2008年05月24日

引越し

昨年の異動後やたら出張が増えてしまい、なにかと移動時間を持て余し気味…。 自宅でのんびりアゲたりする時間も減り…、で、も少しケータイ使って扱い易いトコロを探していました。
おまけに転勤のハナシもいよいよ現実のものとなってきたので、住処の転居に先だって此処も引越すことにしました。

そのうちいろいろ細部をいじったりしようと思っていましたが、結局たいして何も出来なかったなあ。 何をやっても中途半端でイケないのですが、新しいトコロではも少しマシにしたいです。

ではでは、いろいろとお世話になりました。(^-^)

walking

2008年05月05日

Gossamer Gear_The One

Serenity Shelter を試し張りした後 The One も張ってみた。

The One はボトム付き軽量シェルターでトレッキングポール等を用いて立ち上げる。 絶ゆ間ない(笑)軽量化の一環で Contrail の後継候補として試しに取り寄せてみたもの。
Tarptent が短辺の入り口にポールを立てるのに対し、こいつは長辺側の前後に2本立てる。 2本立てるので上部空間はたいそう余裕がある。 ああそうそう、Gatewood Cape にインナーが付いて後部にもう1本ポールを立てた感じ、といった方がイメージし易いかも。
専用ポールも別売りで用意されているが、1本 88g×前後2本必要。 ハイキング同好の志にとっては装備重量的に美味しいハナシではないので、やはりトレッキングポールを兼用させるに限る。

設営手順は Websiteでも解り易く紹介されているが_
4隅をペグダウンした後に前後のポールをそれぞれ立てながら細引きを張り、最後に各自在を調整すれば完成。

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側面からみると Website で見るより随分ずんぐりしていることがわかる。
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Contrail より 200g 近く軽い筈なのに逆にズッシリ重い感じを受ける。 こういうものは格好で決めるものでないと解ってはいるが、Contrail のようなスマートさや艶っぽさを感じないのは何故だろう。

Gatewood Cape 同様に前室下部が大きく口を開ける。 この辺りは農耕民族と狩猟民族、或いは島国根性とフロンティアスピリットの違いか。 敷地の境界にやたらしっかりとした塀を立てたがる日本人マインドからするともう少しピシッと閉じて頂いた方が有難いと思うのだが、まま、これ位は許容範囲ということで。。。

室内_下に透けて見えるのは UNO 用にカットした Tybek の縦二つ折状態。
sh_008_gg室内















バスタブがきっちりと立ち上がっていてなかなか良い。 アメニティとしてはお義理程度のメッシュのポケットが1つきりで少し寂しいが室内自体は結構広い。 熱々の二人なら幸せに眠れそうなくらい。
後上部の換気ダクトはダブルで結構大きめだが、風で捲くり上がらないように後部ガイラインに固定されている。
sh_007_gg背面ダクト















このシェルターの残念賞は、ボトム素材にも SilNylon を用いていることかな。
例えば全く同じ場所に張った Serenity Shelter ではゆったりと寝心地を確認できたのに、The One で見事にズルズル擦って予想以上の傾斜に気がついた。
これだけ滑るとなると寝床の位置決めには苦労しそう。 何かよい滑り止め処理法があればよいのだけど。。。

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シームシール後実測重量 498g(付属スタッフサック込)

滑る床以外に決して文句は無いのだけどなあ。。。

2008年05月04日

男同士

GWを翌日に控えた一昨日、嫁が入院してしまった。 風邪をこじらせて気管支炎をおこし持病の喘息を悪くしたらしい。 本人はいたって気楽に病院に行ったまま即入院させられたというのでそれ程深刻な状態でもないのだが。
おかげで連休の予定は白紙にして、丁度8ヶ月になったばかりの息子と二人水入らず、家でゴロゴロしている。

