第14回 全日本 学生フォーミュラ大会 公式ブログ

第14回 全日本 学生フォーミュラ大会  ~ ものづくり・デザインコンペティション ~
開催日:2016年9月6日(火)~9月10日(土)
会場:エコパ(小笠山総合運動公園・静岡県)

大会当日の様子をリアルタイムでお届けします!

 3月31日~4月1日の2日間にわたり、ドライビング講習会が山口県の美祢自動車試験場にて行われました。
 本講習会は、全日本学生フォーミュラ大会参加チームのドライビング技術向上を目的としてにマツダ株式会社様のご厚意により開催されており講師は同社の現役テストドライバーが担当されています。今回は関西、中国、九州地区を中心に11校21名の受講生が集まりました。
 さっそく、主催者サイドのごあいさつからはじまり、諸注意・ポイントなどがレクチャされ(写真上)、コースに移動して始業点検をおこないます(同下)。
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 講習内容は、座学と実技を交えて行われました。
 実技は、講師が助手席に乗り学生がサーキット走行ではライン取りとブレーキングをジムカーナ走行ではハンドリングを助言をもらいながら練習しました(写真上)。
 走行後は、瞬時にデータがパソコンの画面に表示されるため(同下)、次の走行に活かす事ができ上達を実感できたようです。
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 また、講師の運転する車の助手席に乗り、運転との違いを体で体験した上で「アフターのアドバイス・ダメだし」を受けた事も良い経験になったようです。
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 2日間の講習も終わってみれば、あっという間の出来事...はたして受講生の技量はどれくらいアップしたのでしょうか?これをきっかけにさらなる運転技量の向上をめざしてもらいたいものです。講師、受講生の皆さん、たいへんお疲れ様でした。
 最後にコースと講師のご提供をいただいたマツダ様に心から感謝いたします。ありがとうございました。



 桜に彩られた東京・九段下にあるイタリア文化会館にて、学生フォーミュラ大会の国際的な広がりを感じさせる素晴らしい会が開かれましたので、皆様にご紹介します。
 

 Formula SAEFSAE)は世界各地で行われており、昨年の全日本学生フォーミュラ大会優勝校であるGraz University of Technologyも、大学のある本国のオーストリア大会始め、日本を含む各地の大会に参戦しています。いわばサッカーのように、世界中に同じ競技で切磋琢磨し、共通の話題で盛り上がることのできる仲間がいる、という状況です。

 そのような中で昨年(2015年)、ヨーロッパ各地の大会やブラジル大会に参戦経験のあるイタリア・ボローニャ大学と日本の東京都市大学、工学院大学、東海大学、岐阜大学、久留米工業大学の交流が始まりました。題して、Japan & Italy Formula SAE International Community Project(通称JIFCP)。その後、静岡理工科大学、イギリス・ハートフォードシャー大学の日本人メンバー、OB/OG有志もこの輪に加わり、お互いのチーム運営やマシン開発状況、各国の文化や地域特性による大会やチームの運営事情の違いなどを、Webミーティングを通じて共有してきました。


 初めての直接の対面が実現したのはこの春。イタリア側の立役者であるボローニャ大学の寺田さんが来日され、325日にイタリア文化会館に関東のJIFCPメンバーが集結し、イタリアや関東以外の大学をインターネットでつなぎ、活気あふれるミーティングが開催されました。主なトピックは、2月に渡欧しヨーロッパの各チームを視察してきた日本側の立役者である東京都市大学の中山さんの報告、各チームの近況報告、そして海外FSAE参戦大学との交換留学の可能性についてのディスカッションです。
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寺田さんコメント

チーム創立時からスズキエンジンを使用してきた私たちが、JIFCPの活動により直接的 に日本の皆様と関わりを持てました事に心から感激しております。時間を掛け、文化や言語の壁を越え、繋がったこの交流がより息の長い物になるように、これからも失敗を恐れずに様々な事にチャレンジの出来る活動を続けていければと思います。交流会開催前には、賛同校への訪問をさせて頂く事も出来ました。日本のモノづくりの元となる施設が各大学には整えられており、細かな部分からモノづくりへのチャレンジが出来る環境が整って居る事を、羨ましく思うと共に、学ぶべき点だと感じました。また、スポンサー企業の皆様を中心とする交流会開催を通じ、大学間での交流が活発に行われ、良い部分を吸収し合っている部分も、イタリアではなかなか見られない部分でした。

このたびの直接の出会いが、「スタートである」というお言葉を、JIFCP創設時から応援して頂いているスズキ株式会社の岡様から掛けていただいた事がより大きな勇気と自信に繋がった日本訪問でした!

