3回戦・第5試合
4thクォーター開始
東京P 66
明利大 51
道谷《いよいよ最後の10分です!!》
井月《まだ勝負は分かりませんよ》
道谷《東京は森尾、明利は花形を投入です》
井月《最後は真っ向勝負でしょうかね!!》
彩子 「どっちも頑張れーー!!!」
晴子 「お兄ちゃん、桜木君…頑張って!!」
須形 「先輩、みんなファイトっす!!」
天崎 「ラスト10分!!」
木暮 「さあ行こうぜ、みんな!!!」
明利ボールから始まった4thクォーター。
ボールは、観衆が望むこのマッチアップへ。
「来たあああーーー、赤木!!!!」
「桜木との勝負だ!!!!」
ローポストで赤木×桜木のシチュエーション。
道谷《試合を通してやり合うふたりです!》
井月《何度でも見たいですねえ!!》
ビッ!!
赤木、桜木を背負いながら、ハイポストの
花形へボールを送る。
瞬間、スピンする形で桜木と体を入れ替える。
ビッ!!
そこに、花形から完璧なパスが入る。
桜木 「……!!?」
「おおおおおーーーーーーー!!!!!!」
バス!!!!
4thクォーター 20秒
東京P 66
明利大 53
「おおおおーーーー!! 来たあああーー!!」
「ここで赤木と花形のハイ&ロー!!!!」
道谷《明利、第4クォーター先制!!!》
井月《ツインタワーがやりました!!!》
明利大ベンチ、総立ち。
「うおおおおーーーー!!! 赤木さん!!!」
「花形さん、ナイスプレイ!!!」
しかし、桜木も黙ってはいない。
続く東京Pの攻撃。
明利大のディフェンスはマンツーマン。
まさしく真っ向勝負の恰好。
弥生 「明利はスピードよりも1対1を取った」
町田 「今はさほどサイズは変わりませんよ」
ビッ!!
コーナーの桜木からハイポストの杉山へ。
次の瞬間、桜木は一気にリングに走る。
赤木 「……!!」
赤木は一発で裏を取られた。
そして、杉山から桜木にボールが入る。
「桜木!!!!!!」
「こっちもコンピプレイ!!!」
ダン!!
桜木が跳ぶ。
ヘルプに入った荒石がブロックに跳ぶが、
桜木、ここで異常な滞空時間を披露。
荒石のブロックをすり抜け、
リバースレイアップ。
バス!!!!
4thクォーター 40秒
東京P 68
明利大 53
「うわああああーーーー!! 出たああーー!!」
「なんだ、あのデタラメなジャンプは…!!!」
「ずっと浮いてやがった!!!!」
道谷《東京、すぐさま返します!!!》
井月《赤木君の次は桜木君ですね!!》
町田 「凄い! これは見応えある勝負だ!」
弥生 「ふたりの意地がぶつかり合ってるわ!」
続く明利大の攻撃、
チッ!!!!
桜木の手が、赤木のシュートに触れる。
桜木 「触った!!!!」
杉山 「オッケーイ!!!」
ガッシイイ!!!
杉山、このリバウンドをもぎ取る。
そして、そのままドリブル開始。
「杉山が行った!!!!!」
「なにィィいいいーーー!!!!???」
道谷《コート中央、杉山が上がる!!!》
井月《これは珍しい形!!!》
ビッ!!
杉山、サイドにボールを捌く。
棟川が受け取る。
「へい!!」
ボールを出した杉山、
手を挙げ、リングに向かって走る。
「ああああーーー、パス&ラン…!!」
「リターンパスで決まりか!!」
棟川 「よーーっし、ナイスラン!!」
杉山へのパス、
…の手を止める。
「……!!!!???」
宮城が跳んできていた。
佐戸 「おっと、見えてる!!」
左京 「さすが!!」
ブン!
カットに跳んだ宮城の手が空を切る。
(なんで分かるんだよ、クソ…!!!)
棟川 (お前の守備は要注意だからな)
ビッ!!
棟川、体勢を整えてパス。
このボールが杉山へ。
そこに、
「やらせるかあああーーーー!!!」
荒石が現れる。
杉山 (相変わらず凄い脚力だ)
ビッ!!
受け取ったボールを背後に差し出す。
ノールックで、後方へ。
荒石 「……!!!!???」
(クソ…!! 全部読んでんのかよ…!)
そこには、
「天才、参上!!!!!!」
桜木が駆け込んでいた。
「桜木!!!!!!」
「また来たああああーーー!!!!!」
ボールを受け取る桜木。
そこに赤木が現れる。
桜木 「………!!!?」
赤木 「させん!!!!」
赤木、桜木と並走する形に。
竹村 「赤木!!!!」
木暮 「よくぞ戻っていた!!!!」
またもや、桜木×赤木のシチュエーション。
ここで、
キュキュッ!!!!!
