「サムライごはん」de自衛自炊

忙しい人こそ自炊しましょう!料理嫌いのための高栄養で無添加な「ケ」の食の技術を研究するブログです。悪食による人格崩壊から辛くも生還したカラスヒコの経験に基づく学生・単身赴任者・シングルマザー向け貧乏自炊教室にお付き合いくだされ!

技術進歩や経済成長を見直す?

 シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版』の話は非常に複雑です。綾波レイが碇ゲンドウの妻(シンジの母)のクローンとして、急進派のスパイのような役割を担う一方、ヱヴァのエリート・パイロット、式波アスカ・ラングレーが実は使徒のバリエーションだったりするから結構ややこしい。
エヴァンゲリオン (1)
 同作のラストでは、碇シンジと真希波マリ・イラストリアスが普通の高校生のカップルとして、ほぼ実写のJR宇部新川駅から町なかへ駆け出していくのです。インパクト以前の、やや農本主義回帰的な世界へ。

 つまり技術の進歩や経済成長の意味を見直すエンディングです。これでいいのか悪いのか。私たち観客は判断を迫られているわけでしょうね。

「集合知」化に反逆した葛城ミサトら

 碇ゲンドウとその盟友、冬月コウゾウは急進派でした。セカンド~サード・インパクトによる人類の大量絶滅を起爆剤として、AI・ネットとの融合も含めた「集合知種」への進化を強要する立場でした。
エヴァンゲリオン (6)
 その意図を察した葛城ミサトと赤木リツコはNERVに反旗を翻した保守派です。つまり、人類の今の暮らしを守ためにWILLEを結成し、インパクトによって”浄化”された環境の復元を目指す立場。

『シン・ヱヴァンゲリヲン』的モヤモヤ

 『シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版』(2021年)は間違いなく傑作でしたが、見たあとに強いモヤモヤ感が残った映画でもありました。

エヴァンゲリオン (10) それは、NERVの上部機関、SELLEが目論んだ「人類補完計画」=集合知化が挫折し、人類はエネルギー結界(封印柱)で守られた昭和的なアナログ村の生活に戻ったように見えるからです。

 人類が進化を拒絶した? 物語のエンディングとして、果たしてそれでいいのか、っつう疑問が残りましたね。

「ニャンコめし」のマイレシピを極める

 冬はニャンコめしの季節です。ベーコン(またはひき肉)、玉ネギ、ニンニク、ショウガをみじん切りにして、豆ごはんと一緒にだし汁で3分ほど中火で煮込みました。体が芯から温まる無国籍ヘルシーリゾット。

ニャンコめし (22) 味付けは味噌またはマギーブイヨン。これにゴマを振り、切干大根の酢和え、昆布の酢じょうゆ煮〆めなど常備菜を載せ、スプーンでハホハホといただきます。

 自炊は、定食屋の定番メニューをまねすると続きません。完成品のレシピを学ぶより、手持ち食材を最小限度の加工で、いかにおいしく食べるかを試行錯誤するほうがクリエイティブ&サステイナブル。

 写真右は白菜、キュウリ、パプリカの浅漬けです。塩を振ってもんでおけば、冷蔵庫から出すだけで5~6日間はおいしく食べられます。これも常備菜の定番スキル!

『南極物語』と高倉健の美学

 10月20日にテレビ放映された映画『南極物語』(83年/蔵原惟繕監督)は面白かった。15頭のカラフト犬たちの迫真の”芝居”が名優高倉健や渡瀬恒彦らの演技を圧倒していたからです。

 南極物語 (2)もちろん、犬たちが俳優修業を極めたわけではなく、カメラマンと編集テクの勝利。幼児に演技をさせた(ように見せる)チャップリン映画のスキルと同じです。

 高倉健は77年の『幸福の黄色いハンカチ』を境に無口で不器用な中高年男性を演じる路線に転向して俳優生命を劇的に延長させました。この映画はまさにその路線。

 ただ個人的には、任侠映画時代の健さんの魅力をストレートに継承したのは、むしろ『ブラック・レイン』の刑事役(89年/リドリー・スコット監督)や『ミスター・ベースボール』の中日ドラゴンズ監督役(92年/フレッド・スケピシ監督)といったアメリカ映画だったと思うのです。

 日本の経済や社会が凋落ていく時代に、サムライ的に体を張って信念を貫く、高倉健のあるべき姿を撮っていたアメリカ映画の審美眼のスケールをあらためて感じました。

レトルトをエンパワーする

 豆ごはんに生玉ネギをみじんに刻んで載せ、オレガノを散らしてゆで卵を添えたところ。これにレトルトカレーをかけ、粉チーズをどっさり振っていただきます。玉ネギの辛みとジョリジョリ感がやみつき!

