先日秋田市へ行き、駅のレンタサイクル(無料!)を借りて市内のスーパー7店舗を回ってきました。伊徳はうわさ通りのいいお店。鮮度がよく演出も華やか。タカヤナギでは、無添加系の地元食品メーカーをしっかりアピールしていたことに好感でした。

■伊徳とタカヤナギに好印象
 きれいな秋晴れ、気温24℃、微風。自転車でほぼ平坦な秋田市内を走り回るには最適なお天気でした。東京や仙台に比べて道が広いからか、クルマが少ないからか、41号バイパスも、千秋公園付近の中心街も、56号天王線も、とても気持ち良く走れました。

 品ぞろえの少ない安売りスーパーや、通路にべたべた商品を並べたお行儀の悪い激安店を3店舗ほど回ってややうんざりした後、いとく秋田東店1209写真の伊徳秋田東店にたどり着いて感激しました。特に生鮮三品は商品のグレードも鮮度も、品ぞろえも演出力も素晴らしいお店。

 平日の午後2時ころなのに、かなりの客入り。地域一番店として人気があるのでしょう。品ぞろえはヨークベニマルに近いとみたのですが、オリーブ油にしても、みそにしても、ベニマルよりもう1グレード上の商品までそろえていて、その分ゴージャスな感じがしました。

 ただ、決してお高く止まったスーパーではなく、100円くらいの乾物ミックス、例えば大根、芽ひじき、ニンジン、茎ワカメのパックなど素朴な天然商品もかなり扱っていました。だし汁でちょっと煮込むだけでおいしい常備菜になりそう。いくつか買ってきたので、近々ご紹介します。

 タカヤナギ(グランマート)手形店では、「美味安心」というシリーズの無添加レトルトカレーやパスタソース、マヨネーズなどを目立つように陳列していたのが印象的。これは、『食品の裏側』の安部司さんも推奨しているブランドのようです。仙台でも探してみなくては。

 ほかにも、ブランド名はメモできませんでしたが、地元秋田産大豆にこだわった無添加のしょうゆがありました。100cc少々の小さな瓶入りで278円というやや高めの値付け。タカヤナギは地場の職人的な中小メーカー品育成に力を入れているお店のようです。

 伊徳、タカヤナギとも従業員を多めに配置して、密度の高い売場の商品補充や面ぞろえ(前出し)をきちんとやっているようですから、客としてはとても買いやすいお店でした。ただ、そのぶん販管費率も高そうなので、郊外のイオンや周辺の激安系スーパー、総菜の品ぞろえを増やしているコンビニなどとの競合が、今後は厳しくなりそうです。

■恐るべし、琉球黒糖
 さて夜は、同市在住の旧友を呼び出して、JR秋田駅前の安居酒屋で一献。昔話に花を咲かせて楽しく、心置きなく暴飲暴食しました。そして次の日、「暴飲暴食の翌日は必ず朝昼抜き」という、石原結實さんの教えを実行してみました。黒糖@ジュピター秋田駅117円朝はローソンで買ったトマトジュースのみ。

 昼にはウーロン茶を飲んだのですが、何か糖分を摂らなくてはと、秋田駅ビル・トピコ内の輸入食品店ジュピターで買ったのがこれ、琉球黒糖㈱の「琉球黒糖」。これが大正解でした。

 成分は粗糖、黒糖(沖縄県産)、水あめ、糖蜜。写真のように、3㌢角くらいのチョコレートかカレールウのような形に押し固めてあります。未精製の糖分にいろんなビタミンも含まれているらしく、なんとも懐かしい天然系の甘さです。

 口に含んで、噛むとすぐに粉々になってしまうのですが、舌の上や下でころがすようにしながら噛まずに、ゆっくり、じらすように溶かしていきました。30分ほど置いて2枚食べ、口の中の甘さをコーヒーで洗い流しました。

 やがて体がじわっと、ゆるく発汗してくるのを感じました。エアコンの効いた帰りの新幹線の中で、もちろん運動もせず、ただ本を読んでいただけなのにです。石原さんが言うように、プチ断食効果で体温が上がって白血球が活発化し、体内の余分な脂肪や老廃物をむしゃむしゃと食べ始めたに違いありません。

 午後2時半に仙台に着き、夜6時にざるそばを作って食べるまで何も食べませんでしたが、空腹感はそれほど覚えず、むしろ、二日酔いの日に独特な気持ち悪さを全然感じない一日でした。むむむ、「石原式」恐るべしです。

 琉球黒糖の袋にはジップロックが付いていますが、「本品は吸湿性が高いため、開封後はなるべく早く」食べろと。そして、「チャックをきっちり閉じて冷蔵庫保管」がお勧めと書いてあります。やはり自然食品とはそういうものなのでしょう。

 コンビニにも黒糖系のあめやキャンディーが必ず2、3品は置いてありますが、どれにも精製砂糖または人工甘味料、調味料(アミノ酸等)、香料などが使われているのが分かります。こういうものは常温に放置しても、いつまでも変化しないようです。

 ではまた。