「サムライごはん」de自衛自炊

忙しい人こそ自炊しましょう!料理嫌いのための高栄養で無添加な「ケ」の食の技術を研究するブログです。悪食による人格崩壊から辛くも生還したカラスヒコの経験に基づく学生・単身赴任者・シングルマザー向け貧乏自炊教室にお付き合いくだされ!

カレー

毎日ニンニクとショウガ生活

 ニンニク1片を細切りにしたところ。これをちぎったキャベツに混ぜて塩を振ればうまい浅漬けになります。また、豚肉や玉ネギと一緒にワイン蒸しにすれば香りが引き立ち、俄然食欲をそそります。おいしくて代謝機能も高まるニンニクをどう自炊ライフに組み込むかを考えます。

■生ニンニクを刻め
 ニンニンニク (3)ニクを毎日食べればヘルシー。それは正しいとカラスヒコは思います。ならばニンニクの黒酢漬けを買ってきて毎日1個ずつ食べればいい? ニンニクエキスを固めたサプリの錠剤を飲めばもっと簡単? うーん、それって違うでしょう。

 若い頃のカラスヒコはカロリーメイトだけ食べて生きていけると真剣に考えていました。
 面倒な調理や後片付けからも解放される。節約した時間は仕事や趣味に活用して人生が充実する。人類はすごい食品を開発したもんだ、カロメは革命だとマジに浮かれて箱買いしました。

 でも、そういうのはフードファディズムという狂信的な思い込みで、健康とはあまり関係ないとアラサーあたりでつくづく悟りました。カロメは今でも大好きですが、あくまで茶菓子、コーヒー受けのお気に入りスナックとして。

 ニンニクも、伝統的な健康食材として古今東西に響き渡っていますが、そればかり食べてもバランスのよい健康体になれるわけではありません。肉や野菜の味を引き立てる特性を生かし、幅広い食材を食べる生活がヘルシーなわけです。薬やサプリのように即効性を期待するのが間違い。

 左は先日もごカレー (11)紹介したルーを使わない家カレーです。カラスヒコはすっかりハマって、カレー粉やクミン、ガラムマサラなどの比率を変えながら3日に一度は作っていますが、カレーの味に深みを出すのはニンニクだなと、しみじみ実感する日々です。

 具体的に言えば、ニンニクのみじん切りを加えると玉ネギやニンジン、トマトといった野菜がうまい。コクが出るのです。二度ほどニンニクを入れるのを忘れて作りましたが、味が薄っぺらい。まずくはないけれども食べた後の充実感が物足りないのです。

 試しにガーリックの粉末や顆粒や薄切り乾燥ニンニクを使ってみても、生ニンニク刻みに比べると迫力がいまいち。天然乾燥モノですから、ニンニクの栄養分はそっくり残っているはずなのに、この違いは何?

■近未来に備える自炊
 おそらく香りです。乾燥で失われるのは水分だけではないのでしょう。みそ汁用の乾燥ネギやホウレン草のパックもうまいけれど、生には劣るのと同じ。「おーいお茶」などペットボトル緑茶もおいしいけれど、急須で入れたてのお茶にはかないません。

 ここは超大事なポイントです。栄養素がそろっているだけでは駄目。昔のカラスヒコのようにカロメや「総合栄養」タイプのサプリをむしゃむしゃ食べていると食材の新鮮な味や香りに鈍感になり、食べる喜びを失って「10秒チャージ」みたいなノリになってくるからです。食事は短時間で効率的に終わらせるべき「作業」なのか。

 もしそうなら食事は買えばいい、手間暇をかけて作るのは無駄となり、その結果、精製油脂や砂糖、添加物が多めの他炊(外食・中食)依存にハマります。腎不全→人工透析→薬漬け→人格崩壊の果てに死んだカラスヒコの父や、アルツ歴12年になる恍惚の母もそんなダークサイドに堕ちた人々。おかげで息子は苦労しとりますよ、あーあ・・・・。

 私たち自身がそうならぬよう、面倒でも自分で食材を選んで調理するスキルを磨くべきです。ある程度の熟練がいることですから、武芸の稽古のように日々セルフトレーニングを重ねましょう。この手のことに王道はありません。早く始めて長く続けたほうが勝ちなのです。

 社会保障制度が立ち行かなくなる近未来を直視すれば、自分の後半生を守るのは少々の貯金や有価証券ではなく健食スキル。そしてコンスタントな運動習慣だと分かってきます。

 さて、ニンニクショウガ (2)と並んでヘルシー自炊の柱にしたい食材はショウガです。生ショウガを刻んで酢漬けにし、豆ごはんに載せて毎日食べましょう。

 左写真は梅酢をかけたので色が華やかですが、普通の米酢や穀物酢でも十分にうまいです。ショウガを食べつけると血行が良くなり体温が上がるのがすぐに実感できます。

 生ショウガを肉やネギなどと一緒にそばつゆで蒸せば素朴な生姜焼き風になり、これもお薦め。

 ではまた。

肉ジャガ NHKバージョン

 豚肉、ジャガイモ、ニンジン、玉ネギでカレーを作ろうとしていた先日、たまたまNHKテレビで「簡単で失敗しない肉ジャガ」の作り方を見て急きょそっちへ変更、なかなかおいしくできました。肉ジャガとカレーは同じ材料を使い回せるんだと、変なところにもいたく感動。

■一度も混ぜずに15分
 この肉ジャガの作り方の特徴は、材料を全部一度に鍋に入れて15分間加熱し、その間に一度も混ぜたりひっくり返したりしなくても味がちゃんと染みて、しかもジャガイモが全然煮崩れないという点。これなら私たちの手抜き自炊にも使えそうです。

 写真肉ジャガ (2)のように、直径10㌢くらいのジャガイモを四つ割りにしたら程よいホクホク感に煮えました。小さいイモなら二つ割りあたりがよさそう。沸騰して火を弱めてから15分間落としブタで蒸し煮にする熱量が、これくらいのイモのボリュームにちょうどいいというイメージがつかめます。
 だとすると、カレーのときにはイモだけは少し遅めに入れたほうがいいのかもしれません。

 ニンジンは煮崩れる心配がなく、むしろ火が十分通らないことが怖いのでイモよりはずっと小さめに切るとちょうどよく煮えました。

 玉ネギはざっくりと八つ割り。これは煮るとペタペタになって甘みが出て、煮汁をたっぷり絡めて肉やイモと一緒に噛みしめるのが至極です。ただし、量が多過ぎると煮汁全体が玉ネギでどろどろになりますから、ジャガイモの半量程度に抑えるのがたぶん正解。メーンはあくまで肉とジャガ。

 肉は、今回は当初がカレーの予定だったので豚肉の赤身ブロックを7㍉くらいの薄切りにして使いました。でも、最初から肉ジャガを作る場合には脂身が適度に混じった薄切りのバラ肉か切り落とし肉がベストだろうと思います。

 赤身ブロックでも煮汁がよく染みて肉自体のうまみは確かに申し分なし。けれども、肉ジャガという献立トータルの魅力とは、脂身が一部溶け出してややメッシュ状にぼろぼろになりかけた肉が煮汁をたっぷりと含み、それでジャガイモを包み込むようにして頬ばるあのエクスタシーにあるわけですから。

 煮汁のメーンは水、料理酒、しょうゆ。3:1:1くらいがいい感じです。材料を全部鍋に平たく並べ、水を計量カップで量りながら、何度かに分けて材料の半量が水没するくらいまで入れます。水の合計が300㍉㍑なら酒としょうゆは100㍉㍑ずつ。これで材料の8割方が水没状態。