桜木、急ストップ。
赤木 「……!!!?」
赤木、このストップに対応できない。
止まれず、2・3歩進む。
桜木と赤木の間に、距離が発生。
流川 「……!!!!」
(あのスピードから、急ストップ…!)
桜木 「合宿シューーーーーーッ!!!!!」
ビッ!!!
東京Pベンチ、立ち上がる。
「よーーーーっし!!!!!!」
ガン!!!!
桜木 「んがっ…!!!!!」
流川 「………。」
東京Pベンチ、よろめく。
「……!!!!」
宮城 「入らねーのかよ!!!」
(いや、助かったけどよ)
リングに弾かれたボールが真上に浮く。
そこに、杉山。
木暮 「ああ……!!!」
宮城 「………!!!!!」
ドガアアアアーーーーーー!!!!!!!!
ワンハンドのリバウンドダンク。
4thクォーター 1分10秒
東京P 70
明利大 53
「来たああああーーーーー!!!!!!」
「杉山、ダーーーーンク!!!!!!」
東京Pベンチから声が飛ぶ。
「桜木、ナイスパーーーッス!!!!」
「あのパスは読めない!!!!」
桜木 「う、うるさい…!!!」
宇野、苦笑い。
「ふぅ…、何をやらせても目立つ」
小場 「でも…」
与野 「ああ、やはりバケモノだ」
(最後は締まらなかったが、あのスピード、
そしてあのストップ、おれたち凡人には
一生辿り着けないアクションだな…)
カマラ 「やっぱりすごいね、サクラギ」
流川 「フン、シュート決めろ」
カマラ、ニコリ。
「厳しいな、ルカワは。でも、アカギもあれには
さすがに反応できない。サクラギにつくには
100%の全力疾走が必要だ。そこから止まるのは
不可能だった。サクラギの作戦勝ちだよ」
流川 「……。」
(そこまで考えていたとは思わねーが)
パンパンパン!!!
桜木、手を叩く。
「よーーーっし、ディフェンス!!!!」
佐戸 「この第4クォーターも面白いな」
仙道 「はい」
佐戸 「さあ、お前はどう見る、赤木対桜木」
仙道、腕組み
「うーん……」
福田・清田・一ノ瀬、
仙道に注目。
仙道 「現時点では……」
福田・清田・一ノ瀬 「………。」
仙道 「桜木が少し上かな」
続く
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1049) へのコメント一覧
赤木より桜木が少し上と言った仙道の言葉。赤木が勝ってるところは、なんだろうか。やはり経験かな。桜木も好きだけど努力をして来た期間は何倍も長い赤木にも勝ってるところがあって嬉しいです!
kさんの凡ミス帳消しですね😃
いつもありがとうございます
仙道コメでも、とうとう桜木が赤木より上とは…
やばい!!
でも仙道に桜木の方が上と言われるとは本当に成長速度がえげつないですね(^-^;
でもチームも個人的にも勝ってほしいですね(*´∀`)
暇なんかな?(笑)
ラッキーだけど
オスギの活躍嬉しいです😊
花道もナイスパス👍笑
同じポジションだと河田(兄)と互角かな。
桜木対仙道の試合も見たい!
桜木対河田の試合も見たい!
桜木対森重の試合も見たい!
というのが仙道らしい。
やはり桜木は新幹線ですね
一つランクが上の会話をする仙道が言うんだからこの試合は決まりそうですね。
2つも更新してもらっておいてさらに通常通りの更新とは嬉しい限り、kさんありがとうございます!!
そしてありがとうございます!
おぉ〜とうとう花道がゴリを超えた!!
めっちゃ感動しました
それでもまだゴリの執念を見せて欲しい!!
仙道がついに言ってしまいましたねー。
それだけ花道の成長が凄いということですね!!
レイアップもまだ庶民シュートなんですかね?(^^)
続きは早く読めてうれしいですが、Kさんのペースで書いていただけたらと思います。 今後も楽しみにしています。
これからもっと差が開く
まだ桜木vs赤木あつくなりそう!
(桜木、お前が新幹線なら明利にはジェット機がいる事を忘れるなよ!
残り10分、みんなが期待している「あの時間」はまだなのか?・・・・・・・・・木暮さん)
コートに入ろうとするが・・・・・・・・
監督「まだ お前の時間じゃない。もう少し待て。必ずお前の時間が来るから・・・・・・」
木暮「監督、まだかよ!あんだけ♥️マークもらってるのに・・・・」
しぶしぶベンチに戻る木暮・・・・・・・
仙道の、現時点では、
というフレーズ、
色々読み取れるところが、
非常にK様らしいニクい演出ですね。
個人的には
何かしらの布石を赤木が花道に
打っていて、
最終的には互角的な結果を
望んでしまいます。
ノイバウアーを苦しめた男ですしね、
桜木と赤木、バガボンドの武蔵と伝七郎みたいですね。
多分1秒たりとも出場機会は、無いと思いますよ。
高校時代は確実に河田>赤木でしたが、大学編で今やそれほど差はないと思いますよ!
