「サムライごはん」de自衛自炊

忙しい人こそ自炊しましょう!料理嫌いのための高栄養で無添加な「ケ」の食の技術を研究するブログです。悪食による人格崩壊から辛くも生還したカラスヒコの経験に基づく学生・単身赴任者・シングルマザー向け貧乏自炊教室にお付き合いくだされ!

漬け物

21世紀型マイ漬け物モデル

 キャベツと赤ピーマンを適当に切り、塩を振ってもみ、ラストロウェアなど密封容器に詰めれば浅漬けになり、翌日から一週間食べられます。ご飯のおかずに酒のさかなにオールマイティーの自製浅漬けはこんなに簡単。これが前向き自炊の第一段階です。

■ラストロ+ピクレの併用
 さらに生ショウガ漬物と生ニンニクを細切りして混ぜてやると、おおっと驚くほど深い味に化けます。自分のような素人でもこんな味を出せるのかと感動し、自炊モチベが俄然上がります。このへんが第二段階。

 ショウガは1㌢厚ほどの輪切りにして周囲の皮をむいて刻み、ニンニクは1かけらの皮をむいて細切りにするだけ。写真右下の小皿で黄色いほうがショウガ、白いのがニンニクです。

 生ショウガと生ニンニクは健康食材の両横綱みたいなもの。それらを少量ずつ毎日、野菜と一緒に体に取り込むのは案外簡単なのが分かります。
 年寄も若い人もこれができないからとエキス配合サプリに頼りがちですが、生のほうが断然おいしくて安上がり。

 第三段階では、この浅漬けをピクレなど家庭用簡易漬け物器で加圧してやります。乳酸発酵による爽やかな酸味も加わった本格漬け物の出来上がり。添加物を一切使わずに生の野菜をコンスタントに食べていく方法が案外身近なところにあるのです。 

 漬け物は古い食べ物と私たちは考えがち。でも漬け物が古いのではなく、漬け物というと婆さんが大きな樽に白菜や大根を丸ごと放り込み、石を乗っけて家じゅう糠(ぬか)のにおいがプンプンするみたいな固定観念が古いのです。21世紀型の個食向き漬け物モデルとしてラストロやピクレを活用すべき。

 一人や二人の所帯なら小さめのピクレを標準装備して、ピクレに入り切らない野菜をラストロに収納し、こちらを浅漬けとして3、4日間食べ終えてから、ぼちぼち乳酸発酵段階に入ったピクレ漬けに手を付ける食べ方がカラスヒコ的にはお薦めです。一度野菜を加工セットしてしまえば合計で10日間ほど楽しめる常備菜ワザ。

 浅漬けやピクレ漬けに向く野菜は白菜、キャベツ、大根、ニンジン、ナス、キュウリ、セロリ、パプリカなど基本的に何でもOK。湯通しした小松菜やチンゲン菜もおいしいです。
 ただし、欲張って種類を増やすと食べ切れなくなりますから、白菜またはキャベツをベースに他の野菜1、2種を加えて週単位でローテーションさせるのがいいでしょう。

 漬ける野菜の選び方についても、例えば大根は、大根おろしで食べるのが好きな人や千切りや切干大根をみそ汁でいただくのが好きな人なら漬け物ローテーションから外します。あるいはニンジンは、石原結實式のニンジン&リンゴジュースを毎日飲む人はこれも外すなど自分式の野菜の起用パターンを組み立てていけばいい。

■抜き身の包丁ザムライ
 カラスヒコが非常にやばいなと感じているのは、例えば「食事には漬け物が付くのが当然」というコンサバ発想。そういう年寄たちのニーズに応えてパック漬け物が開発されたように、作る人も食べる人も皆思っているようですが、それはたぶん嘘でしょう。

 むしろ伝統食を放棄した年寄たちの内心の引け目に付け入るように、「ご自宅で漬けるのは大変でしょうから」とメーカー側がすり寄る形で偽の漬け物ニーズが作り出されたのでは。漬け物という食文化はとっくに滅び去り、今マーケットにあるのは殺菌処理済み輸入野菜の添加物和えみたいな工業製品。

 コンサバ発想は若い人にも結構強くて、生野菜サラダが健康にいいという刷り込みのせいでコンビニのパックサラダを毎日食べるマヨドレ派が増殖中です。踊らされて次々と油地獄に飛び込むハーメルン的現象なのでしょうか。殺菌剤の次亜塩素酸Na残留疑惑もずっとくすぶり続けているにもかかわらず。

 自製の漬け物は包丁で野菜を切って塩を混ぜるだけの単純作業ですから、運動部の無骨な学生でも、長時間労働で疲弊したサラリーマンでも、調理が超苦手なブキ系ワーママにも簡単にできます。仕込めばサルにだって覚えられそうな手ワザ。

 包丁など使えなくても困らないと開き直る人は多いのですが、それは「他炊(外食・中食)で生きていく」と覚悟を固めた上での話でしょうか。炊事の手抜きを続けた年寄世代のボケざま、血管や臓器や骨のイカれ具合をちゃんと観察・分析した上で判断しているのかどうかが問題だと思います。

 「サムライごはん」を目指す人にプロの包丁さばきを身に付ける必要はありません。キャベツなら葉を外側から1枚ずつ剥がしながら葉脈の太くて硬い部分を切り捨てる。大根なら数㌢厚の輪切りにしてくるくると皮をむく程度で十分です。

 包丁は三徳包丁が1本あれば自炊には事欠きません。砥石だって素人使いすればいいのです(興味のある方はこちらをご参照ください)。

 料理本やレシピサイトはプロの調理師や調理マニアが書いているので、道具にもワザにも熱っぽく凝りますが、私たち調理嫌いの素人は野菜がちゃんと切れればいいわけです。彼ら彼女らのすごワザに魅惑されて、できなくて落ち込む必要は全くありません。世界が違うのです。

 包丁は、ピアノやギターと違って音楽的センスとも関係ない実用道具ですから、かつてのカラスヒコのように絶望的にブキな人でも使い続けるうちに自然に上達します。そして、漬け物やみそ汁で野菜をふんだんに取れるようになってきます。あとはタイマーで炊ける豆ごはんがあれば自衛自炊はほぼ完成なのです。

 他炊とは違うマイ日常食のコンセプトを白紙状態から思い描くプロセスが大事です。食べるべき食材を買いそろえて並べ、抜き身の包丁を構えてにらみつけ、無心で斬り込むサムライのつもり。たまに斬られても、バンドエイドを巻いてめげずにまた斬り進むのみ!

 ではまた。

マイ漬け物で悪食をスルー

 煮干しと漬け物の「一汁二菜」こそ自衛自炊の原点。毎日これを食べていれば取りあえず大丈夫な、いわば健康の安全保障ラインといいますか。煮干しは冷蔵庫保管すれば余裕で使い切れるし、漬け物の自製も案外簡単。世の悪食と戦うパワフルな武器にしましょう。

■漬け物はスーパーウェポン
 今年も手抜朝食 (51)き型ヘルシー自炊のノウハウを、トライ&エラーしながらマニアックに探究していきましょう!「サムライごはん」は百人百色。現代の食トレンドに疑念や危機感を抱く各自が、それぞれ勝手気ままに開発する姿勢が大事。

 不肖カラスヒコのいい加減な食べ方も、恥も外聞もなくさらけ出しますので、まあ「他山の石」にしていただければ超幸い。本年もよろしく!

