IMG_2958昨日、リーディング公演の前に、私は、立命館大学国際平和ミュージアムへ、伊藤孝司写真展「樺太棄民 -日本に翻弄された朝鮮人と先住民族」を見に行った。
これもすごく理解深まった。

樺太(サハリン)に渡った朝鮮の人やそもそもそこにいた先住民族の人たちが、日本の統治下で、そして戦後、どのように生きたか。風景や人々の写真と、彼らの証言とともに見た。
『チェーホフも鳥の名前』『フレップの花、咲く頃に』を読んできて、馴染んだ地名がいくつも並ぶ。

最近、こうして色々なものを見たり読んだりしている中で、私はこれまで上演を観ていた中で『チェーホフも鳥の名前』の物語のこと、何も理解できてなかったなあ・・と改めて感じている。
ここ数年で知ったことが増えたので、今年の再演では味わう衝撃が全然変わってくるだろうなあと思う。

この写真展は、8月1日までやってるので、『チェーホフも鳥の名前』にご来場の皆様、観る前でも観た後でもぜひ行ってみてほしいです。
https://rwp-museum.jp/special/260703/


ふと。岡崎芸術座の作品も久しぶりに観たい気持ちになってきた。
『+51 アビアシオン, サンボルハ』(2015年3月に京都公演の制作を担当させてもらった)は、これも私に刺激を与えた印象深い作品の一つだったなあと思う。


立命館大学国際平和ミュージアムに行ったのも、初めてだった(こんなに近いのに)。常設展も少し覗いたが、思いがけず、すごい展示だった。19世紀から現代に至る世界・アジア・日本の歴史がまとめられてて、今私が考えたいど真ん中な内容だった。
「平和ミュージアム」という名前は知っていたけど、こんなすごい問いがこんなに近くの施設で見れるなんて。うわー、知らなかったー。こんなのがあると思っていなかったので、完全に時間が足りず。今度改めて訪れようと思う。

歴史の出来事の中にスペイン内戦の記述もあり、サルトル『壁』に韓国で触れたことの意味合いも改めて感じたりした。