体を整えるためには「正座」が基本、という話を何度かしましたよね。

「[整体への道(1)] 立つとき、座るときの姿勢に気をつける。」

「子供の姿勢が、気になります」

特にお子さんの場合、まだ体が柔軟ですから、普段から正しい正座をさせるようにすることで、体に関するトラブルの多くを予防、改善できます。

お座りできる赤ちゃんから幼児くらいのまだ小さいお子さんの場合、変な座り方をしていたら、お母さんがやさしく手をそえて、正座の姿勢に直してあげてください。
すぐにまた崩れてしまうかもしれないですが、根気強く、手を添えて、座り方を直してあげてくださいね。

もう少し大きい自分から正座できるお子さんの場合は、その姿勢をよく見て、ちゃんとした正座ができているかどうかをチェックしてあげてください。

26075336(1)これは、悪い座り方の例です。
かかとがお尻の外に出ていますよね。

女の子座り、とんび座りとも呼ばれるこの座り方、大人の女性にもよく見られます。実は私も、整体を勉強する以前は、よくこの座り方をしていました…。

この座り方を続けていると、骨盤が内側に閉じてくるし、膝の向きもねじれてきます。
今日から、もうやめましょうね!

悪い正座(後)次に、この正座はどうでしょう。
一見、これでもよさそうですが、実はだめなんですよね。





上の正座を、前から見たところです。悪い正座(前)
太ももが内側にねじれているのがわかりますか?
よく見ると、かかとがお尻の横からはみ出しています。




よい正座(前)正しい正座では、こうなります。
生地の模様を見比べていただければ、上の写真と比べて、太ももの向きがまっすぐになっているのがわかると思います。
この違い、とても大事ですので、よく見ておいてくださいね。


このときの後ろ姿はこちら。よい正座(後)
最初の写真と比べると、かかとの位置がだいぶ違いますよね。





「正しい正座」の座り方:
・かかとは坐骨のすぐ横に。
・親指は重ねないこと。
・膝はこぶしひとつ分あけること。

・腰を入れること。

親指を重ねると、骨盤が傾いてしまいます左右対称ということが大事なんですよね。

また、膝と膝をぎゅっとくっつけると、これも骨盤が閉じる原因になります。膝をこぶしひとつ分あけると、足と足の間隔がちょうど腰幅になりますよね。
実際に座ってみると、そのほうが楽だということもわかると思います。


よい正座(横)こちらは正しい正座を横から見たところです。
正座したとき、このように腰が入っているかどうかも見てあげてください。
これ、とっても大事なポイントです!

座っているときは、正座に限らず、腰がしっかり立っていることが肝心なのです。


悪い正座(横)お子さんによっては、正しい正座をさせても、こんな風に、すぐにぐにゃっと姿勢がくずれてしまう場合もありますよね。
正座で腰を立てたまま長く座れないということは、実は、腰の力がないということなんです。


我が家の場合、下の子は苦もなく正座できますが、上のふたりは、私が声をかけても、きれいな正座でいられるのは短時間だけ。すぐに崩れてしまいます。とくに次男は全然だめ…。腰を立てていられないんですよね。それだけでなく、普段から姿勢が悪いので、骨盤もねじれてしまっています。

次男はアトピーと喘息をもっているのですが、この腰の弱さと骨盤のねじれが大きく関係しているのです。

次男は赤ちゃんの頃、ほとんど横抱きで育てたんですよね。つまり、腰が弱い原因は、赤ちゃんの頃の抱き方にあった、というわけです。
今ならそんなことをするわけがないのですが、当時は全然そんな知識がありませんでした。生んですぐから正しい抱き方をしていれば、こんなことにはならなかったと思います。今さら後悔しても後の祭り、ですよね。

なぜ私が赤ちゃんの抱き方についてしつこくお話しするか、わかっていただけましたか。

大きくなってから直すのは大変です。赤ちゃんのうちから抱き方に気をつけていれば、腰の強い、姿勢のよい子供に育ちます。
それが結果として、免疫力の強い、健康な子供へとつながるわけです。
もちろん、大人になっても、その影響は大きいですから、始めるなら早いほうがいいですよね。

うちの子は全然だめだわ~、と思ってもあきらめないで!
正しい正座を続けることで、徐々に腰の力もついてきますから、少しずつでも、正しく正座する時間をとるように、声をかけてあげてください。
それが結果として、様々な体のトラブルや病気を防ぐことにもつながりますからね。


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