2022年09月08日
【下手の】アケコンレバーをQANBAに換えてみた【道具調べ】
…おお、ウラガン、あの壺をキシリア様に届けてくれよ、あれはいい物だぁぁ!!
名将(?)マ・クベの今際の御言葉ですね。
「弘法筆を選ばず」と申します。一廉(ひとかど)の腕があれば、道具の良し悪しに左右される事などない。
この記事の副題、「下手の道具調べ」はその対義語。
腕のない人ほど道具に拘る、みたいな。あれ?おっさんドキッとしたのは何故だw
まぁ、弘法筆を云々はよく耳にする諺ですね。
でもね、実は弘法大師さま自身はこうも仰っています。
「良工先利其刀、能書必用好筆。」(遍照発揮性霊集)
大師さま曰く、「良工まずその刀を利くし、能書は必ず好筆を用う」
…道具選んでますやん。メチャメチャ選んでますやん(笑)
さて、格闘ゲームとは切っても切れないアケコン。カスタマイズするためのパーツも昨今はたくさんあります。
使うアケコンによって入力遅延に差があるのはご存知の通り。色々な方が検証されています。
今回は簡単には測りにくいレバーについて、果たして実際に差が感じられるほどあるのかどうかを調べて見ました。
実験方法は以下の通りです。
トレーニングモードでCPUキャラにジャッキーを選択。コマンド記録で下記の3つの行動を記録します。
記録1.記録が始まると同時にビートナックル。直ぐに記録終了。
記録2.記録が始まると同時にスラントバックナックル。直ぐに記録終了。
記録3.何もせずに直ぐに記録終了。
この3つを再生すると、ジャッキーは何時打撃を撃つか分かりません。
これを再生して、立ちガードで様子を見ながらジャッキーが動き出すのを確認してしゃがみガードに移行します。
これでビートナックル(発生16F)をガードしてしまったら16Fにレバー入力が間に合わなかった。よろけたら16F以内にレバー入力が反応できていたという事になります。
スラントバックナックル(発生19F)もガードが間に合うかも調べます。
注意:この検証はレバーのレスポンスに差があるかどうかを調べています。
反応速度/技の認識速度には個人差があるのでこのレバーを使えば何フレームに反応できるという意味ではありません。
使用する環境
アケコン:
HORI リアルアーケードPRO VX-SA(Brook Universal Fighting Boad換装)×2台
レバー:
三和 JLF-TP-8YT
QANBA Gravity Mechanical Shafts Switch Silent Lever
【静音】QANBA Gravity Mechanical Shafts Switch Silent Lever グラビティ メカニカル シャフト スイッチ 静音レバー
まずは三和レバーでの検証動画です。
まぁ、見ても何の面白味もありませんが(を
見て下さる方は何回ビートナックルを喰らってよろけるかに注意して見て下さい。
お次はQANBA 静音レバー。
動画を両方見て頂いた方にはお分かり頂けたと思います。
三和レバーでは一回もビートナックルでよろけていません。
つまり、おっさんは見てから発生16Fのビートナックルに反応出来ていないんです。
ところがQANBAレバーでは度々喰らっています。
つまり、このレバーであればギリギリ反応出来る事もあるレベルだって事ですね。
スラントバックナックルのガード率はあまり差がないように見えますが、一応言い訳しておくと、おっさん壁を背負うと意識が削がれてしまって反応が遅くなってしまいました(笑)QANBAでは壁を背負うシーンが多かったので、実際にはやはりQANBAの方がガード率は高かったです。
これを見ると流石に「高い買い物したんだから効果があるに違いない」というプラシーボ効果ではないでしょうw
レバーの握り方等でも個人差はあるので、これによって他の方は結果が変わらない、若しくは逆転する可能性もありますが、少なくとも道具を替えれば改善できるって事もあると(笑)
あ、一応お断りしておきますが、これQANBA案件じゃないです(´▽`)
年寄りなので反応の衰えはどうしようもありませんが、どうやら道具である程度はカバーできそうですね。
若ぇ衆は使っちゃだめだよ。差が縮まりませんw
jpsohzeki at 18:57│Comments(0)│clip!