儒灯

【温故知新】儒学の普及に力を注いでおります真儒協会 会長、高根秀人年の個人ブログです。 『論語』、『易経』を中心に、経書の言葉を活学して紹介して参ります。 私個人の自由随筆、研究発表などのほか、真儒協会が毎月行っております定例講習についても掲載しております。

真儒の集い

第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第4回)

※この記事は、第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第3回) の続きです。

第50回 定例講習(‘12.4.22 ) レジュメ
─── 【特別講義】 あらまし ───    (第4回)


§.【その2】  陰陽相対(待)   教材・資料

教材・資料は、昨年、吹田市立博物館・講演『むかしの中国から学ぶ/【全6講】』で、
私(高根)が執筆・作成した“第3講・「陰陽相対」”をリメイクして用いました。

私のオリジナリティーに富む、カラーと源流思想(易学)を関連させ理論づけたもの
も紹介していただきました。( → 後再掲 )

中国の源流思想としての「陰陽相対(待)論」を嬉納が、
日本の陰陽相対(待)論として「陰陽師・安倍晴明」及び
現代の応用の学としての「陰陽思想とパーソナルカラー」を汐満が担当いたしました。

診断実演 :“パーソナルカラー〔自分色〕診断” は、
長年“たかね(デザイン)研究所”の各種セミナー・講演などで手掛けてきたものです。

関連ツールとして、 “オリジナル101色ドレープ〔診断用色布〕”
各種パネル教材・資料などが充実しています。

汐満先生は、プロのカラーアナリストとして第─線で活躍されてもおいでです。
めったにない良い機会ですので、未体験の皆さんに本格的な P.カラー診断 を体験して頂きました。

嬉納先生もカラーアナリストの資格者ですので、ドレーピングのアシスタントをお願いしました。

スウォッチ・パネルも用いて “嗜好色テスト” を行い、
金銀ドレープによるベースカラーの診断、
4シーズン・テスティングカラードレープによるシーズンカラーの診断を行いました。


《  陰陽相対(待)/「陰陽思想とパーソナルカラー」 》    教材・資料 抜粋 再掲

B.風水 (陰陽五行思想) と 色 

◆陰陽五行〔いんようごぎょう〕思想  ( 木・火・土・金〔ごん〕・水 )

・戦国時代の鄒衍〔すうえん〕による、「陰陽主運説」 :
 木・火 を陽、金・水 を陰、に配当することで“陰陽説”と“五行説”が合体しました。
 「土王説」は、五行の中心を 土 とし、黄色で表し脾臓・胃に配当しました。


「木」 = 陽中の陰
「火」 = 陽中の陽
「土」 = 太極
「金」 = 陰中の陽
「水」 = 陰中の陰   

 * 説明図 ── 略 ──


◆ 陰陽 と 色   (by たかね)

      【色相】(PC.)        【明度】 【彩度】 【無彩色】 
 : 寒色系(ブルーベース)  ― 暗 ― 低 ―― 黒(玄〔くろ〕・玄人〔くろうと〕)
 : 暖色系(イエローベース) ― 明 ― 高 ―― 白(素〔しろ〕・素人〔しろうと〕)



◆ “五色〔ごしき〕”の思想 と イッテンの“ペンタード”  (by たかね)

・ 五色〔ごしき〕 (※正色〔せいしょく〕 注 ) = 赤・青・黄・白・黒
・ “色料の 3原色” = 赤・青・黄  + 白・黒 ⇒ *すべての色がつくれる


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C.パーソナルカラー 〔自分色〕の易学的(東洋的)考察     (by たかね)

◆ ロバート・ドアー [Robert  Dorr]、 「カラーキー・プログラム」 (1928) :
    KEY 1 ── ブルーベース = (  の気 )

    KEY 2 ── イエローベース= (  の気 )  の 2タイプ (2元論)

◆ ヨハネス・イッテン の 調和論

◆ キャロル・ジャンクソン、『カラー・ミー・ビューティフル』 → 春・夏・秋・冬の考案


(1) アンダートーン  《ベースカラー》

   ・ブルーアンダートーン  《ブルーベース》
      *寒色系(陰の気)/短波長

   ・イエローアンダートーン  《イエローベース》
      *暖色系(陽の気)/長波長     


(2) パーソナルシーズン

   ・ブルーアンダートーン
      A。 夏 (パステルサマータイプ)
      B。 冬 (ブリリアントウインタータイプ)

   ・イエローアンダートーン

      C。 春 (ブライトスプリングタイプ)
      D。 秋 (ディープオータムタイプ)

 ( ※ 「春・夏・秋・冬」は、一般的な季節とはことなります。)



     【 太 極 】 

 ──────────    【両儀】

老 陰 ─── 少 陽     少 陰 ─── 老 陽   【四象(ししょう)】


  Winter   輝く、 枯れはてる、 氷/厳しい

  Summer  爽やか、 少々活動、 淡にして水

  Autumn  深い/こい、 実を結ぶ

  Spring   はずむ/活動、 花が咲く


「易に太極 (たいぎょく) あり。 これ両儀 (りょうぎ) を生ず。
 両儀は四象
(ししょう) を生じ、四象は八卦 (はっか)
を生ず。」
 (『易経』・繋辞伝)


