平成22年度 “真儒の集い”が、さる 4月18日催されました。
第3回目の“集い”、“発足の会”から数えると 4年目になります。
本年は、定例講習の受講者を対象に、講演中心の“学修会”としてつつましく実施されました。
なお、「論語温習会」の昨年秋の合宿で当会活動をお知りになった方にもご参加頂きました。
司会進行は、汐満未佐子〔しおみつ みさこ〕先生が担当されました。
【 1部:特別講演 】
高根秀人年〔たかね ひでと〕 氏による、
“ 『グリム童話』 と 儒学 ―― 現代日本を“中す”一つの試論 ―― ”。
全く初めてのテーマで、新しい視点・切り口による記念すべきものでした。
斬新にして、広く濃い専門的内容ですが 噛み砕いて解り易く講じられました。
約100分余の講演。ドイツ語と漢文のハイブリッド〔異種混合・融合〕で、
高根氏の格調高く澄んだ声で語られました。
また、資料として配布されたグリム童話抜粋は、汐満先生の美しい声で朗読されました。
この特別講演は、欠席者のためにもビデオ録画されました。
レジュメ〔要旨・概要〕は、このブログを通じて広く公開いたします。ご参考くださいますように。
(特別講演レジュメは次の記事に掲載しております。)
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【 2部:式典とお茶会 】
『孝経』(開宗明義章第1)の朗誦。
(*定例講習・「孝経」の学習を4年がかりで、昨年度末3月で終了いたしました。今年度 5月からは、「老子」の学習に入ります。)
高根会長あいさつ。
嬉納禄子〔きな さちこ〕副会長による、今年度活動内容の報告。
恒例の表彰は、高根会長から定例講習受講者全員に“推奨”が贈られました。
謹呈されたのは、(今年の12支にちなんだ)“虎”の絵と“虎変”揮毫のオリジナル色紙です。
閉会の辞は、嬉納副会長。
なお、多くの皆さまから、茶菓やご寄付を頂載いたしました。
――― 蛇足ながら、終了後、スタッフ一同近くの“カラオケ”に行きました。数カ国国語(むろんドイツ語も含んで)で唄って、“楽習”を加えました。
※ 特別講演のレジュメは次の記事をご覧下さい。
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