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母親がいないと泣き喚く…かと思いきや朝も夜も上機嫌である。 それは助かった。
ただハイハイもそこそこに現在つかまり立ちがお気に入りなので決して目が離せない。 トイレに行くのも大変。 近くに居るとベタベタ擦り寄ってくるので仕事は勿論できない。。。
ミルクを3時間置きに呑ませその内2度は離乳食も食べさせ、オムツを取替え、合間に洗濯をして自分の食事を済ませ、夜は風呂に入れて、よしよししながら寝つかせる…主婦って随分大変なんだな。。。

今は念願のお昼寝モードに入ってくれてようやく一段落している。
次は2時頃にミルクをやらねば。 それが済んだらオムツを替えて男同士一緒に買い物にでも行こうかな。

男同士か_
この子と二人で山に登れるのは何年後なんだろうな。
その日が楽しみでもあり…。

鯉幟を背景に3人で写真を撮ろうと言っていた嫁。 せめて明日はちまきでも買って見舞いに行こう。

2008年04月30日

MLD Serenity Shelter

軟禁生活はまだまだ続きそうだけど、少しだけ余裕を持てるようになってきたので約半年の間に溜まったお道具に手を入れ始めた。

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ウルトラライトシェルター5種。
左から_
 ・MLD Grace Solo と Serenity Shelter をひとつのスタッフサックに入れたもの。
 ・SMD Gatewood Cape。(幕体のみ)
 ・GG The One。
 ・Tarptent Contrail
 ・OD-BOX&mont-bell謹製 UNO。

みな300から700g台と軽量。 特に Grace Solo と Serenity Shelter は両方とも 0.6oz の Spectralite を選んだので相当に軽い。
ちなみに一番右の UNO 以外は立ち上げるのに別途トレッキングポール等を必要とする。
右側3つ(The One、Contrail、UNO)は屋根+メッシュ+床一体のシングルウォールのシェルターだが、Grace Solo はタープ単体で使用、Gatewood Cape は雨具兼用とそれぞれ使い回しが利く。 また、Gatewood Cape 以外は一応バスタブ構造のフロアを有する。
   ※ Gatewood Capeにも別売の Serenity NetTent なるインナーテントが
     用意されていますが、それについては ulgoodsさんのブログ
     極めて詳しく記述されています。


数日前に Serenity Shelter と The One にシームシールを施しておいたので、今日は近くの小山まで歩き試し張りをしてきた。
Grace Solo タープを張り Serenity Shelter をぶら下げる格好。 位置決めさえ間違わなければあっという間に完成する。

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ある程度の風雨を想定し低くかつ閉鎖的に張ってみた。
タープのためのペグダウンは省エネモードを試す意味で前後各2本。 ポールの固定とタープ左右の張りを兼用してみた。 経験的にはある程度の風ならこれでOKだろう。
2重取りのため細引きが集中し出入りに多少の注意が必要だが、この辺りは好みの問題_自分的にはペグを増やす程のこともないと。

前後のスペース(タープとインナーの差)は程良くあるように思えるが、インナー内へ雨が吹き込む程度は実践を踏まねばなんとも言えない。

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ポール長を低く抑え過ぎたためかインナーの Serenity Shelter はだらしがなく垂れる。

こいつには前後の各頂点に、タープに留めるためのゴム紐+小さなプラスチックフック、更に中間2箇所に同じフックが着いている。 が、このデフォルトのゴム紐が軽量化のためとは言いながらあまりに情けなさ過ぎるのと、Grace Solo タープ側の中間前側にしかループがない!
ま、ただこの点は前後のゴム紐交換とポール長のセッティングでなんとかなりそう。
中間後部のループ追加までせずともよいだろう。

インナー4隅のペグダウンはしなくとも住むことはできるが、バスタブ形成のためにはやはりテンションを掛けねばならない。
ここは超軽量のピンペグでも打ってやればよいのだが、どうしても目と鼻の先にあるタープの4隅に目が行ってしまう。 今日は細引きの予備がないので試せなかったが、ペグを使わないでも済む何らか良い方法がありそう。

