日本とラダックとの国際協力・交流活動により持続可能な未来を目指すNGO

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日本とラダックとの国際協力・交流活動により、持続可能な未来を目指すNGO、ジュレー・ラダックの活動報告ブログ。

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こんにちは。

5月10日は
「ラダック語講座 総集編 渡航直前スペシャル講座」でした。



何がスペシャルかといいますと、

〇駑舛僚室妥戞

そして

▲薀瀬奪語指さし会話帳にないフレーズ集!

そして

スカルマさんの一時帰国の隙間時間を使ったという貴重さ!

という3つの意味でスペシャルではないかと。




実際、時間は18:30〜20:00までと90分しかないのにやることはいつもの通常講座の2倍はありました。

そのため、かなり過密で忙しいスケジュールでした。

すみません。

そして毎度ですが時間をオーバーいたしましてこちらも
すみません。

ラダックとお付き合いしていくと時間に対しておおらかになっていく自分を実感しています。


以下に講座の様子の写真を載せました。ご覧ください。


◆ラダック語講座の様子

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前半でラダックで最も使われる会話場面「ドンレドンレ  ディグレディグレ」をやりました。

今回は割と難易度の高い「テネ ツァピック サルレ(では少しください)」など
のフレーズ集を見ながらの練習でした。

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最後のラダック語講座は総勢9名の方がご参加くださいました。
はじめて参加した方が半数以上でした。
このイベントがきっかけでラダックやジュレー・ラダックのことを知っていただけたことはうれしいですね。

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いつも差し入れをくださるおばあちゃん。本日は4人の方が差し入れをくださり
チャイ以外にも充実しています。


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プリントは全部で8種類。
「ラダック文字」「文法」「動詞とその変化」「ドンレ シーン」「ラダックの歌」などぜひ、お家で復習してくださいね。
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講座後はピーナッツつまみながら井戸端会議。いつも、ここは穏やかな空気が流れています笑。



そうだ、うれしいことに、ラダック語講座にずっと参加されていたYさん。
つい先日ラダックに行かれたんですが、その時に講座で習った「コンジョック(まじで!)」という言葉をけっこうみんな使っていることが分かったと感想くださいました。
少しでも、講座の成果が出てよかったです。



◆今季メインイベントを終えて・・・・


さて、今回のイベントでジュレー・ラダックの主な今季イベント(ラダック語講座、ラダック料理屋など)が終わりました。(講師が渡印のため。)



次回はおそらく10月以降になるかと思います。



さてさて、昨年末からのイベントを少し振り返りますと、

ジュレーのイベントには

ボランティアとして、スタッフとして、お客さんとして、あらゆるバックグラウンドを持った性別も年齢も国籍も宗教も異なる実に多様な人々の集いの場として機能していたと実感します。


年を取ったから、幼すぎるから、経験が無いから、というのは都市社会だと欠点としてとらえてしまわれることが往々にあると感じます。


でも、年齢、人それぞれの体形、思想、得意不得意がそれぞれ違うのは、それらが異なるパーツとして作用しあい一つの大きな調和を生み出したり、あらゆる状況に適応していくために不可欠なのだと生物多様性のしくみを見ればわかります。



イベントひとつに大げさな言い方なのかもしれませんが、
真っ向から意見が異なる人さえも、認め受け入れることができるくらい度量の広い、開けた場としてこれからも
この場を細くとも作り続けていければと願います。

意見が違うなら話をすればいいだけのことですし(^^♪





ということで、皆さんありがとうございました!
これからもよろしくお願いします(^^♪

*夏はブース出展などあるかとおもいます。




◆参加者の感想

最後に感想をご紹介します。


・盛りだくさんだった。ラダック語初参加でした。次回は参加したいです。


・ラダック語、通年で開催してほしいです。


・動詞の表がめっちゃべんりなので活用したいと思います。文法の変化とかもっと勉強したいと思いました。


・わからないながらも楽しかった。何回か参加してみたいです。


・楽しかったです。ラダック語の資料自分たちの経験だけで作るの大変だったろうと思います。とても価値のある資料ですね。お疲れ様です。ラダック行きたくなりました。ジュレー。


