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  • 2019年11月18日11:46

平成12年(2000年)のバスケットボール/NBAが新時代に突入

おおお、2000年まで来た!!

ミレニアムだ、ミレニアム!!
(なんか懐かしい言葉だな:笑)


はい、
平成のバスケ界プレイバック企画も
今回で12回目(平成12年)、
西暦2000年に突入しました!!

前年は、王朝と新時代の入り混じる
混沌の1年となりましたが、この年の
トピックは何になるでしょうか??


ええっとですねえ、スミマセン、
完全な個人的趣味で、最大の話題は
もう決めてるんです。

海の向こうのハナシになるのですが、
この年はNBAのほうに夢中になっていた
年になっておりまして(わしが)。


98年ファイナルの後にジョーダンが引退し、
絶対王者がいなくなったNBAは、
翌年ロックアウトにより50試合という
短期シーズンとなってしまいます
(前回の記事参照)。

そして迎えたこの年(99-2000シーズン)、

正規のゲーム数である82試合で動き
もう「*(アスタリスク)」なんてないぞ、
っていう、再始動のこの年、

ウエスタン・カンファレンスに
歴史に残る強力なチームが誕生します。


そのチームの名は、LA.レイカーズ、

中心選手はふたりのスター、
シャキール・オニールと
コービー・ブライアントです。


そう、この年の主役は
このLA.レイカーズです!!!


が、


が、です。


世界的、世間的には、上記の通り
最強コンビのレイカーズが紛れもなく
この年の主役だったと思うんですが、

が、
わしは違う。

圧倒的な個人的意見で(笑)。


レジ―でしょ、レジ―、
レジー・ミラー。

レジ―・ミラー率いる
インディアナ・ペイサーズが
ついにファイナルにたどり着いたのが
最大の話題でしょーが!!!


っと、8割ほどの「コラコラ」という声と
2割ほどの「完全同意!」という声が
聞こえてきますね(笑)。

いや、わしの世代だとレジー大好きな人って
結構多いと思うからさ。


でもね、個人の好み云々だけじゃなくてさ、
実際このレジー・ミラーのファイナルって
結構NBAの歴史の分かれ目だと思うんですよ。

レジ―は「旧世代の最後のひとり」なんです。


ジョーダンが最後に制する98年までは、
なんだかんだで「初代ドリームチーム世代」の
選手たちが優勝を争う軸にいたんですよね。


91〜93年は、ジョーダンが、
マジック、ドレクスラー、バークレーと
頂点を賭けて戦い、3連覇を達成。

その後、アキーム・オラジュワンが
94年にライバルのユーイングを倒し、
95年にシャックたち新世代を蹴散らします。

96〜98年は再びジョーダン王朝に。
まずは、下の世代のケンプとペイトンを倒し、
その後、同世代のマローン&ストックトンに
連勝して、再びスリーピート。

99年は新世代のダンカンが現れますが、
横にはやはり初代ドリームチームの
メンバーであるロビンソンがいたり。


ていう、この流れの最後が2000年、
20世紀最後のファイナルだと思うんですよ。

新時代の選手であるシャック&コビーと
相まみえるのは、初代ドリームチーム世代の
最後のひとり、レジー・ミラー。


実はこれ以降、この世代の選手が
「主軸として」ファイナルに出ることは
もうないんです(おお、時代は変わるものだ)。

21世紀以降は
前述のシャック&コービーを筆頭に
アイバーソン、キッド、ダンカン、
ビラップス、ビッグ・ベン etc.
このあたりの選手がファイナルの主役と
なっていきます。新時代突入なんですよ。


そう、新時代突入ということは、
つまりレジー・ミラーは敗れるわけですな。

インディアナとLA. のファイナルは
まさに激闘でしたが(特に第4戦マジヤベー)、
最後に勝利の雄たけびを上げたのは、
新世代組のレイカーズでした。


最後のひとりレジーがファイナルで敗れ
20世紀が終わり、リーグを牽引するのは
シャックたちの世代に移ります。


おお、レジー、最後までよく頑張ったよ。
カッコよかったぜ、レジ―!!!!