 カレー (15)レトルトは、100~200円代では正体不明の〇〇エキスとか、増粘剤などが気になりますが、300円代以上なら調アミ程度。それでも栄養不足を補うために野菜や卵を添えてエンパワー(強化)するのがいいですね。

 食後にアーモンドやクルミをかじりながら無糖ドリンクヨーグルトを飲めば、手抜き食としてはまずまず豪華なもんです!

『DUNE 砂の惑星』の美学

 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作、見ちゃいましたね。西暦1万190年の世界描写がすごい!CGが壮大かつ緻密。言っちゃあ悪いけど、派手さだけのローランド・エメリッヒCGとは月スポです。
 DUNE 砂の惑星 (4)ストーリーは、まあ月並み。スパイス(香料)の争奪は、現代の石油などエネ資源をめぐる抗争と同じです。けれども編集テクが素晴らしい。指輪、バグパイプ、蛇の目傘、闘牛の置物などが『ブレードランナー2049』や『メッセージ』などにも通じるヴィルヌーヴらしいアイコンになっています。
 爆弾やミサイルがあり、個人単位のシールドもあるのに銃砲がない。日本の武士道にも似た精神的な美学を体現する世界観に驚かされました。

豆+雑穀で「栄養武装」する主食

 精製された白米や白パンやパスタやうどんは、はっきり言って菓子に近い。カロリーは高くても糖質以外の栄養素が少ないからです。

 やはり主食は、白米に玄米や豆類を混ぜ炊いて「栄養武装」するのが正解。さらに麦、そば、キヌア、アマランサスなど雑穀も併せ炊くのがお薦めです。

 豆ごはん (4)白米オンリーのご飯に比べると硬く、30~40回も嚙まないと飲み込めないワイルドな主食ですが、食べ続けると体調が劇的に上向くのが実感できます。

『提督の戦艦』は迫力満点

 2008年のロシア映画です。生粋の軍人コルチャーク提督が、前半ではバルト海の砲雷戦やリガ湾(ラトビア)の艦砲戦でドイツ軍の新鋭戦艦や有力な野戦砲隊を粉砕します。

 ところが1917年の革命でロマノフ王朝が崩壊し、艦隊は新政府に接収されます。コルチャークはシベリアへ逃走し、後半は勝てる見込みのない陸戦の果てに悲劇を迎えます。

 提督の戦艦 (2)日本でも土方歳三など「敗軍の将」をシビアに記録した小説や映画はたくさんありますが、大国ロシアの内戦はスケールが桁違い。

 同じ革命期の動乱に翻弄された軍医の生涯を描いた『ドクトル・ジバゴ』(65年/米・英・伊合作)と併せ見ると、ロシア革命期の社会がくっきりと見えてきます。

「鬼滅~」の勧善懲悪

 9月25日にテレビ放映された『鬼滅の刃/劇場版 無限列車編』。物語の骨子は「人より多くの才に恵まれた者は、弱者を救うのが使命」(煉獄杏寿郎の母)と理解しました。いわゆるノブレス・オブリージュ。

鬼滅の刃 無限列車編 ただ、こうしたコア・メッセをセリフで表現するのは、映像メディアでは安直だと感じました。杏寿郎や炭治郎の言動で十分に伝わるからです。

 また、鬼が太陽光を浴びると死ぬという設定はドラキュラ映画のコピーですし、夢の中で自殺すると目が覚める仕掛けは『インセプション』(2010年/クリストファー・ノーラン監督)そのまま。