中に入ってみる_
左右のネット以外、つまり前後のパネルとボトムは全て Cuben Fiber。 SilNylonのように滑ったりしないのはよいが、床も前後も白で左右のネットを透かして見えるのも屋根の白。 四方八方真っ白の寝覚めってどんなだろう?
広さ_もう少しピンと張るようにするとしても、前後向きを変えたり着替えたりするにギリギリのスペースか。 長さも、決して大きくはない小生に丁度良すぎる。 アメリカさんの製品とは思い難い。 Websiteのあのオジサンはちっこい人なんだな。

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トレッキングポールとペグ以外の全てを付属のスタッフサックに入れて量ってみた。
339g_重さ的には著しく満足。 Contrail の半分を下回った。


2007年08月16日

John Muir Trail

生まれて初めての海外トレッキング、John Muir Trailを歩いていたのはちょうど1ヶ月前だ。
帰国して1週間後に異動になったのは繁忙期に会社を休んでいたからではなかろうが(笑)、事前に聞いていた予定が1ヶ月早まっていたのには正直面食らった。 辞令を受け中途の仕事を片付け引継ぎをし、四半世紀お世話になった職場を引き払うのにお盆休みにまで掛かってしまった。

兎も角1ヶ月も経ってしまい時期を逸するにも程があろうと思いながらも、この生まれて初めての海外トレッキングについて何かしら書き記しておこうかと思う。

   **********

先ずは何より今回の計画に参画された皆さんに『感謝!』です。

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そもそも小生をJMTに誘ってくれたのはchaoさんでしたね。う〜ん、本当に行って良かったです。な〜んかいろいろ甘えてお世話にもなっちゃいましたね、ありがとうございました!

軍曹さんとはすれ違いの行程でThousand Island LakeからIsland Pass1泊まで本当に短い間ご一緒しただけでしたが、抜群のムードメーカーで楽しく過ごさせて頂きました。あ、甘〜いお話もご馳走様でした!(笑)

べーさん、準備段階から現地での至れり尽くせりのサポートまで、本当にありがとうございました!なかなかあそこまで出来るものではないですよね_少しでも見習わなければ。。。

ulgoodsさん。今回殆どの行程を二人きり_当に苦楽を共にさせて頂いた、そんな実感です。どんなこともプラスに変えてしまう凄い活力にも驚嘆&脱帽!本当にお世話になりました!

ご一緒は出来なかったけど計画の相談やアドバイスに乗って頂いたカワサキさんやぬらりひょんさんにも大感謝。 皆さん、大変お世話になりありがとうございました!

2007年07月09日

防虫処理の効果

前日施した Insect Repellent Military Style Clothing Treatment の効能を確認してみる。
本番用の衣類(mont-bell ハニカムクール長袖&コンバーチブルライト1/2パンツ)と一緒にテスト用として処理しておいたハニカムクール半袖を用いるが、実際の行程では二度三度と洗濯をするので、この検体も薬剤処理後に一度洗濯しておいた。

基本的な方法と場所は前回通り _トレッキングして汗をかいてから竹薮で蚊の反応をみる。
露出した腕と首筋は Ben's の DEET 30% を、靴には JUNGLE JUICE 100(Spray Pump)を施す。 ズボンは_左右を処理と未処理で比較できればよかったのだが(笑)_今回は何も施していないもので出発。

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連れ合いは前回で懲りてしまい不参加。 ザックを降ろし蚊を待つ間に説明書きのイマイチ解らない部分の翻訳に再度悩むことにした。

...Under no circumstances should bare skin or clothing on the body be treated...