NBAはここから新しい時代に突入したと、
わしはそう思っております。
うーん、なかなか大事な年だったんだなあ。


さてさて、
国内も確認しましょうか。


まずはトップリーグ。

おおっと、こっちも新時代突入か…!!?
優勝は、絶対王者のいすゞではなく、
東芝(現・川崎ブレイブサンダース)ですよ。


MVPは、北卓也(東芝)

ベスト5は、
北卓也 (東芝)
スティーブ・バード (東芝)
フレデリック・ルイス (東芝)
佐古賢一 (いすゞ自動車)
古田悟 (三菱電機)



一方、女子はこの年に
「Wリーグ」が開幕となります。
これまた新時代のニオイがしますねえ
(優勝は絶対王者のシャンソンだけど)。

MVPは、3年連続の永田睦子(シャンソン)

ベスト5は、
三木聖美 (シャンソン)
大山妙子 (Jエナジー)
永田睦子 (シャンソン)
加藤貴子 (シャンソン)
濱口典子 (Jエナジー)


高校は、わりと順当かしら?

総体
男子:能代工業
女子:桜花学園

国体
男子:宮城県
女子:富山県

選抜
男子:仙台
女子:桜花学園


しかし、桜花学園は強すぎるね。

男子のほうはわりと新陳代謝が
起きてるようにも思うけど、
この桜花はいまもまだ強いわけだからね。

高校スポーツ全般を見渡しても
ここまでの王朝って、
なかなかないんじゃないかな。


そして大学バスケ界、
こちらは新時代のニオイがあります。

日体大が前年まで4連覇の絶対王者でしたが
この年のインカレを制すのは青山学院大学。

※まあ、翌年また日体大が優勝するけど


こうやって確認すると、
新時代突入の雰囲気は結構ありますね。

前年はまだ王朝も強かったのですが、
ここらへんから、国内・国外とも
ガラッと勢力図が変わっていきますから。


そんな20世紀最後の年、
平成12年のバスケでありますが、


MVPは、、、


レジー・ミラー!!!!

って言いたいけど、


うーん、やっぱりシャックだろうなあ。
NBA新時代の幕開けの旗手だもんなあ。

はい、涙を呑んで(笑)、シャックで。


ということで、
以上、平成12年の振り返りでした。


次は平成13年、21世紀スタートです。

またお会いしましょう。


ではでは。





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平成12年(2000年)のバスケットボール/NBAが新時代に突入 へのコメント一覧

  1. 1.
    • ミラータイム
    • 2019年11月18日 12:22
    レジーミラーは最高のシューター!
    ドラマ性ではカリーやアレンより上!
  2. 2.
    • みやしん
    • 2019年11月18日 12:31
    ミラー大好きです!
    ミラータイムに何度も痺れました!

    家にはミラーのレプリカジャージがあります(笑)
  3. 3.
    • ひろき
    • 2019年11月18日 16:18
    この年の男子インターハイは能代だったんですね。

    どうしても冬に優勝した仙台のイメージ強過ぎて・・・忘れちゃってました(失礼!)。
  4. 4.
    • 13番
    • 2019年11月19日 08:32
    ミラーがジョーダンを振り切るのに手を使って(押して)フリーになって
    3P決める映像を当時みて

    部活で真似して監督からファール取られて怒られた思い出がありますw
  5. 5.
    • 黒と黄色のリストバンド
    • 2019年11月23日 00:22
    ファイナル第一戦でミラーが不調でどうなるかと思ったのを今でも鮮明に覚えてます。
    ミラー、ローズ、マークジャクソン、スミッツ、HCがバード…この頃のペイサーズ好きだったな〜!




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