ばけものだって愛がある

2015年06月

本当に一番良いものは高尚でありながらわかりやすく、シンプルなもの

大和言葉の本を読んでいます。

つまり、ひらがなの世界。

とても面白いので少し紹介します。



誰かを好きになり、思い慕うことを『恋う 恋する』といいます。

似た言葉に『おもふ』があります。

現代でも恋してることを、想ってると言いますから、やはり近しいでしょう。

しかし『おもふ』のおもは、『重い』のおもと同じで、心に重いものを感じるものが想うです。何となく、晴れやかでない気持ちをいいます。


これに対して『こひ』は、『恋ひ』と『乞ひ』があります。

つまり、

『食べ物をちょうだい』と言うのが『乞ひ』

『魂をちょうだい』と言うのが『恋ひ』

だそうです。


面白いね。おやすみなさい

性同一性障害と言う言葉があまり好きではありません。

英語にすれば良い的なトランスジェンダーとかLGBTとかもあんまりしっくり来ません。

言葉は難しい。硬い漢字、柔らかいカタカナ


今、性転換手術は性適合手術と言うようです。

久々にしっくり来たなと思いました


柿の葉寿司と赤福を食べました

明後日急遽ライブだ

アナフィラキシーショックって病気があります。

その場合、緊急の処理をすれば大多数の人が助かるんですが亡くなる方も結構いらっしゃいます。

アレルギーを持っている方はエピペンを携帯している方が多くいます。

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これがエピペン


太ももにブッ刺すと治ります


よろしくお願いいたします

久保田早紀 夢がたり

このレコードは最も完璧なアルバムではないかと思っています。
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名曲 異邦人を含む11曲はひたすら感動で。


久保田早紀さんの最大の魅力は品であり、
古い少女アニメのような夢想的な歌詞をクールに歌う感じはなんと育ちの良さそうに感じる。


こんなに名盤をデビューで出したのだから、生きづらいだろうなぁとは思う


出来ることならレコードで、低音がしっかり聞ける環境で聞いてみてください

本当に純粋に気持ちいい。



あと、どう考えても編曲が素晴らしいのだろうと思う。

荻田光雄さんという方なんだけど、このアルバムの圧倒的な説得力はおそらくこの人の力。

今調べたら、ものすごい有名な人みたい

この人の演出した異国感と、

80年代のプロのスタジオミュージシャン独特のshogunのような演奏と、

久保田早紀さんの力。

まぁ名盤です。



名盤を共有したい
そんな気持ちは音楽を好きな人なら誰でもあると思っています

ぼくは家で音楽を聞くことが好きなので
沢山聞きました。
みんなそうでしょう?


第一枚目は、
あがた森魚さんのバンドネオンの豹
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この人は、

このアルバムを作った時点で本来

日本のロックの超絶偉人なのですが、

センスが変わってるからバラつきがすごくて、人気がそこまでない。

このバンドネオンの豹は、いわゆるロックオペラみたいなニュアンスのアルバム。
バンドネオンの豹というキャラクターの物語で悲劇のスーパーヒーローって感じ。
ジギースターダストみたいな感じよりもセンチメンタル。


ニュアンスって書いたのは実はアルバムにそこまで統一感がないから。どちらかというと映画のサウンドトラックのような感じ。
一応、作品的には二部作でどちらも良いのですがこっちの方が衝撃、衝動的。


とにかく、一曲目からぶっ飛んでる。


どうスゴいかと言いますとクラシックの曲をカバーしているのだけど、やり方がとんでもない。

ド派手なハードロックギターと、テクノな打ち込み、バンドネオン、その他豪華な弦楽器、無茶苦茶な歌いかたと歌詞で演奏するのだ。

これにビビらない人間がいたらそれこそキチガイだと思うくらいの衝撃。


アルバムは全体的にかなり豪華かつ丁寧で、音も世界観もかなり力が入っている。

結構、聞きやすいポップなメロディあるいはシンプルな曲も多く挟まれていて それが凝った曲とバランスも良く一枚聞くのに飽きることは、まずない。

後半にも矢野顕子さんとのデュエット曲や、組曲、こんなに贅沢な気分になれるCDはない。


最も素晴らしい曲としては、

誰が悲しみのバンドネオン

だと思う。このアルバムの最も美しい曲で
希望と渇望って感じ。
言葉のひとつひとつ丁寧に歌う声は、不幸の中をキザに生きる詩人のような

もうこれ以上ないってくらい素晴らしい曲

ぜひ。聞いてみてください

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