April 05, 2006

アドルフの画集4

やっと観終えた〜。というワケで、ナチスモノはなぜか好き(?)なあたしが、ずっと気になっていた『アドルフの画集』という作品を観てみました。

史実を基にしている作品でして、時代背景は第一次世界大戦直後のドイツ。復員兵だったユダヤ人の画商が、こちらも復員兵、画家志望のドイツ人青年に出会います。
これの原題は『MAX』みたいなんですが、このマックスというのがジョン・キューザック演じる画商=マックス・ロスマンなのね。んで、ロスマンが出会う青年が、かのアドルフ・ヒトラー。
そう、ヒトラーは元々アーティスト志望だったんですって。それが、彼自身が元々持つ思想や信念によって、政治の中に新しいアートを見出だして傾倒していく。言わば、ナチスが生まれるキッカケが生まれるまでの過程を描いているような作品でしたの。

DVDに収録の特典映像の中で誰かが“ヒトラーが画家として認められていれば世界は救われていた”と言っていたけど、どこかが少しでも違っていれば、第二次大戦でのユダヤ人の悲劇は起きていなかったのかもしれないな…と思わせられました。

だけど、今まで見たことなかった/知らなかった、ヒトラーという人の悲しみを垣間見て、何だか複雑な気持ち。
最近DVDになったばかりのヒトラー最後の12日間だったかのタイトルの映画、近いうちに観てみようー。

アドルフの画集



junbo_122 at 03:35│Comments(1)TrackBack(0) 映画。(あ〜さ行) 

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この記事へのコメント

1. Posted by BlogPetのぱんだこ   April 06, 2006 19:19
きょうぱんだこがロスへ特典傾倒ー!

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