2007年03月
このところ、紙に刷った上に光沢仕上げを希望される方が続けてあった。そこで、その依頼に応えるために、細やかな設定を作った。紙の場合、シルクスクリーンでメジウムを塗るわけだが、1度塗っただけでは紙に吸収されてしまい、全く光沢は出ない。液体ラミネートとかでも、これは同じ。ラミネートは濃度が濃いと固まるのが早いためシルクスクリーンでは目詰まりするので利用には向かない。メジウムは、3回ほど塗ると光沢が出てくる。乾燥はドライヤーでやるのだが、中途半端に乾かしていたら仕上がりが美しくならない。これを一枚ずつ繰り返す訳なので、インクの鼻をつく臭いを嗅ぎながらでは、けっこう苦痛と言えよう。これが暑い夏だとさらに辛いことになりそうだ。料金的には、複数回数刷る割には低料金に抑えることができたと思う。
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