迎春 平成30年第1回定例会のご案内

2018年01月27日

「学校給食費未収金事務委託」について

 BW


 
 伊藤純子です。厳しい寒さが到達し、身も心も縮こまる今日この頃、当ブログをご覧のみなさまにおかれましては、お元気でお過ごしのことと拝察いたします。早速ですが、表題のとおり「給食費未収金事務委託」について、ご案内いたします。

 以前、別枠ブログ『市議会通信』にも記載いたしましたが、昨年11月、伊勢崎市教育部より通告がありましたので、こちらのブログにも書き留めておきたいと思います。

 伊勢崎市には、資力があるにも関わらず、給食費を滞納している人や、居所が不明となっている人が存在しており、未収金回収の対応に苦慮しているのが実情です。そこで市は、昨年11月より、未収金回収の専門的な知識や、高い交渉力を有する弁護士法人に、学校給食費の未収金に関する事務委託を行い、効率的かつ効果的な回収をはかり、収納率向上に努めているところであります。

 履行期間は平成29年11月2日〜平成30年3月31日まで。東京の弁護士法人に委託し、債権は147件 約3,800万円とのことであります。


 ところで・・・

 平成13年、香川県の滝宮小学校で校長を務めておられた竹下和男氏が、子供の「生きる力」を育てようと、子供が自分で食べる「弁当」の献立て作りから、買い出し、調理、弁当箱詰め、そして片付けを、すべて一人で行う「食育」の取り組みを始めました。それは「弁当の日」と名付けられ、その教えは、全国に広がりを見せているようです。去る8日、前橋市で行われた竹下氏ご本人の講演会に出席。渇いた心に真水が染み入るような、そんな感覚に浸ることができました。
 
 「弁当の日」を実施したことで、弁当を作れない子、学校に持参してこられない子が欠席するなど、想定内のハプニングが起きた、とのこと。「’可哀想な子’の家庭の事情を知ることができたら、単なる可哀想なことをさせてしまった、と嘆いていたのでは改善がみられない。失敗から学んでほしい」と、竹下氏は、家庭のみならず、教職員に対しても叱咤激励を飛ばしています。

 正月行事が重なり、竹下氏の講演を一部始終、拝聴することは叶いませんでしたが、講演を聞いた親たちはみな、男女問わず、台所に立ち始めたと聞きます。料理をしなかった親も、「子供がこんなに喜ぶなんて」と、料理の楽しさを明るく語ったのだとか。「弁当の日」には、子供の生きる力を養うと同時に、家族のために食事を作る楽しさを子供たちに理解させたい、そんなメッセージが込められているように思われます。

 講演の際、会場で、竹下氏の著書をはじめ、食育に関する書籍がたくさん並んでいました。目を皿にして見ると、欧米模倣の栄養給食に疑問を持つ、幕内秀夫著『変な給食』(ブックマン社 1,333円+消費税)を発見。釘付けになりました。これまで議会において、学校給食の「完全米飯化」を訴え続けている私でありますが、まさに「水を得た魚」のような心境でありました。

 伊勢崎市においても、「食育」や「地産地消」をテーマにした講演会や勉強会が企画、実施されていますが、幕内氏の著書を読んで、学校給食の問題こそ、歴とした「食育の場」であり、「地産地消を理解させるための最適な場所」であるということに、ハタと気付かされました。

 幕内氏の著書のなかに、「これが食事か?」「国籍不明」あるいは「食べ合わせがメチャクチャ」など、見るだけで愕然としてしまう『ひどい献立ベスト6』が紹介されています。内容については、本を購入して確認していただきたいのですが、『ひどい献立ベスト6』に選ばれた自治体に限らず、この本に写真付きで紹介された「珍・給食」を提供した自治体名を知るだけで、その自治体の思想観、国家観が歪んでいることにも気付かされます。
ある自治体で提供された給食画像のひとつに、まるで「居酒屋」もしくは「ビヤガーデン」を彷彿させるような献立や、他国の食文化を侵害している、と思わせる献立が、オールカラーで晒されていることに、一地方議員として、衝撃を隠せませんでした。もちろん、幕内氏の著書には、完全米飯給食を実践する「良い給食事例」も紹介されており、上記に挙げられた「変な給食」と比較すれば、その良し悪しが一目瞭然で分かります。

 確かに、こんな給食で金を払え、と言われても、困惑する家庭もあろうだろう、と頷いてしまう自分もいます。
栄養学的な要素に囚われ、カルシウムだけのメニューを献立にあげることもナンセンス。パンに味噌汁など、もっての外。ラーメンの提供は、もはや、手抜きとしか思えません。教育改革を唱えるのも大切ですが、学校給食における食事のバランスや献立に注意を配ることも、教育の一環ではないでしょうか。

 当ブログをご覧のみなさま、一般論として、今の学校給食について、どのような感想をお持ちでしょうか?幕内氏が記すとおり、「何を食べたらよいかを教える絶好の機会が給食」−その考えに異論はございません。また、幕内氏が指摘しているとおり、食物アレルギーの原因食物は、卵、牛乳、小麦の順に多く、つまり、現代人はそれら欧米食を摂取する回数が多く、むしろ、摂りすぎであることを再認識させられます。アレルギーの現状ひとつ取り上げても、その改善方法として、おのずと、ご飯を中心とした伝統的な和食中心の献立に戻すべきではないか、そんな結論に至るワケであります。

 
 久々の長〜いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。今度とも、ブログ『伊藤純子の活動日記』に対する変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます。



junks1 at 16:23│Comments(0)議会だより | 独り言

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