何者かになりたいあなたも、
何者にもなれなかった僕らも、
本音を言えば、他の何者でもなく、自分自身を見て欲しい胸の内も、
震える足で大見得切って「俺は俺だ!」と言い張る為の祭典、
『夏のレプリカ計画』
退屈をちょうだい、思い出をあげる。

というわけで今年の夏も残りわずか、コピバン大会の時期となりました。
みなさんの「あの頃」っていつですか?
時が経って、ふとした瞬間に思い返す懐かしき「あの頃」。
僕にとって、そんな愚かにも眩しい日々にいつも共にあったのが、音楽です。
みなさんはどうでしょう。

あんなに必死になって練習したのは、何のためだっただろうか。
人と比べられ〇✕を付けられながらステージに立ったのは、何のためだっただろうか。
何かを繋ぎとめるように必死にライブハウスに通ったのは、誰のためだっただろうか。

僕らが、あんなに必死になって、「音楽にこだわっていた」日々。

ステージに立つことに拘ったバンドマンもそうだし、
わざわざ小さなライブハウスに通ったリスナーもそう。

僕らは、まるでそれが人生で一番大切なことみたいな必死さで、「音楽にこだわっていた」。

それは、いずれ通り過ぎる日々だろうか。
そんな頃もあったねと思い出話になるのだろうか。
押入れの隅でいつまで場所を取り続けるだけの、捨てられない荷物になるのだろうか。
まだわからないけれど。
「なかったことにはしたくない」なと思ったのだ。

僕らがあんなに必死で「音楽にこだわっていたこと」を、なかったことにはしたくない。

今年の夏のレプリカ計画は、それを形として残しておくための祭典だ。

そのために来場者特典の缶バッチを作ったのだ。

かつて音楽にこだわっていた人も、今もまだこだわり続けている人も、その情熱や思い出を胸に安城RADIOCLUBというライブハウスに集まるんだ。
そして青春を捧げたバンドのコピーバンドをやったり、それを観たりする。
これは、僕らが「音楽にこだわっていた」日々の証。
そこで貰える缶バッチは、「音楽にこだわっていた日々があったこと」の証なんだ。

その缶バッチをギグバッグにつけて、これからもステージに立ち続ける人もいるだろう。
その缶バッチを鞄につけて、これからもライブハウスに通い続ける人もいるだろう。
その缶バッチは引き出しの隅で、たまに思い出して眺めるだけの記念品になる人もいるだろう。
それは、形として残る。
あんなに必死で泣いたり笑ったりした日々が確かにあったこと、それの証になる。
そういうものが欲しいと思ったのだ。
人生の中に、形あるものとして残してみたかったのだ。

たかがコピバン大会。
今日その会場飾り付けの準備を一人でしていて、ふと何でこんなことしてんだろって思った。
わかんね。別にこんな苦労しなくてもいいかもしんね。
今日の仕事も辛かっただろ。寝たらいいじゃん、もう。
でもさ、やった方がいいと思ったんだよな。
できることはやれよと心が言うんだよな。

俺はさ、まだ音楽にこだわりたいみたいなんだよ。
俺の美学を持ってさ。
こんな日々が、残っていくならいい。

願わくば、君のそんな日々も残ってくれたらいい。
いつか、懐かしいなって言って笑おうぜ。

8月24日(土)安城RADIOCLUBで待ってる!!
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