・今夏、ラダックに登山に行きますが末永くラダックと付き合っていければと思います。


・まったくの初めてでしたがなんとかついていけました。


・糸つむぎがしたいです。


・渾身の一覧表や10選フレーズ等とてもすばらしい資料をいただいてとてもありがたいです。今年のラダック行きにきっと、絶対結びつけます。



・チベット語とラダック語の違いは東京弁と関西弁くらいの違いでしょうか?ちがいについてもっと教えてくだされば興味深いです。






P.Sこの日はスカルマさんの誕生日でした。

そして、なぜかスカルマさんは誕生日が2つあるというのですが、どういうことなのでしょうか。。。

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なんと!てづくりケーキ@ハイデラバード


Reported by Serin




ジュレー。



いつもレポートが遅くなり申し訳ないのですが、
約1カ月ほど前に最終回を終え
「ラダック語講座2017」も無事全8回が修了いたしました。

*前回レポートしましたラダック語講座総集編は5月10日。
この講座最終回は4月7日と実に1か月以上前に終わっていたのにレポートが遅れました*



そもそもラダック語講座がスタートしたのは
昨年2015年の2月頃?でした。

当時は「ラダックについて考える会」の中の
「言語」という分野を作り一回一回の単発で行っていました。

その当時も何名か参加者の方がいたのですが、
言語の習得やジュレーラダックへのかかわり方などをより継続的なものにしたいという要望があり、急きょ8回の連続講座を開催いたしました。




さて、話を戻し最終回のレポートいたします。

◆会話帳読み


会話帳の読みが終わっていないページを学習します。この後、テストなのでみなさんいつにもまして集中していましたね(^^)


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スカルマさんが発音見本をしてくれています。
何度聞いても「ザ」と会話帳に書かれた4つの文字の聞き分けは難しい。


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追加で本日は色のご紹介もしました。

ラダックには固有名詞や場所で色の名前がついているものがいくつかあります。


例えば映画「きっとうまくいく」のランチョ・スクールの舞台になった
スカルマさん出身のシェイ村にある「ドラク パドマ カルポ 学校」の
「カルポ」は白という意味です。つまり「ドラク派の白い蓮の学校」という意味です。

ほかにも探してみてくださいね。


◆ラダック語テスト


さて、テストです。

おそらく受講者にとって全8回の中でこの時が一番緊張度合いが高まる時ではないのでしょうか。
他がゆるゆるのせいもありますが。

テストはテキスト参照OKです。

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頭を抱えているように見えるYさん。いい表情です!!

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学生さんてテストになると表情が変わるんですよね。臨戦態勢というか、集中力がググッとあがるのがわかります。

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読み書き中心の問題ですが、結構難しかったんでしょうか。皆さん真剣。


20分後。

みんなで答え合わせしました。点数は出しませんが今後の復習にしてくださいね。



◆みんなで考えよう「ラダックの未来」

さて、その後はMiniワークショップ、みんなで考えよう「ラダックの未来」。

実はこれがラダック語講座の一番のだいご味なのです。

昨年もやりましたが

みなさんに赤と青(っぽい)短冊を数枚お配りしてラダックの
「いいところ」、「改善したほうがいいとこ(悪いところ)」を自身の思う範囲でいいので書いてもらいます。


これによって参加者の方がどういうことに関心があるのか、どんな問題意識をもっているのかという傾向がはっきりし、同時に自身がラダックにかかわり方を見直すいい機会でもあります。



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みなさんから預かった短冊を前にざっくりとカテゴリー分けしながら貼っていきます。
見えますか?

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少しみえにくいのですが、、
まず右上の「人(人間関係)」と、左下の「環境」が大きな枠になっていますので、この集団ではその二つへの関心がある人が多いということですね。


そして真ん中の「開発」の枠の中は青い「改善すべき」短冊ばかりで、みなさん開発に対して様々に問題意識があることがわかります。

ちなみに先の「人間関係」の枠はほとんど赤の「よいところ」がほとんどで、良い印象を持っていることがわかります。



この後、何人かの方にお話を聞いてみましたが、みなさんそれぞれが自分のラダック渡航経験や人生経験、思いを背景に1枚の短冊に意見を書いてくださっていることが大変興味深く、ありがたいことでした。


少し、短冊をご紹介します。
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ということで、ラダック語講座第2期も無事に8回終わりました!