 さて、学生・単身赴任者・シングルマザー、つまり忙しくて調理するのが面倒くさい人々がヘルシーに暮らすために、そして、子どもに変な食習慣を心ならずも刷り込んでしまわないためにも、煮干し+漬け物のベースを確保しましょう。煮干しは店で買えばいいのですが、漬け物を自製するのはややハードルが高いと感じる人が多いかも。

 いや、それ以前に大きな問題があります。今の世の中、漬け物がちゃんとしたおかずの一品と認められなくなりました。定食や丼物のアクセサリーのような、色合いを添える役目、あるいはさっぱりとした食感で脂濃い主菜の口直し、箸休め的なチョイ役に成り下がっているのです。

 だから、安くて見栄えと口当たりさえ良ければOKという流れになり、工場で大量生産して不気味にビビッドなタール系色素や酸味料・甘味料・調味料(アミノ酸等)をたっぷり使うのがトレンドになりました。まあ、成分表示を見ずに買う客も悪いし、見ても気にしない無防備な客も多くて、皆で漬け物を葬り去ってしまったような。

 カラスヒコ漬け物 (4)は、漬け物の自製が学生・単赴・シンママが生野菜を楽に、安定的に摂るための強力な武器になると思っています。おいしくて、時短・高栄養・無添加、そして激安ではないがそこそこ安い、五拍子そろったスーパーウェポンとして使いこなすべきだと。

 写真は、左上から時計回りに白菜、小松菜、キュウリ、赤ピーマン、セロリの5品。それぞれ食べやすい大きさに切って、塩を振ってもんだだけ。小松菜だけは熱湯で2秒ほど湯通ししました。おひたしのときと同じです。

 この状態のまま食べるのが「浅漬け」で、フレッシュなサクサクした歯応え。下の写真のように、ピクレで加圧すれば「本漬け」、いずれも立派な野菜のおかずになります(具体的な作り方はこちらをご参照ください)。

■開け!マイ漬け物ワールドピクレ
 自炊が長続きしないのは、決して私たちの意思が弱いからでも、料理の才能がないからでもありません。毎日おかずを考えるのが面倒だったり、素材を食べ切れずに腐らせて懲りて、これじゃ時間も資源も無駄だ、外食・中食のほうが合理的と一気に引いてしまうからです。20代のカラスヒコもそうでした。

 ところが、真実はその先にあったのです。生野菜を、例えば白菜4分の1個、小松菜1袋などスーパーで売っている最小パックで買ってきて、塩を振って一度漬ければ、5種類の野菜を一週間以上、毎日飽きずに食べられて無駄も出ない。
 こんな簡単なことをなぜ親も学校も教えてくれなかったの、と激しくツッコミを入れたくなるほどの、目の覚めるような気付き感でした。

 ピクレにいっぱいに漬けて圧縮し、入り切らない分をタッパーに詰めてそっちを先に3日間くらいで食べ切り、その後ピクレに食べ進むのがお薦めコース。5日目くらいから乳酸発酵が始まり、毎日味が変化していくのがとても感動的で、何より体調がじわじわ良くなる実感もうれしい。

 塩だけのストレート味の漬け物も素晴らしいのですが、輪切り唐辛子を入れたり、スライスニンニク、昆布片、生ショウガ細切りなどを層の間に挟み込んで味のバリエーションを広げてやれば、まさにマイ漬け物ワールドが開けてきます。作り込みの世界です。

 中途半端な自炊をしている学・単・シンなら、よく「私は野菜不足」という強迫観念にかられがちですが、野菜は葉物、根菜、緑黄色の3系統をそこそこバランスよく食べていれば大丈夫。上の漬け物では根菜が欠落気味ですが、カラスヒコの場合は切干大根がみそ汁の定番具材、割干大根は酢漬けの常備菜、ニンジンはリンゴと一緒にジュースにして飲むパターンにしています。

 自分流の組み合わせでいいのです。大根、ニンジン、カブなどは薄切りにして漬け込んでも非常にうまい。また大根、ニンジンを細切りにして塩でもみ、酢を適量絡めれば爽やかヘルシーな「紅白なます」風の常備菜が7、8分で出来てしまいます。これも食欲をそそる自炊向きの一品。

 普段はマイ漬け物と煮干しあたりを質実に食べ、高度で面倒なメニューはお気に入りの外食店で楽しんで食べる。「他炊」にどっぷり依存せずに「自炊率」7割くらいを目指していきましょう。学・単・シンが悪食をスルーする具体策はそれしかない環境になってきたからです。

 ではまた。

塩でもみつつ検査する自炊

 今日は帰省前のピクレ漬け。白菜、小松菜、キュウリ、パプリカ、セロリに塩を振り、乾燥ニンニクと唐辛子を挟みながら4層に積み上げ、加圧して冷蔵庫へ。戻るころには程よく漬かっているでしょう。今年もお世話になりました。来年もぜひおいしい1年にしましょう!

■元気な老若男女も配食に
 白菜は、塩を振っても漬け物 (4)みながら、葉先の黒く変色した部分を見付けて指でちぎります。葉元の白い部分にも、土がたまっていれば洗い流し、内部に虫食いがあれば爪でちぎって捨てます。

 そうやって自分の目で検査して、納得した部分だけを食べればいいのですが、その手順を面倒くさがって、誰かにやってもらいたいと思ってしまうのが、たぶん諸悪の根源なのです。
 誰かに安全を保証してもらい、自分は何の注意も警戒も払わずに、ただ安穏とおいしさに浸りたい。

 めざしも、買ってきてから4日目ぐらいになると、一応くんくんとにおいをかいで、よし、何ともないと納得してから焼いて食べるのが当たり前。
 幼児がそれを母親に代行してもらうのは構わないと思うのですが、大人になってからも、店やメーカーが賞味期限という数字で保証してくれたものしか食べられないのは、生物学的な退化かもしれません。

 今年は、毎日黙々と調理をしながら、そういうことを強く考えた年でした。老人も若者も、男も女も一様に調理離れを加速させているというニュースを、毎週のように新聞やwebで読まされたからです。便利な食品やサービスが次々に登場して、調理をしないほうが賢い人生みたいなキャンペーンが張られているような。

 配食は、以前は病気がちの老人や障害者など自由に買い物に行けない人のためのものでしたが、今年あたりからマスコミで目立つのは元気な老人への勧誘です。無駄な時間を使わずに、シニアライフをよりアクティブに楽しむための配食サービスでございますと。

 コンビニでは、配食を「新たな需要を掘り起こすビジネスモデル」と位置付け、「店を飛び出し、顧客の玄関にどれだけ近付くかが勝負」などと言っています(日本経済新聞12月21日)。お年寄りの皆さん、いいんですか、業態間戦争の餌にされているだけなのですよ。

■漬け物で自炊が楽に
 ま、本人がよければ構わないとしても、しかし若い人は気を付けましょう。ごろごろしてテレビばかり見て病院通いする上の世代と、スナック菓子や炭酸飲料を取りながらゲームばかりしている下の世代が同類であるのが分かるはずです。

