2019年01月23日
前日なので、[縁日キルト]が「金魚とポイと」になるまでの話。
昨年記録してきた、「縁日キルト」プロジェクトは、明日、「金魚とポイと」として東京ドームの和のキルト部門に入選・展示予定(明日の展示をとって全体画像アップ予定。だって、今日はまだ入選(内定)だから)。ずっと温めていた古着のかわいい子供サイズの金魚柄の浴衣。
あんまりかわいくて、でも、柄ははっきりしているし、その柄が生きてキルトにできなければ、負けた?くやしい?気持ちが残るだろうし…と何年も生地入れに入れたままになっていた。
「お気に入りも、しまったままであの世に持っていけないし…」
そんなようなこんなような話に、キルト(+人生)の大先輩のおっしゃることももっとも!と頭に浮かんできた在庫のお気に入り1枚がこの金魚柄の浴衣。思い浮かんだということは、きっと、「いまでしょ!」なのかもしれない…とパターンブックをぱらぱら、なにか浮かぶか、ぱらぱら。
ずっと持ってるパターンブックでも、アンテナが立つパターンは時によって違うのは面白く、この時は、この金魚柄がぴたっとはまる中央に大きなパーツのあるパターンにひっかかった。柄サイズからブロックサイズも、ぴたっと決められることもPC上で確認できた。
よし!
全体の構成をPC上であれこれ。他のパターンを入れるか、配置は凝るか? 主役が金魚であることは必須条件…とPC上でぐだぐだ。
デザインをPC上でぐだぐだは今も同じだねぇ?
そんななか、パターンの中央が正八角形を基本にしていることから、隣り合うブロックと半分ずらすと、ベース配色がつながるところにアンテナが再び反応。「ここ、使える空間ができる!」と。
サイズ感など見るためボーダーもだいたいを決めて、そこに、とりあえず「金魚だから」で適当にお絵かきしてプリントして見せる。
自分ではいいイメージ通りな絵になってる気でいたけど、ここで下検分(by 相方くん)を求めたのは、結局は、どこかに納得していないひっかかりが残ってたんだろう…と今なら思う。
「どう?」
「金魚すくい?」
「えっと、金魚鉢の中のイメージだったんですが;」
「ふーん...」
反応悪い。 それに、金魚すくいですって⁉
金魚すくい?
金魚すくい!
パターン「Wheel of Fortune: 運命の紡ぎ車」って、まさに、縁日の金魚にとってのポイじゃないの!
キルトデザインに言葉の連想ゲームをすることは多いんだけど、今回は、まさにそのもの。 金魚すくいの言葉から、「縁日」そのものがテーマに急浮上し、ボーダーのいたずら書き、総入れ替え。全体デザイン見直し。
そして、昨年の東京国際キルトフェスティバルを迎えた。
半分ずらしたブロックによってできた道を通すアップリケはうねうねしていて、柔らかくしなやかで、でも金魚のプリントとあう緑色がほしかったので、お買い物ターゲットは「緑」だった。
その緑生地は、うねうねとアップリケされ、無事、今年の東京ドームに里帰り。その他、ボーダーに使用されている生成り(ン年前購入)と緑の輪っか(昨年購入)も里帰り生地。
夏、あっつい中、棒通し布をつけて、いざ、タイトルどうしよう〜? と悩み、「金魚」と「ポイ」はいれたいし、縁日がインスピレーション元だという雰囲気も残したいし。
だから、タイトルは「金魚とポイと」。ちょっと助長な最後の「と」ここが、イメージソース:縁日をすてきれなかった私のこだわり。
和のキルト部門で、昔懐かしき?、子供との思い出の?、お孫ちゃんとの思い出の? そんな縁日の思い出が少しでも刺激されたら(ちょっと季節がちがうけど…。今は冬…。)うれしいな。
もちろん、どんなイメージを描いていただいても大歓迎。
ここにきて「金魚鉢」となったら、イメージの先祖返り(笑)?
技術的・技法的なことは、私なりに必然で加えているものもあり。
明日は「本当に展示されてる〜」を確認のために会場に行く予定なので、もし、作者だ!とわかって聞きたい事があれば、お声かけ大歓迎。
たぶん、そんな難しい技法・技術はないし、そんなことはないでしょうが。
joyfultulip at 08:00│Comments(0)│
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