 そしてみりんを適量かけます。もちろん酒やしょうゆよりは少ないのですが、これは全くのお好みです。量を増やせばどんどん甘くなりますから、まず少なめにかけて、煮ながらときどきスプーンで味見をして追加。あまり嫌みな甘さにならないところで止めましょう。

 ところで、みりんにはピンからキリまでと言いますか、本物と偽物が売場で平然と同居していますから、よく選んで買い求めましょう。本物は高いけれども間違いなく味わいが深くて体にもいい。興味のある方はこちらをご参照ください。

■即興的煮物の日々へ
 このN肉ジャガHKバージョンの肉ジャガレシピでユニークなのは、落としブタの代わりにキッチンペーパーを使う点でした。写真のように一枚ぺろっとかけるのですが、その際、中央部分を数センチだけ引き裂いてスリットを作っておきます。ここから蒸気が適度に抜けるのです。

 この写真では見えにくいのですが、実際に煮ていると、蒸気がたまるたびにペーパーの中央部分が持ち上がり、自然にスリットが開いてプーっと抜けてまた閉じる。まるで生き物が呼吸しているみたいです。

 しかも、このペーパーの裏側に肉から出てくるアクが全部くっ付きます。15分たって火を止めてから、ペーパーを箸でつまんでアクごと捨てればきれいなもの。さすがNHK!と感心しました。会長さんには代わってもらいたいけれど。おっと、これはまた別の話か。

 さて、しかし、完成した肉ジャガはすぐには食べません。キッチンペーパーを捨てた後、フタをしたまま自然に約半日冷ます過程で煮汁の味が素材にじわっと染みます。これで本当の完成。
 つまり、朝に作って夕食時に再加熱していただく、あるいは夜に作って翌朝食べます。再加熱は器に盛り付けてからラップ&チンしてもいいですし、鍋ごと中火で温め直してもいい。

 肉ジャガはよく火を通すメニューですから、ラタトゥイユと同じように2食分まとめて作れば調理を1回サボれるメリットもあります。私たち横着者の自炊生活には案外向いているなと思いました。栄養バランスもよく、材料が余ったときにはカレーで消化できるのも合理的。横着派向きの家カレーはこちらから。

 もう一つ、この肉ジャガレシピなら精製油脂で炒めずにおいしい肉料理ができる点も、カラスヒコ的にはプッシュしたいところですです。イモを切って10分間水にさらすといった下処理もなし。

 もちろん、プロ的観点ではしっかりと手間を掛けて繊細でおいしい味を目指すべきなのでしょうが、私たちアマ的には味が一定レベルさえ超えていれば、あとは無添加で工程がシンプルなほど自炊が続けやすく、そっちのほうが非常に大事。物差しが違うのです。

 上記の煮汁に大根、シイタケ、コンニャクなどを適当に放り込んでも素朴でおいしく食べられます。こうなるとすでに肉ジャガとは呼べませんが、うまくて飽きの来ない煮物です。また、いつもみそ汁に使っているだし汁にしょうゆとみりんを加えて煮てもいい味。これは豚汁のみそ抜きみたいな飾りっ気なしのアットホームな風味です。

 そうやって名前のない煮物を「即興する」ことに慣れましょう。レシピを固めて同じ味をいつでも誰でも出せるようにする必要など全然ないのが自炊生活。手持ちの材料とコンサバ調味料を組み合わせて自分だけの、その日だけの調理で淡々と食べていく日々。発想の転換先はそっちです。

 上達しようとか、他人から「うまい」「すげえ」と褒められたいとかゆめゆめ思うなかれです。今回の肉ジャガレシピはそんな邪念を振り切るのになかなかいい勉強になる教材だと思いました。さすがはNHK!

 ではまた。
 

非本格・家カレーPART2

 カレーは一度作れば3、4回は調理をサボれるストック型献立。多忙な人ほど活用すべきです。定着させるポイントは、名店モデルの本格レシピとは違う自炊型カレーの確立です。薄切り肉を使い、イモやニンジンも小さめに切って25分で煮上がるタイプへ。

■ケのカレーはごった煮
 名店の味に近づけることが料理の上達と考えるのが一般的で、料理本でも料理学校でも、もっぱらそっちのワザの伝授がメーンです。でも、学生やワーママで料理が好きでも上手でもなく、健康目的の自炊を軌道に乗せたいと考える人なら、目標を名店の味に置くのは間違い。

 オリジナル化のポイントは、まず無添加に近いルーを探し、肉も野菜も薄切りにし、ニンニクや肉を油で炒めるプロセスも一切省略して、いきなり水から煮て25分で煮切る。早くてうまくて、高栄養・低添加のカレーに徹することです。誰かに食べさせて「さすが!」と絶賛されたい邪心は、この際捨てましょう。

 先日ここでカラスカレー (6)ヒコがトライしたパターンをベースに、今日はそのプロトタイプ化を検討します。
 味付けは、こう言っては身もふたもありませんがルー任せでいきます。料理下手の私たちが聞きかじりで鶏ガラやマサラに凝るより、ルーの完成された味で十分においしいからです。

 具材は、肉+3野菜(イモ・玉ネギ・ニンジン)のスタンダードは一応守って味を安定させつつ、あとはその場で応急的にいろんな具材を加えていく。今回はサバ水煮缶とシメジを入れました。

 味は、これまた身もふたもない話ですが、実は具材に何を入れても大して変わりません。カレーの味が強いからです。だから栄養の摂れそうなもの、余った食材を片端から入れる。漬け物でピクレに入り切らない白菜があるから入れてしまえ、みたいな乱暴な発想でいいのです。

 肉や魚を切らした日には、ナスやホウレン草、カボチャやブロッコリーなどを放り込んで野菜どっさりカレーにしましょう。煮えづらい野菜、例えばカボチャは当然薄切りです。薄く切り過ぎて煮崩れても全体の味を壊すことはありません。

 カラスヒコは、自炊のカレーは「ごった煮」で構わないと考えます。本格カレー専門店のようにキーマカレーや野菜カレーなど個別レシピを学んで覚えるのではなく、ましてやチェーン店のカツカレーやハンバーグカレーといったトッピングの順列と組み合わせ的なファストカレーとも全然違います。

 プロトタイプにお手本はなく、いま自分の手元にある材料を使って早くおいしく食べる応用力。なんとか格好をつけて一定のおいしさまで持っていく技能。それがカレーのオリジナル化のキモです。設計図を頼りに組み立てるキット発想とはおさらばしましょう。

 これはみそ汁にも共通するコンセプトです。「昆布とカツオ節だし+みそ」という伝統的なフレームを体得してしまえば、その中で何を煮ても基本的においしい。カレーもインド式のだしフレームですから、化学調味料や増粘剤などを使わないルーさえ見付ければ、自炊ライフを支える太い柱になるのです。

■高齢者の二の舞を避ける
 さて、「総菜まだまだ総菜まだ伸びる伸びる」という記事がありました。サミット、ヨークベニマル、ライフなど食品スーパー各社で調理済み総菜が絶好調。消費増税による落ち込み分をカバーするほど売れていると。
 各社は「品ぞろえを拡充して需要を掘り起こす」と意欲的です(日本経済新聞6月21日)。

 胃袋の数、つまり人口は増えておらず、スーパーの数も、今はまだバタバタと閉店しているわけではありませんからほぼ一定と考えれば、顧客の調理離れが増税後にも「順調に」進んでいる証拠だとカラスヒコはみています。

