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  • 2019年08月12日15:39

平成9年(1997年)のバスケットボール/王朝、揺るぎナシ!

こんばんは、

今度、さいたまスーパーアリーナで
バスケ日本代表が観られるということで
ドキがムネムネ中の編集者・Kです。

そんなドキムネを抱えつつ、
本日は、平成のバスケ界を振り返る
コラムの第9回をお送りいたします!


前回(平成8年)は、
能代工業、名短、日体大、
シャンソン、ブルズという「王朝」が
大暴れしたという年でしたが、この平成9年も
王朝は健在です(マジ猛烈に強いっす)。

ということで、
この年も彼らを中心に振り返ってみましょう。


まずは高校バスケ界の王朝、能代工業。

前年に「1年生3人+2年生2人」というスタメンで
三冠を達成し、全国に衝撃を与えた同校は、
この年もアホみたいな強さで勝ちまくります。

その中心は、言うまでもなく田臥勇太。

能代工業の代々のエースガードが背負ってきた
伝統の背番号「8」を背負った彼は、
この年もその存在感は抜群でした。

※因みに1年生時の背番号「13」も能代では
期待の新星が背負う由緒正しきナンバーです


この年の能代は、前年のスタメン5人が
ひとつ学年を上げ「2年生3人+3年生2人」となり、
経験と能力を兼ね備えたラインナップとなります。

そんなこの代を「史上最強」と呼ぶ
ファンはなかなか多いですよね。


キャプテン・畑山(3年)のゲームコントロールと
正確なシュート、粘り強いディフェンス、

1年生の時からスタメンだった経験豊富な
センター・小嶋(3年)の強力なインサイドプレー、

もう1人のインサイド、若月(2年)は、
190cm超ながらゴール下からゴール下まで走り、

シューター・菊地(2年)は、クイックリリースで
外からバンバン射抜き、度胸も満点、

そして、スーパーガード・田臥(2年)が
コートに魔法をかけ、ゲーム全体を支配、


高校バスケ界の歴史に残るであろう
スペシャルな5人でした。


彼らは、この年も三冠を達成します。

・インターハイ決勝
 能代工業 120-58 洛南

・国体決勝
 秋田(能代工業)105-80 東京

・ウィンターカップ決勝
 能代工業 134-77 山形南 


いずれも差をつけての優勝ですね。

いかに彼らが抜きんでていたかということが
この数字からも分かると思います。


中でも、地上波で放送されたウィンターカップは
結構ご覧になった方も多かったのでは?
もしかしたらバスケ部じゃない人も見たかも?

そのくらい、田臥たちの能代は有名で
物凄い注目度でしたから。

あまりにも人気過ぎて、年末年始の天皇杯に
「特別枠」みたいな形で参加しちゃうし。
んで、大学生を破っちゃったり…!!


女子のほうが、
総体=聖和学園、国体=東京、選抜=名短
と、久々に優勝が割れたこともあり、
よけいに男子の能代の強さは際立ちました。



そして大学は、日体大の王朝時代です。

前年にスーパー1年生軍団が加入した同大学は、
この年もインカレを制します。

この年は決勝リーグに京産大と中京大が進み
関東以外の躍進が目立ったのも特徴でした。

京産大、結構頑張ってたよなあ。
でも日体大とはやっぱりステージが違ったか。

まあ、この時期の日体大は強かったですね。
これで昨年に続き2連覇です。




続いてトップリーグ。

男子から確認してみますと、
おおっと、ここも2連覇になりますよ。

96-97シーズンを制したのはいすゞ自動車。
前年に続いてのリーグ制覇です。

そして佐古賢一が2年連続のMVP。
もう圧倒的だったもんね、支配力が。

当時のメディアはこのいすゞを「コマ」に
例えていましたね。猛烈な勢いで回転を続け
全てを蹴散らして勝っていくチームだと。

そして、そのコマの軸こそが、佐古だと。
うーーん、カッコいい表現だなあ。


ベスト5は、
佐古賢一 (いすゞ自動車)
ケニー・ウォーカー (いすゞ自動車)
折茂武彦 (トヨタ自動車)
北卓也 (東芝)
ディナ・ジョーンズ (住友金属)