う〜む、よくわからん_素肌に直接当るのはいいのかいかんのか。。。まあ既に着ちゃってるけど。

DEET を塗っていない右手親指に1刺し受けた。 憎い白黒の縞々のやつだ。 が今日はやけに蚊が居ないなあ、とザックの中に忍ばせておいた電子辞書を取ろうとすると、やや、ザックにヤブカが群がっているではないか。
やはり汗にひきつけられるのかな、と右腕を差し出すが避けていく。 まだまだ DEET が効いているらしい。
それにしてもザックに群がるのに何故この美味しそうな小生には来ないのか。。。と下半身に目をやると、おっと、何十匹ものヤブカが下半身にっ! これはテストも何もあったものではない、堪え切れずにそそくさと荷物もまとめて竹薮から避難した。

被害箇所を確認する。
前述の右手親指に加え右腕に1箇所_恐らく汗でDEETが流れた部位なんだろう。 あと太もも&ふくらはぎに数箇所、痒い〜。
正直言って検体であり処理済みであってもメッシュでスケスケの上半身は要注意だったが、逆に未処理とは言えズボンの上にあれ程群がっているとは思ってもみなかった。 上でお預け喰らった分、下に集中したのか。

いずれにせよ下半身の状態に対し上半身では蚊の気配すら全く気がつかなかったという事実から、処理剤の効果は大いに認められる、として良いだろう。
またお肌についても今のところは特に変化も違和感もない。 あ、ニップレスするの忘れてた。(笑)

2007年07月07日

防虫処理

昨晩ようやく届いた SAWYER の 防虫処理剤(Insect Repellent Military Style Clothing Treatment)を早速衣類に施してみることにする。
肌が露出する部分は直接 DEET 等の虫除けを塗るから良いが、衣類の上から攻撃してくる強者に対する防衛策だ。

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内容物は_薬剤の入ったボトル、大きめのジップ付袋、手袋、紐。 この1セットで、シャツ、ズボン、Bed Net(蚊帳)が1セット処理出来る分量らしい。
今回は何やら危険な香りがプンプンするので、説明書きをじっくりと読んでみた。

やはり直接肌に触れるものは駄目みたいなニュアンスがある。 シャツ、ズボン、Bed Net(蚊帳)はいいが下着は駄目だと…_米国の方はみな長袖の肌シャツを着てズボン下(古っ!)をはくというのだろうか? まま、襟や袖元は自然にお肌に当たろうし、特にお肌の敏感なところに当たるのを気をつけるべし、と解釈していいのかな。。。

 ・1度処理すると効果は6週間持続する
 ・普通に洗濯しても効果は持続する
 ・他の虫除けと混ぜて処理すれば効果アップ(!?)
 ・再処理する場合、最低1度くらいは洗ってから

…などなど期待度の高い文言は多いものの、直接お肌は駄目だとするとさてさてどうしたものか_
下半身はおぱんちゅはくし、幸いに残る太ももから足首までは強靭な肌を持っている。 しかも歩いている間はずーっと密着する部分も少ないからズボンは処理しちゃってもいい、かな。
上半身は日除けの意味もかねて涼しい速乾長袖Tシャツ1枚で通したい。 敏感な部分といえば乳首、脇、ポッコリしたお腹。。。まあいいか一度試してみて実際に使うかどうか考えよう。 あと靴下、帽子もやっちゃいたいな。

   **********

処理作業に際しての注意点として、
 ・薬剤を皮膚につけない
 ・目に入れない
 ・呑まない
 ・蒸気も吸わない
とある。 やっちゃったら病院へ行かねばならない。 ちょっとした劇薬だが、要はお風呂掃除くらい気をつけてやればよいのかな。

手順自体は簡単...
(1) 処理する衣類等をたたんで丸め、付属の紐で真中を縛る。

(2) 付属の手袋をつける、とあるがあまりに薄くて破ってしまいそうなので
  ビニール手袋を借りて行った。

(3) 付属のジップ付袋にボトルの薬剤を入れる
  薄め過ぎたカルピスみたいな感じの液体だが結構な刺激臭がある。
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(4) 空いたボトルを使い水で3倍に希釈する。 祖父の植木の消毒を思い出させる匂い。。。
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(5) 用意しておいた衣類を投入する。
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(6) まんべんなく浸るようにする。
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(7) 2時間以上漬け込んでから干す。

(8) 乾いたら着て良い。(現在干し上げ中…)