ありがとうございます!




◆講座後はスキューづくりMINIパーティー!

講座後はこれを楽しみに来た方もいるお楽しみ企画の「スキュー」パーテォー!!

はい!

「スキュー」は楽しいんです。

みんなで作るのがとっても楽しいラダック料理の中でも、特に盛り上がります。


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しかも、今回は4色です!!

ほんとは5色のタルチョ色にしようと思っていましたが、「青」の食材が無いことに気づき断念。


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スカルマさんが見本を見せてくれます。

具はあらかじめボランティアの方々に準備していただき、時間短縮のためにつまんですぐに鍋に投入し煮込みました。




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待っているところ。食器を持っていて待ち遠しいのでしょうか(^◇^)



この後、5分ほどで出来上がり!

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よそって。よそって。熱い!

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みんなですわって いただきまーす。
ってもう食べていますね。
この日はガイアシンフォニー上映会企画の「食といのちを考える会」のみなさんも一緒に。

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なぜか食べている様子って全然楽しそうに見えないんですね。

本当はすっごく楽しいです!


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手前に「八海山」の日本酒!!!?


「なんでもあり」がラダック式?!





オージュレー。


◆おわり



Reported by serin


ジュレー

4月最後の30日は神奈川県の綱島駅にある
旅カフェ「POINT WHEATHER」さんで
ラダック料理屋を開催いたしました。


旅カフェPOINT WHEATHER

POINT WHEATHERは
ジュレーラダックの活動に
かつて(といっても5,6年前でしょうか)
多大に貢献されていた「さな さん」が
(ラダック語会話帳にも登場されていますね)
よく行かれていたカフェということで
店長さんをご紹介いただいたそうです。

FBなどでも拝見していましたが
木のぬくもりとオリエンタルな雰囲気を醸し出す
すてーきーなお店です。





下準備、都内大移動、怒涛の開店準備

さて、


料理屋は今年で2季目です。

毎度のことですが最も大変なのは
下準備です。

しかも今回は現地であまり準備ができないということで
小石川の事務所で8割ほど下ごしらえをしてから
玉ねぎやニンニク、などなど異臭を放つ野菜をかついで
7人で大移動をしてきました。

下の写真は12時に小石川の事務所に集まって下準備手伝ってくださった皆さんです。
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下準備OKで事務所を出発するときです。かなり余裕の表情ですが、この後いろいろあり、、、、。

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なんとかお店に到着。

不思議なのは私達グループよりも30分近く遅く出発したスカルマさんが
すでにお店の中にいたことです!?



開店時間は18:30ということで当初は17時から準備をする予定でした。

が。


やはりこれはラダッキースタイルというか
単に電車の遅延があっただけなのですが

お店に到着したのは17:30過ぎでした。


この後、スクリーンが無く急きょ
ボランティアのじゅんくんに
「どっかで模造紙みたいなもの買ってきて!」
と走り回ってもらい


ふきんがなくて買いに出かけ

お皿が足りない??のか
どなたかが大量に調達し



そして

トゥクパを作るのになぜかスキューを作り

スペースが無い

やら

ボランティアそして店長さんもフル活用さしていただき
全員顔から汗が噴き出す

怒涛の50分でした。


そのときの準備の様子です。


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トゥクパは汁物類全般の総称ですが、今回はチベット料理「テントゥク」に似た平麺を入れました。
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ボランティアのお二人。

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こちらは、ベジモモ。生地にターメリックを練りこんだので鮮やかな黄色がかっていますが、
蒸してみると色が!!?