 アベノミクス効果で外へ働きに出る女性が増え、高齢化で「調理放棄」する老人が増え、長時間労働で昼食・夕食難民となるサラリーマンも増えたトリプル増。彼らのニーズに出来合い総菜が応えているのなら、経済成長という意味ではまさに順調といえるのかもしれません。

 しかし、例えば学生さん。そういう総菜社会にこれから押し出されていく心の準備はできていますか。みんなが行くから仕方がない?その程度の認識では、ミールカードを失った社会人1年目からいきなり中食漬けの人生になってしまいます。

 現代は「高齢者の8割が何らかの病気」といわれているにもかかわらず、病気にならずに済むにはどうしたらいいのという議論は抜きで、「良い薬が次々に開発されてコンビニでも通販でも買えるようになってよかったね」という社会。のほほんと出ていけば薬漬け高齢者の二の舞になるだけです。

 結論を急げば、生協食堂でそこそこまともな食事を食べられるモラトリアム期間をチャンスとみて、学生でいられる間に自炊力をこつこつ磨き上げるのが正解。ミールカードは栄養バランスのヒント、あるいは失敗したときのセーフガードと位置付け、安心して自炊のトライ&エラーに励むべきなのです。

 男子学生の皆さん、自炊するのは結婚するまでの短期間だからあまりリキを入れて覚える必要はないと油断していませんか。それは大きな間違い。昨今のコンビニ快進撃が女性客比率の急増に支えられている事実を見れば、女性のほうが「崩食度」が進んでいるかもしれないからです。

 ルーを使う非本格カレーだからと、ばかにしてはいけません。私たち調理下手の素人が合成物質を体に入れずに時短調理できる数少ない選択肢と捉えるべきです。極端な話、玉ネギだけのカレーに煮干しとこうや豆腐を入れても、他人に勧めるメニューとしてはともかく、ケの自食用なら結構いけますから。

 ついでに言えば、カレーの付け合せには「当然、福神漬けでしょう」という常識にも、この際疑いの目を向けましょう。店で売っている福神漬けの大半は高添加過ぎて食べる価値がないからです。キュウリや白菜の自製浅漬けこそ付け合せにふさわしい。ケの食事はどこまでも質実を心掛けます。

 ではまた。

油で炒めない非本格カレー

 カレーは、料理下手な私たちが自炊するなら油で炒める工程をあえて省略。肉・野菜・魚介をいきなり水で煮て、添加物少なめのルーを選んで溶く。これで十分おいしい。「本格」はインド料理店で堪能し、家カレーはあくまでヘルシー&時短に徹します。

■低添加ルーを見付けよう
 カレー大好きなカラスヒコは一時期、本格レシピにハマったことがあります。ニンニクと玉ネギをみじんに刻んでオリーブ油で炒め、肉には下味を付け、本場のカレー粉やガラムマサラ、チャツネも常備して、2時間ほどかけて作り込むわけです。

 確かにいい味に上がるのですが、忙しい日には到底無理。結局、年に2、3度のビッグイベントになってしまいます。通算5回ほどやりましたが、さすがにかったるくなり、以後は新宿中村屋や赤坂ザ・タージなどでたまに本格カレーを味わい、家ではもっぱら無添加レトルトに移行。

 レトルトにも、結構うまくてヘルシーなアイテムがあるからです。例えばヤマモリのタイカレー・グリーンとか、サムラートのチキンカレー無印良品のキーマカレーなど。にしき食品(宮城・岩沼市)のマトンカレーもなかなか。これらは1食分が300~500円台と値が張りますが、買い置きが利くので非常に便利です。

 ところカレールーが最近、既成のカレールーにも添加物が少なめの製品があることを知り、今回は生協の「コスモ直火焼ルー」(左写真)で作ってみました。半調理品のルーとはいえ、添加物はカラメル着色料のみ。大手ブランドのように調アミや増粘多糖類は使っていませんから、まあいいか。

 油で炒めるプロセスを省略すればヘルシー&時間短縮になるだろうと、材料を全部切って鍋に入れて水からいきなり煮込んでみたら、わずか25分で出来上がりました。

 煮る時間を短くするために豚肉は薄いスライス肉を適当にカットして使いました。豚汁や野菜炒めに使うやつ。「カレー用」として売っているごろんとしたカット肉に比べると食べごたえがやや物足りないとはいえ、そのぶん多めに入れれば満足度は十分。

 下味を付けず、肉に味が染みる時間が短くても薄切りならうまいのです。表面積が広いぶん、カレースープがたっぷり絡まって口に入ってきますから。

 肉を水から煮ると盛大にアクが出てきますから、これはスプーンやお玉じゃくしで取ったほうがいいでしょう。ただし、客に提供する料理ではないので完全にきれいにする必要はなく、泡が層になってぶくぶくと盛り上がってきた部分だけで十分。自炊ですから、あまり凝らずに粗野なスタイルで。

 ニンジンやジャガイモも、短時間で煮えるようにやや小さめにカットしました。本式には、大きめにごろごろという感じに切り、時間をかけてトロトロ煮込むところでしょうが、家カレーではこのへんも気にしません。ルーの味に各具材から染み出す味が加われば素朴ないい味になります。

■時短型の家カレー開発へ
 これを家カレーのプロトタイプにして、あまり手間を掛けないオリジナル発展型を考えているところです。例えばトマト1個をざくざく切って煮崩すとか、水で煮るときにマギーブイヨンを放り込む、あるいは昆布だしで煮るなどすれば味に厚みが出るはず。
 パンチが足りないと感じたらS&Bのカレー粉赤缶なり、各種マサラ、ブラックペッパーを加えるなどして辛さを強化するのもいいかもです。

 今回のルーはカレー (5)「1袋8皿分」だったので、まず母と二人で夕食にいただき、残りは翌昼に牛乳で延ばしてカレー味のシチューとして味わい、24時間後の夕食には牛乳をさらに追加してカレー風味のミルクスープみたいな感じで食べ切りました。味も粘度もだんだん緩くなり、各段階それぞれにうまいものでした。

 カレーは、肉野菜がたっぷり摂れてある程度保存も効く自炊向きの献立ですから、低添加なルーさえ見付ければ研究開発の余地は大いにありそうです。
 野菜のラインナップとしては玉ネギ、ジャガイモ、ニンジンの3品はやはり不動。ナスやホウレン草のカレーがうまいという話も聞きますから、次回はぜひ追加してみようと思います。

 というのは、具材の量を「8皿分」に合わせて増やす必要があるからです。1、2皿分ならレトルトで済ませるほうが合理的。せっかくルーで作るからには、まとめ作りして2、3回は調理をサボりたい本音もあります。肉と野菜3品だけではあまりにスタンダードで面白くない。追加に何を入れるのかです。

 今回失敗シーフードミックスだったのは、安い冷凍のシーフードミックスを入れてみたこと。エビ(インドネシア産)、イカ(ペルー産)、アサリ(中国産)のミックスでしたが、各素材の味が全然しないのです。
 たぶん素材の悪さなのでしょう。300円くらいの安い立ち食いやカウンター食いのカレーショップのシーフードカレーと似たような味、というよりぷりぷりした歯触りのみでした。

 追加の具材としては、ひき肉を入れると味が充実するような気もしますが、映画『フード・インク』などを見たり、『長生きしたけりゃ肉は食べるな』(若杉友子著/幻冬舎2013年)を読んでしまうと、最近の牛・豚・ニワトリが何を食べて育っているのかが分かってしまい、肉系ばかりを増やすのはどうも気乗りがしませんし。

 むしろ、こうや豆腐のような植物系タンパク素材を使ったほうが、カレーとしては相当にアバンギャルドだとしても、食べる価値が高まるかも。サバの水煮缶を入れて煮崩してしまえば味に奥行が出てくる可能性もありそう。

 料理マニアからは邪道呼ばわりされるかもしれませんが、油で炒めないオリジナルな「非本格・家カレー」の開発にトライしてみます。試行錯誤の果てに、これぞお薦めというモデルが出来たらあらためてご紹介するつもりです。お楽しみに!