できれば明日、あのシャツの上から刺された竹藪でテストしてみよう。
…ニップレスだけはしようかな。。。(笑


<今回採用予定の虫対策薬剤>
jmt_虫対策一覧















左:Insect Repellent Military Style Clothing Treatment は今回処理してみた衣類専用のもの。

中:JUNGLE JUICE 100 Spray Pump は靴、衣類、お肌兼用だが DEET 98%なので、もし持って行くとしても使用は補助的なものに制限しようと思う。 靴、衣類とも若干の変色が認められたが背に腹はかえられない。

右:Repel Sun & Bug はDEET 20%のお肌専用で日焼け止めも兼用している。
もし Clothing Treatment が上手く行けば露出するのは手の甲と首筋くらいになるので JUNGLE JUICE だけにしようかと目論んでいるのだが。。。


2007年06月24日

虫除け〜衣類案

皮膚に塗布する虫除け剤を4種試してみて、
 ・防虫剤によっては1日1回の使用制限あり(←敢えて無視も検討)
 ・着衣の下には使用しない
 ・DEET系薬害の危惧(対人体&対お道具)
 ・発汗や衣類等とのスレなどが薬剤そのものの薬効時間を減少させる
…など、改めて種々の制限や現象を認識し感じることが出来た。

恐らく朝テントを出て夜テントに入り就寝するまで軽ーく10数時間は野外に身を置くのだ。 その間に何度も自然に呼ばれ、飲み食いもする。 目が霞んでグイっとこすったり、人知れず鼻クソなんぞほじっちゃうかもしれない。 _その都度いちいち手を洗うってのも至極煩わしいし、広い面積をこまめに塗りなおす事も避けたい。

もひとつ_紫外線。
たかだか1週間だし真っ黒に焼けて帰るのも良いのだが、よーく焼けてますね、などと問われ、あーこれは…といちいち説明するのも面倒だ。 何よりもバテずに愉しくシェラの大自然を満喫して行程を全うしたい。

   **********

今取り寄せ中の衣服に薬剤を含侵させる虫除け剤が上手く機能してくれれば、そんな悩みの大部分がスッキリ解決する。
虫の良い(笑)前提の上ではあるが、ほぼ確定していた衣類案を見直してみた。

JMT wear01





















衣類上から_
 ・Columbia PFG キャップ(91g) [Buzz Off予定]
 ・Montbell ハニカムクール ロングT(130g×2) [Buzz Off予定]
 ・Montbell コンバーチブルライト1/2パンツ
        (@363g×2 だが膝下を兼用させ▲90g) [Buzz Off予定]
 ・ソックス×2 と靴にも Buzz-Off を施してみるつもり。
 ・トランクス×2

あと此処にモスキートネットを被れば、最低手に防虫剤を施すだけで済みはしないだろうか。
ハニカムクールは紫外線カットのマークが着いていたし、最近のこういう素材は長袖でも結構涼しい。(ご同行の皆さんには見た目暑苦しくて申し訳ないけど。。。)

社会復帰用は帰りの道中でヨセミテTシャツなぞ購入してそのまま帰国するのも若干の軽量化に役立って一石二鳥か。

2007年06月23日

虫除け剤 レポ

7月のシェラ行きに向けた準備もボチボチ追い込み段階に。
昨日長らく囚われの身だった Arc Ghost も無事返却され、今日はその補償額についての通知が届いた。 補償金はまた何かお道具の露と消えようが、早速にテープ部の補修と Ridgerest の調整をせねば…なんてったって出発まであと3度の週末しかない。(汗

   **********

さて_海外における蚊やダニ等の防虫は意外に深刻なテーマだ。
聞くところによれば相当強烈な奴等らしく、品の良い日本の蚊用の薬剤なんかでは到底歯も立たないだろうということで現地から2種の防虫剤を取り寄せてあった。
DEETという成分をそれぞれ 20%、30% 含むモノで、20% の方は SPF 15 の日焼け止めを兼用している。 シェラは陽射しも相当強いとのこと_今更お肌を気にする年頃でもないが、日焼けによる体力の消耗は抑えられるものなら抑えておきたいし、ヒリヒリチクチク感に悩まされるのも嫌だ_ということで、お徳さと簡便さから DEET 20% のモノでとなんとなく考えていたのだが…

