黒ずみなどが消えていきます。見た目のスリミング効果はおまけで、当然リバウンドも来ません。体の排せつ力を高める食べ方を研究しましょう(▶120926)。
    ■豆類はペットボトルで管理
     豆類は袋から出し、ペットボトルに移して「見える化」しましょう。作業フローがシンプルになり、在庫量も一目で分かります。調理テクの上達やレパートリー拡大より、整理力と段取り改善でスピードアップを図るのが「サムごは」的アプローチ(▶130915)。
    ■野菜はバスケット管理する
     みそ汁用、サラダ用など用途別バスケットに分類して冷蔵。バスケット単位で取り出し、使う分だけを切り出して再格納します。数種類の野菜を毎日コンスタントに食べるにはこの手が一番。使いかけ野菜を冷蔵庫の奥で腐らせる心配もありません(▶100924)。
    ■「糖質制限」はいいとこ取りで
     速攻スリミングには効果的。でも全面的な糖質制限では穀物の豊富なミネラルを摂り損ないます。朝だけとか隔日とか、自分の調子よさの範囲で慎重に採り入れましょう。ハムやベーコンの添加物や、肉や卵を焼くときの精製油脂にも要警戒(▶140805)。
    ■洋食派はパンよりシリアル主食
     ミューズリー+オートミールの「未精製」穀物に小麦ふすまを振りかけるなど、シリアルのカスタム化にトライ。パン主食では難しい油・糖・添フリー&高ミネラルな洋食体系を設計します。「朝食=パン」の固定観念を疑いましょう(▶141101)。
    ■昆布は1回分サイズにカット
     昆布を買ってきたら、全部をみそ汁一杯分サイズに切り分けて密封容器で保管します。「調味料(アミノ酸等)」ではなく本物昆布使用にこだわりつつ、調理アクティビティー削減を狙います。合成だしでは必要なミネラルが不足するからです(▶121208)。
    ■包丁研ぎは我流で覚える
     調理人のような華麗な包丁さばきなど自炊には不要です。我流でも日々使えば、大根皮むきやネギ刻みは身に付くもの。砥石は「中砥」一種類の我流使いで包丁の切れ味が十分に戻ります。プロのまねをせず、不格好でも自分ワザを磨くことが大事(▶120124)。
    ■包丁使いの自主トレ入門
     手先超ブキなカラスヒコでも、リンゴの皮むきが支障なくできるようになりました。リンゴ皮の裏側から、包丁の刃を親指のはらに押し付けるように果肉をそぐのがコツ。遅くてもきれいにむくことに集中すれば、だんだん早くなってきます(▶150123)。
    ■丸元淑生式「蒸しリンゴ」のうまさ!
     皮をむいたリンゴを適当にスライスして、ビタクラフト鍋で弱火蒸しするだけで、シュガーレス極甘ヘルシーデザートの出来上がり。小分け冷蔵して毎日食べられるフルーツ系常備菜です。無糖ヨーグルトにトッピングするのもおしゃれ(▶100114)。
    ■「油糖抜き」スクランブルエッグ
     肉野菜ワイン蒸しを作った後、蒸し汁を有効活用します。生卵を落として混ぜて弱火蒸し。卵そのものの粗野で力強い味に驚きます。自炊のスクランブルエッグでは、砂糖を加えて精製油脂で焼く外食レシピの常識を疑ってかかるのが正解(▶150623)。
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