( 以 上 )



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第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第3回)

※この記事は、第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第2回) の続きです。


第50回 定例講習(‘12.4.22 ) レジュメ
─── 【特別講義】 あらまし ───    (第3回)


≪ 【損・益】の深意 ── 現代的意義を考える ≫

 易の賓卦・反卦の【損・益】卦、
五行思想の相剋〔そうこく〕関係【水】と【火】、陰・陽の相対関係を、
矛盾・対立するものとして(弁証法的に)捉えるのは、西洋的かもしれません。

私が想いますに、今一つの考え方として、
両者がペアで協力してはたらくという捉え方ができるのではないでしょうか。

東洋的視点とも言えましょう。

それは、車の両輪やコイン(紙幣)の裏表などと例えるよりは、
「呼吸」のような関係に似ていると想います。── といいますのは。

「呼吸」は、 (1) 「呼〔はく〕」と「吸〔すう〕」が、
反対の用(作用・はたらき)でありながら、お互いを助け合っています。

「出入」〔人が出たり入ったり/食物の排泄と摂取〕、
「終始」〔物事の終わりと始まり〕、
「忘却と記憶」〔忘れることと覚える保持すること〕などの関係も、同様です。

(2) 次に強調したいのが、両者の順序です

どちらが先行か、後行かです。

深呼吸は、まず、しっかりと吐いて(汚れた空気を出して、肺を空にして)から、
新鮮な空気を十二分に吸い込むのです。

ですから 「呼 ⇒ 吸」 です。

食物も、まずお腹を空腹にして(宿便を)排泄してからしっかりと食べます。

「出 ⇒ 入」 です。

頭の中も、まず忘れてリセット(空〔から〕・無)にしてから、
新しい知識や忘れたことを再び記憶します。

記憶の定着は“憶え ー 忘れる”を17回以上繰りかえすと実現すると
心理学でいわれていると聞いたことがあります。

つまり、記憶のコツは、忘却することにあるということです。

ですから、 「忘却 ⇒ 記憶」です。

また、ものごと、終わりは始まり。終わって始まります。

『大学』に「物に本末有り、事に終始有り。先後するところを知れば、則ち道に近し。」
とあります。

英語の“コメンスメント”〔commencement:卒業式〕も始まりの意味です。

「始終」といわず「終始」といいます。

「終 ⇒ 始」 です。 

─── このように、【損・益】も【損】が先で【益】は後です。

またかくあるべきなのです。

さて、平成の大衆社会は、先賢の教えに学ばず、
カケネなしの愚行を繰り返しています。

全く、ちぐはぐ、トンチンカンな社会状況です。

己の利ばかりを思い、過陽” で “わからぬ” 状況が蔓延しております。

企業・経済人は、まず(先に)ユーザーへの福音となるように社会貢献を考え、
利益は後です。

公務員・教育の現場も“中庸”を欠き、駁雑〔ばくざつ〕に過ぎます。

まず、よく省〔かえり〕み省〔はぶ〕き、
空〔あき〕を創ってから新規事を益〔ま〕すのです。

なお、余事ながら付言しますと。人生にもリセットが大事かもしれません。

まず、チャラ(白紙)にして、新しい人生が描けるのでしょう。

○ 「〔キョ〕伯玉 行年五十にして四十九年の非を知り、六十にして六十化す。」 ※補)
   (『淮南子〔えなんじ〕』)

安岡正篤先生の著書〔講演録〕・『易と人生哲学』 (致知出版社) で知り、
感銘を受けた文言です。

私は、50の歳の時に奇〔く〕しくも、この言葉・この本に出合ったわけです。

今にして想うにつけても、まさに、 「縁尋機妙」な出合いでした。


※補)

キョ伯玉〔きょはくぎょく〕という人は 孔子がたいへん尊敬していた
衛〔えい〕の国の賢大夫です。

その名言が、これです。

その意味は、今までの四十九年の人生が間違っていた と認識して、
五十歳で人生を“リセット”したということです。

なかなか出来ないことです。

そして、「六十にして、六十化す。」と続きます。

つまり、今までの人生が全部駄目だったと認めたうえで、
そこから 自己改造して進歩向上させていくことが出来るものなのです。


§.【その2】  陰陽相対(待)  ・・・




※ この続きは、次の記事に掲載いたします。


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第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第2回)

※この記事は、第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第1回) の続きです。

第50回 定例講習(‘12.4.22 ) レジュメ
─── 【特別講義】 あらまし ───    (第2回)


◇以下、【損・益】の卦・思想について、ポイントをいくつか説明してみましょう。

( →詳しくは 《参考資料》 参照のこと。 )


まず、一言確認しておきますと。

易においては、 「陽」を以て余り有るものとし、「陰」を以て不足なるものとします

そして、上卦は為政者(政府)・指導者〔リーダー〕・金持ちであり、
下卦は大衆・一般ピープル・貧しい人々
、と考えます。

(両者の)相対的関係では、主体を下卦の大衆・一般ピープル・貧しい人々を基準に考えます

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 【益】   《上を損して下を益す》 

もと、【天地否 ☰☷/乾・坤】であったものが、
上卦【☰/乾】の4爻〔こう〕の一陽が下がって
下卦【坤】の初爻に一陽(入れ替わって)生じ
震】となった象〔しょう・かたち〕です。

