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  • 2019年08月02日19:39

平成8年(1996年)のバスケットボール/能代工業1年生トリオ鮮烈デビュー!!

こんばんは、

バスケ好きオジサンこと、
編集者・K(今年42歳)です。

そのオジサンが昔を懐かしむこの企画も、
平成8年まで来ました。


平成8年、わしは大学1年生。

かなり時間に余裕のある時期だったので
まあアホみたいにバスケを見てましたね。

雑誌もテレビもむさぼるように
見ておりました(ネットはまだ広まってない)。


そして、各種メディアの報道で、
高校男子の雄・能代工業高校に
とんでもないトリオがいることを知ります。


=====
平成8年(1996年)のバスケットボール

能代工業、脅威の1年生トリオデビュー!
天才・田臥勇太の活躍で三冠達成!!
=====


因みに、わしは田臥君の存在は
彼が中学生の時から知っていました。

月刊バスケ愛読者だったため、
全中の記事で読んでいたのです。

同誌では、田臥君のプレイのことを
「魔法のコントロール」と評していました。

確か彼ひとりでチームの7〜8割くらいの
得点を記録してたんじゃなかったかな。

さらに、当時の進研ゼミのテレビCMで
パトリック・ユーイングと共演していたり
業界内では「天才中学生」として
ちょっと有名な選手だったんですよね。

※バルサ時代の久保君のような感じかなあ
(田臥は日本にいたけど)

有名でした、と言いつつ、
いまのように、ネットで昔の映像が容易に
見られるような時代ではありません。

わしは「どんな凄い選手で、どんな凄い
プレイを見せるのだろう」とワクワク
しておりましたよ。


むかえた夏、山梨インターハイ決勝で
彼らの姿は全国にお披露目されます。

NHKが中継してくれたんですよ、この試合。


カードは能代工業×洛南。

共に全国に名を馳せる名門校の対決は、
最終スコア 能代 110 - 65 洛南 と、
能代の圧倒的勝利で終わりました。


こりゃまあとんでもないチームだ、と
ビックリしましたねえ。

なにしろ、スタメンの5人に3年生が
いないんですから。

2年生の畑山君と小嶋君は、前年から
知っていました。当時1年生だった彼らは
既に3年生と一緒に試合に出ていたので。
※その当時の3年生がわしと同学年

その2人に、田臥・菊地・若月の1年生トリオを
加えた5人がスタメンを張り、
時折3年生のキャプテン・田中君がコートに入る
という布陣で、全国を制したのです。
それも決勝で40点以上の差をつける圧勝で。

全国のバスケファンが震撼した日でした。


そのまま能代工業は、国体も選抜も制し、
「三冠」を達成します。


ということで、
同年の高校バスケの記録ですが、

インターハイ
男子:能代工業
女子:名古屋短期大学付属

国体
男子:秋田(能代工業)
女子:愛知(名古屋短期大学付属)

ウィンターカップ
男子:能代工業
女子:名古屋短期大学付属


なんと、男女ともに三冠が達成されています。

ここから3年間の田臥君たちの記録が
あまりにも眩しすぎたため
女子はいまいちクローズアップされない
のですが、この時は名短も凄かったのです。


さて、
当時はウィンターカップ決勝を
テレ朝が放送してくれていたので、
この時の男子決勝は、多くのバスケファンが
見たんじゃないでしょうか。

1年生トリオの活躍で、夏・秋二冠中の能代と
当時のナンバーワン高校生・渡邊拓馬率いる
福島工業の一戦、これは盛り上がりました。

出だしで拓馬が、
ダブルクラッチ⇒ゴール下⇒スリーポイント
と一気に7点を稼ぐんですよね。

わしは友人と一緒に放送を見ていたのですが、
あれは、唸りました。
「何コイツ!! 超スゲエ…!!」って。

あのときの渡邊拓馬は紛れもなく
最強の高校生でした(いや、もちろん
大学でも社会人でも凄かったけど)。


が、終わってみればやはり能代。

いやはや、凄いチームでしたよ。

拓馬が田臥にマッチアップするシーンも
あったし、なかなか興奮しましたね。

そういや月バスの記事で、拓馬の
「どのくらい凄い奴なのか直接確かめたかった」
みたいなコメントを見たかな。


そして、同年のインカレは日体大が
制したのですが、これまた1年生の
活躍が光りました。

前回の記事
「この年の名プレイヤーはみんな日体大へ」
なんてことを書きましたが、

名電のエース・大野君と
福商のセンター・篠原君は
日体大で1年生時からスタメンに名を連ね、
インカレ制覇に大きく貢献しました。

この世代はわしと同学年なのですが、
当時、日体大の1年生ラインナップを見て
みんなで大騒ぎしたものです。

大野(愛工大名電)
佐藤(東海大四)
堀田(湘南工大附)
藤本(福岡商業)
篠原(福岡商業)