 私たちは「忙しい、忙しい」と毎日くたびれ気味ですが、でも食事を外注してしまうと体が擦り切れていきます。今の年寄も体や頭が相当擦り切れています(失礼!)が、しかし彼らが若かったころは、学生街の定食屋に入り浸っていても、それなりに自然食にありつけた時代でした。

 ところが、今は外食産業が増え過ぎて淘汰の波に洗われています。コストダウン競争の時代ですから、安さにつられて食べ続けていくのは非常に危険。外食も中食も、ファストフードも駅弁も、皆似たような工場ラインで、世界で一番安い食材を集めてきて組み立てているだけですから。

 車や家電や、I朝食 (32)T製品やアパレル商品ならそういう作り方でも健康への悪影響はないでしょうが、食事は駄目です。工業的なアッセンボリーではなく、自然に近いものが外食・中食で食べられないのなら、自分で作るしかありません。

 具体的な目標は、今の年寄たちが子どものころに食べていた食事です。彼らが放棄した古くさい食事の形を私たちが掘り起こすのです。ゆめゆめ、配食サービスの客として掘り起こされてはいけません。

 今年の「サムライごはん」は、漬け物がなんとか軌道に乗ったおかげで、自炊がとても楽になりました。乳酸発酵する本漬けでヨーグルト依存からも解放され、何より白菜やキャベツを1個や半分で買っても食べ残す心配がなくなりました。

 ヒジキや湯がき大根などをそばつゆで、まとめて煮込むことも覚えました。前の世代では油で炒めるのが常識だったようですが、洋食や中華の影響を受けるより前の形へ先祖返りした格好でしょうか。より加工度が低く、まとめて作って食いつなぐノウハウを来年も皆で一緒に探究していきたいと思います。

 ではまた来年!

ピクレ漬け物で自炊に余裕

 今朝はサケの切り身焼きと漬け物。みそ汁の具はゴボウ、干しワカメ、切干大根です。漬け物の自製が軌道に乗れば自炊が楽々になります。1度漬ければ10日間くらいは野菜献立に悩まず、調理もいりません。ピクレ漬け物器の存在価値は大きいです。

■漬け物は古くさくない
 夏は野菜が傷みや朝食 (28)すい季節。普通の野菜料理、例えば野菜炒めやシチューなどを日替わりで作りながら、冷蔵庫に使いかけの野菜がいくつもある状態では、どんどん駄目になってしまいます。

 野菜のロスをなくす意味でも、また、忙しい中、毎日の献立に悩まず、買い物回数を減らす意味でも、漬け物の自製はとても有効。古くさいという先入観を払しょくして、自炊に取り込んでいくべきです。

 なぜなら、5、6種類の野菜を生に近いまま、つまり栄養素が壊れない状態で無添加で食べるというシチュエーションが、今の外食・中食生活では失われているからです。
 また、冷凍野菜や総菜調味料(○○の素など)に頼る、「簡単で豪華な」家庭料理でも不可能です。質実な食事で健康に生きようと思うなら、既存の料理そのものを根本から見直さないと駄目。

 例えば野菜を買ってきたら、全部を切って塩を振り、ピクレ漬け物器にセットしてしまいます。入り切らない分は、タッパーに入れて浅漬けにします。この浅漬けを翌日から3、4日間食べて、なくなったら本漬け、つまりピクレを開け、約1週間かけて食べていきます。

 毎日同じおかずなんて嫌だとほとんどの人が言いますが、それは食わず嫌いというもの。浅漬けは新鮮なサラダ感覚。ピクレの本漬けは、塩味とニンニク+唐辛子の風味が効き、乳酸発酵の香りも加わって非常においしくなっています。売っている化学調味料の漬け物とは似て非なるもの。毎日朝晩食べても全然飽きないことが実感できるからです。

 カラスヒコの場合、浅漬けはずっと昔から食べていましたが、本漬けは今年3月に始めたばかり。失敗もしながらほぼ5カ月。最近では一番手間の掛からない野菜メニューとして、すっかりローテーションに定着しました。

■半分の量にプレスする
 基本パターンは、本漬け (2)この写真のように白菜、ゆき菜、キュウリ、パプリカ。白菜がやはりメーンで、4分の1または8分の1を買ってきます。ゆき菜は、そのときによって小松菜だったり、チンゲン菜だったり、生きの良さそうな青菜系なら何でもOK。青菜は一度軽く湯通ししてから使います。

 大根やニンジンもスライスして漬けると非常においしくなります。ただ、カラスヒコの場合は、大根は割干や切干で別に食べ、ニンジンはリンゴと一緒に搾って飲んでしまうので、漬け物ではダブらないように外しているだけ。味的にはお薦めです。

 写真の量の野菜を、右上のピクレ漬け物器に入れると約1週間分。あぶれた分を浅漬けに回すという意味です。ピクレにはいろんな型とサイズがありますが、これは2000円前後の角型。小型の冷蔵庫内にも無駄なく収納できる形です。

 漬けたときのイメージはこれを参照してください。ピクレの容器いっぱいに野菜を詰めて、それをグリップのネジを回して約半分の量まで圧縮します。次の日あたりから、野菜は水が出てしなっとして、かさが減ってきますが、漬け物器の良さは、軸の中にバネが入っているので継続的にプレスできることです。

 つまり、塩を振ってタッパーに詰めただけの浅漬けとは違って、空気に触れないのであまり劣化せず、発酵がじわじわ進む。昔の漬け物石と同じ仕組みです。ピクレは、昔の樽漬けを小型にして冷蔵庫内で再現させる装置ですから、これを自炊に取り入れない手はありません。

 「サムライごはん」では、そうやって昔の人の食べ物とほぼ同じものを、今風の作り方で復活させるのが大きな目標です。煮豆料理を単品で作る時間が取れないからご飯に混ぜ炊きするのもその一つ。手間を掛けられなくても、安易に高添加・高油脂の加工食品に流されないノウハウを探究します。

 ではまた。

ピクレ漬けこそ自炊のキモ

 野菜は数種類を混ぜて、自分で漬けてしまう。すると1週間は野菜のおかずに悩まなくても済み、栄養も十分。写真はピクレ漬け物器で1週間漬けた後、タッパーに移したところ。これで今日から1週間はおいしく食べられます。ピクレには、すでに来週分の野菜をセットして冷蔵庫に放り込んであります。

■軌道に乗せるきっかけに
 野菜を本漬けおいしく安定的に取れれば、体調が俄然良くなってくるのが分かります。自炊が楽しくなってくるのです。根性では自炊は続きません。自分が作った料理がおいしくて、外食よりもいいと実感できるかどうかが分かれ目。

 カラスヒコもいろいろやってみた結果、野菜なら、一番簡単で栄養がバランスよく摂れる、つまりコストパフォーマンスが良いのは、このピクレ漬け物です。

 これだけ食べていれば大丈夫とは言いません。けれども、自炊が軌道に乗らなくて諦めかけている人には、取っ掛かりとしてベストでしょう。まず自製の漬け物でベースを固め、その後にのんびりと、いろんなおかずを研究していけばいいのです。