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具を投入するところです。


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この4段の蒸し器で蒸していきます。

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調理場ではスカルマさんが一心にトゥクパ作りにいそしんでおります。



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ボランティアの方々、モクモクのトマトソースづくりに参加してくださっています。

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店長の寺本さん。
「モクモクこんなんでどうすか?」
かっこいいッすね。
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ラダック産のンガンペ(大麦の炒り粉)をバターと砂糖、グルグル茶で煉り合せた
「ペマール」です。
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みんなでまるめてます。
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「ペマール」栄養豊富でかつお茶を混ぜただけでどこでも食べられる
ラダックのインスタント食品としても重宝しています。




18:30〜ラダック料理屋OPEN

お客さんがぞろぞろと
足を運んでくださるにつれて


なぜか逆に落ち着きだしました。


ラダックの音楽もかけ

チャイを出し、

さあ、いよいよ料理屋さんオープンです。



ラダックってどんなとこ?
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最初の30分はラダックに行ったことがない方、
そしてラダック料理、ついでに後半のトークにつながるように
「ラダックってどんなとこ?」というテーマで簡単なプレゼンをしました。




少しスライドを紹介します。

スクリーンショット (6)
ラダックの属する国はどこ?皆さん分かりますか?
ちなみにPCのペイントで描いたのでコミカルになってしまいました笑

スクリーンショット (8)
この中でラダック人はだーれだ?わかりますか?


正解は右の二人。

スクリーンショット (7)
ラダックの気候特徴です。Natural冷蔵庫を利用できるのは乾燥して
日陰日向の気温差の大きいラダックならではです。
スクリーンショット (9)
料理屋で見せるのもそうかと少し迷いましたが、これはラダックの
「The 伝統叡智」です。(ほとんどの伝統の中には叡智が詰まっていると思いますが。)
コンポストトイレは環境の循環サイクルを壊さないということを説明したポスターです。ちなみにこのポスターは教育文化開発で有名な現地NGOのSECMOL(リンク先は動画です)のトイレに貼ってあったものです。

スクリーンショット (10)
曼荼羅は密教で考えられる仏教世界を現した図表らしいですが、これを指の中で表すものがあるそうです。
私は詳しい内容はわかりませんが、説法のとき、ある特定のお経の時に人々は瞬時にこの形を作り独協を始めます。
しかし、割と複雑でこれを作ろうとするとなぜか、カエルが出来てしまいます。




ラダック料理「モクモク」

さていよいよここから料理を出していきます。

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最初はモクモクです。白いのはノンベジ。茶色っぽいのはベジモモです。
現地では羊の肉を使いますが今回は鶏肉使用。
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こちらはトゥクパです。こちらもベジ、ノンベジを用意しました。
ぬんめり、むにゅっとした感触が面白い料理です。


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モクモクは全部で130個くらい作りました。

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大阪からきてくださったボランティアさん。
みんな遠いですが本当に遠路はるばるおーーージュレー。

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お客さんは「旅」や「自由」や「インド」などのキーワードを持った方が多かったようです。

面白く個性的なキャラクター方々でいろんな話題が飛び交ってテーブルごとに
盛り上がっていたようでした(^^♪。





ラダックHIALチャリティトーク

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そして20時過ぎからは後半イベント
HIALチャリティトークイベント「ラダックの教育の今、そして未来」』
でした。

まず、HIALとは
「Himalayan Institute of Alternative Ladakh」、日本語では「ヒマラヤンオルタナティブ大学計画」の略です。

自然と調和した持続可能な未来のための学校として
インド・ラダック地方に、これまでの常識を覆す新たな大学が設立するという計画のことです。

HIALではラダック特有の文化や地域に合った教育内容を実施し、生きるための実践的な技術と知識を身につけ、現地の未来を担う人材の育成を目指しています。

さらに、食、水、エネルギーすべてを自給自足でまかなうサステナブルな学園都市を作ることが計画され、ジュレー・ラダックでは、このオルタナティブ大学設立を支援しています。


というものです。

詳しくはジュレー・ラダックサイトに詳細と関連URLを載せていますのでご覧ください。
HIAL(The Himalayan Institute of Alternative Ladakh )

画像が粗いですがサイトのScreenshot載せておきます。

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さて、トークスタートです。

スカルマさんはラダックのシェイというレーからは20km南下した古都の出身ですが
自分の生い立ちから、かつてのラダックと現在のラダックの近代化により起きた変化に関して
具体的な話をたくさんしてくれました。