全く同じかと言われれば疑問はありますが、その時の調子次第では河田を越える瞬間はあると思ってます!
それくらい今の赤木は凄いし伸び代もまだある。
にも関わらず、本日も更新
有難いことです
仙道の『ちょっと上』発言
もう能力的には、圧倒的に桜木の方が上ではあるものの、前回の佐戸さんとのやり取りの中で、
『ミスは随分減りましたよ』
というのがあったので、赤木と桜木の犯すミス(つまり、マイナスの要素)の数の違いで、相殺される面があるということではないだろうか?
となると、同じペイサーズの杉山と比べたら、桜木もまだまだということになるのだろう(何てったって、杉山は日本フル代表の正センター)
桜木がアメリカに渡って流川とやり合う(もしくは、同じチームメイトとして戦う)というシチュエーションは、まだしばらく、お預けかもしれないな
Kさんいつもありがとうございます😊
明利は花形が入り久しぶりに赤木&花形のハイローでツインタワーで決めました^_^
対し花道とオスギのコンビで取り返す東京!
赤木を一発で抜き、異様な対空時間で荒石のブロックをかいくぐり決める花道!
最後に花道からのアシストをダンクで決める杉山!
この東京のゴールデンコンビも最高っす!
流川の『シュート決めろ』もどあほうなら決めて当然のようにみえて興奮します🤗
仙道さんの『現時点では桜木が少し上かな』めちゃめちゃ気になります!
両チームとも頑張れ👍
来年ペイサーズに入り花道とコンビを組むのが誰がワクワクします♪(炎の男三井寿が加入してほしいところ)
ゴリより花道のが上か〜。わかっちゃいたけど嬉しいような寂しいような、、、
あのシュートはパスだったのか?
杉さんへの!……
桜木からは赤木は正攻法では得点できない感じでしたから
既に桜木の方が二人より上なんでしょうね
オイラは、赤木を、赤木剛憲を応援したい。
どんな時だって、頑張ってきたんだろう。
慢心などすることもなく。
決して諦めず。決して逃げず。
名も無い雑草の希望なんだよ、赤木剛憲は。
現時点ではがすごい気になります。
赤木が巻き返す未来も仙道(Kさん)の中にはあるってことですよね。
桜木も天才ですが赤木も安西先生が認めたすごい選手になる男なんですよ。
そんな非凡な男がこのまま終わるはずがない。
意地を見せろそして今の桜木を超えろ赤木
やっぱ2人とも明利かな?
大学ではマネージャーはやらなかったのかな?
赤木はバスケ歴12年で湘北キャプテン+湘北バスケ部初のインターハイ出場
桜木はバスケ歴3年で湘北キャプテン+インターハイ優勝だったら、それは桜木の方が能力は高くなるだろうね。
しかも同級生には赤木はブランクのある三井に対して、桜木は1年の時から全日本ジュニアの流川を差し置いてキャプテンになってるんだからね。
ゲームで止められないか?と言ったら、別の話ですね。
(でも1on1したくなる。相変わらずだな。)
byセンドー
残り5分から木暮嵐のスリーポイントが始まる
追いつけるかどーかはかなり微妙ではあるが木暮のシュートレンジはコートの全てブザービーターでギリギリ何とかなるかな
攻守ともに桜木の方が少し上
そしてポテンシャルそのものはだいぶ上
だけど赤木も成長を止めないだろう
赤木は届かない物に手を伸ばし続けて疲れて這いつくばるタイプじゃない
赤木はカレイだ
読み手の力が優れた人だなぁ
知らなかった…失礼しました。
ありがとう!自陣ゴール下のロングシュートの嵐。追いつき追い越してみせる。
ここで桜木を倒して、来年はオレもアメリカだ!
待ってろよ・・・・・カマ・・・いや、流川
そうです。気づいてくれてありがとう!
アッコにおまかせの相方やから、赦したるわ!笑
ないだろうね
小学校からやってて、高1でドリブル下手だったし
桜木に抜かれたらもう追い付けない
桜木の方が環境もいいし、才能もあり、年齢も若い
「合宿シュー」って言うつもり?
現時点という点を考えるに、同じポジションで、しかとPFではというのがあるのではとおもいます。
始めて5年の桜木と10年以上の赤木、現時点でたとえ強いのとあたって対応してくるようになったとしても、赤木の地力では桜木には勝てないと思う。(というこそういう描き方が妥当)
チームプレイという点では、ムードメーカーであったり、エース的であっても、ゲームコントローラーとしては難しい(というか桜木の考え方に追いつけない)その点ペイサーズはみんなベテラン(年上)なのもあって桜木を上手に使ってる。居心地もいいだろう。なので滅茶苦茶強い。
赤木が今後勝てるとしたら、センターか監督かな。