 ピクレの漬け物器には、大・中・小のサイズや、丸型・四角型などいろいろありますが、カラスヒコは2000円くらいの四角い中型を使っています。それに一杯漬けたのが写真の量。朝晩食べて、5日から7日くらいのボリュームです。

 白菜4分の1、小松菜1袋、キュウリ2本、パプリカ赤・黄各1。これを切って塩を振りかけ、乾燥ニンニクスライス、乾燥輪切り唐辛子を適当にまぶしながら漬けました。漬け方の詳細は、サイドバーの「本漬け」カテゴリーの中で何度か書きましたので、興味のある方はご参照ください。

 野菜のラインナップは好きなように選べばいいのです。上記のほか、大根、ニンジン、ナス、キャベツ、青菜系ではゆきな、春菊、チンゲン菜などもおいしく漬かります。カラスヒコの場合は、大根は割干・切干で食べ、ニンジンはリンゴと一緒にジュースにして飲んでしまうので、ダブらないように上記の野菜にしています。

■マイ漬け物で無敵自炊
 ニンニクと唐辛子の滋味が染みわたった野菜は、乳酸発酵によるさっぱりした酸味も加わり、自分で漬けたことが信じられないほどおいしくなっています。
 パック売りの漬け物や、外食の定食に申し訳程度に付いてくる漬け物がいかにまずくて、偽物の味であるかが、しみじみと分かってきます。

 自製漬け物が冷蔵庫にあるだけで、自炊は無敵になります。朝はタイマーでご飯が炊き上がり、みそ汁を作る10分間に漬け物を皿に盛り、のり・梅干し・納豆・卵などをセットする。これで理想に近い朝食が取れるからです。余力がある日には魚でも焼けば言うことなし。

 漬ける野菜の種類は、栄養バランスも考えると5、6品程度が適当だと思います。白菜とキュウリをベースにして、あとは緑黄色系(ニンジン、パプリカなど)、青菜系(小松菜、ゆきな、春菊など)も1、2品は加えたい。青菜系は事前に熱湯でさっと湯がいたほうが断然おいしく漬かります。

 野菜を買い込む量はいい加減で構いません。多めに買って、全部を切って塩を振り、ピクレに入り切らない分はそのままタッパー入れて、浅漬けとして先に食べてしまいます。これがまたおいしい。全量を一気に処理してしまうので、買った野菜を無駄なく最後まで食べ切れますから、結果的に安上がりにもなります。

 自製漬け物は、野菜をたっぷり、無駄なく、無添加で食べられ、しかも約1週間は調理する手間もいりません。超多忙で、買い物に行く暇も惜しい私たち向きのおかずなのです。漬け物という古くさいイメージを払拭(ふっしょく)して、オリジナルなマイ漬け物を確立しましょう。

 ではまた。

自分で漬けて自在に生きる

 白菜半個、ナス2本、キュウリ3本、赤ピーマン2個をこれから漬けます。全部に塩を振って混ぜたところ。ピクレ漬け物器に少しずつ入れ、乾燥ニンニクと輪切り唐辛子(左手前)をパラパラと挟みつつ積み上げます。いっぱいになったら約半分にまで圧縮して冷蔵庫へ。余りは浅漬けとして食べちゃいます!

■漬け物は最強兵器
 4種類の野菜で合計563円。安いです。明日から浅漬けを3日くらい食べ、それからしばらくは本漬けが楽しめそう。いや、4日目ではまだまだ乳酸発酵までは行きませんね。浅漬けと本漬けの中間くらい。でも、どの段階で食べてもおいしいのが自家製漬け物です。

 漬け物 (2)だんだん漬け物にハマってきました。先日、青カビ事件で全滅の憂き目に遭いましたが、翌日にすぐ漬けて、待ちきれなくて5日目で食べています。今日漬けるのはその次のぶんです。

 自家製では、ニンニクや唐辛子の分布がまだらになっていますから、強く効いている部分と、全然効かない部分がありますが、その粗雑な手作り感も含めて結構おいしいものです。なんだか自画自賛みたいで恥ずかしいのですが。

 ときどき唐辛子が固まっていて、ひいいい~となったりしますが、まあ、素人の自製漬け物ならこんなもので no problem だと思います。ご飯と一緒にむしゃむしゃといくらでも食べられます。むしろステビアや調味料(アミノ酸等)で均質に漬かっている、というか和えてある量産パック漬け物のほうが異常なのです。

 火を通さないので栄養素がそっくり守られていて、塩だけの無添加で、まとめて作り置きができますから、自家製漬け物こそは自炊生活の最強兵器になりそうです。大根、ニンジン、カブ、湯がいた小松菜など、いろんな野菜を漬けてみたくなってきました。

■工業型野菜のリスク
 ただ、漬け物を食べながら思ったのですが、野菜はこれからどんどん水耕栽培の比率が高まっていくはずです。土に植える「露地栽培」が減り、植物工場のような環境で化学肥料を混ぜた水で育てる方法が主流になるでしょう。密閉環境で作れば土にも虫にも触れず、農薬も除草剤もいりませんから、洗わずに食べられる野菜になります。

 それは衛生的で、便利で、外側もやわらかいので捨てる部分もなく効率的です。LED照明などの人工光を使えば夜間でも野菜はぐんぐん成長しますし、天候で収量や作柄が左右されず、計画通りに生産されるので安くなり、店の欠品も減ります。ビタミンCなど人気栄養素も、肥料に配合すれば自由に強化できるようになります。工業的生産といいますか。

 つまり、野菜生産のリスクが減るわけですが、それは誰のリスクが減るのかといえば、消費者ではなく農業会社の株主のリスクが減る。私たち消費者にとっては、安くて欠品がなくて、無農薬で栄養強化の野菜はメリットだらけのように見えますが、生育環境が激変した野菜にどんな未知の病気が現われるのか、現時点では不明なのです。

 密飼いの家畜や養殖魚が、伝染病やストレスによる虚弱化を抑えるためにホルモン剤や抗生物質漬けにされる場合があるように、あるいは本来の餌ではない肉骨粉を与えられ続けてBSEを発症した牛の例もあるように、野菜についても私たちは今後かなり注意を払っていかなければと思います。

 本当は大地に根を張った野菜を、泥を洗いながら自在に漬けたり、蒸したりしながら食べていきたいのです。頭がちと古いのかカラスヒコさんは。

 ではまた。

乾物と漬け物で先行投資

 正しい食べ方は、親も学校も会社も教えてくれないのが今の社会。生活習慣病になりたくない人は、格好悪いけれども、自分でトライ&エラーして覚えるべきです。唯一のお手本は写真のような昔の食事。乾物と漬け物主体の食事が有効な解決策。自炊は趣味や道楽ではなく、生き残りへの先行投資!

