2007年04月26日

It will seem So Yesterday

Metamorphosis


忙しいにもかかわらず、パソコンをつけて作業しているのでついついブログに手が伸びてしまう昨今。

洋楽盤のうち、私の人生で最も多く聴いたのはカーペンターズの「青春の輝き」だと思う。んで次が↑。ダフ嬢の1st。

ということで本日は洋楽と邦楽の価格の話でも。



日本では、洋楽CD(うち、ほとんどはアルバム作品)の売上げが邦楽作品のそれの1/2くらいの規模あるという。この規模はかなり大きい。

それを促している要因の1つが、洋楽CDの【価格の低さ】であるとよく言われている。邦楽が1枚3000円、洋楽が1枚1650円、というだいたいの設定を聞くだけでも、直感的に理解できると思う。

日本では、音楽CDに対して再販制度というのがあるんで、CDの定価が3000円なら、それは全国どこへ行っても3000円。値引き一切無しなので、値崩れは起こらない。

しかし、再販制度があるのは実は世界で日本だけで、洋楽のメッカともいえる欧米圏においては、店同士の価格競争などによってCDは【適正価格】まで値崩れているのが普通である。amazon.comなどで検索すればわかるが、たとえばノラジョーンズの「not too late」は10ドルである。日本円でも1000円台前半といったところ。

他の新譜アルバムも、検索すればだいたいこの値段の範囲にある。日本と比べても、購買力平価がそんなに変わらないアメリカにおいて、この価格は安い。


なので、日本のCDが高く、洋楽が安い理由は、【洋楽CDには、再販制度がなく、価格競争でCDの値段が決まるから】である。



で、ここからは伝聞なのだが。


もし、日本で再販制度をなくしたら、どういうことが起きるか。
(むろん、大手レコード会社は反対すると思うが)


まず、不良債権アーティストが激増する。
マイナーな歌手は解雇され、活動の場を失う。
売れ線歌手だけが残る。
次世代アーティストの発掘についても、【売れそうな】人材や戦略、曲選択がとても重視されるようになる。


・・・以上のようなことが起きると言われている。

当然だが、CDの価格を市場お任せにすると、営利の色合いが強くなり、かつレコ社の収益も減る。よって、利益を上げない(or 将来的に利益を上げる望みが薄い)歌手は市場原理に従って解雇される。


世界ではアメリカを筆頭に、現にこういう現象が起きていて、要するに数字を残さなければ、ビジネスとして成功しなければ、どんどん淘汰されていく。どんなに充実したドラマでも、低視聴率なら打ち切られるように・・・。

日本では、CDの価格が3000円という高値で守られているからこそ、【小規模にCDが売れて活動できる歌手】が大量に存在する。

しかしこれはグレーゾーンというべきもので、もし市場価格制が導入されれば、このグレーゾーンの歌手は一気に廃業に追い込まれる見込みが大きい。

結果、ミスチルや絢香みたいによっぽど売れた歌手でない限り、打ち切りは果てしなく行われ、独自性のあるアーティストが幅広く育つ、という土壌が失われる。

それと、CDが高価格であればある程度少ないセールスでも耐えられるが、低価格になるとそれができないので、【ブレイクしそうな歌手を中期的に育てる】というのも難しくなる。コブクロや倖田のように、遅咲きで大ブレイクするという歌手は出てきにくい。


まとめると、再販制度がなくなると、
■歌手の少数精鋭化
■新人発掘の消極化

が起きる。

バラエティー豊富な音楽シーンを望むなら、再販制度はあったほうが良いのかもしれない。



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