昨晩の番組でトルコの話題が放送されていました。

  トルコ発祥のあの楽器”シンバル”です。 シンバルはオスマン帝国の時代、戦いの時に敵を驚かせ味方を勇気づけるために軍楽隊で使われて来ました。確かに当時では戦いの場に士気を高めるために音楽隊があること自体トルコらしいというか、、。画期的な作戦ですなあ〜〜。                     

  当時欧州に攻め入ったとき、この音楽が聞こえてくると国民は恐れおののいたそうで、その後モーツアルトやベートーベンに多大なる影響を与えた存在でもありました。 今ではイスタンブールの軍事博物館で、軍楽隊が当時の格好で定期的に演奏しているので、必見です。

         こんな感じ〜〜〜  怖い〜〜〜。          

  イスタンブール製のシンバルは650種類で約600年の歴史があり、一つを作るのに2000回も叩き上げ、仕上げていくそうで、一人前には10年はかかるとの事。

  プロのドラマーによって音の最終チェックがなされますが、ソフトで親しみのある音でかなり好評だそうです。

          これに加えて、陸軍の行進曲で有名な曲『ジェッディン・デデン(祖先も祖父も)』は、NHKの名ドラマ「阿修羅の如く」の中で用いられていた名曲、そして、ビートたけしさんが出演していた栄養ドリンクのCM曲でも使われました。

  当店でかけるCD”HOTEL ISTANBUL”のアルバムの中にもあります。 あの曲、お客さん欲しいって言う人時々いるんですよね。力がでるとかで、、。僕も同感ですが。

音の世界遺産 トルコの軍楽 オスマントルコの軍楽曲に浸りたいあなたにお勧めのCD。