さて、電源の入らなくなった故ダイナコネクティブ製地デジチューナー「DY-STB200」です。

とりあえず「開けちゃ駄目よ」封印をさくっとはがして、筐体上蓋を止めているネジをはずし、上蓋を外しました。
目的の電源ユニットは、向かって右側に配置してありました。

感想としては「安作りだなぁ」と。
まず、電源ユニットなのですが、「ごく普通」のスイッチング電源です。

なんで「ごく普通」と強調したかというと・・・本当はごく普通の電源使わない方が良いのです・・・っていうか、こんな設計してるから製品の寿命が短いんじゃないかと。
ああ、ごく普通・・・っていうより、汎用スイッチング電源と言った方が正しいかな?
模範的な設計の製品だと、電源ユニットからは最低でも2系統の電源が出ており、1系統は稼働用の電源もう1系統は起動用の低出力の電源で、リモコンなどで電源を切ると稼働用の電源は切ってしまい、起動用の電源だけ供給して待機電力の低減などをします。
が、この機種開けてびっくり玉手箱、本当に普通の1系統出力の安定化電源の基板が取って付けたように入っています。
メイン基板からの制御線はなし・・・つまり、チューナーが電源につながっている間は、常時電源を供給しつづけています。
リモコンで電源を切っても、あくまでもメイン基板が停止しているだけで、電源回路は通常運転・・・そりゃ、寿命も短くなりますねぇ。
まぁ、状況から見ても間違いなく電源ユニットの故障で、おそらく電解コンデンサの劣化で正常に電力が供給できなくなっていると当たりをつけたので、電解コンデンサをそっくり交換することにしました。
細かく調べれば多分1-2個交換すれば直るんだろうけど、同じメーカーだしどうせかなり劣化してるのは間違いがないので、さくっと全部交換。
該当のコンデンサは4個。
400v22μF 1個
50v22μF 1個
16v470μF 2個
です。
とりあえず、どれも105℃耐温度のものでしたが、手に入らなかったので85℃耐温度の物を使用しました。
同じ症状が出たらまた交換ということで・・・まぁ、訳のわからないチャイナクオリティの105℃耐温度のものよりも、品質のしっかりした国産の85℃耐温度のものに期待します。
また、400v22μFは手に入らなかったので、450vのもので代用しました。

元付いていた物は「SAMYOUNG」製の電解コンデンサ、あからさまに怪しいです。
で、交換した物は日ケミです。
普通に半田でコンデンサを外して、極性に気をつけてから交換、組み立てたら直りました。

とりあえず、外したコンデンサの外観を見てみたのですが漏れた形跡はナシ・・・ドライアップしてしまったんでしょうか?
とりあえず、コンデンサ代540円ほどで直ったので良しとしましょう。
実は他にもDY-STB200がもう一台(デッドストック品で今月使用開始)とDY-STB250が2台あります。
もしやDY-STB250も同じなのでしょうか・・・今度開けてみましょう。
最後にお約束。
この記事を見られて、修理をしようと思われた方参考にされた方へ。
内部には高温・高電圧の部分が存在しており、感電・火災の可能性もあります。
当方は一切の責任を負いませんので、すべてご自身の責任においてお願い致します。

とりあえず「開けちゃ駄目よ」封印をさくっとはがして、筐体上蓋を止めているネジをはずし、上蓋を外しました。
目的の電源ユニットは、向かって右側に配置してありました。

感想としては「安作りだなぁ」と。
まず、電源ユニットなのですが、「ごく普通」のスイッチング電源です。

なんで「ごく普通」と強調したかというと・・・本当はごく普通の電源使わない方が良いのです・・・っていうか、こんな設計してるから製品の寿命が短いんじゃないかと。
ああ、ごく普通・・・っていうより、汎用スイッチング電源と言った方が正しいかな?
模範的な設計の製品だと、電源ユニットからは最低でも2系統の電源が出ており、1系統は稼働用の電源もう1系統は起動用の低出力の電源で、リモコンなどで電源を切ると稼働用の電源は切ってしまい、起動用の電源だけ供給して待機電力の低減などをします。
が、この機種開けてびっくり玉手箱、本当に普通の1系統出力の安定化電源の基板が取って付けたように入っています。
メイン基板からの制御線はなし・・・つまり、チューナーが電源につながっている間は、常時電源を供給しつづけています。
リモコンで電源を切っても、あくまでもメイン基板が停止しているだけで、電源回路は通常運転・・・そりゃ、寿命も短くなりますねぇ。
まぁ、状況から見ても間違いなく電源ユニットの故障で、おそらく電解コンデンサの劣化で正常に電力が供給できなくなっていると当たりをつけたので、電解コンデンサをそっくり交換することにしました。
細かく調べれば多分1-2個交換すれば直るんだろうけど、同じメーカーだしどうせかなり劣化してるのは間違いがないので、さくっと全部交換。
該当のコンデンサは4個。
400v22μF 1個
50v22μF 1個
16v470μF 2個
です。
とりあえず、どれも105℃耐温度のものでしたが、手に入らなかったので85℃耐温度の物を使用しました。
同じ症状が出たらまた交換ということで・・・まぁ、訳のわからないチャイナクオリティの105℃耐温度のものよりも、品質のしっかりした国産の85℃耐温度のものに期待します。
また、400v22μFは手に入らなかったので、450vのもので代用しました。

元付いていた物は「SAMYOUNG」製の電解コンデンサ、あからさまに怪しいです。
で、交換した物は日ケミです。
普通に半田でコンデンサを外して、極性に気をつけてから交換、組み立てたら直りました。

とりあえず、外したコンデンサの外観を見てみたのですが漏れた形跡はナシ・・・ドライアップしてしまったんでしょうか?
とりあえず、コンデンサ代540円ほどで直ったので良しとしましょう。
実は他にもDY-STB200がもう一台(デッドストック品で今月使用開始)とDY-STB250が2台あります。
もしやDY-STB250も同じなのでしょうか・・・今度開けてみましょう。
最後にお約束。
この記事を見られて、修理をしようと思われた方参考にされた方へ。
内部には高温・高電圧の部分が存在しており、感電・火災の可能性もあります。
当方は一切の責任を負いませんので、すべてご自身の責任においてお願い致します。