上の有余しているものから(減らし)下の不足しているところへ、
一陽を益し与えています。

【否】の塞〔ふさ〕がっている時(代)にあって
上より下に与え、皆が“悦び活気づき、巽順にして大いに活動します(=震の象意から)”。

ex.企業活動: 寄付・利益還元・社会貢献・フィランソロピー・メセナ ・・・

※(4爻と初爻の移動関係は、 “応爻”の関係ということです。
小成卦=八卦を上卦と下卦の順で左右・横に並べるとその対応関係がよく解かります。)

【益】彖伝〔たんでん〕: 

 「益は、上を損して下を益す
 民 説〔よろこ〕ぶこと疆〔かぎ〕りなし。
 上より下に下る。その道大いに光〔あきら〕かなり。
 ・・・・・ 益は動きて巽〔したが〕い、
 日に進むこと疆〔かぎ〕りなし。
 天は施し地は生じ、その益すこと方なし。
 およそ益の道は、時と偕〔とも〕に行わる。」


 【損】   《下を損して上を益す》  

もと、【地天泰 ☷☰坤・乾】の安泰の時にあって、
下卦【乾】3爻〔こう〕の一陽を減〔へ〕らして
上卦【坤】の上爻に益した象です。

公共のため社会のために誠をもって自ら進んで減らし損するのです。

損すべきときに損するに値する損をする、時幾が大切です

正しい損=投資はやがて反〔かえ/=返〕ってきます。

自分の代でなくとも、子・孫の代にも反ってきます。
“情〔なさけ〕は、人のためならず”です。

ex.寄付・税金を納める・ボランティア(勤労奉仕)・国家会社に仕える、正しい投資 ・・・

【損】彖伝〔たんでん〕: 

 「損は、下を損して上に益し、その道上行す。
 損して孚〔まこと/= 誠心〕あれば、元吉にして咎〔とが〕なし。
 ・・・・・ 剛を損して柔を益すに時あり。

 大象伝: 「君子以て忿〔いか〕りを懲らし欲を塞〔ふさ〕ぐ。」


◆◇ 次に以下、『老子』のなかで、「損・益」について述べられているものを拾ってみますと。

《 42章 》

○「故物或損之而益、或益之損。」

■ 故に物は或いは之を損して益し、或いは之を益して損す

《 大意 》
まことに、ものごとは、(『※『易経』の【損・益】の卦に教えているように
それを損する(減らす)ことによってかえって益する(益す・増やす)ことがあり、
(逆に)それを益する(益す・増やす)ことによって
かえって損する(減らす)ことがあるものなのです。


《 77章 》

○「天之道、其猶張弓与。高者抑之、下者挙之、有余者損之、不足者補之。 |
 *天之道、損有余而補不足。人之道則不然、損不足以奉有余。」

■ 天の道は、其れ猶〔な〕お弓を張るがごときか。
  高き者は之を抑〔おさ〕え、下〔ひく〕き者は之を挙げ、
  余り有る者は之を損じ、足らざる者は之を補う。 |
  *天の道は、余り有るを損じて、而〔しか〕して足らざるを補う
  人の道は則ち然らず、足らざるを損じて、以て余り有るに奉ず

《 大意 》
天の道(自然なあり方)は、あたかも弓に弦〔つる〕を張るようなものでしょう。
上の端(高い上弭〔うわはず/末弭:うらはず〕)は下にひっぱり、
下の端(下の下弭〔もとはず/本弭:もとはず〕)は上に持ち上げます。
余り過ぎたら減らし、足らなければ継ぎ足し補います。
(それでこそ、立派に調整ができるのです。) |
天の道は、このように、余り過ぎたものを減らして
足りないものを(=ホドよく、中和させる)補うのです

(しかしながら) 人の道(=やり方)は、そうではありません。
足りない方をさらに減らして取り上げ、
それを有り余っている者にさし上げる(たてまつる)ということなのです
。 補注) ※

*“It is the way of heaven to take from
those who have too much, 
and give to those who have too little.
But the way of man is not so.”
(Kitamura adj. p.252)

*この章は、共産主義(中国)にも資本主義にも利用されてきました。
ここに老子の思想のスケールの大きさが感じられます。
そして、所詮小さな“主義”を振り回すのみで、不平等を好み、
人の道は則ち然らず」で現在に到っています。


■ 補注)

現代的に例えてみますと。
貧しい人からの収奪(搾取?)・税金の徴収。
金持ちに「金」が集まる→金が金を生む(利子や地代)。
“持てる者と持てない者と”の格差の広がり。
(東京大学合格者の8割は金持ち・・・ )
社会的「衡平」: 累進課税”の制度。
社会保障諸政策(生活保護、児童・子ども手当、高校授業料無償化、
国立大学授業料低所得家庭への無償化 etc.)