「この1年生軍団でインカレ決勝リーグに
イケるんじゃね??」ってね。

日体大は、決勝リーグの優勝を決める最終戦で
30点以上の差をつけて勝っているので
これまた能代・名短同様に、最強王者だった
といってよいかと。


そして、トップリーグ男子では、
ここからいすゞ王朝時代が始まります。


スーパーガード・佐古賢一に率いられる
このチームは、高橋マイケルや南山真ら
華やかなプレイを披露する面子が多くて
まさに「強くてカッコいい」最強軍団でした。

リーグを制したのはいすゞでしたので、
当然ながら、MVPは佐古賢一、
そして、新人王は高橋マイケル。

ベスト5は、
佐古賢一 (いすゞ自動車)
高橋マイケル (いすゞ自動車)
後藤正規 (三菱電機)
古田悟 (三菱電機)
トム・ホーバス (トヨタ自動車)


ここから、いすゞの時代が始まったんだったなあ。

んで、こうやって見ると、
どこかのブログの物語に出てくる人物が
増えてきますね(笑)。

因みにですが、当時のホーバスは
最強外国人といって間違いない男でした。
いまでいうニック・ファジーカスのような。


女子は引き続きシャンソン絶対政権。

MVPは一乗アキ、
新人王は永田睦子、
やっぱり、シャンソン。

ベスト5は下記の通り。
一乗アキ (シャンソン)
村上睦子 (シャンソン)
永田睦子 (シャンソン)
萩原美樹子 (Jエナジー)
濱口典子 (Jエナジー)

以前、高校バスケの記事で取り上げた永田、
トップリーグでは当然のように新人王に輝き、
ベスト5にも名を連ねています。

まあ、凄かったからね、マジで。


こうやって思い返すと、

高校男子の能代、
大学男子の日体大、
社会人男子のいすゞ、

と、3部門で新しい「王朝」が始まった
年といってもよさそうですね。
3チームとも、ここからしばらくの間、
優勝し続けますので。


あ、
「王朝」といえば、忘れちゃならない、
海の向こうでも、第二期「王朝」がこの年に
始まりました。

ジョーダンが完全復帰したシカゴ・ブルズです。

このシーズン(95-96)に記録した
72勝10敗は当時の歴代最高記録。

ジョーダン、ピッペン、ロッドマンという
伝説に残るビッグ3が大活躍した年です。


でも、わしはやっぱり国内の各チームの
活躍の方が印象深いかなあ。

特に男子、特に高校、つまり能代、

つまり田臥。


本格復帰で新王朝をスタートさせた
マイケル・ジョーダン(&ブルズ)も
捨てがたいけど、

でもやっぱり、
この年のMVPは田臥勇太だなあ。


能代工業の校長、加藤先生(元監督)が
「赤ちゃんみたいな顔した凄い選手」と
呼んだ、この小柄な高校1年生は、
ここから数々の伝説を生み出すのですが、
全国ファンへの最初の本格的お披露目が
この年だったんじゃないかな。


以上、平成8年のバスケのハナシでした。


次回は平成9年、
各王朝は翌年も大活躍です!!


ではでは。



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平成8年(1996年)のバスケットボール/能代工業1年生トリオ鮮烈デビュー!! へのコメント一覧

  1. 1.
    • まつ
    • 2019年08月02日 19:51
    僕も月刊バスケ愛読者だったため、田臥選手の全中の記事覚えてます!まだ、月バスが家に残ってたよーな気もします(笑)今度探してみようかと思います!
  2. 2.
    • いかだぼうや
    • 2019年08月02日 20:26
    • 5
    懐かしいです!!
    私はこの記事の田臥選手たちと同じ年(80年生まれ)なのですが、彼らの代の能代工業は高校バスケ会に激震が走りましたよね。オールコートでの強靭な体力と脚力、田臥選手と当然凄かったのですが、菊地選手のなぜ?っていうくらいパカスカ決めるの3Pが印象的でした。

    いすゞもそうですし、シャンソンvsジャパンエナジーの構図も懐かしい限りです。
  3. 3.
    • ふう
    • 2019年08月02日 20:44
    更新ありがとうございます🙇‍♀️能代工の今年のインターハイ、どこかのブログに登場する宇野監督(小野秀二さん)❤️❤️😊のもと、惜しくも準々決勝で敗退してしまい、悲しい😭💔又、頑張ってほしいです💪昨年よりは好成績ですが👍田臥時代は代々木体育館も満員御礼で凄かったですもんね。シュートは無論、アシストも後ろにも目がついてるの?ってくらいのパスで、感心したものです😄
  4. 4.
    • つっちぃ〜
    • 2019年08月02日 21:24
    最強トリオの一角、若槻→若月だったと思います。

