一般社団法人日本心エコー図学会理事長のブログです。理事長という職にはありますが、ここに書かれることは心エコー図学会の公的意見ではありません。私個人が経験したこと、感じたことを自由に書いてみたいと思います。少しでも心エコーを身近に感じてもらえれば幸いです。なおご意見、ご批判等は一切受け付けませんのでご了解ください。

 いい季節になりました。本当であれば先週末は第31回学術集会で松江にお邪魔していたはずなのにコロナ禍で叶わず、残念です。長い期間をかけて準備されてきた大会長の田邊先生はもっと残念でしょうし、参加を楽しみにしておられた皆さんももっと残念でしょう。第31回学術集会は、今の所、8月に延期される予定です。詳しい情報が入り次第ホームページで公開しますのでよろしくお願いします。

 先週土曜は、本来であれば松江で開かれていたはずの心エコー図学会理事会、代議員会がweb会議で行われました。多くの人がweb会議に慣れてこられたこともあって、通常通りつつがなく終えることができました。そこで現執行部の退任が認められ、次期執行部が決まりました。そうです、私儀、4年間にわたって理事長職を務めてまいりましたが、425日をもって日本心エコー図学会理事長を退きます。皆さま、4年間にわたってどうもありがとうございました。自分なりに一生懸命仕事をさせていただき、それなりの成果を出せたのではないかと思います。そのいちいちを挙げることはしませんが(枚挙にいとまがないからではなく、単に記憶力が減退して思い出すのが困難だからです)、ザクっと言うと、皆さんと仲良くできてよかったな、と思います。技師さんたちとも仲良くできたし、先生方とも仲良くできたし、国内他学会とも仲良くできたし、国外他学会とも仲良くできました。結果として、あちこちでいい関係性ができ、心エコー図学会のプレゼンス向上にも役立ったのではないかと思います。これはもちろん副理事長の大手信之先生、理事長補佐の山本一博先生の時宜を得たアドバイス、理事、監事の先生方の強力なサポートのおかげです。また方針を理解いただき協力していただいたすべての学会員のおかげです。皆さんには心より感謝します。新執行部は理事長が山本一博先生、副理事長が瀬尾由広先生、理事長補佐が泉 知里先生に決まりました。私も一理事として彼らを支えていきますので、皆さんも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 ということで4年間にわたって不定期に書いてきましたこのブログも今回を以て辞めます。510日をもって心エコー図学会ホームページからも削除させていただきます。今まで拙い文章をお読みいただいてきた皆さま、どうもありがとうございました。

 普通のおじさんに戻ります。

 心エコー図学会ではまだまだコロナ関連情報を発信していきます。

420日 コロナ対策のための会員アンケート実施

どんどん情報が集まってきています。皆さんが情報に飢えておられ、また本当に困っておられることがよくわかります。引き続きご協力ください。何らかの形でまとめてフィードバックできればと思っています。

423日 「感染例/あるいは感染疑い例の心エコーを行う場合の感染予防」動画公開

虎の門病院の太田光彦先生(心エコー図学会の下部組織「若手心エコーフェローの会」代表)が作成されたものをご提供いただきました。たいへんよくできています。一度ご覧ください。なおTEE版もご準備中とのこと。ありがたいことです。

 これらの詳細については心エコー図学会ホームページのPick Upに載せています。アクセスの上、チェックください。

 世の中が新型コロナウイルスで激変しましたね。文明社会のなんと脆いことか。かくいう私も4月から救命救急センターを擁する市中病院に出たので、生活が激変しました。ただでさえ大きな変化なのにコロナも加わって180度変わったと言ってもいいくらいです。大阪での今後の発生状況次第では医療崩壊もリアルに見えてきそうです。

 さて、そんな中でも心エコー図学会は常に会員のために何ができるかを考えています。

323日 新型コロナウイルス感染症例に対する心エコー図検査についてのASE声明の和訳発表を皮切りに

46日 新型コロナウイルス感染症に関する学会からの提言発表

48日 Slackを用いたコロナ関連ワークスペースの開設

48日 事務局の100%在宅勤務化

414日 コロナ関連院内感染事例報告制度開設

414日 新型コロナウイルス感染症に関する学会からの提言(第二報)発表

415日 新型コロナウイルス感染症例に対する心エコー図検査についてのASE声明の和訳の追加発表(小児・胎児・先天性心疾患に対する心エコー検査従事者のための声明、周術期または手技中のTEEについての声明、ソノグラファーのための声明、POCUSについての声明)

と粛々と活動しています。詳細は心エコー図学会ホームページのPick Upに掲載していますので是非ご活用ください。

 私が最も嬉しくかつ頼もしく思ったのは、上記のいろいろな事業のすべてが、会員が自発的に提案され、ボランティアを募って実行された点です。しかも携わった皆さんは休日返上で極めて短期間のうちにこれらを完成されました。頭が下がります。感謝しかありません。日本心エコー図学会の底力ですね。

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