今更に注意書きを解読してみるとなにやら物騒な事が読み取れる。
 『目、口の近くも駄目…怪我や日焼けした肌には駄目』_まあそうでしょう
 『露出した皮膚へ塗布する。衣類に隠れる部分は駄目。』_なんでかな〜
 『子供に塗布する場合は親の手で…』_…だな、やはり
 『子供の腕には塗布しないで』_…
 『綿やウール、ナイロンは大丈夫!』_…
 『アセテートやレーヨン、Spandex等の化学繊維には駄目』_(汗
 『皮やプラスチック等にはダメージを与えるかも』_…
 『飲食、ガム、タバコ、トイレの前には手を洗うこと』

トイレって大も小も?_まぁ粘膜系は駄目ってことで。
それより1週間程度のハイキングなので衣類が多少ボロになっても構わない、ただテントやシュラフに穴があくのはちと辛いけど、西ナイルウィルス保有の恐れがあってしかも靴の上からでも刺してくる蚊に悩むよりいいか。。。

そんな折、先日出張の折りにお会いできた ulgoods氏 Hardcore-Hiker氏 からなんと光栄なことに非DEET系の防虫剤を拝受した。(感謝です!)
…ので今日は週末恒例の緑地トレッキングのついでにこれら防虫剤4種の実験を行うことにした。

   **********
左右の脚をそれぞれ_1)脛下 2)膝下 3)膝上 4)腿 の4つの領域に分け、
 左脚の(1)と(3)に日焼け止め兼 DEET 20%、(2)と(4)にDEET 30%を
 右脚の(1)と(3)にLemon Eucalyptus 40%、(2)と(4)にPicaridin 15%
と配置することにした。 部位による蚊の好き嫌いがあるかも、という素人考えによる。
更に首から上に Picaridin 、右腕 Lemon Eucalyptus 、左腕 DEET 20% を処置、
衣類の下は御達し通り敢えて何も施さないことにした。

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マジックで印を付け、1種類づつ指で境界を塗り分けてから領域をダメ込む。 一応キレイキレイでしっかり手を洗ってからまた次を塗る…を繰り返す。
20% DEET は日焼け止め兼用ということで白い乳液だ。 粘性は高く少しゆる目のオ●ナイン軟膏とか木工用ボンドという感じ。 少しだけ軟膏っぽい匂いがする。
30% DEET はポンプスプレイ式で透明な液体。 若干粘性があり吹き付けてもさらさら流れるものではない。 少しだけ甘い香り_何かのリキュールに似てるなあ。
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Lemon Eucalyptus 40% は柑橘系のさわやかな刺激、好きな匂いだ。
Hardcore-Hiker氏 に教えて頂いた BACKPACKER誌 の特集記事テストによると同テスト3位、今日テストする4種のなかではトップの成績で期待大!
また DEET と違って注意書きが少ないのもいい_
 『衣類にもOK』
 『顔には直接噴霧せず手にとって塗りつける』
 『1日に2回以上使わない』_んっ?

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Picaridin 15% は前述テストで7位の成績。 『無臭』が売りなのか赤丸囲みの表示がされている。 うわっ注意書きの文字が扁平で細かく老眼にはキビシイ、かろうじて
 『1日に2回以上使わない』_…
の一節が確認できた。

…そうか、テストでは最初に刺されるまでの時間で順位づけされていたのだが、
Lemon Eucalyptus が240分、Picaridin が120分 ということなので『1日に2回以上使わない』を遵守するとすればカードゲームの切り札のように使うタイミングを考えないと、無防備な状態で敵軍に晒される_ということも考えられる。。。
30% DEET のやつは4位で180分、20%日焼け止め入りになるとテストには見当たらない。。。

