『食べない健康法』などを読んで朝食を抜いてみる。午前中の空腹感はつらくても、頭の回転や集中力、いわゆるひらめき、アイデアの湧き出し方がかえって良くなるのが実感できます。おなかがグーグー鳴っているのに、意識が冴えわたってくる。この感覚に慣れたいと思う。
■「排泄モード」で完全燃焼
朝食の支度が面倒で、「時間がない、食欲がない、もたれるから、太るから・・・・」と、いろんな理由を付けて朝の調理をサボるのではありません。むしろ、自衛自炊の効果をより研ぎ澄ませるための食事回数のコントロールにトライ、といいますか実験してみます。
「サムライごはん」のコンセプトに共感いただけている方々なら、写真の本などで最近よく紹介される、「空腹が健康な体を作る」みたいな情報が多少なりとも気になりますよね。今の私たちは、食べ過ぎている、1日3食では多過ぎるという話です。
実際、3食主義のカラスヒコでさえ、時間に追われて朝食を抜くこともあります。仕事の都合で夜遅く帰宅して、翌朝暗いうちに出掛ける場合には、睡眠時間も必要ですから朝食を作って食べる暇がありません。
ところがそんな日は、午前中の空腹感はつらくても、頭の回転や集中力や、いわゆるひらめき、アイデアの湧き出し方がかえって良くなったりもします。気のせいかと思っていましたが、この3冊などをよく読むと裏付けもありそうです。
①『食べない健康法』 石原結實著/PHP文庫 2012年
②『50歳を超えても30代に見える生き方』 南雲吉則著/講談社+α新書 2011年
③『砂糖をやめれば10歳若返る』 白澤卓二著/ベスト新書 2012年
3冊に共通するのは、やみくもに食事を減らす肥満恐怖症の女子学生みたいなアプローチではなく、朝食を抜くことで午前中の体を「排泄モード」に切り換えて不純物を外へ出す。
あるいはその間に余分な脂肪や糖質を燃やし切る、つまりエンジンやボイラーをいったん空にしてクレンジングしてから、毎度新たな燃料を注入するような。たぶん、そのほうがメカは長持ちするはずです。
①では、朝はニンジンとリンゴをジューサーで搾って飲むだけ。昼はそばで、その代り夜は何でもお好きなものを。②は、最終的には1日1食でもOKという、やや過激な面もありますが、「飽食」より「飢餓」のほうが健康という主張には強い説得力があります。③は、いわゆる「ケトン式」にも通じる糖質オフのススメで、砂糖が麻薬だとはっきり述べています。
これらの本を手引きに、さらに座禅、断食といった先人たちの英知のようなものも頭に置きながら、無理のない範囲でカラスヒコはゆっくりと朝食抜きへの移行を図っていくことにしました。さて、どんな効果が出てくるのやら。
■標準体重の意味が分かった
カラスヒコは去年5月末から約4カ月かけて体重を5㌔落としました。身長175㌢で70㌔だったのを65㌔の「標準体重」に。以後もその体重をキープしています。70㌔でも特に重たいと感じていたわけではありませんが、標準体重の意味がうっすらと分かってきました。
外から見て分かるのは、下腹部と脇腹の脂肪が落ちたこと。上半身や腕や足の筋肉は落ちずにウエストだけがかなり引き締まりました。とはいっても、ウエストに5㌔も脂肪が付いていたはずはありません。5㌔というのはペットボトルの水10本分ですから。
おそらく内臓や血管の中に分散収納されていた余分な脂肪や廃棄物が分解して流れ出したのでしょう。肌の血色が良くなり、シミが消え、手足の爪の内側の黒ずみが消えました。滞留がなくなったぶん重さが減ったに違いありません。標準体重のほうが確かに快適です。悪いことは一つもないというのが実感。
あのときは、こんなふうに主に炭水化物だけを慎重に減らしました。朝と晩の豆ごはんを約半分に減らし、外食が多い昼は、大盛りご飯をやめた程度。だから、1日トータルでは主食だけを3分の2に落とした感じ。栄養成分の比率を変えたのです。結果はこれ。
今回は3食を2食に、つまり全体量を3分の2に削減してみます。ただ、いきなり朝をスパッと抜くのではなく、そばに変えたり、みそ汁だけにしたり、時間をかけて減らしていきます。当面は上記の①、石原結實式の朝ジュース体制を目指すことにします。
ただし、2食の場合は、昼の外食をなるべく減らして自製弁当や豆ごはんおにぎりの頻度を上げていく必要があるなと思います。外出先にお気に入りの海鮮屋やそば屋のある日ならともかく、出たとこ勝負の現地調達ランチで大外れになるのはちょっと怖いですし。