■170円の丼飯を比べる
 自分で料理をする夕食 (9)のが嫌いな人でも、最近は安くて便利な外食・中食があるから助かる? それは大きな間違いです。
 料理が苦手な人は、料理する回数を減らす自炊を目指すべき。日替わりでバラエティーに富んだ食事をしようなどと大それたことは望まずに。

 写真で、ご飯に載っているのは割干大根や、だしを取った後のカツオ節を酒・みりん・しょうゆで煮しめたもの。週1回作れば、毎日飽きずに食べられる素朴な味の常備菜です。栄養価が高く、完全無添加。

 豆やアマランサスも炊き込んだ、この玄米主体の丼飯1杯のコストは約170円。大戸屋や半田屋の白米だけのご飯と一緒の値段です。みそ汁も自分で作れば、切干大根、ふのり、ワカメ、干しシイタケなど、買い置きの乾物を適当に放り込むだけで味も栄養も強化できます。

 写真ではサケの切り身を焼いていますが、こんな焼き魚は、べつに毎日食べる必要はありません。缶詰の魚でも、煮干をかじっても十分ご飯がおいしく食べられますし、それが面倒くさければ、煮干しの粉末をご飯にかけても同じこと。

 そうやって手を抜きながら必要な栄養を確保し、余分な油脂や添加物をシャットアウトする方法があるのです。だから、調理が嫌いな人は、面倒だからと、外食やお手軽な半調理品、総菜などを利用したスピード自炊に走るのではなく、合成物質を含まない伝統的な食材を選んで食べる。そういうテクニックを身に付けるべきです。

 無添加な食材だけを選んでいくと、だいたいコメ主食の昔の和食ベースに絞られてくるのが分かります。洋食ベースでは畜産加工品やスープ、サラダドレッシングなどに油脂と添加物が大量に含まれてくるからです。また中華ベースでは、仮に素材は新鮮なものを選んだとしても、化学調味料に激しく浸食されています。

■金環日食は子どもに危険か
 子どもが将来健康に暮らしていけるように、正しい食べ方を教えるのが親や社会の使命だったはずですが、2世代ほど前からそういう引き継ぎはなくなりました。安くて便利なものを買って食べるのが普通になっています。今の私たちの親は、もう無添加な食事を作る技術も知識も、意思すら持っていないのです。

 だからといって、親を責めている暇などありません。今の私たちは、自分が健康に暮らすための知識と技術を自力で身に付けなければならない状況。便利さを売るコマーシャルは、はっきり言って全てウソです。料理が簡単、早い、安い、色がきれい、ご家庭でプロの味、子どもが喜ぶ・・・・。こういうコピーは必ず疑ってかかり、成分表示を確認しないと駄目。

 今の食事環境は、周囲の全てが悪意に満ちたジャングルのようです。人を見たら泥棒ではありませんが、スーパーで売っている食品の8割は合成物質入り、ぐらいの警戒心を持つのがちょうどいいと思います。

 今月21日の金環日食の日に、子どもが空を見ながら登校して事故に遭わないようにと、登校時間をずらす小学校がいくつもあるそうです。「安全のため」なのだそうですが、むしろ子どもが注意力を発達させる機会を奪うことになると、先生や保護者たちは考えないのかなと思ってしまいます。

 食の継承が途切れてしまったのも同じです。子どもは安全で快適な檻の中で育てられてきたからです。餌の取り方すら教えられず、ペットのような生活をしているのが私たち。趣味の料理、おしゃれな自炊といったイメージを一刻も早く捨て去り、なりふり構わず自分の食べ方を見付けましょう。

 ではまた。

漬け物全滅と『食の終焉』

 漬け物器に青カビが生えてしまって白菜、キュウリ、パプリカなど合計770円相当の野菜が全滅してしまいました!確かに室温はもう20℃ですからね。うかつでした。これからの季節は冷蔵庫の中で発酵させなければ。高い授業料とはいえ、一度痛い目に遭えば身に付きます。明日また仕込むとしますか。

■食べ物はブロックできる
 1回目と2回目の成功に気をよくして油断していたら3回目で大失敗。発酵と腐敗はまさに紙一重でした。生ものの管理は、暖かくなるとなかなか大変です。

 昔のヤワなカラスヒコだったら簡単に失敗に懲りて、漬け物は買ってきたほうが無難と、あっさり楽なほうへ引いていたかもしれません。でも、最近は違います。いま冷蔵庫の中を整理して、漬け物器がすっぽり収まるスペースを作ったところ。この夏は漬け物生産を軌道に乗せるのが目標です。

 化学合成物質を体に入れない生き方を極めていきます。もちろん現代では、排気ガスや塗料、農薬、ダイオキシン、環境ホルモン、最近では放射性セシウムまで空気中に漂っているという説もありますから、ゼロ封するのはすでに不可能。私たちの体はもう十分汚染されているはずです。

 だから余計に、食べ物として口から入るものはよくよく選別しましょう。自分の意思でブロックできるのは、もはや食べ物だけなのですから。成分表示をチェックして、油・糖・添を上手に避けていけば、伝染病などにかからない限り私たちは昔の人と同じ健康を保てるはず。

 むしろ、吸収する栄養の量やバランスは昔の人よりはるかに良く、社会の衛生レベルも高いのですから、アラフォー付近で肥満したり高血圧になるほうが本当はおかしいのです。原因は油・糖・添で、それを取り込んでしまうのは自炊離れという生活習慣の問題。

■「理解力の継続的低下」
 いま、『食の終焉 The End of Food』(ポール・ロバーツ著/ダイヤモンド社2012年)という本を読んでいるのですが、その中にショッキングな一文がありました。

 「ネスレのような企業は新商品や改良商品を絶えず送り出すために利便性を売り続けなければならず、そのためには、攻めの販売促進戦略(学校でのジャンクフードの宣伝など)を展開するだけでは不十分で、消費者の自炊する能力や食材に対する理解力の継続的な低下に依存するところが大きかった」。

 これはネスレを批判している文ではなく、私たち消費者が利便性を求め続けて自炊離れを起こし、食材に無関心になったからネスレ、ダノン、ユニリーバなどが大きくなれたのだということ。極めて客観的な事実の記載だと思います。

 これ以上の記述、つまりメーカーが消費者の自炊力や食材知識を意図的に奪うマーケティングをやっているとまでは一言も書いてありませんが、現実はそうなのだろうとカラスヒコは確信しています。消費者が食事を自製できなくなれば、チェーンストアも加工食品メーカーももうかるからです。

 キャベツやレタスの葉を2、3枚売ると20円くらいでしょうが、刻んで他の野菜をちょっぴり加えて、ドレッシングを添えてやれば、原価30円くらいのものが200円で売れます。その原価を読めるのは自炊する人だけ。昔の主婦は皆読めましたが、今は皆無。そういうことなのです。

 おまけにレタスは亜塩素酸Naで漂白消毒され、ドレッシングは植物油脂が主体で、調味料(アミノ酸等)、酸味料、増粘剤キサンタンガムなどがたっぷり配合されているわけですから、体を壊さないほうがむしろ不思議。

 やはり、ちょっとだけ手間を掛けて、無添加の漬け物などを作って自衛すべきです。「理解力の継続的な低下」などと言われて黙っていられますか!ただし、夏は冷蔵庫で作りましょうね。青カビは油・糖・添より怖いですから。

 ではまた。

バニラフラペチーノな男たち

 今朝は車麩のみそ汁に小アジの煮干しをバリバリ。奥中央は漬け物で、乳酸発酵した本漬けの白菜・パプリカと、みずみずしいサラダ感覚の浅漬けキュウリを一緒に盛りました。料理などできなくても、自製漬け物と納豆や煮干しを食べていれば体調は万全。太らずやせず、ぐっすり眠れます!

