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  • 2019年08月30日12:07

平成10年(1998年)のバスケットボール/ラストダンス

こんにちは、編集者・Kです。

まだまだ暑い日が続きますが(雨も多いけど)、
皆さんお元気でしょうか。

わしはこの暑さに「アツい」記事で
立ち向かいますよ(なんのこっちゃ)。


ということで、
平成のバスケ界を振り返るこのコラム、
いよいよ10回目を迎えました。

前年の記事では
「王朝揺るぎナシ」というタイトルを
つけましたが、この平成10年(1998年)は
その王朝がフィナーレを飾る年となります。


この年のバスケ界のホットワードから
これを「ラストダンス」と呼びましょう。


ということで、
ひとつめのラストダンス。

この時期、完全に一世を風靡していた
といっていい、能代工業から。


中心人物、田臥勇太君の学年は、
前人未到の大記録を打ち立てます。


―― 高校9冠達成


なんとまあ、とんでもない記録です。

高校バスケ界の3大タイトル、
インターハイ、国体、ウィンターカップ、
これを3年連続で制してしまうのです。

3冠×3年=「9冠」ですね!


田臥君が能代工業に入ったのが平成8年。

主軸となる菊地君と若月くんとの
史上最強の1年生トリオの躍進が
この年からスタートします。

そこから彼らは、卒業までの全ての
全国大会を優勝してしまうのです。

※因みに全ての「公式戦」という
観点でも、大人が混ざる天皇杯を除けば
敗れたのは田臥1年時の東北大会の1回のみ


ウィンターカップ決勝、
彼らの最後の相手は市立船橋高でした。

この試合、テレ朝で放送されたので
皆さんもご覧になったのでは?
(前回も同じこと言ったけど)

また、ちょうどこのウィンターカップの
優勝が能代の全国制覇通算50回目ってのも
出来過ぎたストーリーだよなあ。

ホント、圧倒的でしたね。
この3年間の能代は。


田臥君たちはこの年に卒業となるので、
9冠能代は、ここでフィナーレとなります。

彼らは間違いなく日本のバスケ人気向上に
大きく貢献してくれました。
わしが礼を言っても何のアレもないですが、
ありがとう!凄いチームだったよ!!


そして、
女子でも一つのフィナーレがありました。

能代と並ぶ高校の雄・名古屋短大付属高校が、
翌年から桜花学園と名を変えることに。

校名変更ですので、時代が終わるような
話では全然ないのですが「名短」の名が
トーナメント表から消えるということで、
わし的には少々「しみじみ」な面も。

これまた「ラストダンス」かもしれません。

因みに、名短の名で臨んだ最後の
ウィンターカップは、彼女たちが
制しています。見事なラストダンスです。



続いて大学界。

インカレは、日体大が盤石の3連覇です。

ここはラストダンス的なのはないですが、
この年も彼らは強かったですねえ。

田臥くん入学から能代が最強時代を
スタートさせたのと同じように、
この日体大も、この年の3年生が入学した
1996年から躍進が始まるのですが、
この学年がちょうどわしの学年なんです。

当コラムで何度もお伝えしてきました、
大野君や永山君の代ですね。

いまは何人もBリーグの監督になってますが、
彼ら(「わしら」って言っちゃうか!?)も
また特別な世代です。


そして
トップリーグも王朝が続いています。

いすゞ自動車、3連覇です。
「ミスター・バスケットボール」こと
佐古賢一が率いるこの最強軍団は
やはりこの年もリーグを制しました。

ベスト5は
高橋マイケル (いすゞ自動車)
佐古賢一 (いすゞ自動車)
ルシアス・デービス (いすゞ自動車)
フレデリック・ルイス (東芝)
折茂武彦 (トヨタ自動車)
でした。

佐古さんと折茂さんは、
もはやこのベスト5の「常連」ですね。


女子は、やはりシャンソン。
90-91年シーズンから、実に8連覇!