    記憶違いならごめんなさい。
  5. 5.
    • あっきーな
    • 2019年08月02日 21:30
    • 5
    バスケ全盛期でしたね!
    国内も国外も本当に凄い時代でしたね。
    私は当時中学生で、仙台に遠征に行きました。
    能代1軍が見れるかと思ったけど、皆さん試合で留守でした笑
    懐かしい耀かしい時代を思い出しました。
  6. 6.
    • とし
    • 2019年08月02日 21:39
    そんな能代工業もあと2年で校名が変わります…
  7. 7.
    • 編集者・K
    • 2019年08月02日 22:12
    >>4
    正解!そのとーーーっり!
  8. 8.
    • はちびー
    • 2019年08月02日 22:21
    ありがとう!やっとわかる時代が来ました!真似をしましたよ!ノールックパス!何年たっても印象深いなー。
  9. 9.
    • リム
    • 2019年08月02日 23:05
    • 5
    昔の能代工業とスラムダンクの続きの山王が一緒な感じなんですね
    モデルなんだから当たり前っちゃ当たり前だけど
  10. 10.
    • 2019年08月03日 00:01
    • 5
    ���Υ������ȤϺ��������ޤ�����
  11. 11.
    • はう
    • 2019年08月03日 01:38
    この頃の能代工業がオールジャパンで大学や社会人チームと試合してましたよね。この強すぎる能代工業に大学や社会人チームはどう戦うのかと。興奮しました。是非、Kさんの視点でオールジャパンの解説が読みたいです。
  12. 12.
    • ひろき
    • 2019年08月03日 07:03
    山梨インターハイは苦い思い出。

    県代表として出場したのですが、その田臥要する能代にボコボコにやられました・・・

    この時、生まれて初めて“天才”というのを意識させられるくらいの衝撃でした。しかも一年坊主相手に。


    決勝ってフルでテレビ中継ありましたっけ?
    女子決勝の後に、勝負が決まっているほんの数分だけ流された記憶なんですが。
  13. 13.
    • つるりん
    • 2019年08月03日 08:54
    私は当時の事知りませんが、Kさんの続きを見てモデルいるんだろうなぁ、と思って能代工業を調べた記憶があります!
    ドンピシャで嬉しかったなぁ(笑)
  14. 14.
    • けん
    • 2019年08月03日 09:20
    いつも拝読しております。
    Kさん、覚えていらっしゃるでしょうか?
    あの当時、東北には、能代、福島の他に、宮城の強豪・仙台高校がありました。
    仙台高校は、八村塁の恩師、佐藤監督が率い
    小学生時代から福島・渡邊のライバルだった、滝川隆司がキャプテンを努めていました。
    ウインターカップでは、能代を止めるのは仙台高校しかいない!と期待されるなか、滝川が怪我で離脱。
    代役
  15. 15.
    • 13番
    • 2019年08月03日 10:05
    一年生トリオという意味では今年の明成にも期待していたのですが
    残念でしたね〜 今後に期待です やっぱガードの差なのかなw

    と言うより改めて当時の能代のガード陣が凄かったか
    再認識させてもらいました。


    Kさんの凄いところはきちんと女子バスケも話題にするところが
    本当に素晴らしい☆

    ・高校女子バスケ歴代最強とか
    ・男子高校バスケ歴代最強スタメンとか

    期待しています(笑)
  16. 16.
    • 無名
    • 2019年08月03日 11:12
    日体大の佐藤さん(東海大四)亡くなったんですよね。
    北海道ではニュースになってました
  17. 17.
    • 同級生
    • 2019年08月03日 12:20
    田臥の高校時代公式戦唯一の敗戦は、1年夏の東北大会、準決勝仙台高校戦。
    それを生で見られたのは良い思い出。あの年の仙台高校はかなり強かったですよね。その後、卒業まで一度も負けなかった能代工もすごい。そんな中でも福島工の渡辺拓馬はNo.1プレーヤーでした。かなり見応えのある東北大会でした。
  18. 18.
    • けん
    • 2019年08月03日 17:41
    いつも拝読しております。
    Kさん、覚えていらっしゃるでしょうか?
    あの当時、東北には、能代、福島の他に、宮城の強豪・仙台高校がありました。
    仙台高校は、八村塁の恩師、佐藤監督が率い
    小学生時代から福島・渡邊のライバルだった、滝川隆司がキャプテンを努めていました。
    ウインターカップでは、能代を止めるのは仙台高校しかいない!と期待されるなか、滝川が怪我で離脱。
    代役で出場した、一年生PG 柏倉が、敗れ「3年生の大切な試合を壊してしまった」と涙していたシーンが、とてもドラマチックでした。
    あの年の、高校バスケ熱かったですよね!




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