 格差社会への批判スタンスは健全としても、先行ドラマのプロットを無節操に拝借しながら勧善懲悪の二元論に終始するストーリーには問題ありと思いました。
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    ■「サムライごはん」とは・・・
     超多忙で料理が嫌いな人が、健康を自衛するためにつくる「最短時間で、栄養十分、かつ無添加」な食事。いまの時代を生き抜くために、男女を問わず一人一人が身に付けるべき「武芸」のようなもの。外食や加工食品がまだほとんどなかった1955年以前の日本の家庭食がモデルです。
    ■「自衛自炊」とは・・・
     趣味やライフスタイル的自炊ではなく、将来病気にならないための先行投資、あるいは保険目的の調理技術です。「忙しい」という理由で食事を外注せず、自炊スキルを身に付けて、自分と子どもの健康を守るのが狙いです。
    ■外食メニューをまねない自炊
     料理本に載っているのはたいてい外食メニューのつくり方です。それを覚えても、味でもコストでも外食にはかないません。「サムライごはん」では、見た目は地味でも、栄養価が高く無添加な、自炊ならではのメニューを研究していきます。
    ■油・糖・添(ゆとうてん)を締め出す自炊
     「サムライごはん」は、余分な油脂・糖分・添加物を極力排除した食事を目指します。 そのために加工食品や調理済み総菜を使わず、生の素材を最少限度の加工で食べることが目標。 成分表示をしっかり見ながら、油・糖・添を慎重に避けていきます。
    ■サトチュー(砂糖中毒)との戦い
     動脈硬化や高血圧などで健康を損ねる人の多くは砂糖を摂り過ぎています。菓子や清涼飲料水ばかりではなく、現代では総菜や加工食品などご飯のおかずにまで砂糖がこっそり使われているからです。サトチューとの戦いも「サムライごはん」の主要なテーマです(▶100918)。
    ■「豆ごはん」は最強の主食
     玄米と等量の白米、そして5種類の豆(大豆、青大豆、ガルバンゾー、金時豆、黒豆)を一緒に炊く「サムライごはん」の主食です。これに押麦、アマランサスも加えると栄養バランスが完璧に近くなります。冷めてから食べても非常においしく、おにぎりにも最適です(▶130409)。
    ■「ニャンコめし」は夕食の定番
     「サムライごはん」夕食の定番。煮干しでだしを取ってみそを溶き、朝の残りの豆ごはんを入れます。煮立ったら生卵を落として火を止め、ふたをして3分蒸らせば出来上がり。煮干しも具としていただく高栄養・無添加で、すぐにできる晩ご飯です。鍋料理の締めの雑炊のようなおいしさです(▶100226)。
    ■日替わりから週替わりへ
     野菜メニューは日替わりでは続きません。浅漬け、ワイン蒸しなどまとめ作りのメニューを取り入れて、週替わりのローテーションに切り替えましょう。材料を無駄なく食べ切り、買い物頻度も減らせる自衛自炊ならではのテクニックです(▶111118)。
    ■おにぎりは自分で握る
     豆ごはんおにぎりを自製する習慣をつけましょう。ランチを無添加で切り抜ける数少ない選択肢だからです。手を濡らして握ればくっ付かず、熱くもありません。コンビニで買うおにぎりは添加物と油脂まみれ。老若男女にかかわらず、おにぎりは自製あるのみ(▶100821)。
    ■我流みそ汁だしのススメ
     昆布と削り節を3分間煮出せば、誰にでもうまいだしが取れます。安易に化学調味料に依存せず、我流の本物だしを研究すべき。それをサボった1、2世代上の年寄りたちが、いま生活習慣病で薬漬けになっている実態をしっかり見ていきましょう(▶100926)。
    ■二十歳を過ぎたらニキビじゃない
     ニキビ世代をとっくに過ぎているのに吹き出物が止まらないのは、体が拒否するものを食べ続けている証拠。油・糖・添を摂り過ぎていないか、食生活を見直すきっかけにしましょう(▶111126)。
    ■エコ&粗野な食習慣へ
     だしを取った後の昆布や削り節は捨てずに、常備菜に加工して食べ切ります。煮干もみそ汁の具としてバリバリ食べる。そんなエコで粗野な食習慣に回帰するのも「サムライごはん」のスタンスです(▶120722)。
    ■「ご飯は太る」は本当か?