 ではまた。

※『フード・インク』 Food, Inc./2008年/アメリカ/カラー/94分/ロバート・ケナー監督

ヤマモリ無添加タイカレー

 今日の晩ご飯はヤマモリの無添加タイカレーグリーン。レトルトながら素晴らしい味。豆ごはんの残りに煮干粉を振りかけ、勝山館の無添加ウインナーを焼いて載せました。右手前はトマトなどのワイン蒸し、冷たいそば茶と一緒に、多国籍のにぎやかディナーでした。

■悪質表示にはご用心
 うちの近所のヨーカレーカドーでは、レトルトカレーだけで棚4本、100アイテム近い品ぞろえ。実に壮観な売り場です。しかし、その中で無添加品はこの1品のみ。悪口を言う気ではありません。品ぞろえはPOSデータの結果ですから、要するに客が求めていないということでしょう。

 レトルトは、缶詰と同じく空気を遮断するパッキング方法ですから、pH調整剤や酸化防止剤など保存系の添加物は使う必要がありません。しかもカレーの場合はペーストで煮込んでしまいますから、発色剤や合成着色料も不要です。

 約100アイテムのうち、厳密にいえば、アンパンマンなどのキャラクターがついた幼児向けカレー2、3品は紛れもなく無添加でした。けれども、ヒーローキャラがついた小学生向けあたりになると、化学調味料や増粘剤が当たり前のように使われています。

 中には、やや悪質表示と思われる商品もありました。パッケージに「無添加」という文字が見えたので手に取ってよく見ると、「化学調味料・着色料・香料・無添加」と書いてあり、裏側の成分表示には、はっきりと「増粘剤」。カレーには後発参入とはいえ、加工食品メーカーとしては誰もが知っている全国的な中堅メーカーでした。

 カレーでよく使われる添加物は調味料(アミノ酸等)、増粘剤、そして香料です。客が安くて本格的なおいしさ、つまりゴージャスなとろみ、スパイシーな香りを求めるからでしょう。ちゃんとしたカレーを100円台や200円少々のレトルトで味わおうというのが、そもそも都合のいい話なのです。

 ヤマモリのタイカレーは、シリーズ全6品のうち、この「グリーン」だけが無添加。ほかに無添加カレーのレトルトでは中村屋、サムラート、無印の一部などをよく見掛けます。売っている店にもよりますが、だいたい300円から500円以上の売価が多いようです。

■ウインナーはグリル焼き
 ちなみに、明治などが発売しているベビーフードのカレーは、当然無添加です。味がややパンチ不足ではありますが、大人でもそこそこおいしくいただけます。
 ベビー用は量が少なくて80㌘入りくらいで100円前後。大人用カレーが200~230㌘と3倍近いことを考えれば、量を増やして、香辛料にちょっといいものを使えば300円以上になるのが分かります。

 毎日カレーばかり食べるわけではありませんから、300円でも500円でもいいでしょうとカラスヒコは思います。肉や何種類もの野菜を下処理して、とろみが出るまで煮込むと2時間もかかるわけですから、簡単なレトルトなら500円以上しても、利用するメリットは十分にあります。やはり、私たち消費者が、「もっと無添加を」の声を上げていくべきです。

 今日カレーに載せた勝山館のソーセージも、ヨーカドーの50品くらいあるウインナーの中では唯一の無添加ブランド。3本パックで498円ですから、この1本だけで166円もします。しかし、うまいです。
 包丁で何カ所か切れ目を入れて、フライパンではなく、焼き魚のようにグリルで網焼きにします。焼くための敷き油がいらず、ソーセージに含まれる余分な油脂も切れ目からポタポタ落ちて、引き締まったいい味になります。

 レトルトカレーをメーンにした横着な夕食でも、アイテムをうまく選べば無添加・低油脂でおいしくいただけます。もちろん、豆ごはんや野菜のワイン蒸しといった朝食の残りを活用するのが重要ポイント。準備時間も、お湯が沸くまでの3分、レトルト加熱の5分で計8分。ウインナーはその間に焼き上がります。早い!うまい!そこそこ安い!

 ではまた。

給食っぽいカレー350円

 昨日のお昼に食べた学生街の食堂のカレー350円。小麦粉がどっさり入った給食カレーのような懐かしい味でした。ご飯はあまり粒粒感のない安いコメ。みそ汁もヒジキ煮もだしは化学調味料なのでしょうけれど、店内から見える厨房で作っている安心感がありました。ただ、それも競合店ができるまでか。

■厨房で作っているか
 カラスヒコはカレー東北福祉大350円、こんな昔風の食堂が好きです。郊外の大学キャンパスに近い駅の近く。客の9割以上は学生で、メニューは4品。焼き魚定食が2種類で各450円。カレー350円。ラーメン300円。これだけです。魚はいつも食べているので、カレーを頼みました。

 「ご飯は自分で好きなだけ盛ってください」と親切な声掛けをいただいたので、大食いの腹ぺこカラスとしては当然どっさり盛りました。
 ご飯の量に合わせてカレーをかけてくれるのかと思ったら、カレーの量は一定らしく、最後のほうは福神漬けライスになってしまって、ややとほほでしたよ。350円だから許せますが。

 このお店の安さの秘密は、ズバリ立地条件だと思います。付近にはコンビニが1軒あるだけで、食事をできる場所が全くありません。キャンパスの中にはありますが、外はここだけ。競争がなくて、毎日必ず数千人が店の前を通り、そのうちの何百人かが食べていくわけです。

 入店客数を手堅く読めて、しかも宣伝広告料もほとんどゼロなのでしょう。つまり、350円という値段に占める材料費の比率が高い、とても恵まれたお店、というより客が恵まれているというべきです。

 カレーでいえば、福神漬け以外は全部この店の厨房で材料から調理しているようですから、化学調味料以外の添加物は使っていないと考えて大丈夫でしょう。焼き魚定食もしかり。
 栄養は、炭水化物とタンパクばかりでビタミン・ミネラルが不足とはいえ、一応無害に近いランチがこの低価格で食べられるのは、今どきラッキーなことです。

 ただし、300円のラーメンは分かりませんね。麺の成分はもとより、スープも厨房で豚骨を煮込んでいる気配は全くありませんから。

■材料費を考えて食べよう
 さて、ところが、やがて競合店ができると事情はがらりと変わるはずです。値段は上げられず、客の何割かを奪われ、仕入れが減ることによって材料費が上がるので、このお店はいとも簡単に窮地に追い込まれるでしょう。

 相手が全国チェーンであれば、広告やキャンペーンを毎週仕掛けてくるでしょうが、こういう昔風のお店には対抗企画を練るスタッフすらいないはず。恵まれた立地で、顧客獲得の努力がいらなかったお店は、牛丼屋かファミレスが1軒できただけで、たぶんガタガタになると思います。

 チェーン店の食事がまずいとか危険だとか言う気はないのですが、値段が同じ350円でも、その中には広告費、新店開発費、工場や配送センターの建設・維持コスト、果ては海外で外国企業を買収する費用までも間接的には全部含まれているわけで。つまり、材料費が際限なく安く抑えられているのです。