■漬け物ローテーション
 本漬けを覚えてか朝食 (16)ら、冷蔵庫の中には浅漬け、塩麹漬け、本漬けのいずれかがあって、自炊が非常に楽に回るようになってきました。浅漬けはフレッシュさが命ですから4、5日間で食べ切りますが、塩麹と本漬けは1週間くらいは食べ続けます。

 例えば暇な休日に、近所のスーパーや直売所を回って野菜を1500円分くらい買い込んできて、40~50分かけて3種の漬け物をセットします。浅漬けは翌日から食べ始めて、食べ終わるころから塩麹漬けを食べ、それがなくなるころに本漬けが程よく乳酸発酵していて、さらに1週間ほど食べられるわけです。

 つまり、半月くらいは何もしなくても漬け物があるのです。これに、みそ汁の具の切干大根や玉ネギ、納豆に入れる刻みネギ、朝、リンゴと一緒にジューサーで搾って飲むニンジンなどと併せると、なかなかいい感じで野菜が取れる体制になってきました。

 この漬け物3品のローテーションに、ときどき洋野菜、つまりブロッコリー、アスパラ、トマトなどを買ってきてワイン蒸しや温野菜サラダを作って割り込ませても全然OK。その間、塩麹や本漬けなら放っておいても傷むわけではなく、3、4日間の洋野菜フェアが済んだらまた戻る。

 漬け物とは実に気楽で使い勝手のいい保存食です。おいしくて栄養があり、安くて楽で、無駄も出ません。私たちのご先祖様はやはり偉かったとあらためて感謝している今日このごろ。

■生クリームとの違い
 さて、話は変わりますが、今日の午後は駅前のスターバックスで、本日のコーヒーをお代わりしながら約2時間仕事をしていました。周囲の席は20分から30分くらいで客がどんどん回転するのですが、30歳前後の男性たちが軒並み「バニラフラペチーノ」や「コーヒージェリーフラペチーノ」を注文していたのが驚きでした。すごい人気なのです。

 30歳ちょうどくらいの営業マン風のスーツ姿の男性は、バニラフラペチーノの透明のドーム型のフタをはずして、先がスプーン状に開いているストローでホイップクリームを半分くらいなめて、それからフタを戻して混ぜながら中身をすすっていました。

 それだけでも十分甘いはずなのに、一緒に頼んだシナモンロールも頬張っていました。表面に砂糖だらけの白いクリームがにゅるにゅると渦巻き模様を描いているあれです。見ているだけでこっちまで太りそうなコテコテの甘さ。

 カラスヒコも30歳当時は立派なサトチューで、チョコレートパフェなどを喜んで食べていましたから、あまり偉そうなことを言える立場ではありません。でも一つだけ言えるのは、今のホイップクリームは本物の生クリームとは似て非なるものだということ。空気に触れた生クリームが常温で2日も持つはずはありませんから。

 スタバなど外食店で頼むと成分は確かめようがありませんが、ホイップクリームが挟まった菓子パンの表示をコンビニあたりで見てみてください。砂糖、乳化剤、グリシン、増粘多糖類、pH調整剤など、おなじみの軍団が勢ぞろいしています。その不潔なクリームを、マーガリンやショートニングで焼き上げられた怪しいパンやケーキ生地と一緒に頂いているわけです。

 食事で納豆や漬け物や煮干しを食べ始めれば、そういう危険なスウィーツへの欲求は自然になくなってくることをカラスヒコは経験的に知りました。きっかけはあくまでコメ主食への回帰。家でご飯を炊き、伝統的なおかずを、添加物が使われていないことをチェックしながら一品ずつ取り入れていったことがよかったのです。

 一見健康そうに見えていても、サトチューでいる間は自由落下している状態です。いつか必ずがしゃんと叩きつけられて救急車で運ばれる日が来ます。カラスヒコもその一歩手前まで行きましたし。

 ではまた。

漬け物と干し魚で予防しよう!

 おかずの基本は漬け物と干し魚が最高。安くて清潔な食事になり、しかも料理の手間も後片付けも非常に簡単です。添加物や環境ホルモンに加えて放射能汚染まで抱えた世間を渡っていくには、昔の食にこだわるべき。医学の進歩も生命保険も、私たち個人の健康を守ってはくれないと覚悟を固めないと。

■予防 vs 対症療法
 今日の晩ごはんは夕食 (5)自製の漬け物と背黒イワシ、ごはんとみそ汁。みそ汁の具は切干大根、干しシイタケ、干しワカメの乾物トリオです。朝の残りの冷や飯にゴマを振り、おかかや梅干しを載せただけですから、みそ汁を作る8分間で出来上がり。

 この程度の調理作業なら80歳になっても楽々できると思います。というのは、いま老人ホームや訪問介護のことをいろいろ調べていて、とても矛盾というか、憤りのようなものを感じるからです。
 食事を改善して病気を減らさなくてはならないのに、病気になった後の対症療法ばかりが目立っているようなので。

 老人が増えるのは人口構成の問題ですから防ぎようがないのでしょうが、病気の老人が増えるのは明らかに人災、とまでは言わないとしてもあまりに無策。見守りサービスを強化しようとか、看取りの仕組み作りが急務などと、あたかも老人サイドに立ったニュアンスで語られています。

 けれども、あれは死に場所を管理するのが真の狙いのように思えませんか。カネが掛かるから病院からは出ていってもらうけれども、あちこちで、よく見えないところでバラバラと勝手に死なれては困るという「行政的な」理由で。

 今週号の「週刊ダイヤモンド」(3月31日号)で『介護&老人ホーム』の特集が組まれています。この雑誌らしく40ページにもわたって、働き盛りの人に突然親の介護が降りかかってきたらどうするか、将来自分が病気になったときにどんな施設やサービスが使えるのかなど、きめ細かく網羅してあるので大変価値の高い記事だと思います。

 ただそれとは別に、病気にならないノウハウ、つまり食事改善によって病人をこれ以上増やさないための議論が、この社会では少な過ぎて、カラスヒコにとっては大不満なのです。みんな本当はそれを望んでいるはずなのにです。

■「非メタボ」でも指導強化
 予防よりも対症療法のほうが商品やサービスが売れるからなのでしょう。みんながコメや煮干しや切干大根のようなものを食べていては経済が停滞してしまいます。それより薬品、サプリ、健康器具、介護サービス、配食サービス付高齢者向け住宅などが売れたほうが経済効果が大きいと。

 その考え方を否定する気はありませんが、経済発展というものが個人の健康や老後の幸福と明らかに対立してきたようです。

 厚労省が「非メタボ」の人にも健康指導を強化していくと言い始めたのもそう(日本経済新聞3月29日)。おなかの周囲が男性85㌢、女性90㌢に達していない人でも、血圧やコレステロール値が指標を超えると「確実に診療を受けさせる」と。そして「油ものを食べるな」「塩分を控えろ」「運動しろ」などと分かりきったアドバイスをする。

 税金を、国民の健康のために使うのなら添加物を減らす指導とか、砂糖や人工甘味料の規制をしたほうが効きそうなものですが、「自由な企業活動を規制すること」はしないはずです。なんとなく、経済発展のために国民は病気になれと言われているような気がしませんか。

 今カラスヒコが読んでいる本は『震える牛』(相場英雄/小学館2012)。添加物だらけの結着肉やハンバーグのブラックメーカーが巨大小売資本と絡む謀略サスペンスで、まだ半分くらいまでしか読み進んでいませんが非常に面白いです。
 知らずに食べている人は、おそらく少なくて、みんな知りながら気にしないで食べてしまうのだと思います。気にする人だけでも漬け物や干し魚で楽しく非国民しましょう!