     コメ離れが進んでいますが、カラスヒコは「ご飯は太る」という通説はウソだと思っています。むしろ実態は、パン食による油脂、タンパク、精製穀物の過剰、さらに甘い飲料、間食が原因なのでしょう。「サムライごはん」では、玄米や豆類主食への回帰によってビタミン、ミネラルを確保し、スリムで健康的な肉体を取り戻していきます(▶100527)。
    ■残業食をコントロールしよう
     残業時間中にスナック菓子などで中途半端に空腹を満たす習慣は危険。油・糖・添まみれなのはもちろん、寝る前のドカ食いを招く原因にも。むしろクラコットやドライフルーツなど、きれいな食材をしっかり取るのがお薦めです(▶110609)。
    ■失敗しないゆで卵
     殻がつるりんと気持ち良くむけて、半熟・全熟を自在にコントロールできるようになれば、ゆで卵は頼れる常備菜になります。ポイントは湯が沸騰してから卵を入れ、再沸騰してからのゆで時間。意外に簡単です(▶110130)。
    ■学生・単赴・シンママにチャンス!
     「サムライごはん」の質実剛健な味が家族の反発を招くこともあります。いまや化学調味料や添加物を気にしない人がマジョリティーな時代ですから。むしろ一人暮らしの単身赴任者や、舌が染まっていない幼子を持つシングルマザーにこそ、いろんなトライ&エラーができるチャンスがあります。学生も社会に出る前に自炊技術を身に付けたほうが勝ち(▶120305)。
    ■「ワイン蒸し」で野菜たっぷり自炊
     「あなたは野菜不足」とCMに脅かされてサプリに飛びつく人が多過ぎます。ワイン蒸しや酒蒸しは、数種類の野菜を毎日飽きずに食べ続けられる自炊独自の加工ワザ。油脂も添加物も使わない簡単野菜メニューで武装しましょう(▶120922)。
    ■糖尿病を知り、真剣に予防しよう
     糖尿病や腎不全は「不治の病」です。新しい薬品や治療法が開発されても、高いお金と引き換えに苦痛を和らげる程度。だから発病しないように若いうちから食生活を立て直すのが唯一の正解です。できなければ自己責任で、メディカル資本にたかられる「いいお客さま」になってしまいます(▶111107)。
    ■外食は低加工なそば or 海鮮系を
     朝夕の食事を「サムライ化」すれば、ランチは少々ジャンクなメニューでも大丈夫。でも、可能な限りはそば系・海鮮系など加工度の低い献立を選ぶのが正解。日々の「油・糖・添」締め出しこそ確実な生命保険なのです(▶100326)。
    ■浅漬けが自炊を軌道に
    白菜、キュウリ、大根、パプリカなどを適当に切り、塩をまぶしてタッパーに入れておくだけで自製の浅漬けができます。翌日から5~6日間食べられる常備菜ですから野菜不足はほぼ解消。面倒に思えた自炊が一気に軌道に乗ってきます(▶120608)。
    ■ピクレで自製漬け物を
    乳酸発酵する本物の漬け物を自分で漬けるなど、多くの人にとって想像を絶する事態でしょうが、実は簡単。「ピクレ」があれば、冷蔵庫の中で勝手に発酵してくれるからです。化学物質にまみれた出来合いの漬け物におさらばできます(▶120805)。
    ■ヒジキはそばつゆで煮る
    カルシウム豊富なヒジキを切干大根、こうや豆腐、干しシイタケと一緒にそばつゆで煮てしまう。甘じょっぱくしない、本来の素朴な煮物が素人の手抜きレシピで作れることに驚きます。上の世代が放棄してきた健食習慣を取り戻しましょう(▶121204)。
    ■乾物をだし汁で戻す手抜き
    車麩、こうや豆腐、湯がき大根など乾物は水で戻さず、いきなりだし汁に浸します。戻し工程と味付けをいっぺんに行う手抜きワザ。素朴な味わいの常備菜になります。だし汁が食材に吸われて減ったら、ひたひたまで注ぎ足すのがポイントです(▶130412)。
    ■瞬間加熱の温野菜サラダ
    ブロッコリー、アスパラ、パプリカ、きぬさやなどを100℃のお湯で3~5秒。少量ずつ加熱して網ジャクシでさっと取り出すのがコツ。丸元淑生さん式の温野菜サラダは目からウロコです。自炊が俄然充実してきます(▶ 100307)。
    ■夜食なら粉吹きイモ
    夜におなかが減ったら、即席麺やコンビニおにぎりを食べるより自分でイモをゆでましょう。ジャガイモやサツマイモのおいしさを再発見して感激します。未精製の炭水化物で太らず、もちろん添加物もゼロ(▶ 100104)。
    ■ニンジンの合理的摂取法
    石原結實さん式ジュースなら朝にニンジン、リンゴ、レモンが各1個ずつ摂れてしまいます。そのためだけに1万円以上のジューサーを買う価値もあるでしょう。これを飲む習慣ができれば、合成着色飲料とは永遠におさらばできるからです(▶ 100407)。