★  盗夸
 
  ◆ 「盗〔とう〕の夸〔おご〕り(盗夸〔とうか〕)、道に非ざるかな」(53章)
   “盗人〔ぬすっと〕のぜいたく(盗人のリーダー〔親分〕)” 、
   みちを踏み外すことはなはだしいものです。


《 81章 》

○「聖人不積。既以為人、己愈有。既以与人、己愈多。」

■ 聖人は積まず。既(ことごと・尽/すで・に)く以て人の為〔た〕めにして、
  己〔おのれ〕は愈々〔いよいよ〕有り。既く以て人に与えて、己は愈々多し。

《 大意 》
聖人は、モノを蓄〔た〕め込んだりしません(/心に知を積め込まず空虚〔から〕です)。
何もかも他人〔ひと〕のために出し尽くしながら、
それでいてかえって自分がますます持つ(充実する)ことになります。
何もかもすべて、他人に与えていながら、
それでいてかえって自分はますます(心が/精神的にも物質的にも)豊かです

(*“ ── he is richer still.”)

平成日本の(経済的)格差社会/社会的“中庸”の実現/福祉国家・社会の実現

「高い席にいるものは、貨幣〔かね〕を出せ!安い席にいるものは、拍手を送れ!」

( ヨーロッパの古諺 )

≪参考資料≫

《 41 & 42 のペア 》

41. 損 【山沢そん】 は、へらす 

包卦(乾中に坤)。

● “損益の卦”、上経の“泰否の卦”と好一対、賓卦 「益」、 「遜」にも通じへりくだり奉仕する、“損して得とれ”、“ Give and Take ”―― まず与える 易は損が先、 正しい投資

5爻 「十朋〔じっぽう〕の亀〔き〕」(神占をするための高価な霊亀)登場、元吉

cf. 貝原 益軒・・・ 84歳で死ぬ1・2年前に 「益軒」を名のる、それまでは「損軒」

■ 沢は地表面が減損したものですから、沢が深いほど山は高い。
1)地天泰であったものが、3爻の一陽を減らして上爻に益した象。即ち、内を損して外を益した象。 
2)外、私の心を去って動ぜず(艮山)、内、悦んで(兌沢)修養努力する象。

○ 大象伝 ;「山下に沢あるは損なり。君子以て忿〔いか〕りを懲〔こ〕らし欲を〔ふさ〕ぐ。」
(沢は地表面が減損して、それが山となっている、自然の理です。そこから君子は、損することの道理を悟り、自分を抑え怒らぬように節制し、私欲・欲望を抑え 塞ぎ止めるようにするのです。)


42. 益 【風雷えき】 は、ます・ふやす

包卦(乾中に坤)

● 益する道、損(正しい投資)があって益あり、  賓卦 「損」
「損して已〔や〕まざれば必ず益す」(序卦伝)、 2爻 「十朋の亀」、永貞吉

■ 1)動いて(震雷)従う(巽風)象。   2)上より下にくだる。 「否」の4爻と初爻が入れかわったもので、上を損じて下を益すの象。 
3)雷(震)の裏卦が風(巽)で、陽陰共存の象。

○ 大象伝 ;「風雷は益なり。君子以て善を見ればすなわち遷〔うつ〕り、過ちあればすなわち改む。」
(風と雷は、互いに助け益します。そのように 君子は、自分の徳義が益するように、善いと見れば就〔つ〕き従って動き、自分に過失があれば勇気をもって改めるのです。)

cf. 『論語』より ; 「利に放〔よ〕りて行へば怨み多し。」 (里仁第4)
「君子は義に喩〔さと〕る。小人は利に喩る。」 (里仁第4)
「過〔あやま〕っては則ち改むるに憚〔はばか〕ること勿〔なか〕れ。」(学而第1、子罕第9)
 



≪ 【損・益】の深意 ── 現代的意義を考える ≫

 易の賓卦・反卦の【損・益】卦、
五行思想の相剋〔そうこく〕関係【水】と【火】、陰・陽の相対関係を、
矛盾・対立するものとして(弁証法的に)捉えるのは、西洋的かもしれません。

私が想いますに、今一つの考え方として、
両者がペアで協力してはたらくという捉え方ができるのではないでしょうか。

東洋的視点とも言えましょう。

それは、車の両輪やコイン(紙幣)の裏表などと例えるよりは、
「呼吸」のような関係に似ていると想います。── といいますのは・・・



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第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第1回)

第50回 定例講習(‘12.4.22 ) レジュメ
─── 【特別講義】 あらまし ───    (第1回)


《 はじめに 》

昨年(2011)は、本会開設5周年の節目にあたりました。

吹田市メイシアターで 「真儒協会開設5周年“真儒の集い”」 を催し、
多数のご来賓・参加者にお越しいただきました。

さて、本年・壬辰〔みずのえたつ〕年は、
易卦【水山蹇】 〔すいざんけん: 3大難卦、
包卦(=坤中に離、足止めストップの意〕 にあたり、
また私(高根)個人も年末年始に病を得たりもしました。

そのため、春恒例の“真儒の集い”は開催しないことといたしました。

それでも、この4月の講習は、年度当初であり、
また定例講習第50回目の記念すべきキリ良き月にもあたります。

そこで、盧秀人年・嬉納禄子・汐満未佐子 の3講師による
“特別講義”を行うことといたしました。

前半は、盧が 「老子と『易経』」 のテーマで、
後半は嬉納・汐満が 「陰陽相対(待)」 のテーマで講じました。

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“ティーブレイク”を利用して、恒例の“「干支色紙」授与”を行いました。