   **********

準備万端、いざ。
緑地内を2時間ほどトレッキングして軽く汗した後、竹林にて読書しながら敵の反応を見る、というのが今日のメニューなのだが_
実際のところ本来の敵はアメリカ西海岸産であって今日の演習では日本産を相手にすることになる。 果たして今日の結果をどう見るか_実に難しいところだ。。。

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30分ほど歩いて池のほとりに着くと、2匹の仔猫に乳を吸わせていた野良猫がむっくり起き上がって擦り寄ってきた。 餌をくれる人じゃないと判るや否や母猫はソッポを向くが、遊び盛りの仔猫等は新しい遊び相手に夢中。。。いかんいかん余りに可愛いのでついつい時間を忘れてしまう。
今日は最高気温31度の予報だが風が少しあるので歩いていても気持ちがいい。 一週間の間の植物の変化や野鳥の姿を見ながら歩くのもまた愉し。

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ほんのり汗をかいて竹林に到着。 引っ越して来た頃はニョキニョキ生えてたタケノコも若竹の頃を過ぎて今や区別すら難しい_そう、此処は孟宗の竹林なので背が高く陽も風も遮られ、今日のような風の日も『やつら』にとっては天国なのだ。
ザックを降ろし椅子を組み立てる間(ま)に、同行して来た連れ合いがいきなり悲鳴を上げる。 早速にヤラれたらしい。 白黒の縞のヤツだそうな。
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撃墜したと言って死体を持ってきた。 確かに筋が入った憎らしい奴だ。
いつもなら早々に逃げ出したい場所だしこやつの羽音を聞いただけでむず痒くなるのだが、今日の小生は無敵(の筈)_悠然と椅子に座りベーベーさんから送って頂いた植物図鑑を眺め悦に入る。

_ところが、それからほんの数分の間に5箇所を刺されたという連れ合いのその内の2箇所は DEET 20% を塗ったところだという。 そして耐え切れなくなった彼女は小生を残し慌しく去って行った。。。万全だと思っていた防衛システムの一角が破られたというのか_一瞬にして余裕は消え一転緊張が走る。

確かに2時間といえば、前述のB誌テストによれば薬剤によっては効果が薄れてきても不思議ではない頃合。 しかもトレッキングで汗をかき、朝露の草地も横切ってきたし_。

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DEET 20% は左脚の脛から下と膝上15cm位置と左腕に処置している。 最初に突破されるのはやはりここなのか…。

数匹がしきりに威嚇してくるが10センチあたりまで近づいては見えない何かに跳ね返されるように遠ざかっていくのを繰り返している。 連れ合いが刺されていながら小生の DEET 20% ゾーンが無事なのは、細かく塗り分けた事で他の薬剤のバリアが効いて近寄れないのだろうか、などなど考えたりする。

約20分経過。 最初に被弾したのは右脇腹2箇所、そして25分左肩1箇所_みな速乾素材Tシャツの上から薬剤を施して居ない場所をやられた。 くっそー、かいいー。 しかしあくまでテスト続行、反撃はできない。(悔)
高校生と思しき団体がジョギングしていく。 このオッサン何やってんだ、とでも思ったんだろなー。

まもなく薬剤処置箇所として第一の被弾を受ける_右足くるぶし前方と足首上2箇所、意外にも Lemon Eucalyptus の部位だ。 塗り方が悪かったのか。
空母を狙う編隊のように小生の回りを飛び交っているが、まだ薬剤の弾幕厚いのか一斉攻撃の令は出ない様子。
40分経過、右腕肘に被弾_くうう、またもや Lemon Eucalyptus だ。 肉体的な痒さと恐怖心が遂に反撃に出させてしまった、一機撃墜、縞々め。 もはや退却の時か。。。