 私たちがスーパーで無添加の材料を買い集めて自炊をすれば、朝食1食の材料費は500円くらい。それに自分の調理・後片付け、買い物などの時間を、時給800円ほどの換算で乗せてみると1000円前後になることが分かるはずです。

 そうやって栄養の摂れる朝食を食べて、夜もその残りをニャンコめしなどの形で食べる体制を作れば、昼は多少の悪食をしても大丈夫というのが「サムライごはん」の考え方。果てしないコストダウンで劣化し続ける外食から身を守るよりどころです。

 小麦粉っぽいカレーでも無添加なら食べる価値ありです。安いのに妙に本場インド風の香りを売り物にするカレーのほうがよっぽど怪しいですね。

 ではまた。

自家製カレーは事業仕分け

 山形市のある大学生協で食べた「カツハヤシ」400円。ハヤシのデミグラ風の香りとカツの相性がよくて、カツカレーよりもずっとおいしく感じましたよ。ごはんベースに肉や玉ネギもたっぷりで満足感の高いランチでしたが、ビタミン、ミネラルは不足。朝晩の自炊食を和風にしてようやくバランスがとれる感じ。

■外食カレーは自炊の息抜き
 カラスヒコは昔も今もカレー党で、インド風の本格カレーから日本式の小麦粉たっぷりのB級カレーまで全部大好き。毎日でも飽カツハヤシ 1101 東北芸術工科大学きないほどです。ハヤシにも目がありません。

 自炊を始めたころには、ときどきカレーを作りました。初めはルーを使って肉と定番の3野菜(ジャガイモ、ニンジン、玉ネギ)をたっぷり入れ、4日分ぐらい作って毎日食べます。

 化学調味料を避けようと思い始めてからはルーの使用をやめ、野菜をとろとろ煮込んでカレー粉と小麦粉で味やとろみをつけるようになり、またジャガイモやニンジンの量を減らして、ガルバンゾーやシメジを入れるなどオリジナルなアレンジも加えて、かなり満足度の高いカレーを作れるようにはなりました。

 しかし、これは調理時間があまりにもかかり過ぎました。ニンニクや玉ネギを刻んだり、トマトの湯むき、肉の下味付けなどから始まると、出来上がるまでにたっぷり2時間。いくらまとめ作りができるとはいえ、「サムライごはん」として時短も重視するようになると、真っ先に事業仕分けの対象になってしまいました。

 今ではカレーを自製するのは年に1度ぐらい。あとはもっぱら外食かレトルトです。外食でも、上の写真のような珍しい「カツハヤシ」などに巡り合うとうれしくなってしまいますが、食事の質としてはやはり悪いほう。
 ビタミン、ミネラル、食物繊維などが全然足りません。野菜サラダを別にオーダーしたとしても、葉野菜×ドレッシングでは栄養よりも失点が増える結果になりそうです。

 やはり、外で食べるカレーやハヤシは自炊の息抜きという位置付けです。朝夕に高栄養・無添加の食事を確保してはじめて、昼をこの程度の食事で済ませる余裕が生まれるわけです。
 朝食を抜いたり、立ち食いそばやコンビニおにぎりで済ませ、夜がカラオケ屋でピザやポテトを食べたり、残業中にスナック菓子で済ませるような生活だとしたなら、本当は昼にカレーなどを食べている場合ではないのです。

■学生のうちに自炊習慣を
 では昼には何を食べればいいのという話ではなくて、まず朝食の改善に手を付けるべきなのです。1日に1食、中身のしっかりとした食事を他人に邪魔されずに取れるのは朝だけだとしたら、朝寝坊する快楽よりも食事に充てたほうがいい。一番確実な健康保険になるからです。

 一番大事なものは「健康」という人が9割なのだそうです。そして健康を支えるものは「毎日の食事」と、大半の人がのうのうと答えるのに、特に朝食ではみんなろくなものを食べていないと、先日カラスヒコが話を伺ったあるクリニックの先生が嘆いていました。

 「バナナを食べればいいんでしょうか」「梅干しを毎朝食べたほうがいいんでしょうか」、そんなことを聞いてくる人ばかりですよと、その先生はくさっていました。単品探しやサプリ頼みではなく、食事全体の組み立てが一番大事だと説明しても分かってくれる人がいないのだと。

 カラスヒコは30代早々に体を壊しかけましたが、V字回復できたのは毎朝コメを炊いて食べるようになったおかげです。みそ汁と、あとは少量のおかず(ただし無添加の)があれば体は持ちます。栄養をたくさん摂ることよりも、油・糖・添抜きの食事に切り替えることが優先課題だと思います。

 特に学生さんには、社会に出て忙しくなる前に、自分オリジナルな自炊習慣を確立しておくことを強くお勧めします。そして、甘い物は極力やめるべきです。最近はアスパルテームなどの人工甘味料が菓子や飲料にどんどん添加されていますから要注意です。酒やたばこよりよほど体に悪いですよ。

 カレー党にお勧めの無添加レトルトはこれ

 ではまた。
 

ガストのカレーは工業製品?

腹ペコでガストに飛び込んでイカ、エビ、貝柱入りのシーフードカレーを食べました。セットでサラダが付くというので頼んだら全く同じイカ、エビ、貝柱が。冷凍ミックスシーフードを使い回す事情は分かるとしても、セットで出してはおかしいのではとミーティングなどで主張する人はいないのでしょうか。

■水もおしぼりもセルフ
 サラダとスープが付いて838円の値段ですから文句を言う気はありません。むしろ面白ネタとして、あちこちでしゃべりたくなってしカレー1108ガストまいますよ。
 たぶんグラタンにもドリアにも、パスタにもピラフにも、シーフードと名が付いたメニューは全部これで済ませているのでしょうとか、悪気はなくても自然に尾ひれが付いてしまいそう。

 自動車や機械のメーカーならシャーシやパーツを共通化させて生産効率を上げるのが当然で、それが顧客のメリットにもつながるのですが、そういう工業発想ではレストラン産業は必ず駄目になります。

 味やホスピタリティーを磨いてその店を繁栄させるよりも、投機対象として短期的に利益をむしり取ろうとする勢力の支配下にあるのでしょう。客にとっても、従業員にとっても夢も希望もないお店になってしまいました。

 カラスヒコが特に驚いたのは、席に着いたときフロア係がやってきて、「お冷とおしぼりはあちらにあります」と、ドリンクバーのコーナーを指差して、早速オーダーを聞こうとしたことです。思わず「えっ」と絶句してしまいました。水やおしぼりまでセルフサービスにするほどフロアの人件費を削減しているのです。

 飲食業や接客業の現場を知らない人たちが仕切ると、かつては日本一と呼ばれた外食企業もこうなるのです。来年あたりには、「何番テーブルのお客様・・・・」と放送で呼び出されて、厨房窓口まで食事を取りに行かされることになるのかもです。

 今回のカレーは、「タイ風シーフードカレー」という名前で、メニューの説明によれば「レッドチリベースのカレーペーストにココナッツミルクとナンプラーを加えました」と、なかなか期待させましたが、単にピリピリ辛いだけでした。そしてスープは、コーンが入っていないのにコーンの味がする、なんとも不思議というか不気味なものでしたよ。

■汚染環境のゲリラ戦
 カラスヒコは外食産業は、中食も含めて近々「大崩壊」すると思います。 何かのきっかけがあれば、それから1年か2年の短期間に吸収合併の嵐が吹き荒れて、大手による寡占化が一気に進むと思うのです。それほど今の外食はガタが来ていて、競争力のないお店は二束三文でたたき売られてなくなってしまうでしょう。