今年の十二支=「辰」を「龍」の文字で
私(高根)が、王羲之〔おうぎし〕風 と 最澄〔さいちょう〕風 との
ニ様で書いたものです。

受講生全員に好みの色紙を選んでもらい、
その場で筆記名し授与いたしました。

デモンストレーションとしては、恒例の“筮竹〔ぜいちく〕捌〔さば〕き”の披露

また、漢詩(孟浩然〔もうこうねん/モウハオラン〕・
「春暁」〔しゅんぎょう/チュンシャオ〕)を一同で朗誦し、
私が中国語で吟〔ぎん〕じ一興といたしました。

また、 “パーソナルカラー〔自分色〕診断” は、
プロのカラー・アナリストとして第─線でご活躍中の
汐満先生をお迎えしての折角の機会ですので、
未体験の老若男女みんなに体験して頂きました。

photo_20120422_2

“たかね(デザイン)研究所”作成、
101色オリジナル・ドレープ〔診断用色布〕を使って診断いたしました。

いつもの講義とは異なる彩〔あや〕の“賁〔かざ〕り”に、
とても好評を博しました。

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通常の定例講習受講生に、新規の受講生3名、
今回の特別講習への参加者4名(児童1名含む)を加えて
賑やかに楽しく開催され、善き年度始めの講習会となりました。


《 特別講義 テーマ 》

【その1】  老子と『易経』   
   * 講師: 盧 秀人年 (真儒協会会長)
   ── 【損・益】の卦 と「老子」 / 【損・益】の深意・現代的意義を考える ── 

【その2】  陰陽相対(待)  
   * 講師:(真儒協会副会長・理事) 嬉納 禄子・汐満 未佐子 
   ── 陰陽相対(待)論 / 陰陽師・安倍晴明 / 陰陽思想とパーソナルカラー ──

   ★ 診断実演 :“パーソナルカラー〔自分色〕診断”
   (by.たかね研究所オリジナル101色ドレープ〔診断用色布〕)


《 特別講義 レジュメ/教材・資料 》


§.【その1】  老子と『易経』   教材・資料

≪ 【損・益】の卦 と 「老子」 ≫  【 老子 42 / 77 / 53 / 81章】


『易経』64卦、【山沢損☶☱(41)と【風雷益☴☳(42)。

この【損・益】の対卦は、
【泰・否】(11&12)と【既済・未済】(63&64) とともに、
『易経』のペア卦を代表するものです。

とりわけ、 【損・益】の思想は、現実社会の政治と経済に直結するものです

老子は、わけても、【損・益】の思想を自分の主張として取り入れて、
展開して述べています。

ここに、一般には隠者的思想と思い込まれているムキのある
黄老思想の現実的・政治的・為政者的(指導者・リーダー論的)側面が、
よく現れている
といえましょう。

私見ながら、この「損・益」は、老子の思想のベースに
易学があるという一つの例であると考えます。

「五経〔ごきょう〕」の筆頭として
儒学の専売特許のように位置づけられている『易経』です。

が、私は、この中国最古の奇書は儒学の源流思想であると同時に、
黄老の思想形成にもおおいにあずかって影響を与えていると考えています。

そして、現今〔いま〕の経済立国・日本は、
あたかも、たそがれて行く先を失い
道に迷い窮せんとしているが如き状態です。

現状の不慈不善を正し、日本の近未来の
(そしてその指導者〔リーダー〕の)あるべき姿を取り戻すためにも、
この“損・益の思想”は現代の光をあてて再考しなければなりません。

さて、 【損】と【益】は、“反卦〔はんか〕”/「賓卦〔ひんか〕」の関係です。

つまり、相手が対面していて(正面にいる)、
その相手から見ての卦(=卦を180度回転させれば良いことになります)です。

平たく例えれば、
自分が 一万円あげる・損する( ギブ:give/lose )のは、
相手から見れば一万円もらう・得する( テイク:take/get )です。

試合や勝負で、自分が負けるということは相手が勝つということです。

非常に、理に適っています。


◇以下、【損・益】の卦・思想について、ポイントをいくつか説明してみましょう。

( →詳しくは以下のURL《たかね・「易経64卦解説奥義/要説版》にて、
   《 41 & 42 のペア 》の枠内を参照のこと。 )

   http://blog.livedoor.jp/jugaku_net/archives/50692222.html


まず、一言確認しておきますと。

易においては、 「陽」を以て余り有るものとし、「陰」を以て不足なるものとします

そして、上卦は為政者(政府)・指導者〔リーダー〕・金持ちであり、
下卦は大衆・一般ピープル・貧しい人々
、と考えます。

(両者の)相対的関係では、主体を下卦の大衆・一般ピープル・貧しい人々を基準に考えます・・・

※ この続きは、次の記事に掲載いたします。

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真儒協会開設5周年記念・特別講演  予告紹介 

真儒協会開設 
5周年記念・特別講演 【H.23.4.29】  予告紹介 


《 はじめに 》

 本年は、真儒協会を開設して 5周年を迎えます。

易卦に【水沢節】がありますが、その“竹の節〔ふし〕”・“節目〔ふしめ〕”の意です。

とりわけ、「5」 という数は、東洋においては“五行〔ごぎょう〕思想”の「五」、
易の“生数”の「5」で神秘的にして重要な霊数
です。

今年度は、“節から(新たに)芽が出る”ような、充実の年にしたいと考えております。

 この、開設5周年の節目に当たり、(平成23)年度当初の 《真儒の集い》 は
公開とすることにいたしました。

例年 《真儒の集い》 は、定例講習受講者を中心に内輪だけで開催してまいりました。
が、今回は《発足の会》と同様に、広くご参加の皆さまを募り 
各界の御来賓もお招きして、
“一陽来復”(【地雷復】)・陽の気を顕〔あきら〕かにしたいと思っております。

