坪数

運のことを十分に意識して、
家相の良い住居を建築しようと計画する場合、
敷地にはある程度の広さが求められることになります。


広大な敷地は不要です。
けれど、運のためには、ある程度のゆとりが必要です。


狭い敷地のデメリット

都会の隙間に時々見られるような、
経済性・利便性・デザインを売りにした狭小住宅は、
残念ながら、家相的に凶となるのがほとんどです。


水周りや火周りの間取りに制約が生じ、
限られた中で配置していくしかないからです。


また、狭すぎる家は継続的な暮らしの中で、
どこかしらに現実的な不都合が出てしまい、
理想の住環境とは言いにくいです。


(それを補って余りあるメリットがあれば問題なし)


さらに、敷地が狭いと、必然的に、土地の境界線ギリギリまで用いて、
建築基準法の範囲内で、敷地いっぱいに家を建てることになるでしょう。


そうすると、


★庭が設けられない
★窓が作れない
★隣家との距離感
★防犯上の不具合
★防災上の不具合


などなど、様々な問題がワンセットで付いてきます。


狭い土地の狭い家ほど欠けがある

家相学上の最も大きなリスクは『欠けが生まれる』ということです。


欠けとは、住居の凹みのことです。


基本的に建物とは90度の角が4つある四角形を吉とします。


(特に長方形を理想の形状とします)


その四角形から離れるほどに、住居の特殊性は増し、
何角形か分からないほどに入り組んだ家は凶とします。


この、住居の基本形を崩す代表的な構造が、欠けです。


敷地いっぱいに建てられた住居の8割は、玄関が凹んでいます。


建物を削り、そこにアプローチを作ることで、
そこに玄関としての機能を成立させようとすわけです。


それは、決して運の良いことではないと考えます。


良家相に必要な敷地の広さ

予算や立地条件、地相などのことを考慮しなければ、
建築敷地は、60坪(以上)あればお庭や駐車場などの外構も含め、
十分に贅沢な家庭ができます。


60坪からが贅沢です。
70坪になれば、それはもう大豪邸です(家相学上は)。


40坪だと、外構に制限が生まれたり(お庭や駐車場が減る)、
それを補うために家相が乱れたりする恐れが出てきます。


そして。


30坪以下の敷地の場合、家相を取り入れようとすると、
かなりの努力と工夫が必要になってきます。


一点の曇りもない理想の間取りはあきらめ、
対処を前提とした家造りに切り替える方が、
施主さんも、設計士さんも、施工業者さんも、
みんながハッピーになれると思います。


そう考えると。


限られた予算内で、一般的な日本の核家族が、
良家相住宅を手に入れようと思ったら、
50坪の敷地を探すのが、妥当なラインかな、
という落とし所が見えてきます。


妥協は40坪、妥当は50坪

50坪の敷地があれば、運の良い家は建ちます。


融資の算段が付いたり、支援の幸運があるのならば、
それを60坪や70坪に増やして行けばOK。


そして、最低限のラインは40坪程度に設定しておくのが無難。


『○○くらいの予算で、40坪以上の敷地』


というのを条件にすれば、運の問題はクリアです。


あとは通勤上のアクセスや子供を育てる成長環境など、
現実的な暮らしやすさを追加して不動産を探せば、
良い目安になるのではないかと思います。


それでは☆


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