    ■ラタトゥイユで自炊に自信
    まさか自分にこんな料理が作れるとは!驚きと感動で自炊に弾みがつく丸元淑生さんのレシピです。野菜6種のシンプルな無水蒸しなのに素人でも絶妙の味が出せて病みつきになります。ポイントはトマトと玉ネギの比率だけ(▶ 101008)。
    ■小型密封容器をそろえよう
    おかかやショウガ酢漬けなどの常備菜を小型の密封容器で冷蔵庫内に整然と積み上げるのが「サムライごはん」の大事なノウハウ。容器は都度バラバラと買い足さず、スタックできる同型をまとめ買いしましょう(▶ 101224)。
    ■自炊 vs 外食、どっちが安い?
     実際の支出額はおそらく同程度で、それなら手間なしの外食が合理的と考えがち。しかし、金額当たりの栄養価に大差があり、外食ライフでは将来の健康崩壊リスクが高まります。自炊食の原価計算から中長期の健康戦略が見えてきます(▶120627)。
    ■ダイエットで感じた10のこと
     本物のダイエットなら、減量よりもまず肌の色つやが良くなり、原因不明のかゆみや爪の黒ずみなどが消えていきます。見た目のスリミング効果はおまけで、当然リバウンドも来ません。体の排せつ力を高める食べ方を研究しましょう(▶120926)。
    ■豆類はペットボトルで管理
     豆類は袋から出し、ペットボトルに移して「見える化」しましょう。作業フローがシンプルになり、在庫量も一目で分かります。調理テクの上達やレパートリー拡大より、整理力と段取り改善でスピードアップを図るのが「サムごは」的アプローチ(▶130915)。
    ■野菜はバスケット管理する
     みそ汁用、サラダ用など用途別バスケットに分類して冷蔵。バスケット単位で取り出し、使う分だけを切り出して再格納します。数種類の野菜を毎日コンスタントに食べるにはこの手が一番。使いかけ野菜を冷蔵庫の奥で腐らせる心配もありません(▶100924)。
    ■「糖質制限」はいいとこ取りで
     速攻スリミングには効果的。でも全面的な糖質制限では穀物の豊富なミネラルを摂り損ないます。朝だけとか隔日とか、自分の調子よさの範囲で慎重に採り入れましょう。ハムやベーコンの添加物や、肉や卵を焼くときの精製油脂にも要警戒(▶140805)。
    ■洋食派はパンよりシリアル主食
     ミューズリー+オートミールの「未精製」穀物に小麦ふすまを振りかけるなど、シリアルのカスタム化にトライ。パン主食では難しい油・糖・添フリー&高ミネラルな洋食体系を設計します。「朝食=パン」の固定観念を疑いましょう(▶141101)。
    ■昆布は1回分サイズにカット
     昆布を買ってきたら、全部をみそ汁一杯分サイズに切り分けて密封容器で保管します。「調味料(アミノ酸等)」ではなく本物昆布使用にこだわりつつ、調理アクティビティー削減を狙います。合成だしでは必要なミネラルが不足するからです(▶121208)。
    ■包丁研ぎは我流で覚える
     調理人のような華麗な包丁さばきなど自炊には不要です。我流でも日々使えば、大根皮むきやネギ刻みは身に付くもの。砥石は「中砥」一種類の我流使いで包丁の切れ味が十分に戻ります。プロのまねをせず、不格好でも自分ワザを磨くことが大事(▶120124)。
    ■包丁使いの自主トレ入門
     手先超ブキなカラスヒコでも、リンゴの皮むきが支障なくできるようになりました。リンゴ皮の裏側から、包丁の刃を親指のはらに押し付けるように果肉をそぐのがコツ。遅くてもきれいにむくことに集中すれば、だんだん早くなってきます(▶150123)。
    ■丸元淑生式「蒸しリンゴ」のうまさ!
     皮をむいたリンゴを適当にスライスして、ビタクラフト鍋で弱火蒸しするだけで、シュガーレス極甘ヘルシーデザートの出来上がり。小分け冷蔵して毎日食べられるフルーツ系常備菜です。無糖ヨーグルトにトッピングするのもおしゃれ(▶100114)。
    ■「油糖抜き」スクランブルエッグ
     肉野菜ワイン蒸しを作った後、蒸し汁を有効活用します。生卵を落として混ぜて弱火蒸し。卵そのものの粗野で力強い味に驚きます。自炊のスクランブルエッグでは、砂糖を加えて精製油脂で焼く外食レシピの常識を疑ってかかるのが正解(▶150623)。
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