 やがて強い企業だけが勝ち残ったとき、私たちが食べさせられるのは、即席麺やポテトチップスやふりかけのようにカレー味、ビーフ味、ペッパー風味などなど、バリエーションは豊かでも、同じ材料に添加物で別々の味や色や食感を付けたものばかりになると思います。

 さて話が少し広がりますが、フクシマの原発事故による放射能汚染で、安全な食べ物が減っていくのはもう防ぎようがありません。
 そうなる前から、私たちは添加物、遺伝子操作作物、農薬、化学肥料、除草剤、家畜に食べさせるホルモン剤や抗生物質などを全部認めてきましたから。私たちの体はもう取り返しようもなく汚染されていると考えるべきです。

 平均寿命はこれから短かくなるはずです。延命技術が進歩していますから、簡単には死ねないのかもしれませんが、カラスヒコが気にするのは「健康寿命」だけ。入院したり薬漬けにならずに、うつや痴呆にもならずに普通に生活できる期間をなるべく延ばすことです。

 おそらく王道はありません。栄養を摂り、汚染物質を少しでも排除し、外食・中食のウソを見破り、生の素材を自分で見立てて加工する。そんな細かい技術と情報を皆で共有して広めるしかないのです。これは長く苦しいゲリラ戦だということを覚悟しましょう。
 ご先祖様たちが得意だった捨て身のバンザイ突撃だけはよしましょうね!

 ではまた。 
 

大戸屋の黒カレー夏野菜載せ

 大戸屋の黒カレーがおいしかった。ゴーヤ、蓮根など夏野菜が数種類も載り、ごはん大盛で750円。ランチとしてはなかなかですね。油脂や化学調味料が多少気になりますが、他の添加物はなさそう。外出先での食事選びには苦労しますが、激安ラーメンやコンビニ弁当などは極力避けます!

■守りに徹するランチ
 猛暑日の外出
カレー1108大戸屋中、無性にカレーが食べたくなって、ふと通りかかった大戸屋の店頭メニューに「黒カレー夏野菜載せ」とあったので、どんな味なのか想像できないまま飛び込みました。それが案外、といっては失礼かもしれませんがうまかったですよ。

 テーブル上のメニューを読むと、「10種類の香辛料で玉ネギを炒め煮込み、ビーフと合わせました」とあるように、とても深く重厚な味でした。やはり汗をたくさんかいた日にはスパイシーなカレーがいいですね。シャキッと生き返ります。

 野菜も結構豊富で、ジャガイモ、ゴーヤ、蓮根、サラダ菜、ブロッコリーが載せてあり、ツナサラダも添えてあるのは栄養バランスを考えてのことだと思います。付け合わせの大根とゴボウの漬け物も含めると野菜が7品ですから、この値段にしてはお得感もありましたよ。

 ただ、このランチで必要な栄養素が十分に摂れるかといえば、答えは明らかにNoです。野菜の量が少な過ぎますし、豆や海藻や小魚などが完全に欠落しています。おいしくて満足感は高いけれども、糖質とタンパク質と油脂に偏り過ぎています。

 やはり、朝と夜に「サムライごはん」的な自炊のベースがあってはじめて、ランチでは安心して手を抜けるのです。逆に、このランチが1日で一番充実した食事になっているとしたら問題なのです。

 昼はどこで何を食べるのかわからないのですから最初から栄養を当てにせず、極端に高添加な激安ラーメン、コンビニ弁当、ファストフードなどは避けながら、むしろ悪い物が入ってこなければいいという守りに徹するかたちに持っていくのが理想です。

■オイルフェンスから自炊へ
 決して悪口ではないのですが、このランチのゴーヤ、蓮根、ジャガイモは油で揚げたり炒めたりしてありますし、カレーにも油脂が、おそらく体が必要とする量以上に含まれているはずです。

 その油脂は、大戸屋の真面目な企業ポリシーを考えれば粗悪な飽和脂肪や合成のトランス脂肪酸などでは絶対にないでしょうが、750円というお手頃なランチ価格を考えれば、健康的なアボガド油やエクストラバージンのオリーブオイル(オメガ9系)でもなく、比較的安いオメガ6系の植物油なのだろうと思います。体に必要な油脂ではありますが、摂り過ぎるといわゆる善玉コレステロール値を下げることになります。

 つまり、良心的な外食店でもコスト上の理由で油脂は多めに使われることが多いのですから、朝食や夕食はむしろ油脂をシャットアウトするぐらいの自炊食にしないと摂り過ぎになります。それが今の私たちを取り巻く食事環境なのだと思います。

 朝夕を和食ベースの自炊で固めることはその意味でも大切です。ゴマや魚の油(オメガ3系)なら、善玉コレステロール値を上げて動脈硬化を防ぐ作用がありますから。そして小魚、海藻、ショウガなど、洋食ではなかなか組み合わせるのが難しい副菜類も無理なく取り入れられます。

 外食ランチでは、油脂と化学調味料を余分に摂らされるのは避けられないのが現実でしょう。ですから、外食に依存がちの人は、なるべく海鮮丼、ざるそば、焼魚定食あたりに絞ったほうが無難です。そうやって身の周りにオイルフェンスを張り巡らせて時間を稼ぎながら、なるべく早く自炊体制を築き上げましょう!

 ではまた。

節電より自衛のエアコン止め

 炎天下でロイヤルホストのカレーフェアに飛び込みました。そうめんや冷麦で涼むより、思い切り汗を噴き出させたほうが爽やかだろうと思ったのですが、すぐ後悔。店内が節電モードで暑いのです。でも頑張って食べましたよ、カシミールカレーセット1449円。うまかった!でも暑かった・・・・。

■エアコンよりタオルの夏
 昔からロイヤカレー (2)ルの夏のカレーフェアの大ファンだったカラスヒコ。セールスマン時代はよく食べました。久しぶりにカレーフェアののぼりを見つけて飛び込んだのですが、今年はどこでも節電ムードでエアコンが効いていません。

 でもまあ、本場インドの皆さんはもっと暑い日に、もっと辛いカレーを食べるのだろうと勇気を出して注文しましたですよ。
 汗をかきかき、ふうふう言いながら食べ終わったときには、ネクタイをはずしただけのワイシャツがびしょ濡れ。でも、その後クーラーでがんがん冷やされなかったことが、むしろ快適でした。

 これは体の慣れだと思います。実はカラスヒコは、自宅ではエアコンを一切使わないことにしてから今年で4回目の夏。
 1、2年目は結構つらかったのですが、去年あたりからは慣れて余裕が出てきました。ただ、外食のときはちょっと期待してしまいましたよ。

 一日じゅう家で仕事をしている日は、汗がたらたら流れてきますが、シャワーを浴びるのは朝と晩だけ。日中はタオルを水で搾って何度も体を拭けば清潔感は十分です。
 パソコンやノートを汚さないために、手首の下にタオルを当てるのが多少面倒くさいのですが、4、5回続けば気にならなくなります。椅子の座布団にもバスタオルを敷き、汗を吸ったらどんどん洗濯機に放り込みます。

 汗が出た分、水やお茶は多めに補給しますが、クーラーを点けない限り体がだるくなったり、変な疲労感を覚えることはなくなってきます。科学的根拠はありませんが、たぶん50年くらい昔の人の体に戻りつつあるのだと勝手に思っています。

■養豚場のような快適さ
 もちろん、仙台だからできることだとは思っています。関東以西の人には無理にお勧めはしませんが、しかし、昔は関西でも九州でも人々はエアコンなしでちゃんと生きていました。今のほうがエアコンや自動車の排熱で昔よりも都市部の気温が2、3℃高いとしてもです。

