ときどきユニクロで買い物をするが、レジの横にかごを置いただけで、店員が商品を確認なしで支払額が表示されるシステムがあってずいぶん便利だ。一方で、スーパーやコンビニで買い物をするとき、後ろに長い列ができていても、カードを使わずに、財布の中から10円玉、5円玉を掻き出して支払う人もいる。老人だけではない。現物の小銭が世間との関わるという意味を持つ人もいる。
便利を不便だと感じる人もいる。メールがあってもファックスが無くならないのと似たようなものか。先日、1回目のコロナワクチンの接種を受けてきた。1か月前に接種券の封筒が届いて、ネットでは集団接種はすぐに予約が一杯で予約がとれず、対応してくれる病院をいくつか探してようやく予約が取れた。診察券がないと当院では接種できませんと極めて事務的な対応の病院もあった。特急列車が必要なのに線路をせっせと敷いているように見える。
ワクチンンの接種後、台紙に接種済みのシールを張ってくれたが、マイナンバー制度とか、行政のサービスをもっと効率的に運用できないのかと感じたが、民間の小さな医院では対応に馴れていないのか、見ていてもどかしい印象だ。1軒の家をお客さんに買ってもらうときに、こういうもどかしさを与えないようにはしないようにしたい。
資料であれ、物件の情報であれ、必要な時に必要なものをいつでも提供できるという手際の良さが必要だ。この人は大丈夫かなという印象を与えてしまえば、何れどこかで必ず買うお客さんを逃がしてしまう。そうしないためには準備が必要で、お客さんや業者さんから想像もつかない思いがけない質問はまずないので、想定されることはあらかじめこたえられるようにはしておきたい。
我々の仕事はすべてのことが可視化できるという前提に立っている。善も悪も有利も不利も、損も得も。境界標が見えないからないのではない。埋まっているか剥がれているだけだ。リバーシブルの帽子やコートは裏返せば白にも黒にもなるがどう使うかの差で一つのものだ。財布から小銭を掻き出しているがそれを手際よく見せる仕事だ。担当者は不安や不満は見せないから存在しない。
かつての同僚は、仕事のできない上司にウンザリしてほかの大手の仲介業者に移った。そしてしばらくしてビルダーに転職。月に15件の販売、決済を担当して疲れ果ててまた転職。地場のフランチャイズ業者にいてカラシ色のジャケットを着ていたが、今はどうしているのだろう。その後はわからない。稼げなかったのだろうが、それぞれの場所で何か築いたものもあったろう。あまり幸せな話には聞こえないだろうが一般的な話だ。
巣ごもり需要も一段落したと思っていたのに、ウッドショックで建築費が上がり続けている。便乗値上げもあるだろう。街に失業者が溢れているのに、家の価格が上がってきている。もう地場の建売業者では家が建てられないという。張り詰めた糸は何れは切れるが、複雑に考えず、見えているモノだけを注視して進むほかはないだろう。場所を移っても白旗を掲げない限り負けではない。夏もようやく終わったな。
「ロッキー」シリーズ最終話だが、やはり「1」がいい。続編が出るたびにウンザリしたが、、このファイナルにはそれなりに敬意を払いたい作品だ。「人を指差し、自分の弱さをそいつらのせいにするな」というセリフが気に入った。過去の自分は変えられないが、まだ、ファイティングポーズを取り続けている。
便利を不便だと感じる人もいる。メールがあってもファックスが無くならないのと似たようなものか。先日、1回目のコロナワクチンの接種を受けてきた。1か月前に接種券の封筒が届いて、ネットでは集団接種はすぐに予約が一杯で予約がとれず、対応してくれる病院をいくつか探してようやく予約が取れた。診察券がないと当院では接種できませんと極めて事務的な対応の病院もあった。特急列車が必要なのに線路をせっせと敷いているように見える。
ワクチンンの接種後、台紙に接種済みのシールを張ってくれたが、マイナンバー制度とか、行政のサービスをもっと効率的に運用できないのかと感じたが、民間の小さな医院では対応に馴れていないのか、見ていてもどかしい印象だ。1軒の家をお客さんに買ってもらうときに、こういうもどかしさを与えないようにはしないようにしたい。
資料であれ、物件の情報であれ、必要な時に必要なものをいつでも提供できるという手際の良さが必要だ。この人は大丈夫かなという印象を与えてしまえば、何れどこかで必ず買うお客さんを逃がしてしまう。そうしないためには準備が必要で、お客さんや業者さんから想像もつかない思いがけない質問はまずないので、想定されることはあらかじめこたえられるようにはしておきたい。
我々の仕事はすべてのことが可視化できるという前提に立っている。善も悪も有利も不利も、損も得も。境界標が見えないからないのではない。埋まっているか剥がれているだけだ。リバーシブルの帽子やコートは裏返せば白にも黒にもなるがどう使うかの差で一つのものだ。財布から小銭を掻き出しているがそれを手際よく見せる仕事だ。担当者は不安や不満は見せないから存在しない。
かつての同僚は、仕事のできない上司にウンザリしてほかの大手の仲介業者に移った。そしてしばらくしてビルダーに転職。月に15件の販売、決済を担当して疲れ果ててまた転職。地場のフランチャイズ業者にいてカラシ色のジャケットを着ていたが、今はどうしているのだろう。その後はわからない。稼げなかったのだろうが、それぞれの場所で何か築いたものもあったろう。あまり幸せな話には聞こえないだろうが一般的な話だ。
巣ごもり需要も一段落したと思っていたのに、ウッドショックで建築費が上がり続けている。便乗値上げもあるだろう。街に失業者が溢れているのに、家の価格が上がってきている。もう地場の建売業者では家が建てられないという。張り詰めた糸は何れは切れるが、複雑に考えず、見えているモノだけを注視して進むほかはないだろう。場所を移っても白旗を掲げない限り負けではない。夏もようやく終わったな。
「ロッキー」シリーズ最終話だが、やはり「1」がいい。続編が出るたびにウンザリしたが、、このファイナルにはそれなりに敬意を払いたい作品だ。「人を指差し、自分の弱さをそいつらのせいにするな」というセリフが気に入った。過去の自分は変えられないが、まだ、ファイティングポーズを取り続けている。