編集者･Kでっす。
本日は「あとがき」企画を
更新させていただきまっす。
冬の選抜、「日本一の激戦区」と呼ばれた
神奈川県予選を突破した海南大附属高校が
全国に挑みます。
試合をしっかり書いたのは、
準決勝・決勝の2試合です。
今回は準決勝を振り返ってみましょう。
↓7話しかないのでサクッと見返せます！
ここからしばらくのあいだ、
なんとなく主役チームが海南にチェンジ
したような感じになったんでしたね。
書いてて新鮮な感じだったのを覚えています。
ていうか、原作ではライバル側だったチームを
メインに置いて妄想しても成立するあたり
｢スラムダンク」という作品のキャラクターが
いかに素敵だったのか、よく分かりますよね。
さてさて、この選抜ですが、
当コラムでも何度も言ってきた通り、
やっぱりストーリー物はメリハリが大事なので
大きく取り上げる高校はギュッと絞らせて
もらいました。
・山王工業
・愛和学院
・大栄学園
・海南大附属
この4チームです。
当時のルールでは選抜に出られるのは
東京2校+各道府県1校の計48校ですので、
愛知と大阪は1校しか出られません。
名朋工業と豊玉は予選で切らせてもらいました
(わお、かわいそうに）。
なぜそうしたのか。
まずは大阪。
豊玉は、原作と当ブログの国体編で
わりと出番が多かったので、ここは敢えて
未知の強豪である大栄学園のことを
アレコレ考えたかったという感じかな。
そして、愛知。
普通に考えれば、夏の王者に設定した
名朋が出てくるほうが自然なのですが、
これはもう、ハッキリ言えば「温存」です。
先の国体決勝で、森重寛の脅威については
結構書いたので、彼を大きく取り上げるのは
来シーズンにしようかな、っていう。
ということで、上記4校を
｢ビッグ4」として書かせてもらいました。
彼らが交わる準決勝までは、サクッとね。
そんななか、主役的な存在となった海南は、
順調に勝ち進み、愛和学院と激突します。
この試合のテーマは、
｢海南大附属高校というチームが
決勝戦に進出して山王に挑むに値する
存在であることを表現すること」
でした。
決勝は山王×海南と決めていました。
まあ、他に考えられないですよね。
大栄や愛和も妄想のし甲斐はありますが、
やっぱりキャラ不足だったので。
一方、海南は原作の夏の総体準優勝ですので、
決勝進出の資格は十分なのですが、
もう少し牧と神以外を目立たせておかないと
山王に対して肉薄するイメージを持ちにくい
気がしたんです。
原作で魚住を相手に長所を示した高砂はまだしも
清田は目立つわりには意外と活躍シーンが少なく、
武藤においては、一部ネット上ではネタキャラ的
扱いも受けていたので、「いやいや、凄いのよ」
というところを描写しておこうと。
清田は身体能力をさらにクローズアップ、
武藤は地味なトコロの活躍を表現、
そんな感じですかね。
なので、この試合では、
清田の恐るべき潜在能力がベールを脱ぎ、
最後の場面では武藤のプレイが決め手に。
すると、コメント欄大盛り上がり（笑）。
⇒143話「ノーマークの男」
※いいタイトルだなあ、コレ
この武藤といい、あるいは角田といい、
普段目立たない脇役キャラが活躍すると
コメント欄が一気に活性化するのが、
Kの部屋の特徴だったりします！（笑）。
ということで、
ここで海南の強さを表現させてもらい、
山王に挑む準備は整えられました。
次は決勝であります。
原作でほとんど具体的なプレイや
分かりやすい見せ場の無かったキャラを
｢こういう感じでしょ」って書いていくのは
妄想の醍醐味かもしれないなあ。
そういう意味じゃ、面白い試合なんだよなあ。
脇役たちの活躍、再度ご覧くださいな。
ではでは。
↓
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jungle123
｢スラムダンクの続きを〜〜」あとがき／選抜編／海南×愛和学院 へのコメント一覧
井上先生のキャラの作り込みとKさんの文章力が凄かったんですね☺️
清田だけでなく、武藤にもクローズアップするのは、能代との決勝を濃いものにするためだったんですね。
これからも、勝ってに考えてみて下さい！
山王工業ですね。
143話「ノーマークの男」に飛ぼうとすると135話に飛びます！
おっと、失礼！
修正しました！