 ではまた。
プロフィール

journey893crow


健康・ヘルシー料理 ブログランキングへ
食生活・食育 ブログランキングへ
健康法 ブログランキングへ
食材・食品 ブログランキングへ
映画 ブログランキングへ
記事検索
訪問者数

    ■「サムライごはん」とは・・・
     超多忙で料理が嫌いな人が、健康を自衛するためにつくる「最短時間で、栄養十分、かつ無添加」な食事。いまの時代を生き抜くために、男女を問わず一人一人が身に付けるべき「武芸」のようなもの。外食や加工食品がまだほとんどなかった1955年以前の日本の家庭食がモデルです。
    ■「自衛自炊」とは・・・
     趣味やライフスタイル的自炊ではなく、将来病気にならないための先行投資、あるいは保険目的の調理技術です。「忙しい」という理由で食事を外注せず、自炊スキルを身に付けて、自分と子どもの健康を守るのが狙いです。
    ■外食メニューをまねない自炊
     料理本に載っているのはたいてい外食メニューのつくり方です。それを覚えても、味でもコストでも外食にはかないません。「サムライごはん」では、見た目は地味でも、栄養価が高く無添加な、自炊ならではのメニューを研究していきます。
    ■油・糖・添(ゆとうてん)を締め出す自炊
     「サムライごはん」は、余分な油脂・糖分・添加物を極力排除した食事を目指します。 そのために加工食品や調理済み総菜を使わず、生の素材を最少限度の加工で食べることが目標。 成分表示をしっかり見ながら、油・糖・添を慎重に避けていきます。
    ■サトチュー(砂糖中毒)との戦い
     動脈硬化や高血圧などで健康を損ねる人の多くは砂糖を摂り過ぎています。菓子や清涼飲料水ばかりではなく、現代では総菜や加工食品などご飯のおかずにまで砂糖がこっそり使われているからです。サトチューとの戦いも「サムライごはん」の主要なテーマです(▶100918)。
    ■「豆ごはん」は最強の主食
     玄米と等量の白米、そして5種類の豆(大豆、青大豆、ガルバンゾー、金時豆、黒豆)を一緒に炊く「サムライごはん」の主食です。これに押麦、アマランサスも加えると栄養バランスが完璧に近くなります。冷めてから食べても非常においしく、おにぎりにも最適です(▶130409)。
    ■「ニャンコめし」は夕食の定番
     「サムライごはん」夕食の定番。煮干しでだしを取ってみそを溶き、朝の残りの豆ごはんを入れます。煮立ったら生卵を落として火を止め、ふたをして3分蒸らせば出来上がり。煮干しも具としていただく高栄養・無添加で、すぐにできる晩ご飯です。鍋料理の締めの雑炊のようなおいしさです(▶100226)。
    ■日替わりから週替わりへ
     野菜メニューは日替わりでは続きません。浅漬け、ワイン蒸しなどまとめ作りのメニューを取り入れて、週替わりのローテーションに切り替えましょう。材料を無駄なく食べ切り、買い物頻度も減らせる自衛自炊ならではのテクニックです(▶111118)。
    ■おにぎりは自分で握る
     豆ごはんおにぎりを自製する習慣をつけましょう。ランチを無添加で切り抜ける数少ない選択肢だからです。手を濡らして握ればくっ付かず、熱くもありません。コンビニで買うおにぎりは添加物と油脂まみれ。老若男女にかかわらず、おにぎりは自製あるのみ(▶100821)。
    ■我流みそ汁だしのススメ
     昆布と削り節を3分間煮出せば、誰にでもうまいだしが取れます。安易に化学調味料に依存せず、我流の本物だしを研究すべき。それをサボった1、2世代上の年寄りたちが、いま生活習慣病で薬漬けになっている実態をしっかり見ていきましょう(▶100926)。
    ■二十歳を過ぎたらニキビじゃない
     ニキビ世代をとっくに過ぎているのに吹き出物が止まらないのは、体が拒否するものを食べ続けている証拠。油・糖・添を摂り過ぎていないか、食生活を見直すきっかけにしましょう(▶111126)。
    ■エコ&粗野な食習慣へ
     だしを取った後の昆布や削り節は捨てずに、常備菜に加工して食べ切ります。煮干もみそ汁の具としてバリバリ食べる。そんなエコで粗野な食習慣に回帰するのも「サムライごはん」のスタンスです(▶120722)。
    ■「ご飯は太る」は本当か?
     コメ離れが進んでいますが、カラスヒコは「ご飯は太る」という通説はウソだと思っています。むしろ実態は、パン食による油脂、タンパク、精製穀物の過剰、さらに甘い飲料、間食が原因なのでしょう。「サムライごはん」では、玄米や豆類主食への回帰によってビタミン、ミネラルを確保し、スリムで健康的な肉体を取り戻していきます(▶100527)。
    ■残業食をコントロールしよう
     残業時間中にスナック菓子などで中途半端に空腹を満たす習慣は危険。油・糖・添まみれなのはもちろん、寝る前のドカ食いを招く原因にも。むしろクラコットやドライフルーツなど、きれいな食材をしっかり取るのがお薦めです(▶110609)。
    ■失敗しないゆで卵
     殻がつるりんと気持ち良くむけて、半熟・全熟を自在にコントロールできるようになれば、ゆで卵は頼れる常備菜になります。ポイントは湯が沸騰してから卵を入れ、再沸騰してからのゆで時間。意外に簡単です(▶110130)。
    ■学生・単赴・シンママにチャンス!
     「サムライごはん」の質実剛健な味が家族の反発を招くこともあります。いまや化学調味料や添加物を気にしない人がマジョリティーな時代ですから。むしろ一人暮らしの単身赴任者や、舌が染まっていない幼子を持つシングルマザーにこそ、いろんなトライ&エラーができるチャンスがあります。学生も社会に出る前に自炊技術を身に付けたほうが勝ち(▶120305)。
    ■「ワイン蒸し」で野菜たっぷり自炊
     「あなたは野菜不足」とCMに脅かされてサプリに飛びつく人が多過ぎます。ワイン蒸しや酒蒸しは、数種類の野菜を毎日飽きずに食べ続けられる自炊独自の加工ワザ。油脂も添加物も使わない簡単野菜メニューで武装しましょう(▶120922)。
    ■糖尿病を知り、真剣に予防しよう
     糖尿病や腎不全は「不治の病」です。新しい薬品や治療法が開発されても、高いお金と引き換えに苦痛を和らげる程度。だから発病しないように若いうちから食生活を立て直すのが唯一の正解です。できなければ自己責任で、メディカル資本にたかられる「いいお客さま」になってしまいます(▶111107)。
    ■外食は低加工なそば or 海鮮系を
     朝夕の食事を「サムライ化」すれば、ランチは少々ジャンクなメニューでも大丈夫。でも、可能な限りはそば系・海鮮系など加工度の低い献立を選ぶのが正解。日々の「油・糖・添」締め出しこそ確実な生命保険なのです(▶100326)。