《真儒の集い》の内容は、
1部:特別講演(講師 真儒協会会長・高根秀人年)/ 
2部:式典(来賓祝辞、理事者あいさつ 他) です。

以下、私(高根)が担当いたします「特別講演」の、ご紹介・ご案内を
いたしておきたいと思います。


 
《 真儒協会開設 5周年記念・特別講演  予告紹介  》          
                                        
 「 器量人・子(し)貢(こう) と 経済人・ロビンソン=クルーソー
       
── 経済立国日本を“中(ちゅう)す〔Aufheben〕” 
                           1つの試論 ──
  」
 

 歴史が物語っていますように、儒学は平和な時代・成熟した社会の教えです。

かつて、“日出づる処”アジア(中国〔清・明〕 − 朝鮮〔李朝〕 − 日本〔江戸〕) が、
儒学(朱子学)文化圏を築いて繁栄した時代がありました。

日本は明治以降、資本主義を発展させ(農業国から)
経済(工業)立国へと進化してまいりました。

私は、善き経済の発展と儒学の隆盛とは、相扶ける関係にあると結論しています。
経済と道徳(倫理)は、「はなはだ遠くて、はなはだ近い」ものなのです。

 さて、儒家の開祖が孔子(BC.552〔551〕〜BC.479)です。
儒学の源流思想は、孔子とその一門にあります。

“孔門の十哲”の一人 子貢〔しこう〕 は、
3000人ともいわれる孔子の弟子の中で随一の才人・器量人です。

『論語』にも(子路とともに)最も多く登場します。

そして特筆すべきは、リッチ/ Rich!な存在です。
商才あり利財に優れ、社会的にも(実業家として)発展いたしました。

 一方、ロビンソン=クルーソー (D.デフォー、『ロビンソン漂流記』)は、
単なる児童冒険文学ではありません。

当時の“経済的人間”の代表像として捉えることができます。

つまり、世界帝国・イギリス資本主義の青年時代の担い手
「中流の(身分の)〔“middling station of life”〕人々」の
理想的人間像
と考えられるのです。

 洋の東西、時代も場所も全く異なるこの両者に、
グローバルな現代の視点から光をあて、
“「合一」なるもの”を探ってみたいと思います。

例えば、理想的人間(像)/経済的合理主義/金儲け(利潤追求)/
時間の大切さ/中庸・中徳・・・etc. などです。

以下、内容を少々ご紹介しておきたいと思います。


1)理想的人間(像) :

人格の完成した“理想的人間”を、儒学では「君子〔くんし〕」といい、
英国では「ジェントルマン〔Gentleman:紳士」といいます。

才徳兼備の人間像ですが、東洋思想では、徳がかったタイプといえます。

現実の経済社会では、そうとばかりにはゆきません。

子貢は、器〔うつわ〕・大器量人と位置付けられています。

経済社会にあっては、才がかった面(小人タイプ)の要素が必要です。

その才徳が、時代・社会状況を背景に一定のバランスを実現した理想像を、
「大人〔たいじん〕」と称せば良いのではないか
、と私は考えています。


2)経済的合理主義 :

ロビンソン=クルーソーは、いったいどのような人間類型として
描かれているのでしょうか? 

── それは、経済的・合理的に行動する人間です。

例えば、小麦を食べてしまわずに蒔いて増やします。
山羊〔やぎ〕を捕らえ“囲い込み地”の牧場で繁殖させます。

経済的生活実現のための“再生産”ですね。
このような、先々を見越した実践的合理主義です。

子貢は、名ばかりで実体のない毎月の祭事に供える、
生きた羊の出費(浪費)をめぐって孔子と対立します。

今時でいえば、“事業仕分け”すべきムダ・浪費の筆頭項目といったところでしょうか。 

「爾〔なんじ〕はその羊を愛〔お〕しむ。我はその礼を愛しむ。」
(八イツ・ハツイツ第3) 

(経済的)実益と(精神的)文化のどちらに重点をおくか、
という儒学(孔孟思想)での見解の相違
です。

私は、社会科学的思考と人文科学的思考との並立・相異でもあるかと感じています。
 

3)時間の大切さ :

時間〔とき〕は貨幣〔かね〕なり :(Time is money.)」 という観念を生み出したのは、
当時のイギリスやアメリカの中産階級の人々(デフォーやフランクリン)です。