まあ、面白半分でいろいろ試行錯誤しながら、ときどきご報告しますので笑ってやってくだされ。
ではまた。
■「排泄モード」で完全燃焼
朝食の支度が面倒で、「時間がない、食欲がない、もたれるから、太るから・・・・」と、いろんな理由を付けて朝の調理をサボるのではありません。むしろ、自衛自炊の効果をより研ぎ澄ませるための食事回数のコントロールにトライ、といいますか実験してみます。
「サムライごはん」のコンセプトに共感いただけている方々なら、写真の本などで最近よく紹介される、「空腹が健康な体を作る」みたいな情報が多少なりとも気になりますよね。今の私たちは、食べ過ぎている、1日3食では多過ぎるという話です。
実際、3食主義のカラスヒコでさえ、時間に追われて朝食を抜くこともあります。仕事の都合で夜遅く帰宅して、翌朝暗いうちに出掛ける場合には、睡眠時間も必要ですから朝食を作って食べる暇がありません。
ところがそんな日は、午前中の空腹感はつらくても、頭の回転や集中力や、いわゆるひらめき、アイデアの湧き出し方がかえって良くなったりもします。気のせいかと思っていましたが、この3冊などをよく読むと裏付けもありそうです。
①『食べない健康法』 石原結實著/PHP文庫 2012年
②『50歳を超えても30代に見える生き方』 南雲吉則著/講談社+α新書 2011年
③『砂糖をやめれば10歳若返る』 白澤卓二著/ベスト新書 2012年
3冊に共通するのは、やみくもに食事を減らす肥満恐怖症の女子学生みたいなアプローチではなく、朝食を抜くことで午前中の体を「排泄モード」に切り換えて不純物を外へ出す。
あるいはその間に余分な脂肪や糖質を燃やし切る、つまりエンジンやボイラーをいったん空にしてクレンジングしてから、毎度新たな燃料を注入するような。たぶん、そのほうがメカは長持ちするはずです。
①では、朝はニンジンとリンゴをジューサーで搾って飲むだけ。昼はそばで、その代り夜は何でもお好きなものを。②は、最終的には1日1食でもOKという、やや過激な面もありますが、「飽食」より「飢餓」のほうが健康という主張には強い説得力があります。③は、いわゆる「ケトン式」にも通じる糖質オフのススメで、砂糖が麻薬だとはっきり述べています。
これらの本を手引きに、さらに座禅、断食といった先人たちの英知のようなものも頭に置きながら、無理のない範囲でカラスヒコはゆっくりと朝食抜きへの移行を図っていくことにしました。さて、どんな効果が出てくるのやら。
■標準体重の意味が分かった
カラスヒコは去年5月末から約4カ月かけて体重を5㌔落としました。身長175㌢で70㌔だったのを65㌔の「標準体重」に。以後もその体重をキープしています。70㌔でも特に重たいと感じていたわけではありませんが、標準体重の意味がうっすらと分かってきました。
外から見て分かるのは、下腹部と脇腹の脂肪が落ちたこと。上半身や腕や足の筋肉は落ちずにウエストだけがかなり引き締まりました。とはいっても、ウエストに5㌔も脂肪が付いていたはずはありません。5㌔というのはペットボトルの水10本分ですから。
おそらく内臓や血管の中に分散収納されていた余分な脂肪や廃棄物が分解して流れ出したのでしょう。肌の血色が良くなり、シミが消え、手足の爪の内側の黒ずみが消えました。滞留がなくなったぶん重さが減ったに違いありません。標準体重のほうが確かに快適です。悪いことは一つもないというのが実感。
あのときは、こんなふうに主に炭水化物だけを慎重に減らしました。朝と晩の豆ごはんを約半分に減らし、外食が多い昼は、大盛りご飯をやめた程度。だから、1日トータルでは主食だけを3分の2に落とした感じ。栄養成分の比率を変えたのです。結果はこれ。
今回は3食を2食に、つまり全体量を3分の2に削減してみます。ただ、いきなり朝をスパッと抜くのではなく、そばに変えたり、みそ汁だけにしたり、時間をかけて減らしていきます。当面は上記の①、石原結實式の朝ジュース体制を目指すことにします。
ただし、2食の場合は、昼の外食をなるべく減らして自製弁当や豆ごはんおにぎりの頻度を上げていく必要があるなと思います。外出先にお気に入りの海鮮屋やそば屋のある日ならともかく、出たとこ勝負の現地調達ランチで大外れになるのはちょっと怖いですし。
まあ、面白半分でいろいろ試行錯誤しながら、ときどきご報告しますので笑ってやってくだされ。
ではまた。