 逆に冬は、カラスヒコは北海道生まれですが、昔のすき間だらけの木造家屋では、明け方には寝室まで氷点下になったりしていたのに、皆が風邪をひいたり凍傷を患っていたわけではありません。やはり、豊かな環境でだらだら暮らしていたことで、適応できる温度範囲が狭くなったのでしょう。

 そう考えると、生まれたときからエアコンがあるのが当たり前の今の子どもたちは、年中20℃から30℃の範囲で快適に暮らしていて、まるで、例えは不適切でしょうが、温度管理された養豚場で配合飼料ばかりを食べているブタとあまり変わりませんね。まあ、大人も最近はそうですが。

 だとすれば、この夏の翼賛的な節電ムードとは全然関係のないところで、自らの肉体の野生を守るためにエアコンは、設定温度を3℃上げるなどという生ぬるいことではなく、極力スイッチを切るのが正解なのだと思います。

 原発屋とマスコミがぐるになった電力不足キャンペーンは全く信用していないカラスヒコですが、自衛のために暑さを受け止めていきたいのです。
 ただ、カレーを食べるときの店内温度は多少は涼しくてもいいかなあと・・・・。

 ではまた。
プロフィール

journey893crow


健康・ヘルシー料理 ブログランキングへ
食生活・食育 ブログランキングへ
健康法 ブログランキングへ
食材・食品 ブログランキングへ
映画 ブログランキングへ
記事検索
訪問者数