中山さんコメント

世界とつながるアクションを起こしたいと考えていた私にとって、学生フォーミュラを通じての国際交流は悲願の目標でした。これまでのJIFCPの推進や先日の欧州チームの視察を通じて、欧州強豪チームの技術やマネジメントのレベルの高さに驚愕し、考えることは多々有ります。ですが一方で、そこに携わるメンバーは私たちと同じ大学生で、学生フォーミュラに懸ける情熱・パッションは日本も欧州も同じです。文化や習慣、技術的な差異を超えてパッションで通じ合えた経験は、私にとって非常に大きな人生の糧となりました。
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 会場となったイタリア文化会館のナンニさんからは「皆さんが一団となって作ってきたこのプログラムは素晴らしいと思います。今後、ますますこのような有意義な交流の機会増えれば嬉しく思います。また、イタリア文化会館としても、このような活動にどのようにサポートしていけばよいか考えていきたいと思います。政府機関ならではのネットワーキングからスタートしたいと思います。」というコメントをいただきました。

 さらに、イタリア文化会館のご厚意で会場に現れたスーパーGTドライバーのロニー・クインタレッリ選手からも「イタリアや日本の大学生がこのような本格的な車づくりをしていると知りませんでした。すごいことだと思います。イタリアと日本には似ている点が多くあります。協力したら素晴らしいことができるでしょう。これからもがんばってください」と励ましのお言葉をいただきました。

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 今後、このような国際交流を通じて、日本チームが国際的な競争力を高め、海外大会にも進んで参戦してゆくことが期待されます。意欲のある大学は、この輪に加わってみてはいかがでしょうか。
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 先週の日産GRANDRIVEでの運転講習会に引き続き、この日は鈴鹿サーキットのお隣りにある交通教育センターにおいて運転講習会がおこなわれました。今回は6校11人の受講生が集まりました。
 講習会の詳しい内容はこちら
      ↓
 http://www.jsae.or.jp/formula/jp2/team-staff/team_news6.html

 まずは主催者のご挨拶に引き続き、講師の方から諸注意事項や講座の概要説明が行われます。
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 車両の始業点検後、まずは「肩慣らし」程度にということで低速でスラロームコースの走り込みから始めます。
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 慣熟運転がひと通り終わったところで水の浮いた滑りやすい路面でのブレーキング訓練が行われます(同下)。ブレーキペダルをフルロックまで強く踏み込み、その上でマシンを安定させる感覚を覚え込ませます。さらにこの後、雪道を想定した低ミュー路でのブレーキングなど難易度をさらにあげた訓練が行われ、受講生全員が四苦八苦していました。講師いわく「そのものズバリではないが、基本的にはプロのテストドライバー養成レッスンと同じメニューです」との事・・・
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 午後の訓練もさらに難しいものになります。低ミュー・スラローム路でなめらかかつ繊細な運転操作をFF車(シビック)とFR(S2000)での挙動の違い実感しながら学びます(写真上)。
 仕上げはスラロームをできるだけ早い速度で脱輪させることなく、タイヤが滑るギリギリの領域で制御する感覚を身につけさせます(同下)。講師がハンドマイク片手にコース上からさまざまなアドバイス、ダメだしをおこないます。
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 さて、今回の受講特典はあこがれの鈴鹿サーキットでの走行です。世界有数の名門コースで走行できるとあって受講生らは興奮を抑えきれないようすがありありとつたわります。さて、今日の成果はいかに!
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 この日の講座(訓練)は無事に終了となりました。講師、受講生の皆さん、本当にお疲れ様でした。この日の成果が本大会で活かされるといいですよね。
 最後に今回、ご対応いただきました鈴鹿交通安全教育センター様に深く感謝いたします。ありがとうございました。

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