ロビンソン=クルーソーは、日時計を作り、漂着の日付を基準に年月日を記録します。

面白いことには、一年目に漂流生活でのバランスシート(損益計算書)を作ります。

一方、東洋の儒学(=易経)の根本的考え方に“中〔ちゅう:中論〕”があります。

“中”はものを産み出すことです(産霊:むすび)。

そして、“時”を重視します。
すなわち、時中〔じちゅう〕” 《時に応じて中す》 ということが大切です。

例えば、儒学(孔孟)が重んじたものに、服喪〔ふくも:喪に服す〕があります。
親が亡くなった場合、3年の喪です。

この期間は、乳児(赤ちゃん)の時、親に抱かれ背負われ育ててもらった期間が
論拠となっています。

これに対して、子貢と同様
「言語」をもって“孔門の十哲(四科十哲)”に挙げられている
宰我〔さいが/宰予〕と孔子との対立問答が有名です。

それは、リーダー〔指導者〕が、その重責の仕事・役割を
3年もの間、休止していては(社会的に)マズいから、
1年で良いのではないかという主張です。
(私感ですが、しかも“死んでしまった者”に対してのことです。) 

さて、孔子も応答・反論できず、問題をすりかえて叱責〔しっせき〕しています。
ここに、(孔孟)儒学の限界・課題の一つがあると考えます。

子貢と宰我とは、当時の “孔門の新人類”=“経済的リーダー〔指導者〕”
であった
といえるかも知れません。


4)金儲け(利潤追求) :

儒学は、金儲け(利潤追求)を肯定します。

ここに、儒学の現実性があります。

しかし、それは、貨幣〔かね〕そのものに価値を置く、
今の“拝金主義”とは全く異なります

「利に放〔よ〕りて行えば怨み多し」(里仁第4) /
「君子は義に喩〔さと〕る。小人は利に喩る」(里仁第4) /
「利を見ては義を思い ・・・」(憲問第14) などと『論語』に述べられています。

子貢は、孔子門下で例外的に実業界でも成功し、
経済的にも孔子と孔子の学院を支えたと考えられます。

パトロン・理事長的存在でもあったのでしょう。

孔子も、その商才(今でいう経営の才)に、一目おき賛辞を送っています。

意外に思われるかもしれませんが、
産業革命を今まさに遂行しようとしている当時の「中流の人々」は、
必ずしも貨幣に最高の価値をおいてはいなかったのです。

ロビンソン=クルーソーは、難破船に戻っていって金貨を見つけます。

「このお金を見てわたしは にやっと笑った。思わず口に出していった。
  『無用の長物よ。お前はいったいなんの役に立つのか。
  わたしにはなんの値打ちもない、地面に落ちていたって拾う値打ちもありはしない。
  お前の一山よりもあの一本のナイフのほうがもっと貴い。
  お前はわたしには全然用がないのだ。
  そこに今いるままに留まっていて、
  救う価値なきものとしてやがて海底の藻屑〔もくず〕となるがいい』 
とはいうものの、わたしは考え直して、その金を持っていくことにした。
帆布の切れに金を全部包んで、さてもう一つ筏〔いかだ〕を作ろうと考えた。」
(デフォー・『ロビンソン・クルーソー』、旺文社文庫p.74引用)

当時の「中流の人々」は、自分さえよければ、
儲かりさえすればという仕方を強く排斥します。

人の役に立つものを作り、結果に於いて金が儲かる
(=隣人愛の実行)のだと考えたのです。
(cf. 松下幸之助氏の経営思想・“水道哲学”に相通ずるものがあると思います。)

そして、デフォーはそれを善しとしたのです。

つまり、ただ金儲け(利潤追求)するというのではなく、
“経営”(産業経営)それ自体を自己目的として献身努力した
のです。


5)中庸・中徳 : 

儒学(=易学)の根本思想は、中論”・“中庸です。
中庸の思想は、西洋においても古代ギリシアの古くからみられ、
普遍的思想であるともいえましょう。

昨年、ドイツのお話をした時に(H.22 真儒の集い・特別講演:“ 『グリム童話』と儒学 ”)、
その 《はじめに》 で、両極端で“中庸”を欠くドイツ史? として、
次の文を引用しました。

「ドイツ国民の歴史は、極端の歴史である。
そこには中庸さ(moderation)が欠如している。
そして、ほぼ一千年の間、
ドイツ民族は尋常さ(normality)ということのみを経験していなかった
  ・・・中略・・・  
地政的にドイツ中央部の国民は、その精神構造のうちに、
とりわけ政治的思考のなかに、中庸を得た生き方を見出したことはなかった。
われわれは、ドイツ史のなかに、フランスやイギリスにおいて顕著である
中庸(a Juste milien)と常識の二つの特質
をもとめるのであるが、
それは虚しい結果に終るのである。
ドイツ史においては激しい振動のみが普通のことなのである 」
 (A・J・P・ティラー、『ドイツ史研究』)