「小さいころは動物の世話の仕事があり、そんなに学校もいかなかった」


「自分たちで動物の糞や木質燃料を拾って火を燃やしていた。
でも最近はガスのほうが簡単だし楽だからそっちを使う家庭も多くなっている。」

さなこさんは、かつてラダックに長期滞在していた時の話を
思い出と客観的な視点を交えて話してくださいました。


ラダックという場所に惹かれてそこを訪れる人は年々増していて、
その魅力をたしかに実感するけれど、人々の急激な流入とともに起きた変化は
ラダックの自然環境、伝統、生活スタイル、精神性といたるところに影響を与えています。

この激動のラダックの「いま」を見つめたときに
「私達が観光客としてできることはあるのでは」と考えさせられた内容の濃いお二人のトークでした。

*さなこさんがとても上手に合の手を入れていてスカルマさんの話の意図や真意もくみ取りやすかった。


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21時に閉店。。


といっても、皆さんなかなかこの心地よい旅カフェの空間を離れたくないようで
その後も23時近くまで店長さん交えておしゃべりしていました。



ということで、無事に今期のラダック料理屋も終わりました。
今季は2度しかできませんでしたが、新たなお客さんとの出会いがありました。

そして「チベット料理屋タシデレ」さん、「旅カフェPoint Wheather」さんの2か所でやらせていただいたことで
いろんなキーワード同士が繋がるいい機会にもなりました。

ラダック料理屋にかかわるすべての皆さんオーーーージュレー。

トゥグジェチェレ

また来年もやりたいですね。

Most Photo by Point wheather

Reported by serin



ナマシカール。

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こんばんは。


ジュレー。



去る3月25日、ラダック語講座第7回目でした。


現在4月25日ですのでちょうど一ヶ月前のできごとでしたので

そのとおり、大分きおくがなくなってしまいました。




申し訳ないです。


そこで、今回は写真の中から記憶の断片をかきあつめて
ご説明する写真中心方式でいきたいと思います。







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まずはこちら。最初のKnowledgeの場面です。
今回は教育について。ラダックの学校教育内容、導入による影響などをお話し、同時に問題提起。
あれれ!?誰か寝ていますね😴😴  まさか、元大学先生のODRさんではないですよね?





この後は会話帳を見ながら発音練習です。

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日本人にとっては無息音や息音、
舌がうえにつく、つかない
の違いを聞き分けて発音するのは大変す。





はい、


そして、お楽しみチャイタイム。
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じゅん君「ドンレ、ドンレ」
Aさん「・・・・・・・・。」

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チラッ。



Aさん「ディグレ。」





たのしいです。

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ラダック語講座の半分はドンレドンレです🎶


後半は文字書きです。


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ローマ字で書いた字をラダック文字で書いていきます。
例えば、
Shizuokha   なら

Shi→སི
zu→ཟུ
o→ཨོ
kha→ཀ

སི་ཟུ་ཨོ་ཀ་།
となるわけです。

ウルトラランナーの佐藤さんも頑張ってますね( ͡° ͜ʖ ͡°)




おわり。



そして

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実は講座の後、シンガーソングライターであり山男でもあり図書館員でもあり詩人でもある
宮田さんに歌を歌っていただき、録音させていただきました。
ジュレーチャンネルのエンディングテーマ曲として使いたくて。
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わたしは宮田さんの歌を初めて聴いた時、(ラダック料理@タシデレにて)
というか宮田さんの歌いぶりに実は
価値観がどんでん返るくらい感銘を受けたのですが、そのことはまたの機会に。



お楽しみに。



講座後はいつものカレー打ち上げ。

これが楽しくて、これ目当てで講座に来てる方もいます。


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帽子で遊んでいたんです。



今回のコメントはおまけ付きで次回載せますね。

イベントお知らせ。
今年のイベントも残り2回です。その後はSkarmaさんが渡インの関係で11月以降になります。
4/30(日)ラダック料理屋@ポイントウェザー

5/10(水)ラダック語講座総集編  ラダック渡航直前スペシャル講座

です。
ではでは。ジュレー。

Report by serin
Photo by shun sasaki

 


「ラダックの山から学ぶ生き方のヒント
〜遠い国の大自然と人々にあこがれて〜」
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4/21のFri-Night。