    ■浅漬けが自炊を軌道に
    白菜、キュウリ、大根、パプリカなどを適当に切り、塩をまぶしてタッパーに入れておくだけで自製の浅漬けができます。翌日から5~6日間食べられる常備菜ですから野菜不足はほぼ解消。面倒に思えた自炊が一気に軌道に乗ってきます(▶120608)。
    ■ピクレで自製漬け物を
    乳酸発酵する本物の漬け物を自分で漬けるなど、多くの人にとって想像を絶する事態でしょうが、実は簡単。「ピクレ」があれば、冷蔵庫の中で勝手に発酵してくれるからです。化学物質にまみれた出来合いの漬け物におさらばできます(▶120805)。
    ■ヒジキはそばつゆで煮る
    カルシウム豊富なヒジキを切干大根、こうや豆腐、干しシイタケと一緒にそばつゆで煮てしまう。甘じょっぱくしない、本来の素朴な煮物が素人の手抜きレシピで作れることに驚きます。上の世代が放棄してきた健食習慣を取り戻しましょう(▶121204)。
    ■乾物をだし汁で戻す手抜き
    車麩、こうや豆腐、湯がき大根など乾物は水で戻さず、いきなりだし汁に浸します。戻し工程と味付けをいっぺんに行う手抜きワザ。素朴な味わいの常備菜になります。だし汁が食材に吸われて減ったら、ひたひたまで注ぎ足すのがポイントです(▶130412)。
    ■瞬間加熱の温野菜サラダ
    ブロッコリー、アスパラ、パプリカ、きぬさやなどを100℃のお湯で3~5秒。少量ずつ加熱して網ジャクシでさっと取り出すのがコツ。丸元淑生さん式の温野菜サラダは目からウロコです。自炊が俄然充実してきます(▶ 100307)。
    ■夜食なら粉吹きイモ
    夜におなかが減ったら、即席麺やコンビニおにぎりを食べるより自分でイモをゆでましょう。ジャガイモやサツマイモのおいしさを再発見して感激します。未精製の炭水化物で太らず、もちろん添加物もゼロ(▶ 100104)。
    ■ニンジンの合理的摂取法
    石原結實さん式ジュースなら朝にニンジン、リンゴ、レモンが各1個ずつ摂れてしまいます。そのためだけに1万円以上のジューサーを買う価値もあるでしょう。これを飲む習慣ができれば、合成着色飲料とは永遠におさらばできるからです(▶ 100407)。
    ■ラタトゥイユで自炊に自信
    まさか自分にこんな料理が作れるとは!驚きと感動で自炊に弾みがつく丸元淑生さんのレシピです。野菜6種のシンプルな無水蒸しなのに素人でも絶妙の味が出せて病みつきになります。ポイントはトマトと玉ネギの比率だけ(▶ 101008)。
    ■小型密封容器をそろえよう
    おかかやショウガ酢漬けなどの常備菜を小型の密封容器で冷蔵庫内に整然と積み上げるのが「サムライごはん」の大事なノウハウ。容器は都度バラバラと買い足さず、スタックできる同型をまとめ買いしましょう(▶ 101224)。
    ■自炊 vs 外食、どっちが安い?
     実際の支出額はおそらく同程度で、それなら手間なしの外食が合理的と考えがち。しかし、金額当たりの栄養価に大差があり、外食ライフでは将来の健康崩壊リスクが高まります。自炊食の原価計算から中長期の健康戦略が見えてきます(▶120627)。
    ■ダイエットで感じた10のこと
     本物のダイエットなら、減量よりもまず肌の色つやが良くなり、原因不明のかゆみや爪の黒ずみなどが消えていきます。見た目のスリミング効果はおまけで、当然リバウンドも来ません。体の排せつ力を高める食べ方を研究しましょう(▶120926)。
    ■豆類はペットボトルで管理
     豆類は袋から出し、ペットボトルに移して「見える化」しましょう。作業フローがシンプルになり、在庫量も一目で分かります。調理テクの上達やレパートリー拡大より、整理力と段取り改善でスピードアップを図るのが「サムごは」的アプローチ(▶130915)。
    ■野菜はバスケット管理する
     みそ汁用、サラダ用など用途別バスケットに分類して冷蔵。バスケット単位で取り出し、使う分だけを切り出して再格納します。数種類の野菜を毎日コンスタントに食べるにはこの手が一番。使いかけ野菜を冷蔵庫の奥で腐らせる心配もありません(▶100924)。
    ■「糖質制限」はいいとこ取りで
     速攻スリミングには効果的。でも全面的な糖質制限では穀物の豊富なミネラルを摂り損ないます。朝だけとか隔日とか、自分の調子よさの範囲で慎重に採り入れましょう。ハムやベーコンの添加物や、肉や卵を焼くときの精製油脂にも要警戒(▶140805)。
    ■洋食派はパンよりシリアル主食
     ミューズリー+オートミールの「未精製」穀物に小麦ふすまを振りかけるなど、シリアルのカスタム化にトライ。パン主食では難しい油・糖・添フリー&高ミネラルな洋食体系を設計します。「朝食=パン」の固定観念を疑いましょう(▶141101)。
    ■昆布は1回分サイズにカット
     昆布を買ってきたら、全部をみそ汁一杯分サイズに切り分けて密封容器で保管します。「調味料(アミノ酸等)」ではなく本物昆布使用にこだわりつつ、調理アクティビティー削減を狙います。合成だしでは必要なミネラルが不足するからです(▶121208)。
    ■包丁研ぎは我流で覚える
     調理人のような華麗な包丁さばきなど自炊には不要です。我流でも日々使えば、大根皮むきやネギ刻みは身に付くもの。砥石は「中砥」一種類の我流使いで包丁の切れ味が十分に戻ります。プロのまねをせず、不格好でも自分ワザを磨くことが大事(▶120124)。
    ■包丁使いの自主トレ入門
     手先超ブキなカラスヒコでも、リンゴの皮むきが支障なくできるようになりました。リンゴ皮の裏側から、包丁の刃を親指のはらに押し付けるように果肉をそぐのがコツ。遅くてもきれいにむくことに集中すれば、だんだん早くなってきます(▶150123)。
    ■丸元淑生式「蒸しリンゴ」のうまさ!
     皮をむいたリンゴを適当にスライスして、ビタクラフト鍋で弱火蒸しするだけで、シュガーレス極甘ヘルシーデザートの出来上がり。小分け冷蔵して毎日食べられるフルーツ系常備菜です。無糖ヨーグルトにトッピングするのもおしゃれ(▶100114)。
    ■「油糖抜き」スクランブルエッグ
     肉野菜ワイン蒸しを作った後、蒸し汁を有効活用します。生卵を落として混ぜて弱火蒸し。卵そのものの粗野で力強い味に驚きます。自炊のスクランブルエッグでは、砂糖を加えて精製油脂で焼く外食レシピの常識を疑ってかかるのが正解(▶150623)。
    月別アーカイブ
    QRコード
    QRコード
    • ライブドアブログ