新人王は、比嘉靖(松下電器)でした。

因みに、
ベスト5に入っているケニー・ウォーカーは
かつてNBAスラムダンクコンテストで
優勝したこともある名ダンカーですよ。



女子はやっぱりシャンソン。
これで実に7年連続のリーグ制覇。

ただ、面白いことに、
ベスト5はジャパンエナジーの方が多いという
(これ、かなり珍しい例だよなあ)。

ベスト5は、
村上睦子 (シャンソン)
萩原美樹子 (Jエナジー)
大山妙子 (Jエナジー)
川崎真由美 (Jエナジー)
濱口典子 (Jエナジー)

新人王は、松田悠里(東芝)でした。


因みに、萩原さんはこのあとWNBAに
参加することになります。わお、凄い。
いや、それだけの選手でしたから、彼女は。

田臥君より先に本場のプロリーグで戦った
選手なんですよ、実は。



こうやって見ると、高校の女子以外は、
全部前年王者が制しているんですね。

まさに各ジャンルで「王朝」が
君臨した時代といっていいでしょう。


そして米国は、

はい、御存知シカゴ・ブルズが優勝です。
そして、これまた2連覇です。

マイケル・ジョーダン率いるブルズは
2度の3連覇(つまり6度の優勝)を
達成していますが、このシーズンの優勝は
そのなかの5回目ということになります。


ファイナルの相手は、ユタ・ジャズでした。

ストックトン&マローンがシカゴ・ダイナスティに
挑むこのシリーズ、面白かったですねえ。

このシリーズの第1戦の結末がメチャクチャ
カッコよかったので、以前記事でも書きました。

嗚呼、名勝負「ブルズ×ジャズ」

ジョーダンのブザー・ビーターのなかで
一番カッコよかったものを選べと言われたら
わしはこれだなあ(上記記事に動画アリ)。


ジャズは最高のチームの一つなんだけど、
局所、局所で、ちょっとだけブルズが上回って
最後は勝つ、そんな感じのシリーズだったかな。


因みに、第6戦で優勝を決めるシュートは
ジョーダンではなくスティーブ・カー。
なかなか劇的なシーンでした。

93年ファイナルのパクソンの一発を思い出す
幕切れでしたねえ。

※カーもパクソンと同じ、白人のシューターだし



ということで、王朝の揺るぎなき強さが
発揮された平成9年のバスケットボール、

MVPは、うーーーーん、


能代工業高校かな。


田臥くん一人ではなく、「能代工業」。

彼らはチームとして、
この年のバスケ界の主役だったと思います。


このブログを読んでくれているみんなの中でも
「高校バスケの強豪といえば能代」
「能代といえばあの田臥2年の時の5人」
って人、多いのでは??

そんな彼らは、MVPで文句ナシでしょう。



次回は平成10年、1998年です。

偉大な王朝が華々しいラストを飾ります。
日本でも世界でも。


またみんなで思い出しましょうねえ。

ではでは。





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平成9年(1997年)のバスケットボール/王朝、揺るぎナシ! へのコメント一覧

  1. 1.
    • けん
    • 2019年08月12日 16:10
    『能代工業』に大賛成です。現代バスケだと田臥だけではそこまでのアドバンテージは取れないと思う。この時の能代工業のプレスや速攻は正にチームの組織力があってこそだし、この世代の史上最高の能代というベースがあっての田臥が活きた結果だと思います。
  2. 2.
    • ひろき
    • 2019年08月12日 20:13
    そうなんです!
    能代は翌年も三冠達成しますが、
    やはり1997年のメンバーが一番圧倒的でした。

    でも不思議なのが、この代の能代で
    大学、社会人と活躍したのは田臥だけ・・・
    (菊地は専大でインカレ優勝したけど、そこまで。)

    Kさんのスラダン続きでも山王は高校までって
    描写があったと記憶していますが、この代の
    メンバーもまさに“高校が全盛期”だったんですよね。
  3. 3.
    • ぽんまる
    • 2019年08月13日 18:33
    この頃のバスケットの試合、ぜーーーんぶ見たいなあ。能代の凄さなんかをしっかり理解するには、この頃の自分だと若すぎて幼すぎて。
    VHSしか残ってないかな?
  4. 4.
    • はちびー
    • 2019年08月14日 11:35
    田臥と畑山踊ってたなー。
  5. 5.
    • セージ
    • 2019年08月16日 19:22
    • 5
    能代工業文句なし!
    98年はサッカーワールドカップ日本代表初出場もありますよねぇ!




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