   **********

薬剤を塗って家を出るまでのロスタイムを含めると3時間余りのテストに留まってしまったが、結果的に薬剤処置部位として最初に刺されたのは_
 ・連れ合いの足首: DEET 20%
続いて
 ・右足首: Lemon Eucalyptus
 ・右肘 : Lemon Eucalyptus

Backpacker誌のテスト結果と異なる実績となってしまい複雑な心境ではある。 Picaridin と DEET 30% に被弾するまで踏ん張れなかったのが残念でもある。
ひょっとすると全ての薬剤の効力が既に落ちていて、たまたま被弾したのが Lemon Eucalyptus だったのかもしれない。
_否、この際素人の下手な推察は避けたい。 が、足首が続いたことについては朝露の草地を払うように歩いてしまった事実を再度述べておきたい。
またあくまで日本の蚊に対してのひとつの結果であり、西海岸に於ける防虫剤効能の優劣をつけられるものでないことも自明だし。

ただ_実は安易に構えていた自分自身の防虫という項目についての認識を高められたこと、特に薬剤の有効時間に関して、衣類への処置=Buzz-Off化を中核とすべきではないかという考えを持てたことについて価値のあるテストだった。
間もなく届けられる Buzz-Off 化用薬剤を機軸とし、皮膚への塗布を補助的なものに位置づけられるかどうか、残された時間で体感してみたい。

2007年06月18日

残飯処理

渡航まで1ヶ月を切り流石の楽天家もあれこれ焦り始めた。 食料計画もそのひとつ。
せいぜい2〜3泊ということもありこれまで国内ではあまり深く考えもせずにいたことだが、今回は無補給6泊に及ぶことや義務付けられている熊缶(Bear-Proof Canister)の容量に収めねばならないこともあって、重量&嵩と熱量そして満足度のバランスが悩ましいところ。 いろいろ買い込んで食しては EXCEL にそれぞれの成分表を入力して比較してみたりしてきたがどうも埒があかない。
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当初はカロリー計算や栄養バランスなども重要視していたが、まー考えて見ればたかが1週間どうにでもなろうもん、とりあえず熊缶に突っ込まねば_いざとなればこの腹部を中心に形成された貯蔵庫から燃料が供給されよう。(笑)

むしろ今現在はいろいろ試すべく買い込んだドライフーズや栄養調整食品の山々が連れ合いの機嫌を損ね初めている事の方が重大になっている。(汗)
そこで週末恒例の緑地公園トレッキングの後、選定から漏れた食品を昼飯として食すことにした。

『こだわりの鰻茶漬』
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単にJMTで鰻が食いたい!と思って購入したが、出来上がり量が物足りないので却下。

『早ゆでサラダクルル』
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茹で時間90秒(熱湯に浸すだけなら3分!)_α米系に比べて早い!と思ったが、茹で汁処理スープを飲んでまで食す味ではないかも。

水500CCを沸かす。
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4g のEsbit×2で500cc+α が丁度沸ききった。
200CCを鰻茶漬のα米を入れたカップへ注ぎ、残った300CCのお湯の中へ早ゆでサラダクルルを放り込んでそれぞれかき混ぜる。 早ゆでサラダクルルは3分、鰻茶漬は7〜8分待つ。

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乾燥お茶漬の素を入れウェットな鰻の切り身を載せて鰻茶漬の出来上がり。 ゴミは3袋も出てしまうが重さ的には α米1人前のパッケージくらい。
味はちゃんと鰻の味、なかなか馬鹿にできないレベル。 味覚としては結構イケルのでもう少し量的に満足できれば持って行きたいところ。

順序逆になったが一方のクルル。
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確かに早い_が、早めにあげてもアルデンテとはいかずダラダラした感じ_やはりサラダ向きか。 100gを調理したがクルクルしている分やけに多く感じる。 均一な味をひたすら食すのがシンドイ。 自分的には70〜80gが適量かも。
今回は『まぜりゃんせ たらこ』で頂いたが、カップスープの素でスープスパ風にすれば茹で汁処理に悩まずぬ済むか。。。