 『ロビンソン漂流記』で、冒頭の部分は、
ロビンソン=クルーソーが父親から説教され訓戒を受けているシーンです。

その2ページほどの文言に、著者デフォー の言いたかったことが
代弁され尽くしているといっても良いのです。

その内容は、中流の人々こそがイギリスの国を支えている土台であり、
個人としても幸福である
ということ。

アドヴェンチャラーとしての荒稼ぎを誡め
堅実に父祖の仕事を“受け継ぐ”こと
を指します。

 現代の日本社会・日本経済の荒廃は、
父の誡めを破ったロビンソン=クルーソーの失敗と同じに、
この中庸・中徳 を失った所に根本原因があります。
   
わが経済立国“日本”は、行方を見失い、窮し行き詰まっています。
滅びゆく“日の没する(たそがれの)国”になり下がろうとしています。

その打開・再生の方途〔みち〕は、“儒学ルネサンス”しかありません。

今回の講演は、その実現のための一つの指針となれば、と想っての試論です。

 (おそらく、)はじめての視点・切り口によるテーマかと思います。

経済・商業にかかわる方をはじめ、倫理・道徳を想う方、広く一般の皆さま、
皆々さまお誘い合わせのうえ、是非ご聴講ください。


■ 講師 : 真儒協会会長  高根 秀人年 (たかね ひでと) 
<プロフィール>
S.29年生。 慶應義塾大学法学部卒 / 経済学修士・法学士・商学士 /
【資格】 文科省1級カラーC.(第1回認定)・ インテリアC.・ 
      教員免許状(社・国・商・書・美)ほか / 
【著書】 『易学事始』・『易経64卦解説奥義』ほか / 
【講演】 みずほ会〔旧第一勧銀ハート会〕(江坂東急イン)・
      第三銀行女子チアリーダーセミナー(三重研修センター)・
      日本易学協会大講演会(東京湯島聖堂)ほか多数。

                                                   
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【 開設5周年 《真儒の集い》 のご案内 】
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■ 日時 4月29日 (金曜日※祭日) 
■ 会場 吹田市メイシアター (B1 大集会室)
     ⇒ 阪急「吹田」駅マエ (市役所側) 
     ⇒ アクセス地図
       http://www.maytheater.jp/access/
   
■ 内容/時間 
○1部 : 特別講演 PM.1:00〜2:00 (受付12:30〜)
     ・ テーマ 「器量人・子貢 と 経済人・ロビンソン=クルーソー
             ── 経済立国日本を“中す”一つの試論 ── 」   
     ・ 講師  真儒協会会長  高根 秀人年 
○2部 : 式典 PM.2:30〜4:00 (受付2:00〜)
     ・ 来賓各位祝辞、理事者あいさつ 他

■ 参加費   無 料 
 
*ご参加いただける方は、準備の都合上、事務局まで
 メール/FAX./TEL./郵送 にてご連絡願います。
 (1部または2部 片方のみのご参加、お子様のご参加もOKです!)

真儒協会事務局 : 〒564-0001 
             大阪府吹田市岸部北2-4-21
             TEL 06-6330-0661 FAX 06-6330-0920
             メール info@jugaku.net


「儒学に学ぶ」ホームページはこちら
http://jugaku.net/

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平成22年度 「真儒の集い」 (2010年4月18日)

photo_20100418

平成22年度 “真儒の集い”が、さる 4月18日催されました。
第3回目の“集い”、“発足の会”から数えると 4年目になります。

本年は、定例講習の受講者を対象に、講演中心の“学修会”としてつつましく実施されました。

なお、「論語温習会」の昨年秋の合宿で当会活動をお知りになった方にもご参加頂きました。

司会進行は、汐満未佐子〔しおみつ みさこ〕先生が担当されました。

【 1部:特別講演 】

 高根秀人年〔たかね ひでと〕 氏による、
“ 『グリム童話』 と 儒学 ―― 現代日本を“中す”一つの試論 ―― ”。

 全く初めてのテーマで、新しい視点・切り口による記念すべきものでした。

斬新にして、広く濃い専門的内容ですが 噛み砕いて解り易く講じられました。

約100分余の講演。ドイツ語と漢文のハイブリッド〔異種混合・融合〕で
高根氏の格調高く澄んだ声で語られました。

また、資料として配布されたグリム童話抜粋は、汐満先生の美しい声で朗読されました。

 この特別講演は、欠席者のためにもビデオ録画されました。

レジュメ〔要旨・概要〕は、このブログを通じて広く公開いたします。ご参考くださいますように。

(特別講演レジュメは次の記事に掲載しております。)
 → xxx


【 2部:式典とお茶会 】

 『孝経』(開宗明義章第1)の朗誦。
(*定例講習・「孝経」の学習を4年がかりで、昨年度末3月で終了いたしました。今年度 5月からは、「老子」の学習に入ります。)

 高根会長あいさつ。

嬉納禄子〔きな さちこ〕副会長による、今年度活動内容の報告。

恒例の表彰は、高根会長から定例講習受講者全員に“推奨”が贈られました。

謹呈されたのは、(今年の12支にちなんだ)“虎”の絵と“虎変”揮毫のオリジナル色紙です。

閉会の辞は、嬉納副会長。


 なお、多くの皆さまから、茶菓やご寄付を頂載いたしました。

 ――― 蛇足ながら、終了後、スタッフ一同近くの“カラオケ”に行きました。数カ国国語(むろんドイツ語も含んで)で唄って、“楽習”を加えました。



※ 特別講演のレジュメは次の記事をご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/jugaku_net/archives/50983879.html

 

 

 

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