NPO法人ジュレー・ラダックとして初の
「山」をテーマにしたイベント開催となりました。


今まで、
「持続可能性」、「スローライフ」、「つながり」、「伝統文化」
というオルタナティブな生き方を提起するキーワードの中でも
コアで直接的なものをテーマに過去にも多くのイベントを開催してきました。


しかし、そのようなキーワードのみでなく
違う分野の人々にも広くラダックという場所や
そこで生活する人々、近代とは少し違った生き方を知ってもらいたいと思いまして、


要は今までと違う参加者層をねらって
今回のイベントを企画させて頂きました。


もちろん毎回いろんな新しい方が来てくださいますが、
今回のイベントはお話をしてくださった柴山利幸さんの顔の広さもあり
「山」に関わりのあるお仕事や興味をもった方々が仕事帰りなどに
足を運んでくださいました。


改めましてジュレー(ありがとうございました。)





さて、今回のイベントはスピーカーとして柴山利幸さんをお迎えして開催されました。
まずは、簡単に柴山さんのご紹介を以下に。

◆スピーカー: 柴山 利幸
日本勤労者山岳連盟所属。
社会人山岳会で縦走登山、岩登り、沢登り、雪山、アイスクライミング、海外登山などオールラウンドに活動を続ける。
根が臆病なために遭難対策の活動に加わるようになり、他団体と横断的に交流し山岳レスキューの技術と安全登山に関する技術を学べる環境に恵まれる。

ストック・カングリ峰6153mダイレクトルート単独登攀、ランティック氷河最奥探検など。
日本山岳レスキュー協議会幹事・事務局長、埼玉勤労者山岳連盟元救助隊長、日本山岳ガイド協会認定登山ガイド、メディックファーストエイドRジャパン国際インストラクター。




という経歴を見ただけで「The タフ」という感じです。

どれだけ、筋肉もりもりの熱血男子かと思いうかもしれませんが

これがものすごく穏やかで優しく包み込むように
しかし
一言一言しっかりとお話しされるとても魅力的な方なんです。
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photo from Toshiyuki shibayama facebook


みてください、この優しそうな日に焼けた表情。



18時30分から見樹院で始まりました。

なお、この講演会イベントはチャリティ企画ということで
ラダックで現在計画中の「ヒマラヤンオルタナティブ計画」支援のために
あつまったお金は全額現地団体に寄付されます。

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当団体の代表のスカルマ・ギュルメットさんです。

柴山さんは昨年の夏にラダックのストクカングリ峰を単独登頂されたんですが、
その際に、個人旅行でもなく、勿論ツアー旅行でもなく、
このNPO法人ジュレーラダックを利用してくださった
経緯も講演の中でお話ししてくれました。


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柴山さんのお話しはとても面白くみんな前のめりになって、
(わたしも)引き込まれていたんですが。

何が面白いといったらその「臨場感」です。

もちろん、柴山さんが行かれた場所、遭遇した困難自体
(ヤクのテント襲撃、デリーの詐欺、早朝のストクカングリでの薄氷などなど)
が、日本の常識や現実からかけ離れているので興味ありありなのですが。


しかし、
それ以上に、
そこで出会った人々の様子を
まるで寸劇がをしているかのように
柴山さんの素直な言葉で
リアルに、正直にお話をしてくれたんです。



ザンスカールに行った時の話で、
「一緒に行ったロブザンはザンスカールの男っていう誇りみたいのがあって強靭なんです。
でも、適当な奴で(笑)
ヤクは安全だから襲ってこないよ、って言ってたのに夜になったらヤク達が
テントをズカズカ押してきたんだよ!」


「それで当の本人、ロブサンは、
おーい大丈夫?
なんて上で見てたんです。」



「そのあと、なぜかこの状況にめちゃめちゃむかついて、
石投げまくって狂ったように叫んだんです!笑」



と、柴山さんがそこで起きて、感じたことを故意に着色せずに
ありのまま、そのまま伝えてくれるので
私たちもどんどん話に吸い込まれて
ラダックに行ったような心地で、ハラハラ、ワクワク、ドキドキだったんです。





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また、お話の中で多くの大切な問題提起やキーワードをくれました。