ベスト5は、2強から5人が選ばれています。

永田睦子 (シャンソン)
村上睦子 (シャンソン)
加藤貴子 (シャンソン)
萩原美樹子 (Jエナジー)
濱口典子 (Jエナジー)


日本のエース・萩原さんが、
このシーズンの後、WNBAのチームに
ドラフト指名されて渡米しますので、
これも「ラストダンス」だったかも。

※萩原さんはその後帰国し、1999年の
皇后杯に出場しますが


ということで、幾つかのフィナーレが
あった日本のバスケ界ですが、
世界的に大きな話題となったのは
これでしょう。

「マイケル・ジョーダン、2度目の引退」
「ブルズ王朝、終了」


シーズン前から、言われていました。
この年は「ラストダンス」であると。


名将フィル・ジャクソンが
このシーズンの後、ブルズを去る可能性が
高いという情報が発信され、

ジョーダンと並ぶエースプレイヤーの
スコッティ・ピッペンが、監督同様に
シーズン後に移籍するであろう情報も出て、

マイケル・ジョーダンが
「ジャクソンとピッペンが去るならば
自分も去る」という主旨の発言をし、


世界中のファンが、
この史上最強チームを見られるのは、
今期が最後であると、考えていました。

そして、フィル・ジャクソン自らが
この97-98シーズンを「ラストダンス」と
命名したのです。


このラストダンスの年は
多くのファンの胸に刻まれています。

スーパースター、ジョーダンが、
漫画や映画の世界でしか描かれないような
ラストショットを決めて、ブルズが優勝。

これ以上望むべくもない
素晴らしいフィナーレとなったのです。


ジョーダンはこの後もう一度復帰しますが、
そこはある種「余生」のようなイメージで
ファンに見守られた感じもあるので、
この1998年ファイナルの最後を、
一旦の区切りとするファンは多いです。


やっぱりジョーダンって、神ですよね。

彼は、91、92、93、96、97、98年と
6度のNBAファイナルに進み、
そのすべてで優勝を果たし、
すべてでファイナルMVPを受賞したので。

こんな選手いませんよ。

ファイナルで負けたことが1度もなく、
ファイナルでMVPを逃したことも1度もない。
必ず最後には勝った男、他にはいません。

ジャバーもマジックもバードも
シャックもコービーもレブロンもカリーも
ファイナルで敗れた経験があります。
MVPを逃した経験もあります。

ジョーダンはありません。


彼こそは、
やはり「ゴッド」であり、
史上最高のプレイヤーだったんでしょうね。

もちろん、これから彼以上の選手が現れる
可能性は十分ありますので、
「あの頃はよかった」的に語る気はないですが。


ってなると、

やっぱり平成10年のMVPは
マイケル・ジョーダンかなあ。

能代工業も捨てがたいんだけど。


以上、「ラストダンス」がキーワードの
平成10年のバスケでした。


翌年から
田臥やジョーダンのような分かりやすい
スターが不在の時代が始まります。

群雄割拠に突入です。


ではでは。



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平成10年(1998年)のバスケットボール/ラストダンス へのコメント一覧

  1. 1.
    • 名無しさん
    • 2019年08月30日 17:33
    マイケル・ジョーダンのラストダンス。

    そしてラストショット!

    1998。

    本当にあつかったですね!
  2. 2.
    • 名無神
    • 2019年08月31日 22:18
    今回もアツい記事でした!
    これでジョーダンは本当に最後の引退なんでしたっけ…?
    バスケの一時代が幕を下ろした年だったんですね…
    それはそうとラストダンスでEveさんの曲が浮かんだの僕だけですか?(ここで言うことじゃない)
  3. 3.
    • 名無し
    • 2019年09月01日 11:00
    初めてコメントさせていただきます。いつも楽しく拝読させていただいています。

    どうしてもコメントしたく…笑
    「ラストダンス」というワードでどうしても外せないのが98-99シーズンで休部したNKKシーホークスがやはり私の中では一番思い出深いです。
    最後のゲーム勝てばプレーオフに望みがかかる代々木第二体育館での試合観に行きましたが、あんなにアツい代々木はかつて今の今まで観たことがありません。
    天皇杯でもまさかの決勝進出、最後の最後までみんなに愛されたチームだなと思っています。
  4. 4.
    • はちびー
    • 2019年09月03日 23:03
    9冠は改めてすごい!あんなチームもう出ないかも。いや出て欲しい!ドキがムネムネしたい!甲子園でいうと3年連続春夏連覇。ゾッとするわ!全員ドラフト指名だわ笑




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