    ■「サムライごはん」とは・・・
     超多忙で料理が嫌いな人が、健康を自衛するためにつくる「最短時間で、栄養十分、かつ無添加」な食事。いまの時代を生き抜くために、男女を問わず一人一人が身に付けるべき「武芸」のようなもの。外食や加工食品がまだほとんどなかった1955年以前の日本の家庭食がモデルです。
    ■「自衛自炊」とは・・・
     趣味やライフスタイル的自炊ではなく、将来病気にならないための先行投資、あるいは保険目的の調理技術です。「忙しい」という理由で食事を外注せず、自炊スキルを身に付けて、自分と子どもの健康を守るのが狙いです。
    ■外食メニューをまねない自炊
     料理本に載っているのはたいてい外食メニューのつくり方です。それを覚えても、味でもコストでも外食にはかないません。「サムライごはん」では、見た目は地味でも、栄養価が高く無添加な、自炊ならではのメニューを研究していきます。
    ■油・糖・添(ゆとうてん)を締め出す自炊
     「サムライごはん」は、余分な油脂・糖分・添加物を極力排除した食事を目指します。 そのために加工食品や調理済み総菜を使わず、生の素材を最少限度の加工で食べることが目標。 成分表示をしっかり見ながら、油・糖・添を慎重に避けていきます。
    ■サトチュー(砂糖中毒)との戦い
     動脈硬化や高血圧などで健康を損ねる人の多くは砂糖を摂り過ぎています。菓子や清涼飲料水ばかりではなく、現代では総菜や加工食品などご飯のおかずにまで砂糖がこっそり使われているからです。サトチューとの戦いも「サムライごはん」の主要なテーマです(▶100918)。
    ■「豆ごはん」は最強の主食
     玄米と等量の白米、そして5種類の豆(大豆、青大豆、ガルバンゾー、金時豆、黒豆)を一緒に炊く「サムライごはん」の主食です。これに押麦、アマランサスも加えると栄養バランスが完璧に近くなります。冷めてから食べても非常においしく、おにぎりにも最適です(▶130409)。
    ■「ニャンコめし」は夕食の定番
     「サムライごはん」夕食の定番。煮干しでだしを取ってみそを溶き、朝の残りの豆ごはんを入れます。煮立ったら生卵を落として火を止め、ふたをして3分蒸らせば出来上がり。煮干しも具としていただく高栄養・無添加で、すぐにできる晩ご飯です。鍋料理の締めの雑炊のようなおいしさです(▶100226)。
    ■日替わりから週替わりへ
     野菜メニューは日替わりでは続きません。浅漬け、ワイン蒸しなどまとめ作りのメニューを取り入れて、週替わりのローテーションに切り替えましょう。材料を無駄なく食べ切り、買い物頻度も減らせる自衛自炊ならではのテクニックです(▶111118)。
    ■おにぎりは自分で握る
     豆ごはんおにぎりを自製する習慣をつけましょう。ランチを無添加で切り抜ける数少ない選択肢だからです。手を濡らして握ればくっ付かず、熱くもありません。コンビニで買うおにぎりは添加物と油脂まみれ。老若男女にかかわらず、おにぎりは自製あるのみ(▶100821)。
    ■我流みそ汁だしのススメ
     昆布と削り節を3分間煮出せば、誰にでもうまいだしが取れます。安易に化学調味料に依存せず、我流の本物だしを研究すべき。それをサボった1、2世代上の年寄りたちが、いま生活習慣病で薬漬けになっている実態をしっかり見ていきましょう(▶100926)。
    ■二十歳を過ぎたらニキビじゃない
     ニキビ世代をとっくに過ぎているのに吹き出物が止まらないのは、体が拒否するものを食べ続けている証拠。油・糖・添を摂り過ぎていないか、食生活を見直すきっかけにしましょう(▶111126)。
    ■エコ&粗野な食習慣へ
     だしを取った後の昆布や削り節は捨てずに、常備菜に加工して食べ切ります。煮干もみそ汁の具としてバリバリ食べる。そんなエコで粗野な食習慣に回帰するのも「サムライごはん」のスタンスです(▶120722)。
    ■「ご飯は太る」は本当か?
     コメ離れが進んでいますが、カラスヒコは「ご飯は太る」という通説はウソだと思っています。むしろ実態は、パン食による油脂、タンパク、精製穀物の過剰、さらに甘い飲料、間食が原因なのでしょう。「サムライごはん」では、玄米や豆類主食への回帰によってビタミン、ミネラルを確保し、スリムで健康的な肉体を取り戻していきます(▶100527)。
    ■残業食をコントロールしよう
     残業時間中にスナック菓子などで中途半端に空腹を満たす習慣は危険。油・糖・添まみれなのはもちろん、寝る前のドカ食いを招く原因にも。むしろクラコットやドライフルーツなど、きれいな食材をしっかり取るのがお薦めです(▶110609)。
    ■失敗しないゆで卵
     殻がつるりんと気持ち良くむけて、半熟・全熟を自在にコントロールできるようになれば、ゆで卵は頼れる常備菜になります。ポイントは湯が沸騰してから卵を入れ、再沸騰してからのゆで時間。意外に簡単です(▶110130)。
    ■学生・単赴・シンママにチャンス!
     「サムライごはん」の質実剛健な味が家族の反発を招くこともあります。いまや化学調味料や添加物を気にしない人がマジョリティーな時代ですから。むしろ一人暮らしの単身赴任者や、舌が染まっていない幼子を持つシングルマザーにこそ、いろんなトライ&エラーができるチャンスがあります。学生も社会に出る前に自炊技術を身に付けたほうが勝ち(▶120305)。
    ■「ワイン蒸し」で野菜たっぷり自炊
     「あなたは野菜不足」とCMに脅かされてサプリに飛びつく人が多過ぎます。ワイン蒸しや酒蒸しは、数種類の野菜を毎日飽きずに食べ続けられる自炊独自の加工ワザ。油脂も添加物も使わない簡単野菜メニューで武装しましょう(▶120922)。
    ■糖尿病を知り、真剣に予防しよう
     糖尿病や腎不全は「不治の病」です。新しい薬品や治療法が開発されても、高いお金と引き換えに苦痛を和らげる程度。だから発病しないように若いうちから食生活を立て直すのが唯一の正解です。できなければ自己責任で、メディカル資本にたかられる「いいお客さま」になってしまいます(▶111107)。
    ■外食は低加工なそば or 海鮮系を
     朝夕の食事を「サムライ化」すれば、ランチは少々ジャンクなメニューでも大丈夫。でも、可能な限りはそば系・海鮮系など加工度の低い献立を選ぶのが正解。日々の「油・糖・添」締め出しこそ確実な生命保険なのです(▶100326)。
    ■浅漬けが自炊を軌道に
    白菜、キュウリ、大根、パプリカなどを適当に切り、塩をまぶしてタッパーに入れておくだけで自製の浅漬けができます。翌日から5~6日間食べられる常備菜ですから野菜不足はほぼ解消。面倒に思えた自炊が一気に軌道に乗ってきます(▶120608)。
    ■ピクレで自製漬け物を
    乳酸発酵する本物の漬け物を自分で漬けるなど、多くの人にとって想像を絶する事態でしょうが、実は簡単。「ピクレ」があれば、冷蔵庫の中で勝手に発酵してくれるからです。化学物質にまみれた出来合いの漬け物におさらばできます(▶120805)。
    ■ヒジキはそばつゆで煮る
    カルシウム豊富なヒジキを切干大根、こうや豆腐、干しシイタケと一緒にそばつゆで煮てしまう。甘じょっぱくしない、本来の素朴な煮物が素人の手抜きレシピで作れることに驚きます。上の世代が放棄してきた健食習慣を取り戻しましょう(▶121204)。
    ■乾物をだし汁で戻す手抜き
    車麩、こうや豆腐、湯がき大根など乾物は水で戻さず、いきなりだし汁に浸します。戻し工程と味付けをいっぺんに行う手抜きワザ。素朴な味わいの常備菜になります。だし汁が食材に吸われて減ったら、ひたひたまで注ぎ足すのがポイントです(▶130412)。
    ■瞬間加熱の温野菜サラダ
    ブロッコリー、アスパラ、パプリカ、きぬさやなどを100℃のお湯で3~5秒。少量ずつ加熱して網ジャクシでさっと取り出すのがコツ。丸元淑生さん式の温野菜サラダは目からウロコです。自炊が俄然充実してきます(▶ 100307)。
    ■夜食なら粉吹きイモ
    夜におなかが減ったら、即席麺やコンビニおにぎりを食べるより自分でイモをゆでましょう。ジャガイモやサツマイモのおいしさを再発見して感激します。未精製の炭水化物で太らず、もちろん添加物もゼロ(▶ 100104)。
    ■ニンジンの合理的摂取法
    石原結實さん式ジュースなら朝にニンジン、リンゴ、レモンが各1個ずつ摂れてしまいます。そのためだけに1万円以上のジューサーを買う価値もあるでしょう。これを飲む習慣ができれば、合成着色飲料とは永遠におさらばできるからです(▶ 100407)。
    ■ラタトゥイユで自炊に自信
    まさか自分にこんな料理が作れるとは!驚きと感動で自炊に弾みがつく丸元淑生さんのレシピです。野菜6種のシンプルな無水蒸しなのに素人でも絶妙の味が出せて病みつきになります。ポイントはトマトと玉ネギの比率だけ(▶ 101008)。
    ■小型密封容器をそろえよう
    おかかやショウガ酢漬けなどの常備菜を小型の密封容器で冷蔵庫内に整然と積み上げるのが「サムライごはん」の大事なノウハウ。容器は都度バラバラと買い足さず、スタックできる同型をまとめ買いしましょう(▶ 101224)。
    ■自炊 vs 外食、どっちが安い?
     実際の支出額はおそらく同程度で、それなら手間なしの外食が合理的と考えがち。しかし、金額当たりの栄養価に大差があり、外食ライフでは将来の健康崩壊リスクが高まります。自炊食の原価計算から中長期の健康戦略が見えてきます(▶120627)。
    ■ダイエットで感じた10のこと
     本物のダイエットなら、減量よりもまず肌の色つやが良くなり、原因不明のかゆみや爪の黒ずみなどが消えていきます。見た目のスリミング効果はおまけで、当然リバウンドも来ません。体の排せつ力を高める食べ方を研究しましょう(▶120926)。
    ■豆類はペットボトルで管理
     豆類は袋から出し、ペットボトルに移して「見える化」しましょう。作業フローがシンプルになり、在庫量も一目で分かります。調理テクの上達やレパートリー拡大より、整理力と段取り改善でスピードアップを図るのが「サムごは」的アプローチ(▶130915)。
    ■野菜はバスケット管理する
     みそ汁用、サラダ用など用途別バスケットに分類して冷蔵。バスケット単位で取り出し、使う分だけを切り出して再格納します。数種類の野菜を毎日コンスタントに食べるにはこの手が一番。使いかけ野菜を冷蔵庫の奥で腐らせる心配もありません(▶100924)。
    ■「糖質制限」はいいとこ取りで
     速攻スリミングには効果的。でも全面的な糖質制限では穀物の豊富なミネラルを摂り損ないます。朝だけとか隔日とか、自分の調子よさの範囲で慎重に採り入れましょう。ハムやベーコンの添加物や、肉や卵を焼くときの精製油脂にも要警戒(▶140805)。
    ■洋食派はパンよりシリアル主食
     ミューズリー+オートミールの「未精製」穀物に小麦ふすまを振りかけるなど、シリアルのカスタム化にトライ。パン主食では難しい油・糖・添フリー&高ミネラルな洋食体系を設計します。「朝食=パン」の固定観念を疑いましょう(▶141101)。
    ■昆布は1回分サイズにカット
     昆布を買ってきたら、全部をみそ汁一杯分サイズに切り分けて密封容器で保管します。「調味料(アミノ酸等)」ではなく本物昆布使用にこだわりつつ、調理アクティビティー削減を狙います。合成だしでは必要なミネラルが不足するからです(▶121208)。
    ■包丁研ぎは我流で覚える
     調理人のような華麗な包丁さばきなど自炊には不要です。我流でも日々使えば、大根皮むきやネギ刻みは身に付くもの。砥石は「中砥」一種類の我流使いで包丁の切れ味が十分に戻ります。プロのまねをせず、不格好でも自分ワザを磨くことが大事(▶120124)。
    ■包丁使いの自主トレ入門
     手先超ブキなカラスヒコでも、リンゴの皮むきが支障なくできるようになりました。リンゴ皮の裏側から、包丁の刃を親指のはらに押し付けるように果肉をそぐのがコツ。遅くてもきれいにむくことに集中すれば、だんだん早くなってきます(▶150123)。
    ■丸元淑生式「蒸しリンゴ」のうまさ!
     皮をむいたリンゴを適当にスライスして、ビタクラフト鍋で弱火蒸しするだけで、シュガーレス極甘ヘルシーデザートの出来上がり。小分け冷蔵して毎日食べられるフルーツ系常備菜です。無糖ヨーグルトにトッピングするのもおしゃれ(▶100114)。
    ■「油糖抜き」スクランブルエッグ
     肉野菜ワイン蒸しを作った後、蒸し汁を有効活用します。生卵を落として混ぜて弱火蒸し。卵そのものの粗野で力強い味に驚きます。自炊のスクランブルエッグでは、砂糖を加えて精製油脂で焼く外食レシピの常識を疑ってかかるのが正解(▶150623)。
    月別アーカイブ
    QRコード
    QRコード
    • ライブドアブログ