May 12, 2025
Study:大阪関西国際芸術祭 船場会場のこと
Study:大阪関西国際芸術祭は、開幕から早1ヶ月。今日は休館日で、記録の3DVR撮影が行われていた。
この芸術祭では、万博パブリックアートや天保山のリアル彫刻が盛り上がってるけど、実は船場会場の展覧会が素敵なんだよ！とここの会場担当としては言いたい。
関西を中心としたアーティストの作品が各階それぞれのお部屋に展示されて、旧オフィスビルの建物全部が美術館になってるのです。
見どころ満載で、映像作品もあって、本当に満喫しようと思ったら2時間くらいかけても充分楽しめる。大阪の片隅に、こっそりこんな展覧会が催されているのだよ。秘密のスポットみたいな、ワクワク感がある。（いや「秘密」にしたくないんだけど。）
「はじめに」に掲げられた岸本キュレーターの文章を読んで、各階の作品をみると、そこに込められたものがとても感慨深い。岸本さんと各アーティストが、万博が開催されてる今このとき、大阪のこの場所で、こういう展示をされていることにドキドキする。
この会場の雰囲気は、私がこれまで関わってきた小劇場演劇にも近いものを覚える。船場会場を担当させてもらってることはご縁だと思う。この会場で本当良かった。
私の友人知人にもぜひ見てほしい！と思える展覧会になっていることは、素直に嬉しい。
どうぞご来場くださいませ。
https://osaka-kansai.art/pages/exh-re-human
※船場会場の会期は、8月24日（日）までなので・・ご注意ください。（芸術祭全体は10月までありますが。） 今のうちに来てくださいませ！
このような長い会期のイベントも私にはレアなことで、その伴走も初体験だ。こんなに推しておきながら、私自身はあまり会場にべったりいることはできてないのだけど。留守にしてても自分の現場だという意識はずっとあるので、これを半年やるのは未知数。現場を回してくれる頼もしいスタッフのみんなと、都度都度 助けてくださる岸本さんと、そして芸術祭事務局の皆さんと、この会期を乗り切っていきたい。
junkosans30 at 21:34│Comments(0)│2025_Study: 大阪関西国際芸術祭
