2016年11月12日(土)

 秋の訪れが遅かった今年は紅葉の進みもゆっくりペースでしたが、11月も中旬に入れば由布岳・鶴見岳の紅葉もそろそろ終盤。紅葉のメインステージは標高1000m以下の山々に移ってきました。

 鶴見岳の南に位置する志高湖周辺の紅葉が見頃を迎えつつあったので、今年も志高湖から船原山(標高737.5m)と小鹿山(標高727.7m)を周回してきました。

昨年(2015年11月11日)のようすはこちらから→志高湖から船原山・小鹿山を周回

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志高湖駐車場の位置はこちら

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11:53  「く」の字形になった志高湖駐車場の真ん中が オルレコースの入口 兼 船原山登山口です。

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11:54  左のコンクリート道が船原山への道です。昨年まではオルレコースも船原山登山道と途中までコースを共用していましたが、今年は手前にオルレ専用道がつくられていました。お間違いなきよう。

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11:59  左下に東山小中学校を見下ろすあたりは モミジが多く植栽されており、ちょっとした公園のようになっています。由布岳・鶴見岳を一望できるポイントもあります。

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12:01  旧オルレコース分岐。目印のリボン類が撤去されており、知らなければそれとわかりません。ここは防火帯を直進します。

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12:07  志高ユートピアと船原山を結んでいたリフトの下に出ました。防火帯はここで右へ直角に曲がります。左の建物はリフトの監視小屋です。

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12:07  リフトが廃止されたのは1998(平成10)年。すでに18年の歳月が経過しており、搬器(座席)を通せんぼするような位置に木が生えています。

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12:20 防火帯ではつい最近刈り払いが行われたようで、難なく船原山の山頂部に到達しました。小鹿山への縦走路は右ですが、まずは山頂に立ち寄ってみましょう。と言っても左手は笹薮になっており道は見えません。

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12:20   笹薮に突入。きちんと踏み跡があるので、目を突かないよう通り抜けてください。笹薮は20mほどで終わります。なお、ここはマダニの目撃例もあるので肌の露出をなくし、通過後は衣服をチェックしてくださいね。 

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12:21  雑木林の中に「船原山」のプレートがありました。船原山山頂のメインはこのプレートではありません。

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12:21  山頂の南に何か建物が見えます。

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12:22  この建物は1984(昭和59)年から1998(平成10)年まで 船原山と立石山を結んでいたロープウェイの駅です。立石山からラクテンチまではリフトが延びており、先述の志高ユートピア~船原山のリフトと合わせて、ラクテンチから志高ユートピアまで、リフト・ロープウェイ・リフトによる空中回廊が形成されていたのでした。

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12:23  ロープウェイの乗り場から見た別府の市街地。ロープウェイはまっすぐ立石山まで延びていたそうです。乗ってみたかったなぁ・・・

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12:23  廃止から18年。ロープウェイの搬器(ゴンドラ)は今も残っています。

 あれっ、昨年訪問した時、ゴンドラは乗り場の下の地面に沈んでいたのですが、まるで現役当時のようにワイヤーにぶら下がっているではありませんか !?    4月の地震によってどこかの支柱が傾いたためワイヤーがピンと張られてゴンドラが持ち上がったのでしょうか。阪神大震災の時の明石海峡大橋で支柱間の距離が広がったように立石山と船原山の距離が広がったとは考えにくいのですが、ものすごく不思議な現象です。

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12:24  このゴンドラの名前は「志高」号だったようです。別府ロープウェイ(鶴見岳)のゴンドラと比較してずいぶん小さなサイズです。

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12:24  ゴンドラの銘板。活躍期間は14年。すでに眠りについている期間のほうが長くなっています。

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12:25  使われなくなって18年が経過した駅舎。4月の地震(別府で震度6弱)には耐えましたが、いつまで残るのやら。

 ロープウェイの駅舎は老朽化が進んでいます。訪問時にはヘルメット等の着用をしていませんでしたので、地震や強風で落下物に遭わないかと ヒヤヒヤしながら撮影しました。ひとたび建物の倒壊やワイヤの破断が起きれば命に係わる怪我をする危険がありますので、当地への訪問は自己責任にてお願いいたします。

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12:28  防火帯まで戻って、船原山のもう一つの拠点であるリフト乗り場にやってきました。こちらには駅舎がなく簡易な構造だったようです。

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12:28  志高ユートピアへ下るリフトは森の中に消えています。小鹿山への道は防火帯をたどります。

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12:32  防火帯の両側は樹木に遮られて展望が開けませんが、紅葉が目を楽しませてくれます。

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12:37  林道の通る鞍部を挟んで これから登る719mピークが見えます。

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12:42  林道と交差する鞍部に下りてきました。ここから南へ林道を下れば志高湖駐車場にエスケープできます。

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12:50  719mピークから振り返った由布岳方面。対岸の防火帯がチラリと見えます。

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12:54  クヌギの額縁に収まった志高湖。

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13:02  時々 ハッとするような紅葉を見かけます。

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13:08  志高湖から登ってきたコースと合流します。

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13:18  小鹿山への厳しい登りが始まりました。標高差100mを一気に登ります。

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13:23  小鹿山山頂に到着。船原山から累積200mの下り、累積190mの登りを経て、所要時間は58分でした。

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13:25  中継局変電施設の裏手に回ると別府の市街地を見渡すことができます。ただし、樹木が伸びてきており、以前より展望が悪くなったようです。

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13:27  小鹿山には立派な山頂標識と三等三角点があるのですが、雰囲気は今ひとつ。座ってくつろげる場所もありませんので早々に下山します。

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13:39  往路の防火帯を戻り、志高湖分岐(13:08の写真の地点)を左折します。自然の家のオリエンテーリングポイントNo8です。

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13:41  志高湖への道は防火帯でなく作業道。このくらいの道幅が妙に落ち着きます。

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13:43  神楽女湖分岐を直進します。ここは自然の家オリエンテーリングポイントNo10です。

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13:48  志高湖畔に下ってきました。今日は土曜日。湖畔でテントを張る人々が多いですね。

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13:48  上の画像の反対側を見たところ。逆コースの場合、しっかりとした標識があるので安心です。

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13:51  湖畔のモミジの色付きはもう一歩。来週が見頃でしょうね。

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13:57  湖畔はキャンパーで大賑わいです。

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14:01  好天に恵まれ、炊事棟・トイレに近いサイトはかなり埋まってきています。

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14:03  志高湖駐車場に戻ってきました。手前の駐車場はほぼ満車。ソフトクリームがよく売れていました。

 一年ぶりの志高湖~船原山~小鹿山~志高湖周回。今年も防火帯の草刈りが行われた直後で快適に歩くことができました(夏場は厳しいかもしれません)。この日は土曜日でしたが、船原山・小鹿山周辺では人に会うことがなく、穴場的な山行を楽しむことができました。