そのひとつ。
テレビの違和感について。


伝統生活を営むラダックザンスカール地方で柴山さんはテレビの存在に違和感を感じる経験をされたそう。

夜、狭い居間で営まれる楽しい家族の団らん。
お金がある、きれいな大きい家があるとかに関係なく
そこには笑顔が絶えない家族の幸せな姿があった。
そんな中、
ずっと停電で点いていなかったテレビがつき
パキスタンとインドの激戦のニュースが家族だんらんに入り込んでくる。
すると、それまでニコニコ話をしていた娘たちが黙り、下を向いて悲しい表情になっていた。





ほかにも、


おせっかいなほどに子を思う、人を思う母親の母性の広さ。


ストク・カングリの危険で峻険なダイレクトコースに単独登頂した時に
西洋人から大きな賛美を受けたとき日本だったなら
「そんな危ないことしたらいけない」と言われただろうと思ったこと。


張りつめた心や体を一瞬で溶かしてくれる子どもの力。
「子どもってほんとにすごいな。」と感じられたそう。




多くの生きるヒントが宝石のようにちりばめられていました。






ラダックでも勿論日本でも、
いつも下界で暮らしている私はこういう
柴山さんのように高峰を目指す人の気持ちや考えに、いつも


「なぜそんなに苦しい思いをしてまで頂上をめざすのか」


と疑問がありました。



今回のお話をきいて疑問が完結したわけではないのですが、
私は個人的にある確信みたいなものを
得られ滝がします。



登山や遠泳のように大自然の中での人間の活動は
常に死と隣り合わせで、割と一瞬の気のゆるみや過信が
「死」に簡単につながってしまったりすることだと、
過去の私の貧しい登山経験でも
人伝えにも
実感しています。


普段下界で暮らしていると、自然は自分たちが利用する、
資源としてコントロールするなんて傲慢になってしまったりするんですが、


登山とかをすると、
大自然をガンガンに感じまくり、というか
徐々に周囲の自然環境に飲み込まれていく自分を感じるんです。


柴山さんも言っていったように
「先のことを考えてはいけない。
今の一歩一歩の繰り返し。」

あと何時間で着くとか、

どうしよう怖いなあ

なんて思いを過去や未来に馳せている場合じゃないんだそうで。




「今」に集中しないと注意力散漫になるし
同時に
自分が自然にどんどん飲み込まれて動物になっていくような
「自分」がエゴがなくなるような不思議な感覚を感じるものです。



瞑想、座禅、ヨガなどマインドフルネスと呼ばれるものは
自分の思索を止める、
あるいは頭の中や周り起きる物事を流れる風のように受け入れて手放していく作業。
(だと自己解釈している)


それは、未来でも過去でもなく「今」に意識を取り戻す。

インドでも、アメリカでも鹿児島でもなく、「ここ」に意識を取り戻す。

その作業で自分とそれ以外の世界との境界線を堅固にしてしまう「エゴ」が減っていくのだと。
(あくまですべて自己解釈です)



山に大自然に正面から対峙する柴山さんのような人は
こういうマインドフルネスのようなことを
自然にやってのけているように思います。


元来、人間は自然の過酷さや雄大さが身に染みこんでいるはず。



ここに、
自然を人間に役立つ資源としてしか見れなくなってしまった
私たち現代人が
心を失ってしまう原因の一つがあるのかもしれない。




彼の話を聞けたことは本当に幸運でしたし、
柴山さんという「今、ここ」を生きる人に出会えただけで
私自身すでに多くの「生きるヒント」をもらいました。


彼はその瞬間瞬間をとても大切にします。

その瞬間瞬間の出会いをとても大切にします。

そして出会った人をとても大切にします。




そういえば、以前からジュレー・ラダックに貢献してくださっている
ウルトラランナーの佐藤良一さんにも「今、ここ」という柴山さんに似た雰囲気を感じます。







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今回、お越しくださった皆様、準備にかかわってくださった皆様、
そして今回この企画を快諾してくださった柴山さん、本当にありがとうございました。
*おいしい山菜までもってきてくださって。

このようなイベントが細くも長く続くように場づくりをしていきたいと思います。


ジュレー

Reported by serin








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