2013年12月10日

新型インフルエンザ対策

11:00〜         「12月定例県議会 一般質問 初日」
場所:本会議場
県議 一般質問


◆今日は一般質問初日です。私は今回、「新型インフルエンザ対策における自衛隊福岡病院との連携について」を質問しました。私の大きな一つのテーマである感染症対策が4年半かけて大きく動き出したように思えます。これまで県保健衛生当局との勉強会や防衛議員連盟として自衛隊病院との意見交換など事あるごとに言ってきたことが、一つの「かたち」として動き出しました。

 質問の要旨の内容です。 
 人の感染症の多くが動物と共通する感染症であり、近年、発生が増加している新感染症の60〜75パーセントが、共通感染症と言われており、この共通感染症には、鳥インフルエンザ、重症呼吸器症候群(SARS)、狂犬病等がある。
 人と動物の関わりがかつてないほど多様化、複雑化している今日、共通感染症の発生予防及びまん延防止には、医療と獣医療の分野の関係者が連携、協力して取り組むことが重要であること。

 このような中、本年11月20日には、日本医師会と日本獣医師会が連携して共通感染症に関する学術協力を推進するために協定の締結がなされた。今後、共通感染症対策について、一層の推進が図られることが期待される。12日には、県レベルにおいて、医師会と獣医師会との間において協定が締結される。

 今年の春、中国で初めて鳥インフルエンザA(H7N9)に感染した患者が確認され、これまでに百名を超える感染患者が発生しており、今月始めには、香港でも初めて感染患者が確認されたと報道されており、鳥インフルエンザから新型インフルエンザに移行することが危惧されている。

 万一、我が国で新型インフルエンザが発生した場合は、他の感染症と異なり、国民の大部分が免疫を持っていないことから、全国的かつ急速にまん延し、国民の生命・健康に重大な影響をあたえる恐れがある。
 新型インフルエンザが、本県でまん延し、既存の医療機関では対応できないほど患者数が増加した場合には、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、医療の提供体制を確保することになり、県は、臨時の医療施設を開設することができるとされている。

 新型インフルエンザについては、平成21年4月にメキシコで発生し、世界的に流行した新型インフルエンザが記憶に新しいところであるが、当時、自衛隊福岡病院では、速やかに診療体制を整え、感染が疑われる患者の診療を行っている。
 先週7日土曜日には、新型インフルエンザの発生を想定した訓練が自衛隊福岡病院において実施されており、これらの経験と訓練を通じて、新型インフルエンザ発生時における医療の提供に、必要なノウハウを有していると考えられることから知事に問うたものです。

〇本年2月議会の予算特別委員会における私の質問で、県は、自衛隊福岡病院に新型インエンザ対策で、どのようなノウハウがあるのか実態を聞き、それを県の対策にどのように役立てることができるのか、協議をしていきたいと答弁していたが、今回、自衛隊福岡病院においては、どのようなノウハウがあることがわかったのか。
〇訓練の概要と訓練には、県をはじめとしてどのような関係機関が参加したのか。
〇県が把握した自衛隊福岡病院のノウハウを、今後、県の新型インフルエンザ対策にどう活用するのか。
を尋ねました。
 そして、 再度、アジアに開かれた福岡県は九州の玄関口として、海外からの大型クルーズ船が博多埠頭に入港し、福岡空港には海外との間で多くの飛行機が発着しており、海外から多く入国してしてきている。万一、本県に新型インフルエンザが最初に侵入し、患者が発生する可能性が高いことから、水際の対応が、迅速かつ的確に実施されることは、国内への感染拡大防止にとって重要である。
 水際での対応は、検疫所において行われるが、今後、新型インフルエンザ対策を進めるにあたって、今回の訓練の経験を踏まえ、国、自衛隊病院、県との連携をさらに進めるよう、要望し質問を終わりました。
ヘリ移送患者受け入れ訓練1

ヘリ移送患者受け入れ訓練2

体育館臨時の医療施設処置室


 一般質問の内容は県議会ホームページの「12月定例会一般質問」で今週後半には録画中継でご覧できます。





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